JPH04148602A - 種子・珠芽薄皮剥離方法 - Google Patents

種子・珠芽薄皮剥離方法

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JPH04148602A
JPH04148602A JP2269330A JP26933090A JPH04148602A JP H04148602 A JPH04148602 A JP H04148602A JP 2269330 A JP2269330 A JP 2269330A JP 26933090 A JP26933090 A JP 26933090A JP H04148602 A JPH04148602 A JP H04148602A
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seeds
beads
seed
thin skin
gap
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JP2269330A
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English (en)
Inventor
Takaaki Furuhashi
古橋 隆明
Kenichi Takenoya
竹ノ谷 健一
Katsuoki Kasai
河西 勝興
Makoto Sakazume
坂詰 良
Akira Inaba
彰 稲葉
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Sapporo Breweries Ltd
Original Assignee
Sapporo Breweries Ltd
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23NMACHINES OR APPARATUS FOR TREATING HARVESTED FRUIT, VEGETABLES OR FLOWER BULBS IN BULK, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PEELING VEGETABLES OR FRUIT IN BULK; APPARATUS FOR PREPARING ANIMAL FEEDING- STUFFS
    • A23N15/00Machines or apparatus for other treatment of fruits or vegetables for human purposes; Machines or apparatus for topping or skinning flower bulbs

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種の種子・珠芽を発芽させてもや゛しを製
造するもやし製造方法において、前記種子・珠芽の表面
を覆う薄皮を除去する種子・珠芽薄皮剥離方法に関する
〔従来の技術〕
大豆、小豆などの種子やニンニクなどの珠芽を発芽させ
て「もやし」を作り、このもやしを食することは古くか
ら行なわれている。この場合、種子・珠芽の表面を覆う
薄皮がもやしに付着したままであると食味を害するので
、薄皮を除去することが行なわれる。人の手で薄皮をむ
いて除去するのは手間を要するので、発芽させる前に、
種子・珠芽をそのままの状態であるいは水で湿潤させた
状態で、異なる周速度で回転している2本の平行なゴム
ローラの間隙や相互にすべり方向に運動している2枚の
ゴム製平板の間隙を擦られるように通過させて、薄皮を
剥離、除去することが行なわれている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の薄皮の除去方法ては、神子・珠芽をその
ままの状態ですなわち乾燥状態でゴムローラ間あるいは
ゴム製平板間の隙間を通過させた場合には、種子・珠芽
が固いままなので、薄皮の除去が十分には行なわれない
という問題点かある。一方、湿潤状態の種子・珠芽をゴ
ムローラ間あるいはゴム製平板間の隙間を通過させた場
合には1発根部付近の薄皮の除去が不十分「なりやすい
」二、薄皮の除去のための押圧力が大きいため、湿潤状
態すなわち軟らかい状態にある種子・珠芽がつふれやす
く、発芽率が低下するという問題点がある。
本発明の目的は、もやしの製造方法において、発芽率の
低下をもたらさずに、完全に種子・珠芽の薄皮を剥離、
除去できる種子・珠芽薄皮剥離方法を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段〕 L北口的を達成するための本発明の種子・珠芽薄皮剥離
方法は、種子・珠芽を発芽させてもやしを製造するもや
し製造方法における、前記種子・珠芽から前記種子・珠
芽の表面を覆う薄皮を除去する、種子・珠芽薄皮剥離方
法であって、前記種子・珠芽を水に浸して湿潤させ、対
向しかつ相互にすべり方向に運動する2つの弾性体表面
間の、前記種子・珠芽の径より小さい間隔の隙間を湿損
した前記種子・珠芽を通過させて、前記薄皮を前記梯子
・珠芽から浮き上らせ、そののち前記種子・珠芽を乾燥
し、 対向しかつ相互にすべり方向に運動する2つの弾性体表
面間の、前記種子・珠芽の径より小さい隙間をこの乾燥
した前記梯子・珠芽を通過させて、浮き上っている前記
薄皮を前記種子・珠芽から剥離することからなる。
〔作用〕
種子・珠芽を湿潤状態にして2つの弾性体表面間の隙間
を通過させて薄皮を種子・珠芽から浮き−Vらせ、次に
種子・珠芽を乾燥させ、再び首記隙間を通過させて浮き
上っている薄皮を種子・珠芽から剥離するので、浮き上
っているすなわち単離脱状態であってかつ乾燥して固く
なっている薄皮を弾性体表面で擦ることとなり、薄皮を
種子・珠昧芽から完全に剥離することができ、さらに従
来の回の隙間通過の操作によって薄皮を除去する方法に
比へ、隙間を通過する際に種子・珠芽に加わる押バカを
低減することができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第11′Aは、本発明の種子・珠芽薄皮剥離方法の実施
に用いられる薄皮剥離装置の一例の構成を示す概略側面
図である。
この薄皮剥離装置は、2本の水平方向に平行なゴムロー
ラを有するゴムローラ対1,2.3が上下方向に3段に
禎み重なるように筺体5に取り付けられた構成となって
いる。筺体5の上方には、ヘルドコンヘア4か設けられ
、図示しない供給源から搬送される種子・珠芽が1番上
側にあるゴムローラ対lの2木のゴムローラla、lb
間の隙間に落トーするようになっている。また、筐体5
は、基台6の上に取り付けられるようになっている。
ここで、ゴムローラ対1について第2図により説明する
ゴムローラ対1を構成する2本のゴムローラla、lb
のうち一方のゴムローラ1aは、筺体5(第1図)に水
平に回転自在に軸支されている。他方のゴムローラ1b
は、ゴムローラ1aに対し軸線が平行で回転自在に軸受
けifにより軸支されており、該軸受けifは公知の手
段により筺体5(第1図)に水平方向に慴動自在に設け
られており、かつ荷重調整用バネICにより一方のゴム
ローラlaに向けて一定の荷重により常時付勢されてい
る。さらに、荷重調整用バネ1cによるr記付勢があっ
てもゴムローラ1aとゴムローラ1bとの間の隙間1g
の間隔が一定値より小さくならないように、前J己軸受
け1fに当接するストッパー(不図示)が設けられてい
る。この結果、隙間1gに物体がはさまってこの隙間1
gの間隔が拡がったとき、この物体は荷重調整用バネの
作用により押圧力を受けるようになる。なお、前記スト
ッパーを設けずに、ゴムローラla。
1bが互いに接触するようにすることも可能であるが、
後述するようにゴムローラla、lbのそれぞれの表面
が互いにすべり方向に運動しているので、前記ストッパ
ーを設けてゴムローラla。
1bが隙間1gをはさんで配置されるようにすることが
望ましい。また、ゴムローラla、lbの構成、材質を
適宜選択することにより、隙間1gにはさまった物体が
その大きさによらずほぼ一定の押圧力を受けるようにす
ることができるのであれば、荷重調整用バネICを設け
ずに、軸受け1fを筐体5(第1図)に対し移動しない
ように取り付けることも可能である。
ゴムローラla、lbは、隙間1gkはさまった物体が
上から下に搬送されるように、すなわち図示矢印方向に
回転するように、図示しない駆動手段によりて回転駆動
されるようになっている。
この場合、両方のゴムローラla、lbのそれぞわの回
転の周速度が互いに異なるようにされ、この結果、ゴム
ローラ1aの表面とゴムローラ1bの表面とは、隙間1
gをはさんで互いにすべり方向に運動することになる。
さらに、各ゴムローラla、lbの下部に近接して、回
転しているこれらゴムローラla、lbの表面に付着し
た物体を前記表面から取り除くための、平板状のスィー
パld、leがそれぞれ設けられている。後述するよう
に、スィーパld、leによってゴムローラla、lb
の表面から取り除かれた物体は、2番目のゴムローラ対
2の隙間2gの上に落)するようになっている。
ゴムローラla、lb相互間の隙間1gの間隔は、この
隙間1gを通過させようとする種子・珠芽の種類に応じ
て適宜設定される。種子・珠芽の径が4mm程度である
ときには、隙間1gの間隔は2aWa程度とすることが
望ましい。また、ゴムローラla、lbの材質も適宜選
択されるが、材料のゴムの硬度(J I S硬度)は、
30〜60F1度が望ましく、4b程度が好ましい。ゴ
ムローラIa、lbの表面の粗さRa(中心線平均粗さ
)は、2〜10μm程度が望ましく、5μm程度が好ま
しい。ゴムローラla、lbの回転の周速度は、一方の
ゴムローラについて20〜100m/分程度が望ましく
、50m/分程度が好ましく、また、他方のゴムローラ
について10〜50m/分程度が望ましく、20m/分
程度が好ましい。
荷重調整用バネICがゴムローラ1bを押圧する荷重は
、ゴムローラ1bの長さ1cm当り、0.2〜1.0 
kgf程度が望ましい。
ゴムローラ対2.3もゴムローラ対1と同じ構成であり
、それぞれの隙間1g、2g、3gが垂直方向に一直線
に並び、ベルトコンベア4により隙間1gに供給された
物体が隙間2g、3gを通過し、隙間3gのt方に排出
されるように、ゴムローラ対1,2.3は上下方向に積
み重なっている。
次に、この薄皮剥離装置を用いて実施される本発明の種
子・珠芽薄皮剥離方法の工程について説明する。
まず、もやしの原料となる種子・珠芽を水につけて湿潤
させ、薄皮部分を軟化させる。この場合、種子・珠芽が
発芽しては困るので、低温の水、例えば5〜10℃程度
の水に、1時間ないし5日間程度、通常は1〜3日間程
度浸される。
次に、各ゴムローラla、lb、2a、2b。
3a、3bを上述のように回転させた状態で、この湿潤
した種子・珠芽をベルトコンベア4に載せて搬送し、隙
間1gの上(落下させる。ゴムローラla、lbの周速
度が異なりかつ隙間1gの間隔が種子・珠芽の径より小
さいことから、種子・珠芽は、押圧されかつその表面の
薄皮がゴムローラla、lbに擦られながら、隙間1g
を通過し隙間2gの上に落下する。隙間1gを通過した
際に、ゴムローラla、lbの表面に付着する種子・珠
芽があったとしても、スィーパld、leによって前記
表面から引き離され、隙間2gの上に落下する。隙間1
gを通過した種子・珠芽は同様に隙間2g、3gを通過
し、隙間3gの下方に排出される。
4橢した種子・珠芽は、隙間1g、2g、3gを通過し
たことにより、軟化した薄皮が十分掠られて、この薄皮
が種子・珠芽の本体部分から浮き上った状態となる。こ
の状態では、薄皮は主として発根部近傍でのみ種子・珠
芽本体と密着しており、いわば薄皮は単離脱状態にある
次に、この種子・珠芽を乾燥させる。この場合、熱を加
えると種子・珠芽が死んで発芽しなくなるので、乾燥は
常温の常湿あるいは乾燥空気中で行なう。乾燥時間は、
1時間ないし3日間程度であり、通常は半日ないし1日
間程度である。乾燥したことにより、薄皮は種子・珠芽
の本体部分から浮き上った状態のままで硬化する。
次に、乾燥した梯子・珠芽をベルトコンベア4上に載せ
、上述と同様に隙間1g、2g、3gを通過させる。薄
皮は、このとき種子・珠芽の本体部分から浮き上った状
態のままで硬化しているから、隙間1g、2g、3gを
通過したことにより、掠られて種子・珠芽の本体部分か
ら完全に剥離する。隙間3gからは、種子・珠芽の本体
部分とこの本体部分から剥離・分離された薄皮とが同時
に排出される。
このあと、風選その他の手段で、剥離した薄皮を種子・
珠芽の本体部分から取り除き、種子・珠芽の本体部分を
適当な発芽床に移して発芽させ、もやしを生産すればよ
い。
次に、種子・珠芽の受ける押圧力について説明する。
上述した装置を用いて本発明の種子・珠芽薄皮剥離方法
を実施したとき、隙間1g、2g、3gを通過する場合
にそれぞれ荷重調整用バネlc。
2c、3cの作用により種子・珠芽は押圧力を受ける。
従来の方法により、回転する2本のゴムローラ間の隙間
を種子・珠芽を通過させた場合にも押圧力を′受けるの
で、これら両方の方法により種子・珠芽の受ける押圧力
の必要とされる大きさについて比較する。
従来の方法では、そのままの状J2!(乾燥状態)か湿
潤状態のいずわかの状態でありかつ薄皮が種子・珠芽の
本体部分に密着している状態の種子・珠芽を1回だけ薄
皮剥離装置を通過させるので。
薄皮を完全に取り除くために大きな押圧力を必要とする
。また大きな押圧力を加えたとしても完全に薄皮が剥離
するとは限らない。一方1本発明の方法では、種子・珠
芽を2回薄皮剥離装置を通過させ、1間口では湿潤状態
の種子・珠芽についてその本体部分から薄皮を浮き上ら
せ、2回目では浮きl−ったまま乾燥して硬化した薄皮
を剥離する、すなわち密着していない薄皮を剥離するの
で、いずれの通過過程においても大きな押圧力を必要と
しない。したがって、本発明の方法を実施する場合にお
いては、種子・珠芽に加えられる押圧力を小さくするた
め、上述した薄皮剥離装置を使用するときには、荷重調
整用バネlc、2c。
3cがゴムローラlb、2b、3bをそれぞれ押圧する
荷重はかなり小さい値とされる。
次に、本発明の種子・珠芽薄皮剥離方法の実施に用いら
れる別の薄皮剥離装置について説明する。第3図はこの
薄皮剥離装置の構成を示す斜視図である。
この薄皮剥離装置は、ゴム製の2枚の平板、すなわち下
板11と平板12とからなっている。下板11は、図示
しない筐体に固定されている。
方、上板12は、下板11との平行状態を保ったまま前
後左右方向に揺動できるように、荷重調整手段(不図示
)を介して筐体(不図示)に取り付けられている。荷電
調整手段(不図示)は、上板12を一ト板11に向けて
一定の荷重で常時付勢するバネ(不図示)と、下板11
と上板12との隙間13の間隔が一定値より下回らない
ようにするためのストッパー(不図示)とからなってい
る。
したがって、物体か隙間13にはさまったとき、その物
体は押圧されることになる。また、上板12は、図小矢
印でボす方向に揺動運動をするように、図示しない揺動
手段によって駆動されるようになっている。この結果、
′)板11の表面と一ト板12の表面とは、ηいにすべ
り方向に運動することになる。
下板11と上板12との間の隙間13の間隔は、この装
置が対象とする種子・珠芽の種類によって適宜設定され
るが、種子・珠芽の径が4■■程度であれば、21霞程
度とすることが望ましい。
上板11と上板12を構成するゴムの硬度は30〜60
程度が望ましく、45程度が好ましい。
また、下板11と上板12の表面粗さRaは2〜10μ
m程度が望ましく、5μm程度が好ましい。また荷重調
整手段によフて上板12が受ける荷重は、上板12の面
間1 cm”当り、0.003〜0.05kgf程度が
望ましく、0.旧kgf程度が好ましい。また、上板1
2の揺動運動の速さは、線速度で50〜200 cm/
分程度が望ましく、100csZ分程度が好ましい。
次に、この薄皮剥離装置を用いて実施される本発明の種
子・珠芽薄皮剥離方法の工程について説明する。
上述したゴムローラを用いた場合と同様に、まず種子・
珠芽を水に浸して湿潤させる。次に、下板11と上板1
2との間の隙間13中に湿潤した種子・珠芽を入れて上
板12を揺動させる。第2図中の矢印で示したように四
角形の外周を巡るように揺動させる場合であれば、1〜
5回転程度揺動させるのが望ましく、3回転程度揺動さ
せるのが好ましい。すると、薄皮が下板11と上板12
との間で擦れて、種子・珠芽の本体部分から浮き上った
状態となり、ここで、種子・珠芽を取り出して乾燥させ
る。乾燥したことにより浮き上っている薄皮が硬化する
から、再び種子・珠芽を隙間13中に入れて上板12を
揺動させる。この結果、峡化し浮き上っている薄皮が擦
れて種子・珠芽の本体部分から剥離するから、種子・珠
芽の本体部分と剥離した薄皮とを隙間13から取り出す
。その後、剥離した薄皮を取り除いて、種子・珠芽の本
体部分を発芽させればよい。
この薄皮剥離装置を用いて本発明の方法を実施した場合
に種子・珠芽が受ける押圧力と、2枚のゴム製平板の間
の隙間を種子・珠芽を通過させる従来の方法により種子
・珠芽が受ける押圧力とを比較すると、上述の回転する
ゴムローラの場合と同様に1本発明の実施に際して必要
とされる押圧力の方が小さい。したがって、本発明の方
法を上述の装置で実施する場合、荷重調整手段(不図示
)が付勢する荷車はかなり小さい値とされる。
次に、本発明の種子・珠芽薄皮剥離方法を実地に適用し
た結果について説明する。
(実験例1) 直径約4−■のニンニクの珠芽釘ついて上述したゴムロ
ーラによる薄皮剥離装置により薄皮を除去した。まず7
℃の水に3日間ニンニクの珠芽を浸したのち、この薄皮
剥離装置を通過させ、常温で乾燥させた後、再びこの薄
皮剥離装置を通過させた。このときの薄皮除去率は10
0%すなわち全ての薄皮が除去されていた。その後、通
常の発芽操作を行なったところ、発芽率は90%であっ
た。
なお、このときゴムローラの硬度は451表面粗さRa
は5μm、各ゴムローラ対ごとに一方のゴムローラの周
速度が50m/分、他方のゴムローラの周速度は20m
/分であった。
(実験例2) 実験例1において、ゴムローラによる薄皮剥離装置の代
わりに上述した2枚のゴム製の平板にょる薄皮剥離装置
を使用して、同様の実験を行なった。その結果、薄皮除
去率は100%、発芽率は83%であった。なお、この
とき、下板、上板のゴムの硬度は451表面粗さRaは
5μm、揺動の線速度は100 cm1分、荷重調整手
段による上板への荷重は上板1c■2当り0.1 kg
f 、揺動の回転数は3回転であった。
これらの結果から明らかなように、本発明の種子・珠芽
薄皮剥離方法によれば、薄皮を完全に除去できる上、隙
間を通過させるときに種子・珠芽が受ける押圧力が従来
の方法よりも小さいため高い発芽率を維持できる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、種子・珠芽を湿潤状態に
して、2つの弾性体表面間の隙間を通過させ、その後乾
燥し、再び前記隙間を通過させることによって浮き上っ
ている薄皮を剥離するようにしたことにより、1回目の
隙間の通過により薄皮を浮き上らせ、2回目の通過で薄
皮を剥離することとなって、薄皮が完全に除去でき、さ
らに従来の方法に比べ隙間を通過するときに種子・珠芽
に加わる押圧力が低減するため、種子・珠芽のつぶれが
防げて発芽率が向上し、生産性が高まるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の種子・珠芽薄皮剥離方法の実施に用い
られる薄皮剥離装置の一例の概略側面図、第2図は第1
図の装置の要部の説明図、第3図は本発明の方法の実施
に用いられる別の薄皮剥離装置の斜視図である。 1〜3・・・ゴムローラ対、 Ia、 Ib、 2a、 2b、 3a、 3b=ゴム
ローラ、lc、2c、3c・・・荷重調整用バネ、1d
、1e−−−スィーパ、 lf、2f、3f−・・軸受け、 1g、2g、3g・・・隙間、 4・・・ベルトコンヘア、  5・・・筐体、6・・・
基台、      11−・・下板、12−・・上版、
      13・・・隙間。 M3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、種子・珠芽を発芽させてもやしを製造するもやし製
    造方法における、前記種子・珠芽から前記種子・珠芽の
    表面を覆う薄皮を除去する、種子・珠芽薄皮剥離方法で
    あって、 前記種子・珠芽を水に浸して湿潤させ、 対向しかつ相互にすべり方向に運動する2つの弾性体表
    面間の、前記種子・珠芽の径より小さい間隔の隙間を湿
    潤した前記種子・珠芽を通過させて、前記薄皮を前記種
    子・珠芽から浮き上らせ、そののち前記種子・珠芽を乾
    燥し、 対向しかつ相互にすべり方向に運動する2つの弾性体表
    面間の、前記種子・珠芽の径より小さい隙間をこの乾燥
    した前記種子・珠芽を通過させて、浮き上っている前記
    薄皮を前記種子・珠芽から剥離することからなる種子・
    珠芽薄皮剥離方法。
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