JPH0415201Y2 - - Google Patents

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JPH0415201Y2
JPH0415201Y2 JP1938486U JP1938486U JPH0415201Y2 JP H0415201 Y2 JPH0415201 Y2 JP H0415201Y2 JP 1938486 U JP1938486 U JP 1938486U JP 1938486 U JP1938486 U JP 1938486U JP H0415201 Y2 JPH0415201 Y2 JP H0415201Y2
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JP
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tube
folding
folding tube
endoscope
universal cord
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はユニバーサルコードや挿入部可撓管な
どの端部における折れを防止する折止めチユーブ
を有した内視鏡に関する。
〔従来技術〕
一般に、内視鏡ではその挿入部可撓管の操作部
側端部やユニバーサルコードの両端部には急激な
折れ曲りを防止するために折止めチユーブが被嵌
されている(たとえば実開昭59−41323号公報参
照)。そして、この折止めチユーブは内周径を等
しく外周をテーパ状に形成してその基端側へ行く
に従つて肉厚が増加する形状とすることにより先
端側を柔らかく基端側を硬くするという構造であ
つた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の折止めチユーブはその肉厚が基端側
へ行くに従つて増加する構造であるため、その肉
厚がある程度以上になると硬く曲りにくくなつて
折止め効果が失なわれてしまう。そして、この折
止め効果のない部分が多く占め、その結果、折止
め効果のある部分の長さが短かく、その折止め効
果が充分果さなかつた。また、この対策として折
止めチユーブを長くして肉厚の増加(変化)率を
小さくすることも考えられるが、このようにする
と、この折止めチユーブを除いた挿入部可撓管や
ユニバーサルコードの実質的な有効長さが短かく
制限されるという不具合があり、実際的でない。
本考案は上記問題点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは折止めチユーブのほ
ぼ全長にわたり有効な折止め効果をもたすことが
できるようにした内視鏡を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上記問題点を解決するために本考案は内視鏡に
おける可撓性の長尺部材の接続基端部に被嵌する
折止めチユーブの内面に、上記長尺部材の外周面
に被嵌する複数のひだを形成してその折止めチユ
ーブのほぼ全長にわたり折止め作用をもたせたも
のである。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
ものである。
第2図中1は内視鏡である。この内視鏡1は操
作部2に対して可撓性の長尺部材たる挿入部3と
ライトガイド用ユニバーサルコード4とを接続し
てなる。上記挿入部3は手元側の可撓管5の先端
に湾曲管6を介して先端部材7を連結してなり、
この湾曲管6は操作部2におけるアングルノブ8
の操作により、挿入部3内に挿通したワイヤ(図
示しない。)を押し引きして湾曲させられるよう
になつている。また、上記ユニバーサルコード4
の延出先端には内視鏡用電光源装置(図示しな
い。)に連結するためのコネクタ9が接続されて
いる。
一方、上記挿入部3の接続基端部には第1の折
止めチユーブ11が被嵌されている。また、ユニ
バーサルコード4の両端部たる各接続基端部には
第2の折止めチユーブ12と第3の折止めチユー
ブ13がそれぞれ個別的に被嵌されている。この
3つの折止めチユーブ11,12,13はそれぞ
れ弾性材料からなり同様の構成からなるが、第3
の折止めチユーブ13を示す第1図、第3図およ
び第4図にもとづいてこれを代表として以下具体
的に説明する。すなわち、第1図で示すようにユ
ニバーサルコード4の延出先端はコネクタ9の本
体14に対して接続管15を介して接続されてい
る。この接続管15の一端部分は本体14に密に
嵌合されるとともに止めねじ16により固定され
ている。本体14と接続管15の嵌合部間にはパ
ツキング17が介挿されている。また、第1図で
示すように本体14には筒状のインサート金物1
8がねじ止め固定されている。そして、このイン
サート金物18の外周に対してゴム製の折止めチ
ユーブ13の基端部が被嵌してライニング固着さ
れている。また、インサート金物18の外周には
ゴムライニングの強度を高めるため、ねじ19が
刻設されている。
さらに、この折止めチユーブ13はその外壁部
20を肉厚Aが一定、たとえば2mmのテーパ状に
形成してなり、上記インサート金物18にはその
大径側端部を被着してある。また、小径側先端の
内径(最小内径)Dはユニバーサルコード4の内
径Cよりも小さい。そして、この小径側先端は弾
性的に収縮してそのユニバーサルコード4の外周
面に対し気密的に密着している。また、折止めチ
ユーブ13の内面にはその軸方向に沿う突条から
なる複数のひだ部21……が一体に形成されてい
る。この各ひだ部21……は第3図で示すように
一定の幅Bで突出してなり、また、その各中心側
先端面22……は円曲面に形成されていて、この
各先端面22……がユニバーサルコード4の外周
面に接触するようになつている。また、第4図で
示すように横から見たひだ部21……の形状はそ
の突出先端が中心に沿つてそれぞれ平行である。
さらに、各ひだ部21……の突出先端に内接する
仮想内接円の直径はユニバーサルコード4の外径
Cにほぼ等しく形成してある。
しかして、上記折止めチユーブ13の構成によ
れば、そのほぼ全長にわたり肉厚Aが等しく、肉
厚の増加によつて硬くなることを防止できる。そ
して、硬さの変化は各ひだ部21……によつて行
なわれる。したがつて、この折止めチユーブ13
のほぼ全長にわたりユニバーサルコード4を支え
ながら折止め効果に寄与できる。つまり、折止め
チユーブ13のほぼ全長を折止め作用に有効に利
用できるため、その折止めチユーブ13をそれだ
け短かくすることができる。
また、各ひだ部21……の先端面22……は第
3図で示すように円曲面であるからそのユニバー
サルコード4の外周面との接触点が円滑に移動で
きる。したがつて、折止め阻止作用が柔らかに働
く。
さらに、各ひだ部21……の突出先端に内接す
る仮想内接円の直径がユニバーサルコード4の外
径Cとほぼ等しく形成してあるので、たとえばコ
ネクタ9を内視鏡用電光源装置に対し着脱すると
き、その折止めチユーブ13を握つても簡単に潰
れない。このため、この折止めチユーブ13をグ
リツプとして兼ねることができ、たとえば専用の
グリツプをわざわざ設ける必要がない。なお、仮
に、仮想内接円の直径がユニバーサルコード4の
外径Cより小さいと、握つたとき折止めチユーブ
13の外周にその軸方向に沿うすじが出てしまう
が、上記構成によればこれがない。
もつとも、上記構成において仮想内接円の直径
は全長にわたり一定であつたが、若干変化させて
もよい。この場合、第1図で右側へ行く程その直
径を少しずつ大きくしたほうがその成形性がよ
い。
また、ひだ部21……の幅Bはたとえば3mmで
あり、テーパ状の外壁部20の肉厚A(2mm)よ
りも若干大きい。仮に、この幅Bが肉厚Aよりは
るかに大きいと、外面にひげが生じるので、通常
幅Bは肉厚Aの1.5倍程度が望ましい。
また、折止めチユーブ13における外壁部20
の肉厚Aを多少変えてもよい。たとえば第1図に
おいて左側または右側へ行くに従つて厚くしても
よい。
第5図ないし第7図はそれぞれ折止めチユーブ
13におけるひだ部21……の幅方向の形状の変
形例を示すものである。第5図で示すものはひだ
部21……の根元側の幅を大きくしたものであ
る。このようにすれば折止め作用が硬くなる。な
お、ひだ部21……の幅を折止めチユーブ13の
軸方向に沿う各位置で変えてもよい。このように
して折止めの特性を種々設定できる。
第6図は各ひだ部21……を片側へ寄せて設け
たものである。このようにひだ部21……を片寄
せれば可撓管5の外周面上における接触点の移動
が容易で、それだけ折止めチユーブ13を柔らか
くできる。
第7図は各ひだ部21……の断面形状を円形に
したものである。
なお、本考案では折止めチユーブの内面に形成
するひだ部をその軸方向へ沿つてら旋状に設けて
もよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、その折止
めチユーブのほぼ全長にわたり折止め効果が得ら
れる。したがつて、折止めチユーブの長さを有効
に活用し、それだけ折止めチユーブの長さを短か
くできる。このため、挿入部やユニバーサルコー
ドなど、折止めチユーブを使用する長尺部材の長
さを有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における折止めチユ
ーブ付近の側断面図、第2図は同じくその実施例
の内視鏡の側面図、第3図は第1図中−線に
沿う断面図、第4図は同じくその折止めチユーブ
の側断面図、第5図ないし第7図はそれぞれ異な
る折止めチユーブの変形例を示す縦断面図であ
る。 1……内視鏡、3……挿入部、4……ユニバー
サルコード、5……可撓管、11……第1の折止
めチユーブ、12……第2の折止めチユーブ、1
3……第3の折止めチユーブ、20……外壁部、
21……ひだ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被取付け部に接続された可撓性の長尺部材の接
    続基端部に折止めチユーブを被嵌した内視鏡にお
    いて、上記折止めチユーブはその内面に上記長尺
    部材の外周面に被嵌する複数のひだを形成してな
    ることを特徴とする内視鏡。
JP1938486U 1986-02-13 1986-02-13 Expired JPH0415201Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1938486U JPH0415201Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1938486U JPH0415201Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130604U JPS62130604U (ja) 1987-08-18
JPH0415201Y2 true JPH0415201Y2 (ja) 1992-04-06

Family

ID=30813935

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JP1938486U Expired JPH0415201Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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JP4512475B2 (ja) * 2004-11-18 2010-07-28 Hoya株式会社 内視鏡のゴムライニング部品
KR101232622B1 (ko) * 2009-11-20 2013-02-13 삼성메디슨 주식회사 프로브의 스트레인 릴리프 장치 및 그 제조방법
JP5844210B2 (ja) * 2012-04-19 2016-01-13 富士フイルム株式会社 可撓管折れ止めカバー及びこれを備えた内視鏡

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