JPH04150397A - カラー映像信号の符号化装置とカラー映像信号の復号化装置 - Google Patents

カラー映像信号の符号化装置とカラー映像信号の復号化装置

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JPH04150397A
JPH04150397A JP2273947A JP27394790A JPH04150397A JP H04150397 A JPH04150397 A JP H04150397A JP 2273947 A JP2273947 A JP 2273947A JP 27394790 A JP27394790 A JP 27394790A JP H04150397 A JPH04150397 A JP H04150397A
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band
video signal
frequency
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signal
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JP2273947A
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English (en)
Inventor
Makoto Yasuda
誠 安田
Eiji Iwasaki
岩崎 栄次
Kiyoshi Uchimura
潔 内村
Yoriyasu Takeguchi
竹口 順康
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー映像信号をディジタル符号化して伝送
または記録するときに用いられるカラー映像信号の符号
化装置とカラー映像信号の復号化装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年、テレビジョンの高画質化が盛んに行われている。
そのひとつとして、高品位テレビジョンの研究、開発が
著しい。(例えば、「文献特集高品位テレビジョン」、
テレビジョン学会誌第36巻、第10号、1982年を
参照)しかし、高品位テレビジョンの映像信号は現行の
テレビジョン方式と比べて大きい画像情報量を持つため
に、効率良く伝送または記録するには、高能率符号化の
技術が不可欠とされている。
高品位テレビジョン用の有効な高能率符号化方式のひと
つに、サブバンド符号化方式がある。
(例えば、「サブバンド外挿内挿予測符号化方式」テレ
ビジョン学会全国大会予稿集、pp、457〜458゜
1989年を参照)サブハンド符号化方式とは、J、D
ジョンストンの提案するクヮドラチュア・ミラーフィル
タなど(例えば、「ア・フィルタ・ファミリー・ブザイ
ンド・フォー・ユース・イン・クヮドラチュア・ミラー
・フィルり・バンクス」 (“八Filter Fam
ily for Use in Quadrature
 FilterBanks″ in  Proc、  
1980  ICASSP、  pp、  291〜2
94)により、映像信号を複数の異なる周波数帯域に分
割し、各々の周波帯域に適した符号化、量子化などを行
う方式である。
以下図面を参照しながら、上述した従来のサブバンド符
号化方式を用いたカラー映像信号の符号化装置と復号化
装置の一例について説明する。
カラー映像信号は、三原色に対応する3つの映像信号、
または、三原色に対応する3つの映像信号の線形結合で
ある3つの映像信号からなる。したがって、カラー映像
信号の符号化と復号化を行うには、従来の方法では、こ
の3つの映像信号に対応した三対の符号化装置と復号化
装置が必要となる。
第6図に、従来のサブバンド符号化方式を用いた一対の
符号化装置と復号化装置のブロック図を示す。
第6図において、300は符号化装置、400は復号化
装置を示す。
符号化装置300のブロック図において、310は映像
信号の入力端子、311は画像を水平方向と垂直方向の
空間周波数領域で帯域分割する水平垂直分割フィルタ、
312.313.314.315は分割された各帯域の
信号を符号化する符号化器、316は符号化された映像
信号を時間的に多重化する多重化回路、320は符号化
された映像信号の出力端子である。
復号化装置400のブロック図において、410は符号
化された映像信号の入力端子、411は時間的に多重化
された映像信号を分離する多重分離回路、412、41
3.414.415は分離された各帯域の信号を復号化
する復号化器、416は画像を水平方向と垂直方向の空
間領域で合成する水平垂直合成フィルタ、420は復号
化された映像信号の出力端子である。
以上のように構成された従来の符号化装置と復号化装置
について、以下、第6図、第7図、第8図、第9図、第
10図、第11図、第12図および第13図を用いて、
その動作について説明する。
はじめに、第6図の符号化装置300について説明する
入力端子310に与えられた映像信号は、最初に水平垂
直分割フィルタ311によって画像の水平方向と垂直方
向の空間周波数領域で4つの周波数帯域に分割される。
帯域分割された周波数帯域の概念図を第9図に示す。第
9図において、横軸は画像の空間周波数領域の水平周波
数、縦軸は垂直周波数であり、映像信号はこの平面上で
4つの領域に分割される。
すなわち、水平方向の低域でかつ垂直方向の低域の成分
(以下、LL成分と書く)と、水平方向の低域でかつ垂
直方向の高域の成分(以下、LH成分と書く)と、水平
方向の高域でかつ垂直方向の低域の成分(以下、HL酸
成分書()と、水平方向の高域でかつ垂直方向の高域の
成分(以下、LH成分と書く)の4つの成分に分割され
る。
そして、これを実現するフィルタの内部構成を第7図に
示す。第7図において、1は水平垂直分割フィルタであ
り、その構成要素として、10は映像信号の入力端子、
11は画像を水平方向の空間周波数領域で帯域分割する
水平分割フィルタ、12゜13は垂直方向の空間周波数
領域で帯域分割する垂直分割フィルタ、15.16.1
7.18は帯域分割された映像信号の出力端子である。
映像信号はまず、水平分割フィルタ11により水平方向
の低域成分(以下、L成分と書く)と高域成分(以下、
H成分と書く)に分割される。L成分は垂直分割フィル
タ12により、さらにその垂直方向の低域成分(LL成
分)と高域成分(LH成分)に分割される。同様に、H
成分は垂直分割フィルタ13によって、垂直方向の低域
成分(HL酸成分と高域成分(LH成分)に分割される
帯域分割に用いる具体的なフィルタを第10図に示す。
第10図において、65は分割フィルタであり、その構
成要素として、40は映像信号の入力端子、45は高域
通過フィルタ()IPF)、46は低域通過フィルタ(
L P F) 、50.60は帯域分割された映像信号
の出力端子である。高域通過フィルタ45、低域通過フ
ィルタ46の周波数特性は、例えば第11図に示すよう
になっている。入力された映像信号は、高域通過フィル
タ45によって高域成分がされ、低域通過フィルタ46
によって低域成分がされる。
次に、第6図に戻って符号化装置300の説明を続ける
前記のように帯域分割された映像信号は、符号化器に入
力される。すなわち、LL成分は符号化器312に、L
H成分は符号化313に、HL酸成分符号化314に、
LH成分は符号化315に入力される。
符号化器312.313.314.315は第12図に
示すような構成になっている。第12図において、90
は符号化器であり、その構成要素として、70は映像信
号の入力端子、75は符号化回路、76は量子化回路、
80は符号化された映像信号の出力端子である。
入力された映像信号は、符号化回路75により冗長度を
除いて符号化され、量子化回路76により量子化が行わ
れる。
ふたたび第6図に戻って符号化装置300の説明を続け
る。
前記のように符号化された映像信号は、多重化回路31
6に入力される。多重化回路316では、符号化器31
2.313.314.315の出力を時間軸上で多重化
し、それを符号化装置300の出力信号とする。
では、次に第7図の復号化装置400について説明する
符号化された映像信号は、復号化装置400の入力端子
410に入力される。多重分離回路411において、時
間軸上で多重化された、符号化された映像信号は4つの
成分に分離される。その結果得られる信号は、符号化さ
れた画像のLL成分、LH成分、HL酸成分LH成分の
4つの成分であり、LL成分は復号化器412に、LH
成分は復号化器413に、HL酸成分復号化器414に
、LH成分は復号化器415に入力される。
復号化器412.413.414.415は第13図に
示すような構成になっている。第13図において、52
0は復号化器であり、その構成要素として、500は符
号化された映像信号の入力端子、505は逆量子化回路
、506は復号化回路、510は復号化された映像信号
の出力端子である。分離された各帯域の映像信号は、逆
量子化回路505で逆量子化された後、復号化回路50
6で復号化される。
次に、第6図に戻って復号化装置400の説明を続ける
復号化された映像信号は、水平垂直合成フィルタ416
に入力される。水平垂直合成フィルタ416は、例えば
第8図に示すような構成になっている。
第8図において、2は水平垂直合成フィルタであり、そ
の構成要素として、20.21.22.23は各帯域の
復号化信号の入力端子、25.26は垂直合成フィルタ
、27は水平合成フィルタ、30は合成された映像信号
の出力端子である。復号化されたLL成分とLH成分は
垂直合成フィルタ25で合成され、符号化された映像信
号の水平方向の低域成分(L成分)が得られる。同様に
、復号化されたHL酸成分HH酸成分垂直合成フィルタ
26で合成され、元の映像信号の水平方向の高域成分(
H成分)が得られる。そして、L成分とH成分が水平合
成フィルタ27で合成され、符号化された映像信号が、
第6図の復号化装置400の出力として得られる。
発明が解決しようとする課題 前記のような構成の、サブバンド符号化方式を用いたカ
ラー映像信号の符号化装置と復号化装置は、分割した帯
域毎にその帯域に適した符号化器を用いることにより、
画質を損なうことな(符号化情報量を削減できる。
しかし、この構成では、人間の視覚特性が低下する動き
の多い動画の場合でも、静止画の場合とまったく同じ符
号化特性を持つため、復号化された映像信号の主観評価
にあまり大きく寄与しない周波数成分も符号化している
ことになり、効率的でない。この場合、特に、色信号に
ついては、輝度信号よりも色信号に対する視覚特性の方
が劣っているので、効率的でない。
また、動きの少ない動画の場合、符号化装置で画像の動
きを計算し、それに基づいて符号化特性を変化させ、復
号化装置でその情報を元に復号化する動き補償の試みが
あるが、動き補償のための回路規模が大きくなるため、
この回路規模を小さくすることが課題であった。
本発明は以上の課題に鑑み、比較的小さい回路規模で、
人間の視覚特性が低下する動きの多い動画に対しては、
輝度信号と色信号の符号化特性を変化させた輝度信号に
比して色信号の符号化情報量を削減するカラー映像信号
の符号化装置と復号化装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のカラー映像信号の
符号化装置は、カラー映像信号に対応する3つの映像信
号のそれぞれについて、画像の水平方向と垂直方向の空
間周波数領域で帯域分割をするだけでなく、そのうちの
1つの映像信号である輝度信号については、その水平方
向と垂直方向の空間周波数成分が両方とも低域である成
分にっいて、さらに時間領域で帯域分割し、その結果得
られた時間方向の低域成分と高域成分の両方については
、空間周波数領域の帯域と同様に符号化するとともに、
そのうち高域成分をカラー映像の動きの尺度として、3
つの映像信号、すなわち輝度信号と2つの色信号の分割
された周波数帯域毎に設けられた各符号化器の特性を変
化させる。そして、各符号化器の特性の変化情報と各帯
域の符号化された映像信号と一緒に多重化する。
復号化装置の方では、上記の特性の変化情報を検出し、
これをもとに各帯域ごとに設けられた復号化器の特性を
変化させて復号化した後、各帯域の信号を合成して復号
化された映像信号を得る。
作用 本発明は上記した構成によって、カラー映像信号が、静
止画の場合には高品質な符号化を行い、動画の場合には
人間の視覚特性を考慮し、動きの大きさに応じて少ない
符号化情報量で符号化することにより、符号化情報量を
削減できる。
また、画像を符号化する過程で得られる時間領域での高
域成分を画像の動きの基準にするため、動き補償のため
の回路が必要なく、符号化装置と復号化装置の回路規模
が比較的小さくでき、ハードウェアの実現が容易となる
実施例 以下、本発明の一実施例の符号化装置と復号化装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
第1図に、本発明の一実施例の符号化装置と復号化装置
のブロック図を示す。
第1図において、100は符号化装置、200は復号化
装置を示す。符号化装置100と復号化装置200は、
一対でカラー映像信号の符号化と復号化を行う。符号化
装置100の入力となるカラー映像信号は輝度信号と2
つの色信号(一方を色信号1、他方を色信号2とする)
であり、復号化装置200の出力もこれら3つである。
符号化装置100のブロック図において、110は輝度
信号の入力端子、120.130はそれぞれ色信号1、
色信号2の入力端子、111.121は画像を水平方向
と垂直方向の空間周波数領域で帯域分割する水平垂直分
割フィルタ、112は画像を時間周波数領域で帯域分割
する時間分割フィルタ、113は各帯域に割り当てるビ
ット数を決めるビット配分決定回路、115.116.
117.118.119.125.126゜127、1
28は分割された各帯域の信号を符号化する符号化器、
140は符号化された映像信号を時間的に多重化する多
重化回路、150は符号化されたカラー映像信号の出力
端子である。
復号化装置200のブロック図において、210は符号
化されたカラー映像信号の入力端子、220は時間的に
多重化された映像信号を分離する多重分離回路、231
.232.234.235.24L 242.243゜
244は分離された各帯域の信号を復号化する復号化器
、236は各帯域に割り当てたビット数を検出するビッ
ト配分検出回路、237は画像を時間領域で合成する時
間合成フィルタ、238.245は画像を水平方向と垂
直方向の空間領域で合成する水平垂直合成フィルタ、2
30は復号化された輝度信号の出力端子、240.25
0はそれぞれ色信号1、色信号2の出力端子である。
以上のように構成された本発明の符号化装置と復号化装
置について、以下、第1図、第2図、第3図、第4図、
第5図、第7図、第8図を用いて、その動作を説明する
はじめに、第1図の符号化装置100について説明する
入力端子110に与えられた輝度信号は、最初に水平垂
直分割フィルタ111によって、画像の水平方向と垂直
方向の空間周波数領域で4つの周波数帯域に分割される
。ここで、水平垂直分割フィルタ111は、従来の構成
である第6図における水平垂直分割フィルタ311と同
様であり、その内部構成を第7図に示す。同様に、入力
端子120に与えられた色信号1は、最初に水平垂直分
割フィルタ121によって、4つの周波数帯域に分割さ
れる。
すなわち、輝度信号と色信号1はLL成分、LH成分、
LL成分、HH酸成分4つの成分に分割される。
さらに、輝度信号のLL成分については、時間分割フィ
ルタ112によって時間方向の周波数領域についても帯
域分割を行い、低域(以下、LLLLL成分く)と高域
(以下、LLHLH成分く)に分割する。
帯域分割された輝度信号の周波数帯域の概念図を第2図
に示す。第2図において、3つの軸は画像の空間周波数
領域の水平周波数と垂直周波数、および時間周波数であ
り、輝度信号はこの空間内で5つの領域に分割される。
色信号1については、従来と同じ第9図のように4つの
領域に分割される。すなわち、輝度信号はLLLLL成
分LHLH成分H成分、LL成分、HH酸成分5つの帯
域に分割され、色信号1はLL成分、LH成分、LL成
分、HH酸成分4つの帯域に分割される。
ビット配分決定回路113は、画像の動き情報として特
に重要な輝度信号のLLHLH成分力とし、このLLH
LH成分に符号化装置100の各符号化器の量子化ビッ
ト数を決定する。このように、符号化の途中で得られる
、輝度信号のLLHLH成分ラー映像信号の動きの尺度
とするため、動き補償のための回路が特に必要でない。
ここで、ビット配分決定回路113は、静止画の場合は
量子化ビット数を多く取り、動画の場合は量子化ビット
数を少なくするように各符号化器の量子化特性を変化さ
せる。こうすることで、復号化された映像は大きな劣化
が知覚されずに符号化情報量が削減できる。例えば、動
画の場合、色信号よりも輝度信号の符号化器に優先的に
量子化ビット数を多く割り当てることや、また、同じ映
像信号の符号化器であっても、人間の目につきやすい周
波数帯域の符号化器から優先的に量子化ビット数を多く
割り当てることで、大きな劣化が知覚されずに符号化器
から優先的に量子化ビット数を多く割り当てることで、
大きな劣化が知覚されずに符号化情報量が削減できる。
次に、第1図に戻って符号化装置100の説明を続ける
帯域分割された各映像信号は符号化器に入力される。す
なわち、輝度信号のLLLLL成分号化器115に、L
LHLH成分号化器116に、L H成分は符号化器1
17に、HLL成分符号化器118に、HHH成分符号
化器119に入力され、色信号1のLL成分は符号化器
125に、LH成分は符号化器126に、HLL成分符
号化器127に、HHH成分符号化器128に入力され
る。
符号化器115.116.117.118.119.1
25.126゜127、128は第3図に示すような構
成になっている。
第3図において、630は符号化器を示す。符号化器6
30において、600は映像信号の入力端子、605は
符号化回路、606.607は量子化回路、608は選
択回路、620はその選択制御入力、610は符号化さ
れた映像信号の出力端子である。量子化回路606、6
07は、例えば第4図に示すような、異なる量子化ビッ
ト数の量子化特性を持っている。入力された映像信号は
、符号化回路605により冗長度を除いて符号化され、
選択制御入力620の信号により選択回路608で選択
された量子化回路606または607の量子化結果が出
力される。
再び、第1図に戻って符号化装置100の説明を続ける
輝度信号の各帯域の符号化器115.116.117゜
118、119の出力と、色信号1の各帯域の符号化器
125、126.127.128の出力は、多重化回路
140によって時間軸上で多重化される。
入力端子130に与えられた色信号2については、色信
号1と同様な手段で帯域分割、符号化、量子化が行われ
、輝度信号、色信号1、ビット配分決定回路113の出
力と共に時間軸上で多重化され、符号化装置100の出
力となる。
では、次に符号化装置200について説明する。
符号化された輝度信号と2つの色信号は、復号化装置2
00の入力端子210に入力される。
多重分離回路220において、時間軸上で多重化された
映像信号は、輝度信号のLLLLL成分LHLH成分H
成分、HLL成分HHH成分5つの帯域成分と、色信号
1のLL成分、LH成分、Hし成分、HHH成分4つの
帯域成分と、色信号2のLL成分、LH成分、HLL成
分HHH成分4つの帯域成分と、各帯域のビット配分情
報に分離される ビット配分検出回路236は、分離された各帯域のビッ
ト配分情報を元に、各復号化器の逆量子化特性を変化さ
せる。
次に、分離された各帯域の映像信号は復号化器に入力さ
れる。すなわち、輝度信号のLLLLL成分号化器23
1に、LLHLH成分号化器232に、LH成分は復号
化器233に、HLL成分復号化器234に、HHH成
分復号化器235に入力され、色信号1のLL成分は復
号化器241に、L H成分は復号化器242に、HI
、成分は復号化器243に、HHH成分復号化器244
に入力される。
復号化器23L 232.233.234.235.2
4L 242゜243、244は、第5図に示すような
構成になっている。第5図において、730は符号化器
を示す。符号化器730において、700は符号化され
た映像信号の入力端子、705.706は逆量子化回路
、707ば選択回路、720はその選択制御入力、70
8は符号化回路、710は復号化された映像信号の出力
端子である。
符号化された映像信号は、逆量子化回路705と逆量子
化回路706により逆量子化される。量子化回路705
.705は、符号化装置側の量子化回路と同じ量子化ビ
ット数の逆量子化特性を持っている。
そして、そのどちらの出力を復号化回路708で符号化
方式にしたがって復号化するかを、選択制御入カフ20
の信号により選択回路707で選択する。
次に、第1図に戻って復号化装置200の説明を続ける
復号化された映像信号は空間領域または時間領域で合成
される。すなわち、輝度信号のLLLLL成分LHLH
成分時間合成フィルタ237により時間周波数領域で合
成され、LL成分が得られる。
そして、輝度信号のLL成分、LH成分、HLL成分H
HH成分水平垂直合成フィルタ238により水平方向と
垂直方向の空間領域で合成され、輝度信号が得られる。
ここで、水平垂直合成フィルタ238は、従来の構成で
ある第6図における水平垂直合成フィルタ416と同様
であり、その内部構成を第8図に示す。
色信号1も同様に、L L成分、LH成分、HL成分、
HH酸成分4つの成分は水平垂直合成フィルタ245に
より水平方向と垂直方向の空間領域で合成される。
色信号2については、色信号1と同様な手段で逆量子化
、復号化、帯域合成される。
以上のように、輝度信号、色信号1、色信号2復号化装
置200の出力として得られる。
なお、上記の実施例において、画像の空間周波数領域で
4つ、時間周波数領域で2つの帯域に分割したが、さら
に多くの帯域に分割してもよい。
また、符号化器630は選択可能な量子化回路を2つと
したが3つ以上でもよく、その場合、対応する復号化器
730の逆量子化回路の数を符号化器630の量子化回
路の数と一致させる必要がある。
また、上記の実施例において、多重化方式として時間多
重方式を用いているが、その他の多重方式、例えば、周
波数多重方式、波長多重方式でもよい。
発明の効果 以上のように、本発明によれば次のような効果を奏する
ことができる。
(1)動きの多いカラー映像信号を符号化する場合、人
間の視覚特性が低下する周波数帯域については符号化器
の量子化ビット数の割り当てを少なくするビット配分決
定回路を設けことにより、符号化情報量を削減できる。
(2)特に、輝度信号に比して色信号に対する視覚特性
が劣っているので、画像の動きが大きい場合、輝度信号
よりも色信号の量子化ビット数の割り当てを少なくする
ビット配分決定回路を設けることにより、符号化情報量
を削減できる。
(3)符号化の過程で得られる、輝度信号の水平方向の
空間周波数領域の低域で、かつ垂直方向の低域で、かつ
時間周波数領域の高域である信号を画像の動きの尺度と
しているため、動き検出のための回路が必要なく、符号
化装置のハードウェアの実現が容易である。
(4)同様に、復号化装置にも動き補償のための回路が
必要なく、ハードウェアの実現が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による一実施例の符号化装置と復号化
装置の構成を示すブロック図、第2図は、第1図に示す
本発明による一実施例で行われている周波数分割につい
て示した模式図、第3図は、第1図における符号化器の
詳細を示すブロック図、第4図は、第3図における量子
化回路の量子化回路の量子化特性図、第5図は、第1図
における復号化器の詳細を示すブロック図、第6図は、
従来のサブバンド符号化方式の符号化装置と復号化装置
の構成を示すブロック図、第7図は、第1図と第6図の
両方における水平垂直分割フィルタの詳細を示すブロッ
ク図、第8図は、第1図と第6図の両方における水平垂
直合成フィルタの詳細を示すブロック図、第9図は、従
来のサブバンド符号化方式で行われている周波数分割に
ついて示した模式図、第10図は、第7図における水平
分割フィルタの詳細を示すブロック図、第11図は第1
0図における高域通過フィルタと低域通過フィルタの周
波数特性図、第12図は、第6図における符号化器の詳
細を示すブロック図、第13図は、第6図における復号
化器の詳細を示すブロック図である。 10.20.21,22,23.40,70.110.
120.130,210,310゜410、500.6
00,620700,720・・・・・・入力端子、1
5,16.17゜18、30.50.60.80.15
0 、230.240.250.320 、420.5
10゜610、710・・・・・・出力端子、100.
300・旧・・符号化装置、200、400・・・・・
・復号化装置、1.11LL21,311・・・・・・
水平垂直分割フィルタ、2.238.245.416・
・・・・・水平垂直合成フィルタ、11・・・・・・水
平分割フィルタ、27・・・・・・水平合成フィルタ、
12.13・・・・・・垂直分割フィルタ、25.26
・・・・・・垂直合成フィルタ、112・・・・・・時
間分割フィルタ、237・・・・・・時間合成フィルタ
、65・・・・・・分割フィルタ、45・・・・・・高
域通過フィルタ、46・・・・・・低域通過フィルタ、
90.115.116.117.118.119゜12
5.126,127,128,312,313,314
,315,630 ・・・−・・符号化器、231.2
32.233.234.235.24L 242.24
3.244゜412.413,414,415,520
,730・・・・・・復号化器、75.605・・・・
・・符号化回路、506,708・・・・・・復号化回
路、76゜606、607・・・・・・量子化回路、5
05.705,706・旧・・逆量子化回路、680.
707・・・・・・選択回路、113・・・・・・ビッ
ト配分決定回路、236・・・・・・ビット配分検出回
路、・・・・・・多重化回路、 220.411・・・・・・多重分離 回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー映像信号の輝度信号と2つの色信号を入力
    とし、前記輝度信号を空間周波数領域で水平方向と垂直
    方向にそれぞれ複数の周波数帯域に分割する第1の帯域
    分割手段と、前記2つの色信号を空間周波数領域で水平
    方向と垂直方向にそれぞれ複数の周波数帯域に分割する
    第2の帯域分割手段と、前記輝度信号を前記第1の帯域
    分割手段により分割して得られた水平方向の空間周波数
    領域での低減かつ垂直方向の空間周波数領域での低域成
    分を、時間周波数領域で複数の周波数帯域に分割する第
    3の帯域分割手段と、前記第1の帯域分割手段と前記第
    2の帯域分割手段と前記第3の帯域分割手段により分割
    して得られた周波数帯域ごとに設けられた互いに異なる
    ビット数に量子化する複数の量子化器で構成された量子
    化手段と、第3の帯域分割手段により分割して得られた
    時間周波数領域での高域成分を前記カラー映像信号の動
    き情報として用いて、前記量子化手段の量子化ビット数
    を決定するビット配分決定手段を具備し、前記ビット配
    分決定手段の出力により前記量子化手段の量子化器を選
    択することを特徴とするカラー映像信号の符号化装置。
  2. (2)異なる周波数帯域ごとに符号化された映像信号を
    入力とし、前記周波数帯域ごとに設けられた互いに異な
    る入力ビット数に対応して逆量子化することのできる複
    数の逆量子化器で構成された逆量子化手段と、前記映像
    信号の中にあらかじめ含まれたビット配分情報を検出し
    前記周波数帯域ごとのビット配分量を決定するビット配
    分検出手段と、前記逆量子化器で逆量子化された異なる
    周波数帯域の映像信号を合成する帯域合成手段を具備し
    、前記ビット配分検出手段の出力で前記周波数帯域毎に
    設けられた前記逆量子化手段の逆量子化器を選択的に制
    御することを特徴としたカラー映像信号の復号化装置。
JP2273947A 1990-10-11 1990-10-11 カラー映像信号の符号化装置とカラー映像信号の復号化装置 Pending JPH04150397A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013000793A1 (de) 2012-01-19 2013-07-25 Mitsui High-Tec, Inc. Herstellungsverfahren eines mehrschichtigen Eisenkerns

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