JPH04156861A - 防火用感温通路遮断装置 - Google Patents
防火用感温通路遮断装置Info
- Publication number
- JPH04156861A JPH04156861A JP27945990A JP27945990A JPH04156861A JP H04156861 A JPH04156861 A JP H04156861A JP 27945990 A JP27945990 A JP 27945990A JP 27945990 A JP27945990 A JP 27945990A JP H04156861 A JPH04156861 A JP H04156861A
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- JP
- Japan
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- shutter
- actuator
- stopper
- temperature
- spring
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims abstract description 10
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- KHYBPSFKEHXSLX-UHFFFAOYSA-N iminotitanium Chemical compound [Ti]=N KHYBPSFKEHXSLX-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 229910001000 nickel titanium Inorganic materials 0.000 abstract description 3
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Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、形状記憶合金の形状回復力を利用した感温作
動素子を備えた防火用感温通路遮断装置に関するもので
ある。
動素子を備えた防火用感温通路遮断装置に関するもので
ある。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕形状記憶
合金は熱弾性型マルテンサイト変態を生じ、これに起因
する形状記憶効果が知られている。このような合金とし
ては多くの種類が発見されているが、このうちNi−T
i合金及びNi、T4の一部をFe、Co、Cu、Cr
等で置換したNj−Ti系合金、Cu−Zn−Al合金
が実用化されている。この中でも動作特性、耐久性、耐
食性等が優れているNi−Ti合金及びNi−Ti系合
金の応用が最も進んでいる。
合金は熱弾性型マルテンサイト変態を生じ、これに起因
する形状記憶効果が知られている。このような合金とし
ては多くの種類が発見されているが、このうちNi−T
i合金及びNi、T4の一部をFe、Co、Cu、Cr
等で置換したNj−Ti系合金、Cu−Zn−Al合金
が実用化されている。この中でも動作特性、耐久性、耐
食性等が優れているNi−Ti合金及びNi−Ti系合
金の応用が最も進んでいる。
この応用として種々の感温作動装置が開発され、例えば
第3図に示す感温作動装置が用いられている。この装置
は固定子(1)と固定子(1)にガイドされて往復動可
能な作動子(2)間に形状記憶合金ばね(3)と、バイ
アスばね(4)を並設したもので、形状記憶合金の変態
温度(マルテンサイド逆変態温度)以下の時、バイアス
ばね(4)の力で形状記憶合金ばね(3)を記憶形状以
外の形に変形させることにより、例えば上記作動子(2
)を後退させ、変態温度以上になると、形状記憶合金ば
ね(3)が記憶形状に回復する力でバイアスばね(4)
を押しながら上記作動子(2)を前進させるものである
。
第3図に示す感温作動装置が用いられている。この装置
は固定子(1)と固定子(1)にガイドされて往復動可
能な作動子(2)間に形状記憶合金ばね(3)と、バイ
アスばね(4)を並設したもので、形状記憶合金の変態
温度(マルテンサイド逆変態温度)以下の時、バイアス
ばね(4)の力で形状記憶合金ばね(3)を記憶形状以
外の形に変形させることにより、例えば上記作動子(2
)を後退させ、変態温度以上になると、形状記憶合金ば
ね(3)が記憶形状に回復する力でバイアスばね(4)
を押しながら上記作動子(2)を前進させるものである
。
しかしながらこのような構造では形状記憶合金ばねとバ
イアスばねの力の差により作動子を駆動するため、大型
通路用のシャッタを閉めるような大きな力は得られない
。例えば第4図に示す坑道遮断装置の概念図のように、
坑道(5)の断面積は約15rdもあり、火災(6)の
発生時に、この坑道(5)を閉める様にシャッタ(7)
を作動させるのに、第3図に示すような構造の感温作動
装fl(8)を用いると、形状記憶合金ばね(3)が大
きなものとなり、高価な形状記憶合金の使用量を増大し
、コスト高となるばかりか、ばねの線径か太くなり、異
常温度に対する応答性を悪くする。
イアスばねの力の差により作動子を駆動するため、大型
通路用のシャッタを閉めるような大きな力は得られない
。例えば第4図に示す坑道遮断装置の概念図のように、
坑道(5)の断面積は約15rdもあり、火災(6)の
発生時に、この坑道(5)を閉める様にシャッタ(7)
を作動させるのに、第3図に示すような構造の感温作動
装fl(8)を用いると、形状記憶合金ばね(3)が大
きなものとなり、高価な形状記憶合金の使用量を増大し
、コスト高となるばかりか、ばねの線径か太くなり、異
常温度に対する応答性を悪くする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、これに鑑み種々検討の結果、火災時などの異
常温度上昇時に、形状記憶合金に用いた感温作動素子に
より異常を探知し、大型通路における通路遮断用シャッ
タを閉める防火用感温通路遮断装置を開発したものであ
る。
常温度上昇時に、形状記憶合金に用いた感温作動素子に
より異常を探知し、大型通路における通路遮断用シャッ
タを閉める防火用感温通路遮断装置を開発したものであ
る。
即ち本発明は、固定子と、固定子にガイドされて往復動
可能なシャッタを外すための作動子と、作動子と固定子
間に配置した作動子駆動用のバイアスばねと、作動子が
上記バイアスばねを押し縮めてシャッタを支持する位置
にあるとき、基部が固定子に取付けられて作動子を固定
するストッパと、形状記憶合金部材からなるコイルばね
の形状で密着状態を記憶し、変態温度以下の常温時に伸
ばされて、上記ストッパを固定する状態を維持し、異常
温度上昇時に変態温度以上になると記憶形状を回復する
力で、上記ストッパの固定を外してシャッタを外す感温
作動素子からなることを特徴とするものである。
可能なシャッタを外すための作動子と、作動子と固定子
間に配置した作動子駆動用のバイアスばねと、作動子が
上記バイアスばねを押し縮めてシャッタを支持する位置
にあるとき、基部が固定子に取付けられて作動子を固定
するストッパと、形状記憶合金部材からなるコイルばね
の形状で密着状態を記憶し、変態温度以下の常温時に伸
ばされて、上記ストッパを固定する状態を維持し、異常
温度上昇時に変態温度以上になると記憶形状を回復する
力で、上記ストッパの固定を外してシャッタを外す感温
作動素子からなることを特徴とするものである。
本発明は上記の如く、形状記憶合金ばねは作動子自体を
動かすのではなく、単にストッパの固定を外せばよいた
め、小型のばねを使用することができる。その結果異常
温度上昇に対する応答速度を速く、低価格の装置とする
ことができる。
動かすのではなく、単にストッパの固定を外せばよいた
め、小型のばねを使用することができる。その結果異常
温度上昇に対する応答速度を速く、低価格の装置とする
ことができる。
このような本発明装置は、坑道を始めビル内の通路9階
段、ダクト等に応用が可能であり、作動子の移動はバイ
アスばねとストッパを外すための形状記憶合金ばねで構
成されており、−切電見回路を使用していないため、耐
熱性に優れている。またN j −T i又はNi−T
i系形状記憶合金ばねは耐食性が優れているため、悪い
環境においても使用可能である。
段、ダクト等に応用が可能であり、作動子の移動はバイ
アスばねとストッパを外すための形状記憶合金ばねで構
成されており、−切電見回路を使用していないため、耐
熱性に優れている。またN j −T i又はNi−T
i系形状記憶合金ばねは耐食性が優れているため、悪い
環境においても使用可能である。
以下本発明を図に示す一実施例について説明する。
第1図は本発明装置によりシャッタを開いた状態に保持
した場合を示す説明図であり、第2図は本発明装置によ
ってシャッタを外して閉じた場合の説明図である。
した場合を示す説明図であり、第2図は本発明装置によ
ってシャッタを外して閉じた場合の説明図である。
図において())は固定子を示し、該固定子(1)は坑
道等に固定される。固定子(1)には固定子(1)によ
りガイドされて往復動可能なシャッタ(7)を支持して
開いたり、シャッタ(7)を外して閉じたりするための
作動子(2)を設け、作動子(2)と固定子(1)間に
、作動子(2)を往復動される駆動用のバイアスばね(
4)を取付ける。
道等に固定される。固定子(1)には固定子(1)によ
りガイドされて往復動可能なシャッタ(7)を支持して
開いたり、シャッタ(7)を外して閉じたりするための
作動子(2)を設け、作動子(2)と固定子(1)間に
、作動子(2)を往復動される駆動用のバイアスばね(
4)を取付ける。
このようにして第1図に示すように作動子(2)がバイ
アスばね(4)を押し縮めてシャッタ(7)を支持して
開いた位置にあるとき、作動子(2)を固定する基部(
10)が固定子(1)に取付けられたストッパを設ける
。このストッパ(9)と固定子(1)に取付けた枠(1
1)との間に、N1−Ti系の形状記憶合金部材からな
るコイルばねの形状で密着状態を記憶し、変態温度以下
の常温時に伸ばされたコイルばね(3)を取付け、作動
子(2)がシャッタ(7)を支持して開いた状態にスト
ッパを固定したものである。
アスばね(4)を押し縮めてシャッタ(7)を支持して
開いた位置にあるとき、作動子(2)を固定する基部(
10)が固定子(1)に取付けられたストッパを設ける
。このストッパ(9)と固定子(1)に取付けた枠(1
1)との間に、N1−Ti系の形状記憶合金部材からな
るコイルばねの形状で密着状態を記憶し、変態温度以下
の常温時に伸ばされたコイルばね(3)を取付け、作動
子(2)がシャッタ(7)を支持して開いた状態にスト
ッパを固定したものである。
この装置は火災等による異常温度上昇によって坑道内が
変態温度以上になると、第2図に示すようにコイルばね
(3)は密着状態に形状回復し、その回復する力でスト
ッパ(9)の固定を外し、バイアスばね(4)の力によ
り、作動子(2)を移動させてシャッタを外して閉じる
。
変態温度以上になると、第2図に示すようにコイルばね
(3)は密着状態に形状回復し、その回復する力でスト
ッパ(9)の固定を外し、バイアスばね(4)の力によ
り、作動子(2)を移動させてシャッタを外して閉じる
。
このように本発明装置に用いる形状記憶合金ばねは、作
動子自体を動かさなくてよいため、小型のばねを使用す
ることができる。その結果異常温度上昇に対する応答速
度も速く低価格の装置とすることができる。
動子自体を動かさなくてよいため、小型のばねを使用す
ることができる。その結果異常温度上昇に対する応答速
度も速く低価格の装置とすることができる。
以上、坑道の遮断について説明したが、これに限るもの
ではなく、例えばビル内の通路1階段、ダクト等の遮断
にも有効である。
ではなく、例えばビル内の通路1階段、ダクト等の遮断
にも有効である。
このように本発明によれば、−切電気回路を使用するこ
となく異常温度昇温を素早く感知し、通路のシャッタを
閉め、火災等の拡大を防ぐことができる等、工業上顕著
な効果を奏するものである。
となく異常温度昇温を素早く感知し、通路のシャッタを
閉め、火災等の拡大を防ぐことができる等、工業上顕著
な効果を奏するものである。
第1図は本発明装置によりシャッタを開いた状態を示す
説明図、第2図は同シャッタを閉じた状態を示す説明図
、第3図は従来の形状記憶ばねとバイアスばねを用いた
感温作動装置の一例を示す動作原理図、第4図は従来の
感温作動装置による坑道遮断概念図。 (1)固定子、 (2)作動子、(3)形状
記憶合金ばね、(4)バイアスばね、(5)坑道、
(6)火災、(7)シャッタ、 (
8)感温作動装置、(9)ストッパ、 (10)
基部、(]1)枠
説明図、第2図は同シャッタを閉じた状態を示す説明図
、第3図は従来の形状記憶ばねとバイアスばねを用いた
感温作動装置の一例を示す動作原理図、第4図は従来の
感温作動装置による坑道遮断概念図。 (1)固定子、 (2)作動子、(3)形状
記憶合金ばね、(4)バイアスばね、(5)坑道、
(6)火災、(7)シャッタ、 (
8)感温作動装置、(9)ストッパ、 (10)
基部、(]1)枠
Claims (1)
- 固定子と、固定子にガイドされて往復動可能なシャッ
タを外すための作動子と、作動子と固定子間に配置され
た作動子駆動用のバイアスばねと、作動子が上記バイア
スばねを押し縮めてシャッタを支持する位置にあるとき
、基部が固定子に取付けられて作動子を固定するストッ
パと、形状記憶合金部材からなるコイルばねの形状で密
着状態を記憶し、変態温度以下の常温時に伸ばされて、
上記ストッパを固定する状態を維持し、異常温度上昇時
に変態温度以上になると記憶形状を回復する力で、上記
ストッパの固定を外してシャッタを外す感温作動素子か
らなる防火用感温通路遮断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27945990A JPH04156861A (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 防火用感温通路遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27945990A JPH04156861A (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 防火用感温通路遮断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04156861A true JPH04156861A (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=17611367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27945990A Pending JPH04156861A (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 防火用感温通路遮断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04156861A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100837172B1 (ko) * | 2007-06-13 | 2008-06-11 | 장종복 | 방화셔터용 안전장치 |
KR100837173B1 (ko) * | 2007-06-13 | 2008-06-11 | 장종복 | 방화셔터용 안전장치 |
JP2012180704A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Shimizu Corp | 自閉式引き戸 |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP27945990A patent/JPH04156861A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100837172B1 (ko) * | 2007-06-13 | 2008-06-11 | 장종복 | 방화셔터용 안전장치 |
KR100837173B1 (ko) * | 2007-06-13 | 2008-06-11 | 장종복 | 방화셔터용 안전장치 |
JP2012180704A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Shimizu Corp | 自閉式引き戸 |
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