JPH0415020Y2 - - Google Patents

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JPH0415020Y2
JPH0415020Y2 JP10414988U JP10414988U JPH0415020Y2 JP H0415020 Y2 JPH0415020 Y2 JP H0415020Y2 JP 10414988 U JP10414988 U JP 10414988U JP 10414988 U JP10414988 U JP 10414988U JP H0415020 Y2 JPH0415020 Y2 JP H0415020Y2
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fumigant
pipe
air
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fumigation
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Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本考案は穀物や飼料その他の物を殺虫などのた
めに臭化メチルなどでくん蒸する場合に使用され
るくん蒸剤供給装置に関するもので、とくにくん
蒸終了時、またはくん蒸剤ボンベを、その配管か
ら分離する場合などに、それに接続されたくん蒸
剤用配管内のくん蒸剤をほぼ完全にパージして、
前記ボンベの交換作業などを安全にかつ容易に行
なうことを可能にするものである。
{従来の技術} くん蒸に使用される臭化メチルなどは有毒であ
るから、そのくん蒸剤ボンベを、交換などのため
に配管から分離するとき、またはくん蒸作業終了
後の安全のために、そのくん蒸用配管内に残つて
いるくん蒸剤をパージして、作業者などに対する
影響を防ぐようにしたくん蒸剤供給装置として、
例えば、第3図に示したものが知られている。
第3図において、21はくん蒸剤ボンベで、こ
のくん蒸剤ボンベ21の開閉弁22に、短い接続
管23を介して切替え用の電磁弁24が接続され
ている。25はパージ用ポンプで、これはエア用
配管26で電磁弁24の一方に接続され、かつこ
のパージ用ポンプ25にはエアフイルタ27が接
続されている。
28は電磁弁24の他方に接続されたくん蒸剤
用配管で、これでくん蒸剤を気化器(図示省略)
などに送るように構成されている。29はくん蒸
剤用配管28に設けられた絞り弁で、これで供給
されるくん蒸剤の量を調節する。
穀物などのくん蒸は、開閉弁22を開くととも
に、電磁弁24のエア用配管26側を閉鎖し、く
ん蒸剤用配管28側を開いて、くん蒸剤ボンベ2
1から前記気化器などにくん蒸剤を供給するもの
である。
くん蒸剤用配管28内のくん蒸剤をパージする
ときは、開閉弁22を閉じる。そして、電磁弁2
4のエア用配管26側とくん蒸剤用配管28側の
両方を開き、かつパージ用ポンプ25を駆動し
て、エア用配管26からくん蒸剤用配管28にパ
ージ用エアを圧送することにより、このパージ用
エアでくん蒸剤用配管28内の残つているくん蒸
剤をパージする。
{考案が解決しようとする課題} 前記従来のくん蒸剤供給装置は、パージ用ポンプ
25の駆動によるパージ用エアの圧送で、くん蒸
剤用配管28内のくん蒸ガスをほぼ完全にパージ
することができる。しかし、開閉弁22と電磁弁
24間の接続管23は、その位置が、前記パージ
用エアの流動方向に対して逆になるから、接続管
23内のくん蒸ガスを完全にパージすることが困
難であつて、接続管23内にくん蒸ガスの一部が
残る問題がある。
したがつて、例えば、くん蒸剤ボンベ21を分
離するとき、作業者は防毒マスクを使用するなど
して、接続管23内に残つているくん蒸ガスによ
る危険を回避しており、防毒マスク着用の手間が
必要であるなどの課題がある。
本考案は、上記のような問題を解決するもので
あつて、配管内に残つたくん蒸ガスのパージを完
全に行なつて、くん蒸剤ボンベを分離したときな
どに配管内に残つたくん蒸ガスによる危険をなく
することができるくん蒸剤供給装置をうることを
目的とするものである。
{課題を解決するための手段} 本考案のくん蒸剤供給装置は、くん蒸剤ボンベに
接続されたくん蒸剤用配管内にパージ用エアが圧
送されるくん蒸剤供給装置において、パージ用エ
アを圧送するエア用配管が、前記くん蒸剤用配管
内に挿入されて、このエア用配管からくん蒸剤用
配管内にエアを噴出するように構成され、かつ前
記エア用配管のエアを噴出する開口端部が前記く
ん蒸剤ボンベの方に向けて配置されて、パージ用
エアをくん蒸剤の流動方向と逆方向に噴出させる
ことを特徴とするものである。
くん蒸剤用配管内に挿入したエア用配管の開口
端部は、くん蒸剤ボンベに設けられた開閉弁に近
接させて配置することが、噴出させたエアを開閉
弁にまで容易に到達させて、くん蒸剤用配管内の
くん蒸剤を完全にパージすることに対して適する
が、エア用配管の開口端部から噴出させるエアの
圧力などの条件によつて、噴出させたエアを前記
開閉弁まで達するようにすればよいものであるか
ら、くん蒸剤用配管内に対するエア用配管の開口
端部の位置は任意になしうるものである。
{作用} このくん蒸剤供給装置によるくん蒸剤用配管内
のくん蒸剤のパージは、くん蒸剤ボンベの開閉弁
を閉じてから、エア用配管からパージ用エアをく
ん蒸剤用配管内に噴出させる。
そして、エア用配管からくん蒸剤用配管内に噴
出したパージ用エアは、くん蒸剤ボンベの方、す
なわち、くん蒸剤の流動方向と逆の方向に流動し
て、くん蒸剤用配管の端部に達すると、反転して
くん蒸剤をくん蒸剤用配管外に流動させるもので
あつて、くん蒸剤用配管内のくん蒸剤のパージを
むらなく行なう。
{実施例} 本考案のくん蒸剤供給装置の実施例を第1〜2
図について説明する。
第1〜2図において、1a,1bは臭化メチル
などが充填されたくん蒸剤ボンベで、これらの開
閉弁2a,2bに接続されたくん蒸剤用配管3
a,3bが制御装置4(第2図参照)内で、接続
部材5で連通状に接続されている。
なお、前記開閉弁2a,2bを、第1図では、
くん蒸剤ボンベ1a,1bに、それからやや分離
した状態で示しているが、これは図示を容易にす
るためであつて、この開閉弁2a,2bは、第2
図に示したように、くん蒸剤ボンベ1a,1bの
上部に直接取付けられているものである。
6はパージ用ポンプで、その接続配管7から分
岐したエア用配管8aが、くん蒸剤用配管3aに
設けたT字状の分岐管9からくん蒸剤用配管3a
の開閉弁2a側に挿入され、かつエア用配管8a
の開口端部が開閉弁2aの近くに配置されてい
る。一方、前記接続配管7から分岐されたエア用
配管8bが前記接続部材5からくん蒸剤用配管3
b内に挿入され、かつエア用配管8bの開口端部
が開閉弁2bの近くに配置されている。10は接
続配管7に設けられた電磁弁、11はパージ用ポ
ンプ6に接続されたエアフイルタである。
12は前記接続部材5の後流側に接続された分
岐弁で、この分岐弁12で分岐されたくん蒸剤供
給管13a,13bのそれぞれに流量が異なる、
例えば20Kg/mmと2Kg/mmの絞り弁14a,14
bが接続され、かつくん蒸剤供給管13a,13
bがT字状の連結管15に接続され、この連結管
15に接続したくん蒸剤供給管13cで、くん蒸
剤供給管13a,13bのいずれかで供給される
くん蒸剤を気化器(図示省略)などに送るように
構成されている。
前記絞り弁14a,14bは、穀物などの被く
ん蒸物の量その他の条件によつて、くん蒸剤を大
量に供給するときは、絞り弁14aを開き、くん
蒸剤が少量でよい場合は、絞り弁14bを開くこ
とによつて、供給するくん蒸剤の量の選択を可能
にするものである。
第2図において、16は重量測定部で、これが
ケーブル17で制御装置4に接続されて、重量測
定部16に載置された前記くん蒸剤ボンベ1a,
1bの重量に関するデータが制御装置4に入力さ
れるように構成されている。18はくん蒸剤ボン
ベ1a,1bのくん蒸剤の残量表示部である。
なお、くん蒸剤ボンベ1a,1bを接続部材5
に並列状に接続しているが、これは例えば、くん
蒸剤ボンベ1aのくん蒸剤がなくなつたときに、
くん蒸剤ボンベ1bを使用するように、1本ずつ
使用されるものであるから、くん蒸剤ボンベ1b
を設けることについては、任意になしうるもので
ある。
上記のように構成されたくん蒸剤供給装置によ
るくん蒸剤の供給は、電磁弁10を閉じて、例え
ば絞り弁14aを開いて、絞り弁14bを閉じ、
かつ開閉弁2aを開いて、開閉弁2bを閉じる。
すると、くん蒸剤ボンベ1aのくん蒸剤がくん蒸
剤用配管3aからくん蒸剤供給管13aを経て気
化器などに供給されるものである。
くん蒸剤ボンベ1aのくん蒸剤がなくなつたと
きは、開閉弁2aを閉じ、開閉弁2bを開いて、
くん蒸剤ボンベ1bのくん蒸剤を供給する。そし
て、くん蒸剤の量が少量でよいときは、絞り弁1
4aを閉じて、絞り弁14bを開くものである。
なお、例えば、くん蒸剤ボンベ1aのくん蒸剤
の残量は、制御装置4の残量表示部18に表示さ
れる。
くん蒸が終了するなどして、くん蒸剤用配管3
a,3bなどのくん蒸剤をパージするときは、開
閉弁2a,2bを閉じて絞り弁14a,14bな
どを開いてくん蒸剤が流動する各配管を、パージ
用エアの通過が可能なようにする。
そして、電磁弁10を開いてパージ用ポンプ6
を作動させる。すると、接続配管7からエア用配
管8a,8bにパージ用エアが流動して、それが
くん蒸剤用配管3a,3b内において、開閉弁2
a,2bの近くで、それらに向けて噴出する。こ
の噴出したパージ用エアは、開閉弁2a,2bに
衝突状になつてくん蒸剤用配管3a,3bを逆流
して、くん蒸剤をパージする。
すなわち、パージ用エアは、まずくん蒸剤用配
管3a,3b内を、その端部の開閉弁2a,2b
まで流動してから、くん蒸剤供給管13a,13
bの方に逆流するから、くん蒸剤用配管3a,3
b内のくん蒸剤の全量を確実にパージすることが
できる。
{考案の効果} 本考案のくん蒸剤供給装置は、上記のように、
くん蒸剤用配管内にエア用配管が挿入されるとと
もに、そのエアを噴出する開口端部がくん蒸剤ボ
ンベの方に向けて配置されている。そして、くん
蒸剤用配管内のくん蒸剤をパージするときに、エ
ア用配管からくん蒸剤用配管内に直接パージ用エ
アを噴出させるものである。
したがつて、エア用配管からくん蒸剤用配管内
に噴出されたパージ用エアは、くん蒸剤用配管の
くん蒸ボンベ側の端部まで流動してから逆流する
から、くん蒸剤用配管内の全体をむらなくパージ
用エアが流動して、くん蒸剤用配管などのくん蒸
剤を完全にパージすることができ、くん蒸剤ボン
ベをくん蒸剤用配管から分離した時にも、くん蒸
剤による危険がなく、これらの作業を容易にかつ
安全に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本考案の実施例を示し、第1図は
一部を断面した要部の正面図、第2図は斜視図、
第3図は従来例の正面図である。 1a,1b……くん蒸剤ボンベ、2a,2b…
…開閉弁、3a,3b……くん蒸剤用配管、8
a,8b……エア用配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. くん蒸剤ボンベに接続されたくん蒸剤用配管内
    にパージ用エアが圧送されるくん蒸剤供給装置に
    おいて、パージ用エアを圧送するエア用配管が、
    前記くん蒸剤用配管内に挿入されて、このエア用
    配管からくん蒸剤用配管内にエアを噴出するよう
    に構成され、かつ前記エア用配管のエアを噴出す
    る開口端部が前記くん蒸剤ボンベの方に向けて配
    置されて、パージ用エアをくん蒸剤の流動方向と
    逆方向に噴出させることを特徴とするくん蒸剤供
    給装置。
JP10414988U 1988-08-06 1988-08-06 Expired JPH0415020Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10414988U JPH0415020Y2 (ja) 1988-08-06 1988-08-06

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JP10414988U JPH0415020Y2 (ja) 1988-08-06 1988-08-06

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JPH0226482U JPH0226482U (ja) 1990-02-21
JPH0415020Y2 true JPH0415020Y2 (ja) 1992-04-03

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