JPH0415394Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415394Y2 JPH0415394Y2 JP1989027357U JP2735789U JPH0415394Y2 JP H0415394 Y2 JPH0415394 Y2 JP H0415394Y2 JP 1989027357 U JP1989027357 U JP 1989027357U JP 2735789 U JP2735789 U JP 2735789U JP H0415394 Y2 JPH0415394 Y2 JP H0415394Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- arm
- wheel core
- wheel
- tip
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、アームが中空となるホイールを鋳造
する際に使用するホイール用中子に関し、特に、
このホイール用中子を型内に位置決めする装置に
関するものである。
する際に使用するホイール用中子に関し、特に、
このホイール用中子を型内に位置決めする装置に
関するものである。
(従来の技術)
従来の技術として、第2図に示す構造のものが
あつた。
あつた。
第2図において、1は鋳砂により形成されたホ
イール中子であり、柱状のハブ中子2の外周部に
複数個のアーム中子3を放射状に突出形成してな
る。
イール中子であり、柱状のハブ中子2の外周部に
複数個のアーム中子3を放射状に突出形成してな
る。
上記ハブ中子2の軸心部には、柱状の幅木4を
上下方向に向けて突出形成し、各アーム3の長手
方向中間部の上下面(車軸方向の両側)に、円柱
状のケレン5,6を起立固定する。
上下方向に向けて突出形成し、各アーム3の長手
方向中間部の上下面(車軸方向の両側)に、円柱
状のケレン5,6を起立固定する。
上記ケレン5,6は、共に同形状からなり、後
述するキヤビテイア内に供給される溶金と同材質
のアルミニユーム合金材により形成する。
述するキヤビテイア内に供給される溶金と同材質
のアルミニユーム合金材により形成する。
上記ケレン5,6は、第3図に示すように、軸
方向の中間部5b,6bを直径5mm、長さ2mm
に、先端部5c,6c(他端部)を直径8mm、長
さ2mmまたは1.8mmに、基端部5a,6a(一端
部)を直径8mm、長さ5mmまたは1.2mmに形成し
てなり、各基端部5a,6aの略半部を前述した
アーム中子3の上面と下面に埋め込んで接着剤に
より固着する。
方向の中間部5b,6bを直径5mm、長さ2mm
に、先端部5c,6c(他端部)を直径8mm、長
さ2mmまたは1.8mmに、基端部5a,6a(一端
部)を直径8mm、長さ5mmまたは1.2mmに形成し
てなり、各基端部5a,6aの略半部を前述した
アーム中子3の上面と下面に埋め込んで接着剤に
より固着する。
7,8は上記ホイール中子1の上下面を包囲す
る上・下型であり、これら上・下型7,8の分割
面の外周部に上側のケレン5の先端部5cおよび
下側のケレン6の先端部6cが嵌合する凹部7
a,8aを形成する。
る上・下型であり、これら上・下型7,8の分割
面の外周部に上側のケレン5の先端部5cおよび
下側のケレン6の先端部6cが嵌合する凹部7
a,8aを形成する。
また、ホイール中子1の外周部を包囲する横型
9,9を設ける。
9,9を設ける。
そして、ホイール中子1を上・下型7,8内に
配置するとともに、下の幅木4を下型8の軸心部
に嵌合させ、アーム中子3の上下側に固定したケ
レン5,6の先端部5c,6cを、上・下型7,
8の凹部7a,8aに嵌合させて上下方向および
回転方向の位置決めをし、次いで横型9,9を接
近させ、これによりホイール中子1の外周部に所
定のキヤビテイアを形成する。
配置するとともに、下の幅木4を下型8の軸心部
に嵌合させ、アーム中子3の上下側に固定したケ
レン5,6の先端部5c,6cを、上・下型7,
8の凹部7a,8aに嵌合させて上下方向および
回転方向の位置決めをし、次いで横型9,9を接
近させ、これによりホイール中子1の外周部に所
定のキヤビテイアを形成する。
(考案が解決しようとする課題)
上記従来のものは、ホイール中子1のアーム中
子3に突出固定したケレン5,6の先端部5c,
6cが大径に形成されていたため、鋳造された際
に上記先端部5c,6cがアームの表面から大き
な面積で外部に露出することになる。
子3に突出固定したケレン5,6の先端部5c,
6cが大径に形成されていたため、鋳造された際
に上記先端部5c,6cがアームの表面から大き
な面積で外部に露出することになる。
このため、外観が低下するとともに、アームの
剛性が低下する欠点があつた。
剛性が低下する欠点があつた。
特に、上記先端部5c,6cがアーム中子の曲
面部に位置する際には、この先端部5c,6cが
上記曲面部から楔形状に不均一に突出し、上記欠
点が顕著になる。
面部に位置する際には、この先端部5c,6cが
上記曲面部から楔形状に不均一に突出し、上記欠
点が顕著になる。
本考案は上記欠点を解消した新規なホイール用
中子の位置決め装置を得ることを目的とする。
中子の位置決め装置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本考案は、上記目的を達成するために、以下の
如く構成したものである。
如く構成したものである。
即ち、柱状のハブ中子と、このハブ中子の外周
部から放射状に突出する複数個のアーム中子とを
一体に有するホイール中子を設け、アーム中子の
車軸方向の両側に金属資材からなる柱状のケレン
を起立させてその一端部を固定し、ホイール中子
の両側部を包囲する上型および下型のキヤビテイ
内面に、前記ケレンの他端部を当接させてなるホ
イール用中子の位置決め装置において、前記ケレ
ンは、軸方向の中間部を小径に頚らせるととも
に、他端部をアーム中子側の一端部に比し小径に
形成し、かつ該他端部は軸端が小径となるテーパ
軸状に形成する構成にしたものである。
部から放射状に突出する複数個のアーム中子とを
一体に有するホイール中子を設け、アーム中子の
車軸方向の両側に金属資材からなる柱状のケレン
を起立させてその一端部を固定し、ホイール中子
の両側部を包囲する上型および下型のキヤビテイ
内面に、前記ケレンの他端部を当接させてなるホ
イール用中子の位置決め装置において、前記ケレ
ンは、軸方向の中間部を小径に頚らせるととも
に、他端部をアーム中子側の一端部に比し小径に
形成し、かつ該他端部は軸端が小径となるテーパ
軸状に形成する構成にしたものである。
(作用)
本考案は上記構成にしたものであるから、ケレ
ンは、その一端部がアーム中子に対して広い面積
で支持固定され、またケレンの他端部は上型およ
び下型のキヤビテイ内面に小面積で当接し、鋳造
後にアームの表面から外部に露出する面積が小さ
くなる。
ンは、その一端部がアーム中子に対して広い面積
で支持固定され、またケレンの他端部は上型およ
び下型のキヤビテイ内面に小面積で当接し、鋳造
後にアームの表面から外部に露出する面積が小さ
くなる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を第1図に基いて説明す
る。
る。
なお、第1図において、第2図および第3図と
同符号を附した部位は、第2図および第3図と略
同構造であるため、この部位の説明は省略する。
同符号を附した部位は、第2図および第3図と略
同構造であるため、この部位の説明は省略する。
10はケレンであり、キヤビテイア内に供給さ
れる溶金と同材質のアルミニユーム合金材により
形成してなる。
れる溶金と同材質のアルミニユーム合金材により
形成してなる。
上記ケレン10は、軸方向の中間部10bを小
径に頚らせるとともに、先端部10c(他端部)
を基端部(一端部)10aに比し小径に形成し、
上記先端部10cは外端、つまり軸端が小径とな
るテーパ軸状に形成してなる。
径に頚らせるとともに、先端部10c(他端部)
を基端部(一端部)10aに比し小径に形成し、
上記先端部10cは外端、つまり軸端が小径とな
るテーパ軸状に形成してなる。
さらに詳述すると、上記基端部10aは直径8
mm、長さ1.2mmに形成し、中間部10bは直径2
mm、長さ2mmに形成し、先端部10cはその基部
が直径3mmその先端が2mmとなる円錐台にかつ長
さ1.8mmに形成してなる。
mm、長さ1.2mmに形成し、中間部10bは直径2
mm、長さ2mmに形成し、先端部10cはその基部
が直径3mmその先端が2mmとなる円錐台にかつ長
さ1.8mmに形成してなる。
上記ケレン10は、その基端部10aの略半部
をアーム中子3の車軸方向の外面に形成した嵌合
凹部3aに埋め込んで接着剤により固着する。
をアーム中子3の車軸方向の外面に形成した嵌合
凹部3aに埋め込んで接着剤により固着する。
また、上・下型7,8のキヤビテイア内面壁
に、上記ケレン10の先端部10cが嵌合可能の
凹部7a,8aを形成する。
に、上記ケレン10の先端部10cが嵌合可能の
凹部7a,8aを形成する。
上記実施例によれば、ケレン10は、アーム中
子3に支持固定される基端部10aが上・下型
7,8に当接する先端部10cよりも広面積とな
つているので、アーム中子3に安定して支持さ
れ、ホイール中子1のセツト時にアーム中子3か
ら脱落し難くなる。
子3に支持固定される基端部10aが上・下型
7,8に当接する先端部10cよりも広面積とな
つているので、アーム中子3に安定して支持さ
れ、ホイール中子1のセツト時にアーム中子3か
ら脱落し難くなる。
また、上・下型7,8との当接面積が小さいの
で、鋳造後にアームの表面から外部に露出する面
積が小さくなり、特に先端部10c,10cがア
ーム中子3の曲面部に位置しても、この曲面から
不均一に突出する部位の突出量が小さくなる。
で、鋳造後にアームの表面から外部に露出する面
積が小さくなり、特に先端部10c,10cがア
ーム中子3の曲面部に位置しても、この曲面から
不均一に突出する部位の突出量が小さくなる。
(考案の効果)
以上の説明から明らかな如く、本考案は、ホイ
ール中子を型内に正確に位置決めしながら、鋳造
後にケレンの先端部(他端部)のアームの表面か
らの露出量が小さくなつて外観が高くなるととも
に、アームの剛性が高くなり、しかも、上記ケレ
ンの先端部は外端が小径となるテーパ軸状にした
ので鋳造物との接触面積が増大して結合強度が高
くなるとともに、使用時の振動、衝撃等によつて
上記先端部が鋳造物から剥離および折損しても、
該先端部が外方に向かつて脱落しなくなる等の効
果を奏する。
ール中子を型内に正確に位置決めしながら、鋳造
後にケレンの先端部(他端部)のアームの表面か
らの露出量が小さくなつて外観が高くなるととも
に、アームの剛性が高くなり、しかも、上記ケレ
ンの先端部は外端が小径となるテーパ軸状にした
ので鋳造物との接触面積が増大して結合強度が高
くなるとともに、使用時の振動、衝撃等によつて
上記先端部が鋳造物から剥離および折損しても、
該先端部が外方に向かつて脱落しなくなる等の効
果を奏する。
第1図は本考案の実施例を示す要部拡大断面
図、第2図は従来例を示す断面図、第3図はその
要部拡大断面図である。 1……ホイール中子、2……ハブ中子、3……
アーム中子、3a……嵌合凹部、4……幅木、
7,8……上・下型、7a,8a……凹部、9…
…横型、10……ケレン、10a……基端部(一
端部)、10b……中間部、10c……先端部
(他端部)、ア……キヤビテイ。
図、第2図は従来例を示す断面図、第3図はその
要部拡大断面図である。 1……ホイール中子、2……ハブ中子、3……
アーム中子、3a……嵌合凹部、4……幅木、
7,8……上・下型、7a,8a……凹部、9…
…横型、10……ケレン、10a……基端部(一
端部)、10b……中間部、10c……先端部
(他端部)、ア……キヤビテイ。
Claims (1)
- 柱状のハブ中子と、このハブ中子の外周部から
放射状に突出する複数個のアーム中子とを一体に
有するホイール中子を設け、アーム中子の車軸方
向の両側に金属資材からなる柱状のケレンを起立
させてその一端部を固定し、ホイール中子の両側
部を包囲する上型および下型のキヤビテイ内面
に、前記ケレンの他端部を当接させてなるホイー
ル用中子の位置決め装置において、前記ケレン
は、軸方向の中間部を小径に頸らせるとともに、
他端部をアーム中子側の一端部に比し小径に形成
し、かつ該他端部は軸端が小径となるテーパ軸状
に形成したことを特徴とするホイール用中子の位
置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989027357U JPH0415394Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989027357U JPH0415394Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02118636U JPH02118636U (ja) | 1990-09-25 |
JPH0415394Y2 true JPH0415394Y2 (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=31249780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989027357U Expired JPH0415394Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415394Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192754A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-10 | Yamaha Motor Co Ltd | 鋳造車輪 |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP1989027357U patent/JPH0415394Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192754A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-10 | Yamaha Motor Co Ltd | 鋳造車輪 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02118636U (ja) | 1990-09-25 |
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