JPH04148918A - ポリカプロラクトンチューブラーフィルムの製造装置および製造方法 - Google Patents

ポリカプロラクトンチューブラーフィルムの製造装置および製造方法

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JPH04148918A
JPH04148918A JP27414890A JP27414890A JPH04148918A JP H04148918 A JPH04148918 A JP H04148918A JP 27414890 A JP27414890 A JP 27414890A JP 27414890 A JP27414890 A JP 27414890A JP H04148918 A JPH04148918 A JP H04148918A
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JP
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air
tube
cooling
molten
polycaprolactone
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JP27414890A
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Kunihiro Hirose
邦弘 広瀬
Takashi Inoue
尚 井上
Yoichi Matsuda
洋一 松田
Masatoshi Ko
興 正利
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NUC Corp
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Nippon Unicar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
り産業−1−の利用分野] 本発明はポリカプロラクトンチューブラ−フィルムの製
造装置および製造方法に関する。さらに詳しくは、微生
物による分解性に優れている、各種物品の包装用、ラッ
プ用、被覆用等に適したポリカプロラクトンのフィルム
を空冷インフレーション法により製造するための装置お
よび方法に関する。 [従来の技術] ポリカプロラクトンはと −カプロラクトンの開環重合
反応によって得られる熱可塑性高分子であり、その結晶
溶融温度は60℃と低く、引張強瓜、靭性および他の樹
脂との相溶性に優れ、そして土壌中の微生物により分解
する性質を有するので広範囲に用途を有する。例えば、
整形外科用キャスト、ギブス材料、またはインベストメ
ント鋳造法もしくはコストワックス鋳造法等の精密鋳造
法に用いられる消失模型、熱融着型・時接着布、プラス
チック製粘土、歯科印象採取用トレー、モールド離型剤
、顔料分散剤、外科用モノフィラメント縫合糸、微生物
分解性繊に11−1微生物分解性不織4」等としてポリ
カプロラクトンは現在広く用いられている。 また、ポリカプロラクトンから製造されるフィルムは低
融点、微生物分解性、高い機械的強度等に特徴を有する
ので、多くの用途開発が近年期待されており、その製造
方法の確立が望まれてきた。 しかしながら、60℃というポリカプロラクトンの極端
に低い結晶溶融温度と、結晶溶融温度重子、での急激な
溶融張力低下により製膜か非常に困難であり、これまで
ポリカプロラクトンの空冷インフレーション法によるフ
ィルI、の製造について報告する文献は皆無である。
【発明が解決しようどする課題】
本発明は、従来製造されたことのなく、広範囲の用途が
期待されるポリカプロラクトンのチューブラ−フィルム
を、経済的に、かつ高品位に、空冷インフレーション法
を用いて製造するための装置および方法を提供すること
を課題とする。 [課題を解決するための手段] 本発明者等は、ポリカプロラクトンのフィルl、か製造
された場合、薄肉で、機械的強度に優れ、透明性ができ
るだけ高いフィルムが最も用途の多いことを想定し、し
かも製造コストが低い方法か好ましいので、空冷インフ
レーション法によりチューブラ−フィルムを製造する方
法を採択し、ポリカプロラクトンに特異な物性に適合す
るインフレーション法のための多くの加工条件および装
置に関して鋭意研究を重ねた。 その結果、特定の装置および条件を採用するとポリカプ
ロラクトンの製膜が可能なことを初めて見出し、本発明
を完成させた。 すなわち、本発明は、ポリカプロラクトンのチューブラ
−フィルムを空冷インフレーション法により製造するた
めの装置であって、ポリカプロラクトンの溶融チューブ
を押出成形するためのダイスを含む成形手段と、前記溶
融チューブを冷却してそれにより該溶融チューブの安定
性を維持しつつフロストラインを生ぜしめる冷却手段と
から構成され、 該冷却手段は、冷却空気を前記溶融チューブに吹きつけ
る主冷却手段と、外気を導入し該外気と11it記冷却
空気とを溶融チューブの外周であってかつ溶融チューブ
の進行方向に整流する機+iljを備えた補助冷却手段
とからなることを特徴とする、上記装置に関する。 本発明の上記装置の好ましい実施態様において、前記冷
却手段は、ダイスの円形スリットから円筒状に押出され
る溶融チューブの中心軸にほぼ垂直方向に10〜25℃
の温度の冷却空気を吹きつける空気冷却リングからなる
主冷却手段、および該空気冷却リングの下側でiij記
ダイスの上側に形成された空気流路と、に記空気冷却リ
ングの上方で1−記溶融チューブの外周側に同軸的に設
置された整風筒と、該整風筒の上側に設置された遮風板
と、前記整風筒の下端と前記空気冷却リングの間に開口
している外気数人]−1とからなる補助冷却手段から構
成される。 また、本発明は、ダイギャップ1゜5〜3.0 mmの
空冷インフレーション成形用ダイスから溶融したポリカ
プロラクトンを65〜75℃の温度で円筒状に押出し溶
融チューブとし、該溶融チューブの安定性を維持しつつ
冷却し200〜300 mmのフロストラインを生ぜし
めブロー比11.5〜2とすることを特徴とするポリカ
プロラフI・ンチコープラーフィルlえの製造方法にも
関する。 この製造方法において、溶融チューブの冷却(4、該溶
融チューブの中心軸にほぼ垂直力向に空気冷却リングよ
り冷却空気を吹きつけ、+iir記空気冷空気冷却リン
グ側で前記ダイスの1−側に形成された空気流路を通っ
て流入する外気を前記冷却空気と合流させ溶融チューブ
外周に沿って1゛、方に流通させ、+iir記空気冷空
気冷却リングに設置Nされた整風筒の下端部の開1−1
部から取入れた外気をnTJ記冷却空気と合流させ、前
記溶融チューブと整風筒との間を通過させて溶融チュー
ブをさらに冷却し、整風筒とその−1一端に設置された
遮風板と溶融チューブの間隙から外部に空気流を排出し
遮風板の上方でフロストラインを生ぜしめるようにして
行われることが好ましい。 次に本発明において上述した種々の成形条件について説
明する。 まずダイスのダイギャップは1.5〜3.0 mmの範
囲である。これか1.5mm以下であると樹脂圧かI−
昇し、メルトワラクチャ−が発生し、バルブの安定性が
悪く、高吐出の押出加工か不Hf能であり、逆に3.0
 mm以−にの場合高吐出になりすぎ、空気冷却リング
からの冷却空気での冷却が追いつかず、バルブの形成が
困難となり、さらにフィルムの縦方向にのみ配向し縦方
向にのみ裂けやすいフィルムとなり望ましくない。 また、ポリカプロラクトンの押出温度は65〜75℃の
範囲である。これが65℃以ドであるとバルブが切断し
たり、いわゆるサメ肌といわれる肌荒れ現象か生じ、平
滑なフィルムを得ることができす、一方75℃以」−で
あるとポリカプロラクトンの溶融張力が急激に低下して
成形時のバルブが不安定となり、一定の規格の製品か製
造しに((なる。 冷却空気の温度は10〜25℃の範囲である。 これか10℃以下であると急激に溶融チューブか冷却さ
れ、フロストラインが十−かりすぎ、フィルムが縦方向
に裂けやすくなり、25℃以」−であると溶融ヂっ一ブ
が冷却されにくく該ヂュブの走行か不安定となり、均一
な規格のフィルムか形成されない。 また、本発明においてフロストラインは200〜300
mmとなるようにする。これか2001nnl以下であ
ると冷却空気量を増大させねばならす、その場合乱流か
生し、一定の規定の製品を得ることかできず、冷却空気
量を増大させる代わりに10℃以下の冷却空気を使用す
ると冷却効果は上かるか、冷却空気に関して−に記した
ような問題を生じるため好ましくない。逆に、フロスト
ラインか3001皿以」−になると押出された樹脂が冷
却されすきてブロー成形が不可能となる。 最後にブロー比は11.5〜2の範囲であるか、1:1
.5以下であるとフィルl、が縦方向に裂けやすくなり
、12以にては製膜操作が不安定となり高品位の製品が
得られない。 [実施例〕 次に実施例にJ、tついて本発明をより詳細に説明する
。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。 第1図は本発明のポリカブIコラクトンチュブラーフィ
ルムを空冷インフレーション法により製造するための装
置の・実施態様を示す縦断面図である。 次にこの図面を参照して本発明を説明する。 押出機1によって溶融され混練されたポリカプロラクト
ン(165〜75℃で、1.5〜3.0印のダイギャッ
プを有する環状の空冷インフレーション成形用ダイス2
によって円筒状に成形され、該ダイス2内に設けられた
膨張用空気吹込に14からの空気の供給を受は溶融ヂ、
−ブ5としてダイスリット3から空中に押出される。 このようにして押出された溶融チューブ5に、ダイス2
の上方に設置された空気冷却リング゛支持板7−1−に
載置した空気冷却リング9から冷却空気を吹きつけ溶j
融ヂl−ブ5の温度を低ドさせる。該冷却空気は冷却空
気取入1113から導かれ、温度か10〜25℃てあり
、ぞの吹きっすは溶融チューブ5の中心+ll1b方向
でかっ該ヂョフ15に対して垂直力向に行われる。 本発明において、空気冷却リング9とダイス2との間に
は空気流路か設けられているが、本装置ではこれか調整
ボルト6により形成されており、外気が自由に系内に流
入または流出するようになっている。この空気流路を設
置しない場合には、空気冷却リング9から吹き出る冷却
空気が溶融チューブ5に沿って上方に流動していくとき
、ダイス2表面から空気冷却リングF部ベース8の延長
線上で囲まれた空間が減圧となり、ベンチコリー効果に
より溶融チューブ5が膨張し、周囲の壁に接触し、溶融
チューブ5の走行を不可能とし、該溶融チューブ5か破
裂する場合があり、望ましくない。この空気流路により
外気か系内に自111に出入りし、系内の圧力を・定に
保たれる。本装置てこの空気流路はダイス2の−1−而
に設置した3〜6個の調整ポル1−6を空気冷却リング
゛支持板7の内端にねじ込み固定することにより形成さ
れる。 空気冷却リング9の1−上方には、溶融チューブ5の外
周側に同軸的に設置された整風筒10と該整風筒10の
」一端にこれと直角に設置されたドーナツ型の遮蔽板1
1とが設置され、該遮蔽板11の間隙部中央から冷却さ
れたチューブラ−フィルムが出、該チューブラ−フィル
ムと遮蔽板11との間隙が冷却風排出[、]+ 15と
なる。 ここにおいて整風筒10の下端と空気冷却リング9の−
I一端は離れており、この間隙か外気取入1112を形
成している。整風筒10、遮蔽板11および外気取入口
12は下記の機能を発揮する。 ポリカプロラクトンはその溶融温度以」二では急激に溶
融張力が減少し、狭いダイギャップで押出すると溶融チ
ューブ5の走行が不安定となるので、ダイギャップを1
.5〜3.0 mmと広くする必要があり、広くすると
今度は溶融子コープ5の熱容量が増大するので、通常の
冷却方法で(」冷却か追いつかず、フロストラインか上
昇しずさ、溶融ヂ、−ブ5の膨張か不可能となり、また
、冷却さねにくいのてチ1−ブラーフイ)Lムの製造か
不可能となる。 それ故に本発明においては溶融チューブ5の効率的な冷
却が不可欠であり、本発明においてはそれを可能とする
ために溶融チューブ5の中心軸に垂直に冷却空気を吹き
つけている。しかし、これにより冷却効果はl=、かる
か、その一方で溶融チューブ5に当たった冷却空気流は
直角に角度を変え大部分は一4二方に溶融チューブ5に
111行して流通していくか、直角に角度を変えるため
乱流か発生し、ぞのまま何も対策をとらないと溶融チュ
ーブ5か振動しなから走行し、定品質のフィルムを得る
ことが不可能となる。 、:の対策とし7てI−5記した整風筒10、遮蔽板1
1および外気取入1112を設置したことにより、空気
冷却リング9からの冷却空気の乱流か層流化され、また
外気取入1112かへ取り入れられた外気により冷却効
果がさらに1.かり、本発明の[子1的を達成すること
かできる。 本発明の装置における概略の・j法は以下の通りである ダイスリットの直径:50〜700印 ダイギャップ;165〜3.0 mm 調整ボルトの長さ85〜50mm 空気冷却リング吹出口の位置;溶融チューブ外周から5
0〜100師) 空気冷却リング吹出[1のに1径;30〜1.00 m
m整風筒の高さ:150〜250IIII11整風筒の
内径;ダイリップ径の1.2〜3倍外気取入口の幅、5
〜50m+口 遮風板の外径、ダイリップ径の1.2〜3倍遮風板の内
径、冷却風tJI出口15の幅が5〜100mmとなる
ように決定される。 このようにして冷却された溶融チューブ5には遮風板1
1の上方位置で200〜300mmのフロストライン1
4か生じる。ここてフロストライン14を200mm以
ドとすると、冷却効果を増大させる必要がある。これを
目的として空気冷却リング9からの冷却空気を10℃以
下とすることが考えられるが、この場合膨張用空気圧を
」−昇さぜねばならす、そうすると冷却空気吹出「1付
近の溶融チューブ5の内圧か増大し、該吹出[1や」二
部の整風筒10に接触し、製膜か不1り能となる。 さらに、フロストライン14が生じたチューフラーフィ
ルムはカイト板1Gを介して5〜30m/分の巻取速度
てこ一ツブロール17により巻き取ら、iする。このチ
ューブラフィルム厚さは50〜300μn〕である。 次に1−1記の装置を実際に作動させてポリカプロラク
トンのヂューブラーフィルノ、を製造した場合の例を比
較例と対比して示す。 実施例1 40 mm径押出機を用いて−1−記インフレーシ3ン
フィルム成形装置によりポリカプロラクトン(iRi品
名′1.’ ON EP −767、重合度400゜メ
ルトインデックス30.密度1.15g/cc。 米国ユニオンカーバイド社製)のチューブラフィルムを
成形した。 一ト4記装置における各部分の寸法は以下の通りて あ
 っ ブこ ・ ダイスリットの直径;    75mmダイギャップ:
        2.5 mm調整ボルトの長さ;  
   30m 空気空気冷却リング吹11目1置; (溶融チューブとの間隔)80mm 整風筒の高さ、        200mm整風筒の内
径、        380mm外気取入l]の幅、 
    20ffl[l+遮風板の外径;      
 380mm遮風板の内径−、330mm ポリカプロラクトンを70℃の温度でダイスリット3よ
り押出し、溶融チューブ5とし、空気冷却リング9の吹
1日」より20’Cの冷却空気を風速6.2m/秒でこ
れに垂直方向から吹きつiJl 7m/分の巻取速度で
ニップロール17により巻き取った。 このときフロストライン14は250mm、ブロー比1
・1.8であった。巻き取ったフィルムの厚さは807
1mて、曇り度25% (ASTMD−1003に準拠
)、光沢(45°)4&0(ΔS TM  D  24
57に準拠)、引張強度〔縦方向280kg/cイ、横
方向220kg/cイ〕、エルメンドルフ引裂強度〔縦
方向660 g、横方向554 g)であった。 比較例】 実施例1の樹脂押出温度をそれぞれF記のように変えた
以外は実施例1と同様の操作を行った。 ムか得られた。 比較例2 実施例1のダイヤ’l’ ンプをそれぞれ下記のように
変えた以外は実施例1と同様の操イ′]を行−〕た。 できなかった。 比較例3 実施例1のフロストラインをそれぞれ下記のように変え
た以外は実施例1と同様の操作を行った。 フロストライン 評 価 比較例4 実施例1のブロー比をそれぞれ下記のように変えた以外
は実施例1 と同様の操作を行った。 比較例5 第1図に示したインフレーション成形装置の調整ボルト
6の部分を円筒状物に置き換え、外気の出入りを遮断し
た以外は、実施例1と同様の操作を行った。 しかし、ダイスリットから押出された溶融チューブが壁
面と接触を起こしたり、振動を起こし、一定品質のフィ
ルムか安定的な操作で得られなかった。 比較例6 第1図に示したインフレーション成形装置の整風筒10
および遮風板11の形状ならびにそれらの相対位置を本
発明の範囲以外のものに置き換えた以外は、実施例1と
同様の操作を行った。 しかしながら、本発明の範囲以外では、高品位のフィル
ムが安定的な操作で得られなかったことが実証された。 〔発明の効果] 以−L詳細に説明したように、空冷インフレー279ン
によるポリカプロラクトンのチューブラ−フィルムは、
ポリカプロラクトンの特異な性質(例えば結晶溶融温度
か60℃と通常の樹脂に比べて非常に低いこと、溶融張
力が非常に弱いこと、溶融破壊現象か起こりやすいこと
等)により、これまで製造することは困難であるとされ
、提案されたことは無かったか、本発明はこれを初めて
可能としたものである。 このように本発明によれば、空冷インフレーション法に
よりポリカプロラクトンのチューブラ−フルムが容易に
製造てきるため、製造コストは低く、しかも薄肉で、機
械的強度に優れ、透明性が極めて高い様々な分野に適用
可能なフィルムが得られる。また、ポリカプロラクトン
のチューブラ−フィルムは微生物分解性であるため、環
境美化に役立つ包装袋等の提供を可能とした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のポリカプロラクトンチコーブラーフィ
ルムを空冷インフIノージョン法により製造するだめの
装置の一実施態様を示す縦断面図である。なお、図中の
矢印(>)は冷却空気の流通経路を示す。 図中、 1・押出機      2・・・ダイス8・・・ダイス
リッl−4・・・膨張用空気吹込1]5・・・溶融チュ
ーブ 6・調整ボルト 7・・・空気冷却リング支持板 8 ・空気冷却リング下部ベース 9・・空気冷却リング  10・・・整風筒11・・・
遮風板      12・・外気取入口13・・冷却空
気取入「114・・フロストライン15・・・冷却風排
出口   16・・・ガイド板17・・・ニップロール 特許出願人 日本ユニカー株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリカプロラクトンのチューブラーフィルムを空
    冷インフレーション法により製造するための装置であっ
    て、 ポリカプロラクトンの溶融チューブを押出成形するため
    のダイスを含む成形手段と、前記溶融チューブを冷却し
    てそれにより該溶融チューブの安定性を維持しつつフロ
    ストラインを生ぜしめる冷却手段とから構成され、 該冷却手段は、冷却空気を前記溶融チューブに吹きつけ
    る主冷却手段と、外気を導入し該外気と前記冷却空気と
    を溶融チューブの外周であってかつ溶融チューブの進行
    方向に整流する機構を備えた補助冷却手段とからなるこ
    とを特徴とする、上記装置。
  2. (2)前記冷却手段が、ダイスの円形スリットから円筒
    状に押出される溶融チューブの中心軸にほぼ垂直方向に
    10〜25℃の温度の冷却空気を吹きつける空気冷却リ
    ングと、該空気冷却リングの下側で前記ダイスの上側に
    形成された空気流路と、上記空気冷却リングの上方で上
    記溶融チューブの外周側に同軸的に設置された整風筒と
    、該整風筒の上側に設置された遮風板と、前記整風筒の
    下端と前記空気冷却リングの間に開口している外気取入
    口とからなる請求項1記載の装置。
  3. (3)ダイギャップ1.5〜3.0mmの空冷インフレ
    ーション成形用ダイスから溶融したポリカプロラクトン
    を65〜75℃の温度で円筒状に押出し溶融チューブと
    し、該溶融チューブの安定性を維持しつつ冷却し200
    〜300mmのフロストラインを生ぜしめブロー比1:
    1.5〜2とすることを特徴とするポリカプロラクトン
    チューブラーフィルムの製造方法。
  4. (4)溶融チューブの冷却が、該溶融チューブの中心軸
    にほぼ垂直方向に空気冷却リングより冷却空気を吹きつ
    け、前記空気冷却リングの下側で前記ダイスの上側に形
    成された空気流路を通って流入する外気を前記冷却空気
    と合流させ溶融チューブ外周に沿って上方に流通させ、
    前記空気冷却リングの上方に設置された整風筒の下端部
    の開口部から取入れた外気を前記冷却空気と合流させ、
    前記溶融チューブと整風筒との間を通過させて溶融チュ
    ーブをさらに冷却し、整風筒とその上端に設置された遮
    風板と溶融チューブの間隙から外部に空気流を排出し遮
    風板の上方でフロストラインを生ぜしめるようにして行
    われる請求項3記載の方法。
JP27414890A 1990-10-12 1990-10-12 ポリカプロラクトンチューブラーフィルムの製造装置および製造方法 Pending JPH04148918A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06143407A (ja) * 1992-11-10 1994-05-24 Agency Of Ind Science & Technol 生分解性を有する合成樹脂成型品及びその成型方法
EP0708148A1 (de) 1994-10-21 1996-04-24 Ems-Inventa Ag Blasfolientaugliche Formmassen auf Basis abbaubarer aliphatischer Polyester

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