JPH04151882A - 薄膜熱電素子 - Google Patents
薄膜熱電素子Info
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- JPH04151882A JPH04151882A JP2277011A JP27701190A JPH04151882A JP H04151882 A JPH04151882 A JP H04151882A JP 2277011 A JP2277011 A JP 2277011A JP 27701190 A JP27701190 A JP 27701190A JP H04151882 A JPH04151882 A JP H04151882A
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- 101100216944 Neurospora crassa (strain ATCC 24698 / 74-OR23-1A / CBS 708.71 / DSM 1257 / FGSC 987) aro-2 gene Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(al産業上の利用分野
この発明は、赤外線センサ、温度セン・す゛、熱セン・
す・などに用いられる小型で高感度な薄膜熱電素子に関
する。
す・などに用いられる小型で高感度な薄膜熱電素子に関
する。
(b)従来の技術
従来より、赤外線センリ°、温度セン・す、熱セン・υ
などとして用いられる熱電対を多数直列接続した所謂・
す”−モバイル型熱電素子が開発されている一般に゛す
゛−モバイル型熱電素子は、熱電材料が多数直列接続さ
れ、温度差から生じる熱起電力が加算される構造を有し
、大きな熱起電力が得られる。これにより高効率の熱電
力変換素子や微少温度差を検知する高感度なセン・す・
とじて利用することができる。特にセンサ用途には小型
化、高感度化、高応答速度化、のために主に薄膜型の熱
電素子が用いられる。
などとして用いられる熱電対を多数直列接続した所謂・
す”−モバイル型熱電素子が開発されている一般に゛す
゛−モバイル型熱電素子は、熱電材料が多数直列接続さ
れ、温度差から生じる熱起電力が加算される構造を有し
、大きな熱起電力が得られる。これにより高効率の熱電
力変換素子や微少温度差を検知する高感度なセン・す・
とじて利用することができる。特にセンサ用途には小型
化、高感度化、高応答速度化、のために主に薄膜型の熱
電素子が用いられる。
従来の薄膜熱電素子はn型熱材料からなる薄膜パターン
とp型熱電材料からなる薄膜パターンとを絶縁基板上に
形成し、さらに電極を形成することによって熱電対を直
列接続している。
とp型熱電材料からなる薄膜パターンとを絶縁基板上に
形成し、さらに電極を形成することによって熱電対を直
列接続している。
(C1発明が解決しようとする課題
このような従来の・す・−モバイル型の薄膜熱電素子は
、その高感度化のために種々の熱電材料が用いられ、温
度セン・す°や熱センサとしては十分実用できるものが
得られているが、赤外線を検知するセン・す°としては
従来から用いられている焦電型赤外線センソ・に比較し
てまだその感度が低い。
、その高感度化のために種々の熱電材料が用いられ、温
度セン・す°や熱センサとしては十分実用できるものが
得られているが、赤外線を検知するセン・す°としては
従来から用いられている焦電型赤外線センソ・に比較し
てまだその感度が低い。
この発明の目的は、赤外線をも十分に検知できる高感度
な薄膜熱電素子を提供することにある。
な薄膜熱電素子を提供することにある。
(d1課題を解決するための手段
前記目的達成のためにはゼーベック係数の高い熱電材料
を用いることは当然であるが、熱電対数を如何に増加さ
−Uるかが重要である。発明者らは、熱電材料を薄膜化
し且つ立体製膜することによって、従来と同一・す・イ
ズでより高感度なサーモパイル型の薄膜熱電素子が得ら
れることを見出したこの発明の請求項(1)に係る薄膜
熱電素子は、絶縁基板上に複数の熱電対の片方の導体を
構成するn型またはp型の半導体薄膜パターンが形成さ
れ、温冷接部を除く上記半導体薄膜パターン上に薄膜絶
縁層が形成され、この薄膜絶縁層上に、上記温冷接部を
介して接続され複数の熱電対を構成するp型またはn型
の半導体薄膜パターンが形成されてなる。
を用いることは当然であるが、熱電対数を如何に増加さ
−Uるかが重要である。発明者らは、熱電材料を薄膜化
し且つ立体製膜することによって、従来と同一・す・イ
ズでより高感度なサーモパイル型の薄膜熱電素子が得ら
れることを見出したこの発明の請求項(1)に係る薄膜
熱電素子は、絶縁基板上に複数の熱電対の片方の導体を
構成するn型またはp型の半導体薄膜パターンが形成さ
れ、温冷接部を除く上記半導体薄膜パターン上に薄膜絶
縁層が形成され、この薄膜絶縁層上に、上記温冷接部を
介して接続され複数の熱電対を構成するp型またはn型
の半導体薄膜パターンが形成されてなる。
また請求項(2)に係る薄膜熱電素子は、薄膜絶縁層と
、この薄膜絶縁層を介するn型およびp型の半導体薄膜
パターンによって複数の熱電対直列回路を構成するとと
もにこれを東位層とし、薄膜絶縁層を介して上記単位層
を多層化するとともに上記熱電対直列回路を直列接続し
たことを特徴とする。
、この薄膜絶縁層を介するn型およびp型の半導体薄膜
パターンによって複数の熱電対直列回路を構成するとと
もにこれを東位層とし、薄膜絶縁層を介して上記単位層
を多層化するとともに上記熱電対直列回路を直列接続し
たことを特徴とする。
(81作用
この発明の請求項(1)に係る薄膜熱電素子では、絶縁
基板上において、熱電対の片方の導体を構成するn型ま
たはp型の半導体薄膜パターンが形成され、この半導体
薄膜パターン上に薄膜絶縁層を介してさらに熱電対の他
方の導体を構成するp型またはn型の半導体薄膜パター
ンが形成されている。温冷接部には上記薄膜絶縁層が形
成されていなく、薄膜絶縁層下層のn型またはp型の半
導体薄膜パターンと薄膜絶縁層上層のp型またはn型の
半導体薄膜パターンとによって複数の熱電対の直列回路
が構成される。このように熱電対を構成する半導体材料
が薄膜パターンとして形成されているため、容易に微細
化することができ、しかも絶縁層を介して熱電対が立体
製膜されているため単位面積当たりの熱電対数が増大し
これにより高感度な薄膜熱電素子が得られる。
基板上において、熱電対の片方の導体を構成するn型ま
たはp型の半導体薄膜パターンが形成され、この半導体
薄膜パターン上に薄膜絶縁層を介してさらに熱電対の他
方の導体を構成するp型またはn型の半導体薄膜パター
ンが形成されている。温冷接部には上記薄膜絶縁層が形
成されていなく、薄膜絶縁層下層のn型またはp型の半
導体薄膜パターンと薄膜絶縁層上層のp型またはn型の
半導体薄膜パターンとによって複数の熱電対の直列回路
が構成される。このように熱電対を構成する半導体材料
が薄膜パターンとして形成されているため、容易に微細
化することができ、しかも絶縁層を介して熱電対が立体
製膜されているため単位面積当たりの熱電対数が増大し
これにより高感度な薄膜熱電素子が得られる。
また、請求項(2)に係る薄膜熱電素子では、薄膜絶縁
層を介してその上層と下層に形成されている半導体薄膜
パターンとによって複数の熱電対直列回路が構成され、
この層構造を1単位として、複数の単位層構造が薄膜絶
縁層を介して多層化され、各単位層間で電気的に接続さ
れることによって多数の熱電対が直列接続された薄膜熱
電素子が得られる。この構造によれば単位面積当たりの
熱電対数を飛躍的に高めることができる。
層を介してその上層と下層に形成されている半導体薄膜
パターンとによって複数の熱電対直列回路が構成され、
この層構造を1単位として、複数の単位層構造が薄膜絶
縁層を介して多層化され、各単位層間で電気的に接続さ
れることによって多数の熱電対が直列接続された薄膜熱
電素子が得られる。この構造によれば単位面積当たりの
熱電対数を飛躍的に高めることができる。
(fl実施例
第1の実施例として請求項(1)に相当する薄膜熱電素
子の構造およびその製造途中の状態を第1図〜第4図に
示す。
子の構造およびその製造途中の状態を第1図〜第4図に
示す。
先ず、n型とp型の半導体薄膜パターン形成用のターゲ
ットを作成するため、n型ターゲット材料として、Fe
33mo1%、Si33mo1%、Colmol%の各
粉末を混合し、またp型用ターゲット材料としてFe3
3mo1%、5i33 mo1ン6、Mn 1 m
o1%の各粉末を混合し、それぞれ高周波溶解炉により
1600℃で溶解する。そしてそれぞれ円板状の砂型に
鋳込み冷却する。冷却後、円板状インゴットの表面を研
磨してn型とp型の珪化鉄半導体ターゲン1〜を作成す
る。
ットを作成するため、n型ターゲット材料として、Fe
33mo1%、Si33mo1%、Colmol%の各
粉末を混合し、またp型用ターゲット材料としてFe3
3mo1%、5i33 mo1ン6、Mn 1 m
o1%の各粉末を混合し、それぞれ高周波溶解炉により
1600℃で溶解する。そしてそれぞれ円板状の砂型に
鋳込み冷却する。冷却後、円板状インゴットの表面を研
磨してn型とp型の珪化鉄半導体ターゲン1〜を作成す
る。
次に、マスクを用いて第1図に示ずよ・うにSiO2絶
縁基板1の上に上記p型珪化鉄ターゲットをAr中でR
Fスパッタリングして図中2で示す形状のp型半導体薄
膜パターンを成膜する。この時のスパンタリング条件は
次のとおりである。
縁基板1の上に上記p型珪化鉄ターゲットをAr中でR
Fスパッタリングして図中2で示す形状のp型半導体薄
膜パターンを成膜する。この時のスパンタリング条件は
次のとおりである。
基板温度=300℃
高周波出カニsoow〜1.SkW
レート:1〜10μm/br
続いて、Siターゲットを用いAr−02中でRFスパ
ックリングすることによって、第2図に示すように半導
体薄膜パターンの温冷接部2a。
ックリングすることによって、第2図に示すように半導
体薄膜パターンの温冷接部2a。
2bを除く半導体薄膜パターンの上部に5iO7絶縁層
3を形成する。このときのスパッタリング条件は次のと
おりである。
3を形成する。このときのスパッタリング条件は次のと
おりである。
基板温度;150°C
高周波出カニ500W〜1.5kW
レート:2〜20pm/I)r
続いて、マスクを用いて、前記n型珪化鉄ターゲットを
Ar中でRFスパッタリングすることによって、第3図
に示すように基板1、p型半導体薄膜パターンの温冷接
部および絶縁層3の上部に図中4で示す形状のn型半導
体薄膜パターンを成膜する。第3図において2Tは下層
に設けられているp型半導体薄膜パターンの温冷接部の
終端、4Tは上層のn型半導体薄膜パターンの温冷接部
の終端である。なお、このときのスパッタリング条件は
次のとおりである。
Ar中でRFスパッタリングすることによって、第3図
に示すように基板1、p型半導体薄膜パターンの温冷接
部および絶縁層3の上部に図中4で示す形状のn型半導
体薄膜パターンを成膜する。第3図において2Tは下層
に設けられているp型半導体薄膜パターンの温冷接部の
終端、4Tは上層のn型半導体薄膜パターンの温冷接部
の終端である。なお、このときのスパッタリング条件は
次のとおりである。
基板温度二300°C
高周波出カニ500W〜1.5kW
レート: 1〜10 μm/l−t rこのように絶縁
層3を介してp型半導体薄膜パターンとn型半導体薄膜
パターンとからなる複数の熱電対直列回路を構成する。
層3を介してp型半導体薄膜パターンとn型半導体薄膜
パターンとからなる複数の熱電対直列回路を構成する。
その後、マスクを用いて例えばNi電極からなるリード
取付端子5,5を蒸着する。
取付端子5,5を蒸着する。
第1図〜第4図では図面を明瞭化するため熱電対数を少
なく描いたが、5 nl Inn角板板100対の熱電
対を有する薄膜熱電素子を作成し、その感度を言1測し
たところ約100 V/Wが得られた。
なく描いたが、5 nl Inn角板板100対の熱電
対を有する薄膜熱電素子を作成し、その感度を言1測し
たところ約100 V/Wが得られた。
第2の実施例として請求項(2)に相当する薄膜熱電素
子の構造および製造途中の状態を第5図〜第10図に示
す。
子の構造および製造途中の状態を第5図〜第10図に示
す。
まず、第1の実施例と同様にn型珪化鉄ターゲットとn
型珪化鉄ターケソトを作成し、第1図に示したように絶
縁基板1上にn型半導体薄膜パターン2を成膜する。こ
のときのスパッタリング条件は第1の実施例に示した条
件と同様である。続いて第2図に示したように温冷接部
2a、2bを除くp型半導体薄膜パターンの上部に絶縁
層3を形成する。
型珪化鉄ターケソトを作成し、第1図に示したように絶
縁基板1上にn型半導体薄膜パターン2を成膜する。こ
のときのスパッタリング条件は第1の実施例に示した条
件と同様である。続いて第2図に示したように温冷接部
2a、2bを除くp型半導体薄膜パターンの上部に絶縁
層3を形成する。
続いてマスクを用いてn型珪化鉄ターゲットをAr中で
RFスパッタリングすることによって、第5図に示すよ
うに基板工、p型半導体薄膜パターンの温冷接部および
絶縁層3上にn型半導体薄膜パターン4を成膜する。こ
のときのスパッタリング条件も第1の実施例に示した条
件と同様である。
RFスパッタリングすることによって、第5図に示すよ
うに基板工、p型半導体薄膜パターンの温冷接部および
絶縁層3上にn型半導体薄膜パターン4を成膜する。こ
のときのスパッタリング条件も第1の実施例に示した条
件と同様である。
このようにして絶縁層3を介してp型半導体薄11gハ
ターンとn型半導体薄膜パターンとによる複数の熱電対
直列回路を構成する。なお、第5図において2Taおよ
び2Tbはそれぞれp型半導体薄膜パターンの温冷接部
であり、1層目の熱電対直列回路の終端および始端であ
る。
ターンとn型半導体薄膜パターンとによる複数の熱電対
直列回路を構成する。なお、第5図において2Taおよ
び2Tbはそれぞれp型半導体薄膜パターンの温冷接部
であり、1層目の熱電対直列回路の終端および始端であ
る。
続いて、マスクを用いSiターゲットをArO2中でR
Fスパッタリングすることによって第6図に示すように
熱電対直列回路の端部2TaおiQ2絶縁層3の成膜条
件と同様である。尚、第6図以降の図では下層の絶縁1
層3を省略する。
Fスパッタリングすることによって第6図に示すように
熱電対直列回路の端部2TaおiQ2絶縁層3の成膜条
件と同様である。尚、第6図以降の図では下層の絶縁1
層3を省略する。
続いて、マスクを用いてn型珪化鉄ターゲット・をA
r中でRFスパッタリングすることによって第7図に示
すように絶縁層6の上部にp型半唇体薄膜パターン7を
成膜する。これによりp型半導体薄膜パターンの一部7
Taを第6図に示した2Taに接続する。このときのス
パッタリング条件は下層のn型半導体薄膜パターン2成
膜である。
r中でRFスパッタリングすることによって第7図に示
すように絶縁層6の上部にp型半唇体薄膜パターン7を
成膜する。これによりp型半導体薄膜パターンの一部7
Taを第6図に示した2Taに接続する。このときのス
パッタリング条件は下層のn型半導体薄膜パターン2成
膜である。
続いて、マスクを用いてSiターリ°ソトをArO□中
でRFスパッタリングすることによって第8図に示すよ
うにp型半導体薄膜パターンの温冷接部7a,7t+を
除く領域にSiO□絶縁層8を形成する。このときのス
パッタリング条件は下層の5in2絶縁膜3,6の成膜
条件と同様である。尚、第8図以降の図では下層の絶縁
膜6を省略する。
でRFスパッタリングすることによって第8図に示すよ
うにp型半導体薄膜パターンの温冷接部7a,7t+を
除く領域にSiO□絶縁層8を形成する。このときのス
パッタリング条件は下層の5in2絶縁膜3,6の成膜
条件と同様である。尚、第8図以降の図では下層の絶縁
膜6を省略する。
続いて、マスクを用いてn型珪化鉄ターゲットをAr中
てRFスパッタリングすることによって第9図に示すよ
うにp型半導体薄膜パターンの温冷接部、絶縁層8の上
部にn型半導体薄膜パターン9を成膜する。このときの
スパンタリング条件は下層のn型半導体薄膜パターン4
成膜時と同様である。なお、第9図において9Taは最
上層に設けられているn型半導体薄膜パターンの終端で
ある。このようにして熱電対直列回路を全体として2層
形成する。
てRFスパッタリングすることによって第9図に示すよ
うにp型半導体薄膜パターンの温冷接部、絶縁層8の上
部にn型半導体薄膜パターン9を成膜する。このときの
スパンタリング条件は下層のn型半導体薄膜パターン4
成膜時と同様である。なお、第9図において9Taは最
上層に設けられているn型半導体薄膜パターンの終端で
ある。このようにして熱電対直列回路を全体として2層
形成する。
その後、マスクを用いてNi電極を蒸着することによっ
てリード取り付は端子10.10を形成する。
てリード取り付は端子10.10を形成する。
第1O図に示した構造において5 m rr+角基板基
板00対の熱電対を有する薄膜熱電素子を作成し、その
感度を計測したところ約190 V/Wが得られた。
板00対の熱電対を有する薄膜熱電素子を作成し、その
感度を計測したところ約190 V/Wが得られた。
(g1発明の効果
この発明によれば、単位面積当たりの熱電対数を飛躍的
に増加さゼることができ、小型で高感度な薄膜熱電素子
が得られ、これを赤外線センソ°としても利用すること
が可能となる。
に増加さゼることができ、小型で高感度な薄膜熱電素子
が得られ、これを赤外線センソ°としても利用すること
が可能となる。
第1図と第2図は第1および第2の実施例に係る薄膜熱
電素子の製造途中の状態を表す平面図、第3図および第
4図は第1の実施例に係る薄膜熱電素子の製造途中の状
態を表す平面図および完成した薄膜熱電素子の平面図で
ある。第5図〜第9図は第2の実施例に係る薄膜熱電素
子の製造途中の状態を表す平面図、第10図は完成した
薄膜熱電素子の平面図である。 絶縁基板、 7−p型半導体薄膜パターン、 6.8−絶縁層、 Q rs型半導体薄膜パターン、 10−リード取イ」端子。 ■ (υ ■ ■ 、O
電素子の製造途中の状態を表す平面図、第3図および第
4図は第1の実施例に係る薄膜熱電素子の製造途中の状
態を表す平面図および完成した薄膜熱電素子の平面図で
ある。第5図〜第9図は第2の実施例に係る薄膜熱電素
子の製造途中の状態を表す平面図、第10図は完成した
薄膜熱電素子の平面図である。 絶縁基板、 7−p型半導体薄膜パターン、 6.8−絶縁層、 Q rs型半導体薄膜パターン、 10−リード取イ」端子。 ■ (υ ■ ■ 、O
Claims (2)
- (1)絶縁基板上に複数の熱電対の片方の導体を構成す
るn型またはp型の半導体薄膜パターンが形成され、温
冷接部を除く上記半導体薄膜パターン上に薄膜絶縁層が
形成され、この薄膜絶縁層上に、上記温冷接部を介して
接続され複数の熱電対を構成するp型またはn型の半導
体薄膜パターンが形成されてなる薄膜熱電素子。 - (2)前記薄膜絶縁層と、この薄膜絶縁層を介する前記
n型およびp型の半導体薄膜パターンからなる単位層構
造により複数の熱電対直列回路を構成し、上記単位層構
造を薄膜絶縁層を介して多層化するとともに上記熱電対
直列回路を直列接続したことを特徴とする請求項(1)
記載の薄膜熱電素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2277011A JPH04151882A (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 薄膜熱電素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2277011A JPH04151882A (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 薄膜熱電素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04151882A true JPH04151882A (ja) | 1992-05-25 |
Family
ID=17577523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2277011A Pending JPH04151882A (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 薄膜熱電素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04151882A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6043423A (en) * | 1997-04-28 | 2000-03-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Thermoelectric device and thermoelectric module |
KR100791987B1 (ko) * | 2006-05-04 | 2008-01-04 | 연세대학교 산학협력단 | 분배 유로를 갖는 열센서와 그 제조방법 |
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1990
- 1990-10-15 JP JP2277011A patent/JPH04151882A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6043423A (en) * | 1997-04-28 | 2000-03-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Thermoelectric device and thermoelectric module |
KR100791987B1 (ko) * | 2006-05-04 | 2008-01-04 | 연세대학교 산학협력단 | 분배 유로를 갖는 열센서와 그 제조방법 |
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