JPH0415087Y2 - - Google Patents

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JPH0415087Y2
JPH0415087Y2 JP2334587U JP2334587U JPH0415087Y2 JP H0415087 Y2 JPH0415087 Y2 JP H0415087Y2 JP 2334587 U JP2334587 U JP 2334587U JP 2334587 U JP2334587 U JP 2334587U JP H0415087 Y2 JPH0415087 Y2 JP H0415087Y2
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bed
torsion bar
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は不使用時にほぼ垂直に起立させた状
態で保持しておくことができるベツド装置に関す
る。
(従来の技術) 一般に、ベツド装置を室内に設置した場合、不
使用時においても室内空間を大きく占有してしま
うので、非常に不便であるということがあつた。
そこで、不使用時には室内空間を大きく占有す
ることのないベツド装置が種々販売されている。
たとえば、ベツドの長手方向一端部を前面が開放
した箱形の支持体の一対の側板の下端部に回動自
在に連結し、使用時にはこのベツドをほぼ水平に
倒し、不使用時にはほぼ垂直に起立させて上記支
持体内に収納する格納式のベツド装置やベツドを
スタンドに回動自在に取付け、不使用時にはほぼ
垂直に起立させて支持するスタンド式のベツド装
置などが知られている。
ところで、このようなベツド装置においては、
使用時あるいは不使用時に、その操作をベツドの
重量に抗して行わなければならない。つまり、使
用時に起立状態にあるベツドを水平に倒伏させる
には、ベツドの重量を支えながら行わなければな
らず、不使用時に水平な状態のベツドを起立させ
る場合には重いベツドを持上げなければならな
い。したがつて、使用時にあるいは不使用時にお
ける上記ベツドの操作性が非常に悪いということ
があつた。
このような操作性の悪さを解消するため、ベツ
ドと、このベツドを回動自在に取付けた支持体と
の間にコイルスプリングを張設し、ベツドを倒す
ときには上記コイルスプリングがその復元力に抗
して引張られ、起立させるときにはベツドの起立
方向に復元力を作用させるようにするということ
が行われている。その場合、コイルスプリングが
ベツドに作用する力の方向は、このベツドの回動
角度によつて変化してしまう。そのため、コイル
スプリングの復元力を上記ベツドにこの回動角度
に係わらず有効に作用させるようにするには、コ
イルスプリングをベツドに直接連結せず、ベツド
の回動角度に応じて作用する方向が変わるような
連結具を用いなければならない。すると、構造の
複雑化や部品点数の増加によるコスト高を招くな
どのことがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記事情にもとずきなされたもの
で、その目的とするところは、コイルスプリング
を用いずに使用時あるいは不使用時にベツドを軽
い力で操作することができるようにしたベツド装
置を提供することにある。
[考案の構成] 上記問題点を解消するためにこの考案は、支持
体と、この支持体に回動自在に取付けられたベツ
ドと、このベツドに折畳み自在に設けられベツド
をほぼ水平に倒伏させたときにその状態で上記ベ
ツドを支持する脚部材と、上記支持体に設けられ
たトーシヨンバーと、上記ベツドに設けられこの
ベツドを起立した状態から倒伏させる方向に回動
させることにより上記トーシヨンバーの一端をそ
の復元力に抗してねじる係合体と、上記ベツドを
ほぼ垂直に起立させたときにこのベツドが倒伏す
るのを阻止するストツパ機構とを具備する。そし
て、上記ベツドの回動方向とトーシヨンバーのね
じり方向とを一致させることにより、簡単な構造
にしてベツドの使用時あるいは不使用時における
操作性の向上を計るようにしたものである。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第2図に示すベツド装置は支持体1を備
えている。この支持体1は第3図に示すように平
行に離間対向した一対の横杆2の両端にそれぞれ
端部材3が連結されてなる。これた端部材3には
飾り板4が垂直に設けられている。
上記横杆2の中央部分と一端側とにはそれぞれ
取付け金具5が設けられている。これら取付け金
具5にはトーシヨンバー6の直線部7の両端部が
回動自在に支持されている。このトーシヨンバー
6の直線部7の一端側に位置する一方の折曲げ部
8は上記横杆2の一方に固定され、他方の折曲げ
部9は第1図に示すようにわずかに傾斜した状態
で上方に突出している。
上記一対の飾り板4間にはベツド11が回動自
在に支持されている。すなわち、ベツド11は第
4図に示すように長手方向両端にそれぞれ端板1
0が取着されたフレーム12を有する。このフレ
ーム12の両端面の幅方向一端側にはそれぞれ支
持金具13(一方のみ図示)が取着され、これら
支持金具13が上記飾り板4に支軸14によつて
枢着されている。したがつて、ベツド11はその
幅方向一端側を支点として回動させることができ
るようになつている。
上記ベツド11のフレーム12には、その枠体
15の一側面側にネツト16が張設され、他側面
側には底部板17aが設けられている。そして、
このフレーム12のネツト16上にはマツトレス
17が載置され、このマツトレス17上には毛布
などの寝具18が掛けられている。この寝具18
はベツド11を第4図に示すようにほぼ垂直に起
立させたときにずれ落ちないようカバー19によ
つて保持できるようになつている。つまり、上記
カバー19は筒状の巻取り機21に巻装されてい
て、この巻取り機21から図示しないばねの復元
力に抗して引出すことができるようになつてい
る。そして、巻取り機21から引出されたカバー
19の先端は上記フレーム12の幅方向他端側に
設けられた係合部22に係合させることができ
る。したがつて、カバー19によつてマツトレス
17上の寝具18を保持することができ、またそ
の先端を係合部22から外せば、ばねの復元力に
よつて上記巻取り機21に巻きとることができる
ようになつている。さらに、フレーム12の幅方
向他端の下面側にはこのフレーム12の長手方向
ほぼ全長にわたる長さの脚体23の一端が枢着さ
れている。この脚体23の他端には重り24が脚
体23の重心からずれた位置、つまり脚体23が
折畳まれたときにフレーム12の下面側に接合す
る一側に設けられている。したがつて、ベツド1
1を起立した状態から倒伏方向へ回動させるにつ
れて上記脚体23は第4図に矢印で示す外方へ回
動し、ほぼ水平に倒伏させた時点では同図に鎖線
で示すように外方へ傾斜した状態で接地し、ベツ
ド11を確実に支持するようになつている。
一方、ベツド11のフレーム12の一端側の端
板10には第1図に示すように係合体25が設け
られている。この係合体25はベツド11が起立
した状態において上記トーシヨンバー6の他方の
折曲げ部9に近接している。この状態から上記ベ
ツド11を倒伏させると、トーシヨンバー6はそ
の折曲げ部9を介して直線部7が上記係合体25
により復元力に抗してねじられるようになつてい
る。
また、上記支持体1の一方の飾り板4の内面に
は当接体26が設けられている。この当接体26
には上記ベツド11をほぼ垂直に起立させたとき
に上記係合体25が当接し、ベツド11がそれ以
上回動するのを阻止するようになつている。さら
に、上記当接体26ににはストツパ27の一端が
枢着されている。このストツパ27は板ばね28
によつて第1図に矢印で示す方向に付勢されてい
て、上記当接体26に上記係合体25が当接した
状態でこの係合体25に形成された段部29に係
合するようになつている。このストツパ27と上
記係合体25との係合は解除レバー31によつて
解除できるようになつている。つまり、解除レバ
ー31はほぼくの字状をなし、その中途部が上記
飾り板4に枢着されている。この解除レバー31
の下端にはペタル31aが設けられ、上端が上記
ストツパ27の他端に対向している。したがつ
て、ペタル31aを踏んで解除レバー31を矢印
方向に回動させれば、この解除レバー31の他端
によつて上記ストツパ27を第1図に鎖線で示す
ように回動させて係合体25との係合を外すこと
ができるようになつている。つまり、ベツド11
を起立した状態から倒伏させることができる。
このように構成されたベツド装置によれば、起
立状態に保持されたベツド11を倒伏させる場合
には、まずペタル31aを踏んでストツパ27と
係合体25との係合を外し、上記ベツド11を回
動自在な状態とする。ついで、ベツド11を支軸
14を支点として第1図に矢印で示す時計方向に
回動させて倒伏させる。すると、ベツド11は係
合体25がトーシヨンバー6の折曲げ部9に係合
して直線部7をねじりながら倒伏することになる
から、このトーシヨンバー6に復元力が発生する
ことになる。つまり、ベツド11はトーシヨンバ
ー6の復元力に抗して倒伏することになるから、
ベツド11の重さを支えなくともこのベツド11
を緩やかに倒伏させるできる。また、このとき脚
体23は自動的に起立して上記ベツド11をほぼ
水平な状態で支える。そして、ベツド11をほぼ
水平に倒したならば、カバー19の先端をフレー
ム12の係合部22から外して巻取り機21に巻
込めば、ベツド11を使用することができる。
一方、ベツド11を片付けるときには、まずカ
バー19を巻取り機21から引出してその先端部
を係合部22に係合させ、寝具18をマツトレス
17上に保持する。つぎに、ベツド11を倒伏時
とは逆方向に回動させて起立させる。そして、ベ
ツド11がほぼ垂直に起立すると、飾り板4に設
けられたストツパ27が係合体25の段部29に
自動的に係合して上記ベツド11がその状態で倒
伏不能に保持される。このような操作に際し、ト
ーシヨンバー6の復元力がベツド11の起立方向
に作用するから、ベツド11をその自重に比べて
小さな力で楽に回動させることができる。
なお、この考案は上記一実施例に限定されず、
たとえばトーシヨンバーは支持体の一端側だけで
なく、両端に設けるようにしてもよい。つまり、
2本のトーシヨンバーを用いるようにしてもよ
い。
また、ベツド装置としては上記一実施例に挙げ
たスタンド式のものに限られず、支持体が箱形の
収納式のものであつてもよい。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案は、支持体に回動自
在に支持されたベツドを起立状態から倒伏させる
方向へ回動させるときに、その回動によつてトー
シヨンバーがその復元力に抗してねじられるよう
にした。したがつて、ベツドを倒伏させるときに
はその自重によつて上記トーシヨンバーをねじる
から、上記ベツドを軽い力で支えるだけでゆつく
りと倒伏させることができ、また起立させるとき
には上記トーシヨンバーの復元力が作用するか
ら、それによつてベツドを軽い力で持上げること
ができる。さらに、ベツドの回動方向とトーシヨ
ンバーのねじり方向とが一致するから、上記ベツ
ドの回動角度に係わらず、トーシヨンバーがベツ
ドに作用する力の方向が一定になる。したがつ
て、従来のコイルスプリングを用いた場合のよう
にベツドの回動角度に応じてコイルスプリングの
力の作用方向を変えるということをせずにすむか
ら、構造の簡略化や部品点数の減少を計ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はト
ーシヨンバーが設けられた支持体の一端側の側面
図、第2図はベツド装置の斜視図、第3図は支持
体の平面図、第4図はベツドをほぼ垂直に起立さ
せた状態の断面図である。 1……支持体、6……トーシヨンバー、11…
…ベツド、23……脚部材、25……係合体、2
6……当接体(ストツパ機構)、27……ストツ
パ(ストツパ機構)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持体と、この支持体に回動自在に取付けられ
    たベツドと、このベツドに折畳み自在に設けられ
    ベツドをほぼ水平に倒伏させたときにその状態で
    上記ベツドを支持する脚部材と、上記支持体に設
    けられたトーシヨンバーと、上記ベツドに設けら
    れこのベツドを起立した状態から倒伏させる方向
    に回動させることにより上記トーシヨンバーの一
    端をその復元力に抗してねじる係合体と、上記ベ
    ツドをほぼ垂直に起立させたときにこのベツドを
    起立した状態で保持するストツパ機構とを具備し
    たことを特徴とするベツド装置。
JP2334587U 1987-02-19 1987-02-19 Expired JPH0415087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2334587U JPH0415087Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2334587U JPH0415087Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63131662U JPS63131662U (ja) 1988-08-29
JPH0415087Y2 true JPH0415087Y2 (ja) 1992-04-06

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ID=30821570

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