JPH04149882A - 情報再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、媒体に記録された情報を再生する情報再生装
置に関するものである。

従来の技術 以下に従来の情報再生装置として、音楽用光デイスク再
生装置を例にとって説明する。

近年、音楽用光ディスクは急速に普及し、いまでは光デ
ィスクは音楽用以外にもさまざまな種類のものが出回っ
ており、ひとつの市場を形成している。

第３図は光デイスク再生装置のブロック図を示すもので
あり、１は再生情報と再生情報のための制御情報を記録
した光ディスク、２は光ディスク１より制御情報を読み
出す制御情報読出手段、３は制御情報読出手段２より読
み出された制御情報を出力表示する出力表示手段である
。

以上のように構成された従来の光デイスク再生装置にお
いては、光ディスクに記録されている再生情報を再生す
る前に、再生に必要な制御情報を読み込んでからデータ
の再生を行う。光デイスク再生装置の制御情報の読み出
しについて説明する。

光ディスク１に記録された制御情報は制御情報続出手段
２によって読み出される。読み出された制御情報は出力
表示手段３によって表示される。

第１表に音楽用光ディスクの場合の制御情報の内容を示
す。

第　　１　　表 第１表に示されている音楽用光ディスクの制御情報の内
容について説明する。光ディスクに記録されている制御
情報の内容としては、「トータル時間」と「トラックの
開始時間」の情報が「分」。

「秒」、それに７５分の１秒を１ブロツクとした「ブロ
ック数」のかたちで記録されている。そのほかに「開始
トラックナンバ」と「最終トラックナンバ」が記録され
ており、そのときは時間情報で１分」のところにトラッ
クナンバが記録されている。以上の説明より、開始トラ
ックは１トラツクであり、最終トラックは６トラツクで
ある。また、記録されている再生情報のトータル時間が
２５分２５秒６０ブロツクであり、第１トラツクの開始
時間がＯ分Ｏ秒Ｏブロック、第２トラツクの開始時間が
４分１０秒００ブロツクというように各トラックのトラ
ック開始時間が記録されていることがわかる。第４図は
出力表示手段３によって制御情報をデイスプレィに表示
した例である。

次に、音楽データ付きＣＤ−１フオーマツトの光ディス
クの場合を説明する。音楽データ付きＣＤ−Ｉフォーマ
ットのディスクは第６図に示すように、光ディスクの内
周部にＣＤ−Ｉデータのトラックがあり、その外周に音
楽データのトラックがある。記録されている制御情輔の
内容は第２表に示され、その内容について説明する。

「トータル時間」、「トラック開始時間」の表し方は音
楽用光ディスクの制御内容と同じであるが、内周部にあ
るＣＤ−Ｉ）ラックの開始時間は記録されていない。音
楽用光ディスクの制御情報での「開始トラックナンバ」
と「最終トラックナンバ」が記録されているところの代
わりに、音楽データ付きＣＤ−Ｉフォーマットの場合は
ｒＣＤ−Ｉトラック総数」と「最終音楽トラックナンバ
」が記録されている。ＣＤ−Ｉトラック総数について説
明すると、ＣＤ−■トラックが何トラックあるかという
トラック数に１を加算したものが「分」のところに記録
されている。また、　「秒」のところにはＣＤ−Ｉフォ
ーマットの識別コードとして１０が記録されている。次
に、　「最終音楽トラックナンバ」のところには、外周
部にある音楽トラックの最終トラックナンバが１分」の
ところに記録されている。

第　　２　　表 以上の説明にそって第２表をみると、次のことがわかる
。まず、この光ディスクはＣＤ−Ｉ）ラックが１トラツ
クあるＣＤ−Ｉフォーマットの光ディスクであり、外周
部に音楽データ用のトラックがある。ＣＤ−Ｉ）ラック
を含んだ再生情報のトータル時間は２６分３６秒４０ブ
ロツクであり、２トラツク目以降に音楽トラックがあり
、各音楽トラックのトラック開始時間が記録されている
ということがわかる。

音楽データ付きＣＤ−Ｉフォーマットの光ディスクを音
楽再生用光デイスク再生装置で再生する際に、再生に必
要な制御情報を読み込んで出力表示手段３によって表示
する。第５図は出力表示手段３によって制御情報をデイ
スプレィに表示した例である。

ＣＤ−Ｉフォーマットの光ディスクの制御情報を音楽再
生用の光デイスク再生装置で制御情報を再生した場合に
、音楽用光ディスクの内周部に位置する第１トラツクの
ＣＤ−Ｉ）ラックの開始時間が入っておらず、第２トラ
ツクの音楽トラックから開始時間が記録されている。従
来の音楽再生用の光デイスク再生装置では開始時間が記
録されている第２トラツクから音楽データが入っている
ので、制御情報の出力表示手段３では２トラツク以降を
表示する。また、制御情報の出力表示手段３によって表
示されるトータル時間は制御情報のトータル時間を表示
し、それは音楽トラックの合計時間ではなく、第１トラ
ツクのＣＤ−Ｉトラック分の時間が合わされたものが表
示される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような構成では、音楽データだけを
再生する光デイスク再生装置であるので、再生ができな
いＣＤ−Ｉデータが入っている第１トラツクを無視して
、２トラツク以降に入っている音楽トラックが１トラツ
クから表示された方が音楽トラックが幾つあるかわかり
やすいのであるが、実際には制御情報の内容どおりに音
楽トラックが２トラツク以降と表示されてしまう。また
、出力表示手段３によって表示されたトータル時間では
内周にある第１トラツクのＣＤ−Ｉデータの部分の時間
も含んでおり、音楽データを再生したり、編集を行うと
きに必要な音楽データだけのトータル時間が表示されな
いという課題を有していた。

本発明はかかる点に鑑み、複数種類のデータが記録され
た媒体を再生する際に、情報再生装置で再生できないデ
ータを意識しないような制御情報を表示する情報再生装
置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、制御情報を読み取る制御情報読取手段と、読
み取られた前記制御情報を判別する制御情報判別手段と
、併合された制御情報から複数のデータ毎の制御情報値
に変換する制御情報演算手段と、前記制御情報演算手段
から得られた制御情報を出力表示する出力表示手段と、
を備えた情報再生装置である。

作用 本発明は前記した構成により、異なる複数のデータ毎の
制御情報を併合した制御情報ブロックを記録した媒体か
ら、制御情報読取手段により読み取られた制御情報の判
別が制御情報判別手段により行われ、得られた判別情報
をもとに制御情報を制御情報演算手段が複数のデータ毎
の制御情報値に変換し、変換された制御情報が出力表示
手段によって表示される。

実施例 情報再生装置の例として音楽用光デイスク再生装置を例
にとって説明する。

第１図は本発明の第１の実施例における音楽用光デイス
ク再生装置のブロック図を示すものである。第１図にお
いて、１は再生情報とともに再生に必要な制御情報を記
録した光ディスク、制御情報読出手段２は光ディスク１
より制御情報を読み出して制御情報判別手段４に出力さ
れる。制御情報判別手段４は読み出した制御情報により
光ディスク１の種類を判別を行い、得られた判別情報と
制御情報を制御情報演算手段５に出力する。制御情報演
算手段５は制御情報判別手段４で得られた光ディスク１
の判別情報に応じて光ディスク１に記録された制御情報
を光デイスク再生装置に必要な制御情報の値に変換する
。変換した制御情報は、出力表示手段３に出力される。

出力表示手段３は制御情報演算手段５により変換された
制御情報を出力表示する。

以上のように構成された本実施例の音楽用光デイスク再
生装置において、以下その動作を説明する。

音楽データ付きＣＤ−Ｉフォーマットで記録されている
光ディスクを音楽用光デイスク再生装置で再生を行う場
合について説明する。

音楽データ付きＣＤ−Ｉフォーマットで記録されている
光ディスク１の制御情報は従来例で説明した第２表のよ
うな内容で記録されている。この光ディスク１は制御情
報続出手段２により読み出され、読み出された制御情報
は制御情報判別手段４に出力される。制御情報判別手段
４で読み出された制御情報から光ディスクの種類を判別
を行い、音楽情報付きＣＤ−Ｉフォーマットの光ディス
クであるという判別情報と制御情報を制御情報演算手段
５に出力する。制御情報演算手段５は制御情報判別手段
４から入力された制御情報を、判別情報により音楽用光
デイスク再生装置に必要な制御情報に変換する。この場
合の変換の内容を説明する。光ディスク１は音楽データ
付きＣＤ−Ｉフォーマットの光ディスクであるから、フ
ォーマット上、内周の第１トラツクに記録されているＣ
Ｄ−■のデータは音楽用光デイスク再生装置では必要の
ないトラックであり、第２トラツク以降の記録されてい
る音楽データのトラックを再生することになる。そこで
、ＣＤ−Ｉデータが記録されている第１トラツクがない
かのように、第２トラツクを第１トラツクとしてトラッ
クの数を振り直し、第２トラツクの開始時間を起点と考
え、第２トラツク以降の各トラックの開始時間から元の
第２トラツクの開始時間を減算する。また、トータル時
間のところでは第１トラツクのＣＤ−Ｉデータの時間を
含んでいるので音楽データだけのトータル時間を算出す
るために、記録されているトータル時間から元の第２ト
ラツクの開始時間を減算する。

以上のような変換内容により、第２表に示される制御情
報が第３表のような制御情報に変換される。

変換された制御情報は出力表示手段３に出力される。出
力表示手段３では変換された制御情報は第２図のように
表示される。

第　　３　　表 以上のようにこの実施例によれば、光ディスクの種類を
判別する制御情報判別手段４とそこから得られる判別情
報により制御情報を変換する制御情報変換手段を設ける
ことにより、音楽用光デイスク再生装置に必要な制御情
報を得ることができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、異なる種類のデー
タを記録した媒体の再生において、情報再生装置で再生
可能なデータに必要な制御情報を得ることができ、それ
により情報再生装置から他の記録再生装置に編集して記
録するなどの操作を行う際に、情報再生装置で再生でき
ないデータの制御情報にとられれることなく容易に操作
することができる。また、媒体に対してあたかも再生で
きないデータが記録されていないかのようにふるまうの
で、情報再生装置の操作に関しては、媒体に記録された
データの種類にとられれず常に一定の操作環境を提供す
ることができるので、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における光デイスク再生
装置の構成を示すブロック図、第２図は同実施例におけ
る制御情報を出力表示手段によりデイスプレィに表示し
た表示画面図、第３図は従来の光デイスク再生装置の構
成を示すブロック図、第４図および第５図は制御情報を
出方表示手段によりデイスプレィへに表示した表示画面
図、第６図は音楽データ付きＣＤ−Ｉフォーマットの光
ディスクの平面図である。 １・・・光ディスク、　　２・・・制御情報読出手段、
３・・・出力表示手段、　　４・・・制御情報判別手段
、５・・・制御情報演算手段。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　明　ほか２名第 図 第 図 、−１デイスク ２−１１ｆｆｌ’４ｔａ＊ｔｔ＋＄Ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）異なる複数のデータ毎の制御情報を併合した制御
   情報ブロックを記録した媒体の再生において、 制御情報を読み取る制御情報読出手段と、 読み取られた前記制御情報を判別する制御情報判別手段
   と、 併合された制御情報から複数のデータ毎の制御情報値に
   変換する制御情報演算手段と、 前記制御情報演算手段から得られた制御情報を出力表示
   する出力表示手段と、 を備えた情報再生装置。