JPH04147439A - 誤差信号検出方法 - Google Patents

誤差信号検出方法

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JPH04147439A
JPH04147439A JP27049690A JP27049690A JPH04147439A JP H04147439 A JPH04147439 A JP H04147439A JP 27049690 A JP27049690 A JP 27049690A JP 27049690 A JP27049690 A JP 27049690A JP H04147439 A JPH04147439 A JP H04147439A
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JP
Japan
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light
photodetector
error signal
recording medium
light beam
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JP27049690A
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Yoshito Yuma
嘉人 遊馬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、光ディスク等の光記録媒体に情報信号を記録
及び/又は再生するにあたって、該記録媒体上に照射さ
れる光束の集光状態を示す誤差信号を検出する誤差信号
検出方法に関する。
B0発明の概要 本発明は、光ディスク等の光記録媒体に情報信号を記録
及び/又は再生するにあたって該記録媒体上に照射され
る光束の集光状態を示す誤差信号を検出する誤差信号検
出方法であって、光記録媒体上に集光して照射された光
束の該光記録媒体よりの反射光束を干渉フィルタを透過
させた後に光検出器の受光部上に照射し、この受光部に
照射された光量に応じて光検出器より出力される光検出
出力に基づいて、光記録媒体上における光束の焦点ずれ
の量を示す誤差信号を検出するようにして、光検出器の
受光部上において光束が光軸に直交する方向に移動し、
または、光検出器の受光部が光軸に対して傾きを生じて
も、正確に誤差信号か得られるようにしたものである。
C1従来の技術 従来、光ディスク等の如く、光束を集光して照射するこ
とにより、情報信号の書込み及び/又は読出しが行える
ように構成された光記録媒体か提案されている。このよ
うな光記録媒体に対して情報信号の書込み及び/又は読
出しを行うにあたっては、該光記録媒体の信号記録面上
に正確に上記光束を集光させる必要がある。
そのため、従来より、上記光記録媒体の信号記録面と、
上記光束の集光点とのずれ、すなわち光記録媒体上にお
ける焦点ずれ量を示す誤差信号を検出する誤差信号検出
方法が提案されている。
すなわち、この誤差信号検出方法として、第1O図に示
すように、光記録媒体上に集光されて照射された光束の
該光記録媒体よりの反射光束す。
を図示しない集光レンズにより収束させ、シリンドリカ
ルレンズ(円筒面レンズ)101を透して、光検出器1
02上に集光させる、いわゆる非点収差法が提案されて
いる。
この非点収差法においては、上記集光レンズにより形成
される焦点の前後において、上記シリンドリカルレンズ
101が上記光束に付与した非点収差の方向は、互いに
直交する方向となっている。
そして、上記光記録媒体上における焦点ずれの方向及び
量に応じて、上記集光レンズにより形成される焦点の位
置は、第10図中に矢印aで示すように、光軸方向に移
動する。したがって、上記光検出器102の受光部上に
おける上記光束の非点収差の方向及び量を検出すれば、
上記焦点ずれの方向及び量を検出することができる。上
記光検出器102の受光部は、上記光束の光軸を囲むよ
うに配列された第1乃至第4の受光面102a、102
b、102c、102dから構成されている。
これら各受光面102a、102b、102c102d
は、互いに等しい形状及び大きさを有している。そして
、これら各受光面102a、102b、102c、10
2dは、それぞれ独立して、照射された光束の強度に対
応する光検出出力を出力する。
この非点収差法においては、上記光束の光軸を介して対
向する2個の受光面よりの光検出出力をそれぞれ加算し
、これら加算された出力同士を減算することにより、誤
差信号が検出される。すなわち、第1乃至第4の受光面
102a、102b102c、102dよりの光検出出
力をそれぞれa、b、c、dとすると、誤差信号Feは
、Fe= (a十c)−(b十d) により検出される。この演算は、減算器103により行
われる。
また、誤差信号検出方法として、第11図に示すように
、光記録媒体上に集光されて照射された光束の該光記録
媒体よりの反射光束bRを集光レンズ104により収束
させ、フーコー・プリズム(屋根型プリズム)105を
透して、光検出器106上に集光させる、いわゆるフー
コー・プリズム法が提案されている。
このフーコー・プリズム法においては、上記集光レンズ
104により収束される光束b11は、上記フーコー・
プリズム105によって、2本の光束に分割される。そ
して、上記フーコー・プリズム105により分割された
光束のそれぞれは、上記集光レンズ104による収束状
態に応じた角度を有して互いに逆の方向に偏向される。
したがって、上記光記録媒体上における焦点ずれの方向
及び量に応じて、上記フーコー・プリズム105により
分割された各光束の偏向角度は、第11図中に矢印すで
示すように、光軸に直交する方向に変化する。そして、
上記光検出器106の受光部」二における上記フーコー
・プリズム105により分割された2本の光束の偏向方
向の変化を検出すれば、上記焦点ずれの方向及び量を検
出することができる。上記光検出器106の受光部は、
フーコー・プリズム105による上記各光束の偏向方向
に並列に配列された第1乃至第4の受光面106a、1
06b、106c、106dから構成されている。これ
ら各受光面106a、106b、106c、106dは
、互いに等しい形状及び大きさを有している。そして、
これら各受光面106a、106b、106c、l06
dは、それぞれ独立して、照射された光束の強度に対応
する光検出出力を出力する。
このフーコー・プリズム法においては、光記録媒体上に
おける焦点ずれの量が零のときに、上記フーコー・プリ
ズム105により分割された光束の一方を上記第1及び
第2の受光面106a、106bが等分して受光し、上
記フーコー・プリズム105により分割された光束の他
方を上記第3及び第4の受光面106c、106dが等
分して受光するようになされている。したがって、上記
フーコー・プリズム105により分割された各光束の偏
向角度が大きくなったときに光検出出力が増大する2個
の受光面よりの光検出出力をそれぞれ加算し、また、上
記各光束の偏向角度が小さくなったときに光検出出力が
増大する2個の受光面よりの光検出出力をそれぞれ加算
して、これら加算された出力同士を減算することにより
、誤差信号が検出される。すなわち、第1乃至第4の受
光面106a、106b、106c、106dよりの光
検出出力をそれぞれa、  b、  c、  dとする
と、誤差信号Feは、 Fe= (a十d) −(b十c) により検出される。この演算は、減算器107により行
われる。
さらに、誤差信号検出方法として、第12図に示すよう
に、光記録媒体上に集光されて照射された光束の該光記
録媒体よりの反射光束す、lを図示しない集光レンズに
より収束させ、この光束の光軸に交差する第1の受光面
108aとこの第1の受光面108aの周囲を囲むよう
に形成された第2の受光面108bとからなる受光部を
有する光検出器108上に集光させる、いわゆる内外差
法(ビームサイズ法)が提案されている。
上記光検出器108の各受光面108a、108bは、
それぞれ独立して、照射された光束の強度に対応する光
検出出力を出力する。そして、この光検出器108は、
上記集光レンズにより形成される焦点より光軸方向にや
や外れた位置において、上記光束を受光する。また、こ
の光検出器108は、光記録媒体上における焦点ずれの
量か零のときに、上記第1及び第2の受光面108 a
108bよりの光検出出力が等しくなるようになされて
いる。
この内外差法においては、上記集光レンズにより収束さ
れる光束は、上記集光レンズによる収束状態に応じて、
上記光検出器108の受光部上における面積が変化する
。したがって、上記光記録媒体上における焦点ずれの方
向及び量に応じて、上記各受光面108a、108bよ
りの光検出出力が互いに逆の極性を有して変化する。
この内外差法においては、上記各受光面108a、10
8bよりの各光検出出力を互いに減算することにより、
誤差信号が検出される。すなわち、第1及び第2の受光
部108a、108bよりの光検出出力をそれぞれa、
 bとすると、誤差信号Feは、 Fe=a−b により検出される。この演算は、減算器109により行
われる。
D1発明が解決しようとする課題 ところで、上述のような種々の誤差信号検出方法を行う
にあたっては、光記録媒体よりの反射光束の光軸と光検
出器の受光部の中心とを一致させる必要がある。すなわ
ち、上述した各誤差信号検出方法において、上記光記録
媒体により反射されて上記集光レンズにより収束される
光束の光軸と、光検出器の受光部の中心とが一致してい
ないと、該光記録媒体上における焦点ずれの量が零であ
るときに、誤差信号が零でなくなってしまい、誤差信号
の正確な検出が行えない。
そのため、このような誤差信号検出方法を行うための、
例えば光学ピックアップ装置の如き装置の製造時におい
ては、光検出器の位置が正確に所定位置となるように調
整しなければならず、製造工程が煩雑なものとなってい
る。
また、このような誤差信号検出方法を行うための装置に
おいては、いわゆる経時変化によって、上記光検出器が
僅かでも移動すると、誤差信号の正確な検出ができなく
なってしまう。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるもの
であって、誤差信号検出を行う装置の製造を容易化する
ことができ、また、該装置の経時変化による特性の劣化
の防止を図ることができる誤差信号検出方法を提供する
ことを目的とする。
81課題を解決するための手段 上述の課題を解決し上記目的を達成するため、本発明に
係る誤差信号検出方法は、光記録媒体上に集光して照射
された光束の該光記録媒体よりの反射光束を干渉フィル
タを透過させた後に光検出器の受光部上に照射させ、上
記受光部に照射された光量に応じて上記光検出器より出
力される光検出出力に基づいて上記光記録媒体上におけ
る光束の焦点ずれの量を示す誤差信号を検出するように
したものである。
F0作用 本発明に係る誤差信号検出方法においては、光検出器の
受光部上に、光記録媒体上に集光して照射された光束の
該光記録媒体よりの反射光束を干渉フィルタを透過させ
た後に照射させ、上記受光部に照射された光量に応じて
上記光検出器より出力される光検出出力に基づいて上記
光記録媒体上における光束の焦点ずれの量を示す誤差信
号を検出するようにしているので、上記光検出出力は、
上記干渉フィルタを透過するときの上記反射光束の集束
角度に応じて変化し、上記反射光束の光軸と上記光検出
器の受光部の中心との該反射光束の光軸に直交する方向
の位置ずれ及び上記光検出器の受光部の該光軸に対する
傾きによっては変化しない。
G、実施例 以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説
明する。
本発明に係る誤差信号検出方法は、光ディスクの如き光
記録媒体に情報信号の書込み及び/又は読出しを行うに
あたって、該光記録媒体に集光して照射される光束の焦
点と、該光記録媒体の信号記録面との光軸方向のずれ量
、すなわち、光記録媒体上における焦点ずれ量を示す焦
点誤差信号を検出する方法である。
この誤差信号検出方法においては、受光部を有しこの受
光部に照射された光量に応じた光検出器力を出力する光
検出器を用いる。そして、光記録媒体上に集光して照射
された光束の該光記録媒体よりの反射光束を、干渉フィ
ルタを透過させて、上記光検出器の受光部上に照射する
。次に、上記光検出器より出力される光検出出力に基づ
いて、上記光記録媒体上における焦点ずれの量を示す誤
差信号を検出する。
この誤差信号検出方法を行う装置としては、第1図に示
すように、光学ピックアップ装置を用いることができる
。この光学ピックアップ装置は、レーザダイオード等の
光源1を有してなる。この光学ピックアップ装置におい
ては、上記光源1より発せられた光束Bは、発散しなが
ら第1のビームスプリッタ2を透過し、対物レンズ2に
入射される。この対物レンズ2は、入射された上記光束
Bを収束させ、光記録媒体4の信号記録面4a上に照射
する。
上記信号記録面4a上に照射された上記光束Bは、該信
号記録面4aにより反射され、反射光束Rとして発散し
ながら再び上記対物しンズ2に入射する。この対物レン
ズ2は、入射した反射光束Rを収束させて、上記第1の
ビームスプリッタ2に入射させる。この第1のビームス
プリッタ2に入射された上記反射光束Rは、該第1のビ
ームスプリッタ2の反射面2aにより反射される。上記
反射面2aにより反射された反射光束Rは、上記光源l
に戻ることなく、収束しながら干渉フィルタ6を透過し
て、光検出器5の受光部5a上に照射される。
上記干渉フィルタ6は、第5図に示すように、この干渉
フィルタ6への入射光束の入射角に応じて、透過率が変
化するように構成されている。この干渉フィルタ6は、
この干渉フィルタ6に対して垂直に入射する光束、すな
わち、入射角0で入射する光束については高い透過率を
有する。そして、この干渉フィルタ6の入射光束につい
ての透過率は、入射角が大きいほど低い。この干渉フィ
ルタ6における入射光束の入射角と透過率との関係を第
6図のようにグラフに示すと、上記透過率を示す値は、
入射角0を中心として入射角の絶対値の増大につれて急
峻に落ち込む。したがって、この干渉フィルタ6は、こ
の干渉フィルタ6に略垂直に入射する光束のみを透過さ
せ、これ以外の光束の殆どを遮断する作用を存している
上記第1の光検出器5は、受光部5aに照射された光束
の強度に対応する光検出出力を出力するように構成され
ている。なお、上記光検出器5は、第2図に示すように
、上記反射光束Rが略集光される位置においてこの反射
光束Rを上記受光部5aにより受光するように、位置決
めされている。
上記光検出器5より出力される光検出出力は、減算器(
作動増幅器)7の反転入力端子に入力される。この減算
器7の非反転入力端子には、基準値出力回路8により生
成される基準値に相当する出力が入力される。すなわち
、上記減算器7は、上記光検出出力と上記基準値とを比
較して、これら光検出出力と基準値との差に相当する出
力を生成する。この減算器7の出力が、焦点誤差信号F
eとなる。
上述のように構成された光学ピックアップ装置において
、上記反射光束Rは、上記対物レンズ3により形成され
る上記光束Bの焦点と上記信号記録面4aとの光軸方向
のずれ、すなわち焦点ずれの方向及び量に応じて、上記
干渉フィルタ、6における集束角度が変化する。したが
って、上記光記録媒体4上において焦点ずれが生ずると
、この焦点ずれの方向及び量に応じて、上記光検出器5
よりの光検出出力が変化する。
上記焦点ずれがないきには、第2図に示すように、上記
反射光束Rは、上記光検出器5の受光部5a上に略集光
されている。このとき、上記反射光束Rのうち上記干渉
フィルタ6を透過する透過光束Pは、この干渉フィルタ
6に略垂直に入射する光束であって、この干渉フィルタ
6に対する垂線を中心とする第2図中矢印θで示す微小
角度範囲内の光束である。このとき、上記反射光束Rの
上記干渉フィルタ6の位置における集束角度をψとし、
上記反射光束Rの断面における光強度分布を一様と見做
せば、上記透過光束Pの光強度は、上記反射光束Rの光
強度に対して、略(θ/ψυ2倍であることになる。
そして、上記信号記録面4aが上記対物レンズ3より離
間する方向に移動して焦点ずれが生ずると、第3図に示
すように、上記反射光束Rは、上記光検出器5の受光部
5aに到達する前に集光される。このときも、上記反射
光束Rのうち上記干渉フィルタ6を透過する透過光束P
は、この干渉フィルタ6に略垂直に入射する光束であっ
て、この干渉フィルタ6に対する垂線を中心とする第3
図中矢印θで示す微小角度範囲内の光束である。
このとき、上記反射光束Rの上記干渉フィルタ6の位置
における集束角度をφ2とし、上記反射光束Rの断面に
おける光強度分布を一様と見做せば、上記透過光束Pの
光強度は、上記反射光束Rの光強度に対して、略(θ/
ψ2)2倍であることになる。ここで、φ、〉φ、であ
るので、 (θ/φ1)2〉てθ/φ2)2であり、上記光検出器
5より出力される光検出出力は、焦点ずれかないときよ
りも減少する。
逆に、上記信号記録面4aが上記対物レンズ3に接近す
る方向に移動して焦点ずれが生ずると、第4図に示すよ
うに、上記反射光束Rは、集光されないまま上記光検出
器5の受光部5aに到達する。このときも、上記反射光
束Rのうち上記干渉フィルタ6を透過する透過光束Pは
、この干渉フィルタ6に略垂直に入射する光束であって
、この干渉フィルタ6に対する垂線を中心とする第3図
中矢印θで示す微小角度範囲内の光束である。このとき
、上記反射光束Rの上記干渉フィルタ6の位置における
集束角度をψ3とし、上記反射光束Rの断面における光
強度分布を一様と見做せば、上記透過光束Pの光強度は
、上記反射光束Rの光強度に対して、略(θ/ψ3)2
倍であることになる。ここで、ψ、くφ1であるので、 (θ/ψ、)’ < (θ/ψ3)2であり、上記光検
出器5より出力される光検出出力は、焦点ずれかないと
きよりも増大する。
したがって、上記基準値を上記焦点ずれかないときの光
検出出力に等しく設定しておけば、上記減算器7より出
力される焦点誤差信号Feは、第6図に示すように、上
記焦点ずれかないときにOVとなる。そして、この焦点
誤差信号Feの値は、上記焦点ずれの方向及び量に応じ
て単調増加(または単調減少)する。
すなわち、第6図中に矢印Sで示すように、上記光記録
媒体4上における焦点ずれかないときの上記焦点誤差信
号Feの値、例えばOvを中心とする区間において、い
わゆるフォーカスサーボを作動させることができる。こ
のフォーカスサーボは、上記焦点誤差信号Feの値に基
づいて、この焦点誤差信号Feの値が例えばOVとなる
ように、上記対物レンズ3を光軸方向に移動制御する等
の手段により、上記光記録媒体4上における焦点ずれか
ないようにするものである。
そして、この光学ピックアップ装置においては、上記反
射光束Rの光軸に対して、上記光検出器5の位置や角度
が変化しても、この反射光束Rが上記受光部5a上に照
射されている限り、上記焦点誤差信号Feに変動が生ず
ることがない。
また、本発明に係る誤差信号検出方法を行う光学ピック
アップ装置は、第7図に示すように、上記反射光束Rを
、楔形プリズム9を透過させた後に、上記干渉フィルタ
6に透過させて、上記光検出器5により受光するように
構成してもよい。
このように、上記楔形プリズム9を用いて構成された光
学ピックアップ装置においては、上記反射光束Rの進行
方向及び集束角度が上記楔形プリズム9によって変化さ
せられるため、上記焦点ずれの量に対する上記干渉フィ
ルタ6を透過する光量の変化が急峻となり、良好な検出
感度を有して焦点誤差信号Feを検出することができる
また、この光学ピックアップ装置においても、上記反射
光束Rの光軸に対して上記光検出器5の位置や角度が変
化しても、この反射光束Rが上記受光部5a上に照射さ
れている限り、上記焦点誤差信号Feに変動が生ずるこ
とがない。
そして、本発明に係る誤差信号検出方法を行う光学ピッ
クアップ装置は、第8図に示すように、上記反射光束R
を第2のビ ムスプリッタlOにより分割し、この第2
のビームスプリッタlOにより分割された各光束を、上
記光検出器5及び第2の光検出器12により対応して受
光するように構成することもできる。上記第2のビーム
スプリッタ10は、上記ビームスプリッタ2と同様に構
成され、このビームスプリッタ2より射出された反射光
束Rを2本の光束に分割させる。また、上記第2の光検
出器12は、上記光検出器5と同様に構成されている。
この光学ピックアップ装置においては、上記第2のビー
ムスプリッタ10により分割された光束のうちの一方で
ある第1の光束R1は、上記干渉フィルタ6を透過して
後、上記光検出器5により受光される。そして、上記第
2のビームスプリッタlOにより分割された光束のうち
の他方である第2の光束R2は、まず光路長変更素子1
3を透過し、次に反射ミラー11により光路を変更され
、さらに上記干渉フィルタ6を透過して後、上記第2の
光検出器12により受光される。
上記光路長変更素子13としては、光学硝子からなる平
行平面板、凹または凸のレンズ、あるいはホログラムレ
ンズ等を用いることができる。
そして、上記各光検出器5.12より出力される各光検
出出力は、上記減算器7の反転入力端子及び非反転入力
端子に対応して送られる。この減算器7の出力が、焦点
誤差信号Feとなる。
この光学ピックアップ装置においては、上記光記録媒体
4上における焦点ずれかない状態において、上記第1及
びII2の光束R,,R,が互いに等しい集束角度また
は拡散角度を有して上記干渉フィルタ6を透過するよう
に構成されている。すなわち、上記焦点ずれかないとき
、上記各光検出器5.12より出力される光検出出力の
値は、互いに等しい。
そして、上記焦点ずれが起こると、上記光検出器5に受
光される第1の光束R1及び上記第2の光検出器12に
受光される第2の光束R6は、上記焦点ずれの方向及び
量に応じて、上記干渉フィルタ6の位置における集束角
度が変化する。ここで、上記焦点ずれに対する上記第1
の光束R1の上記干渉フィルタ6における集束角度の変
化と、該焦点ずれに対する上記第2の光束R2の上記干
渉フィルタ6における拡散角度の変化とは、上記光路長
変更素子13の作用により、位相の異なった変化となっ
ている。そのため、上記減算器7より出力される上記焦
点誤差信号Feは、第9図に示すように、上記各光検出
器5,12より出力される光検出出力の値が互いに等し
いときに、0■となる。そして、この焦点誤差信号Fe
は、上記各光検出器5,12より出力される光検出出力
の値の差が最大となったときに極値をとる。
この焦点誤差信号Feの値は、Ovを含んで単調増加(
または単調減少)する区間においては、上記光記録媒体
4上における焦点ずれの方向及び量に対応している。す
なわち、第9図中に矢印Sで示すように、上記光記録媒
体4上における焦点ずれかないときの上記焦点誤差信号
Feの値、すなわちOVを中心とするこの焦点誤差信号
Feの値が単調増加(または単調減少)する区間におい
て、いわゆるフォーカスサーボを作動させることができ
る。
そして、この光学ピックアップ装置においても、上記反
射光束Rの光軸に対する上記各光検出器5゜12の位置
及び傾きが変化しても、上記各光束RR2が上記各光検
出器5,12の受光部上に照射されている限り、上記焦
点誤差信号Feに変動か生ずることがない。
H1発明の効果 上述のように、本発明に係る誤差信号検出方法において
は、光検出器の受光部上に、光記録媒体上に集光して照
射された光束の該光記録媒体よりの反射光束を干渉フィ
ルタを透過させた後に照射させ、上記受光部に照射され
た光量に応じて上記光検出器より出力される光検出出力
に基づいて上記光記録媒体上における光束の焦点ずれの
量を示す誤差信号を検出するようにしている。
そのため、上記光検出出力は、上記干渉フィルタを透過
するときの上記反射光束の集束角度に応じて変化し、上
記反射光束の光軸と上記光検出器の受光部の中心との該
反射光束の光軸に直交する方向の位置ずれ及び上記光検
出器の受光部の該光軸に対する傾きによっては変化しな
い。すなわち、この誤差信号検出方法においては、上記
反射光束の光軸と上記光検出器の受光部の中心とが該光
束の光軸に直交する方向に位置ずれし、または、上記光
検出器の受光部が該光軸に対して傾いても、良好に誤差
信号の検出を行うことができる。
したがって、この誤差信号検出方法を実施するための光
学ピックアップ装置等の装置においては、製造時におい
て、光検出器の上記反射光束の光軸を基準とした位置調
整が不要であり、製造工程を簡素化することができる。
また、この光学ピックアップ装置においては、光検出器
が、経時的変化等によって、上記反射光束の光軸に対し
て移動しても、変動のない誤差信号の検出を行うことが
でき、誤差信号検出特性の劣化が起こることがない。
すなわち、本発明は、誤差信号検出を行う装置の製造を
容易化することができ、また、該装置の経時変化による
特性の劣化の防止を図ることができる誤差信号検出方法
を提供することができるも
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る誤差信号検出方法を実施するため
に用いられる光学ピックアップ装置の構成を模式的に示
す側面図である。 第2図は上記光学ピックアップ装置の干渉フィルタ及び
光検出器の構成を模式的に示す拡大側面図であり、第3
図は上記光学ピックアップ装置の干渉フィルタ及び光検
出器において一方向に焦点ずれが生じた状態を示す模式
的に示す拡大側面図であり、第4図は上記光学ピックア
ップ装置の干渉フィルタ及び光検出器において他方向に
焦点ずれが生じた状態を示す模式的に示す拡大側面図で
ある。 第5図は上記干渉フィルタの透過率の特性を示すグラフ
である。 第6図は上記光学ピックアップ装置において検出される
焦点誤差信号の値を示すグラフである。 第7図は上記光学ピックアップ装置の干渉フイルタ及び
光検出器の構成の他の例を模式的に示す拡大側面図であ
る。 第8図は上記光学ピックアップ装置の干渉フィルタ及び
光検出器の構成のさらに他の例を模式的に示す拡大側面
図であり、第9図は上記第8図に示す光学ピックアップ
装置において検出される焦点誤差信号の値を示すグラフ
である。 第1O図は従来の誤差信号検出方法を実施するための装
置の構成を模式的に示す斜視図であり、第11図は従来
の誤差信号検出方法の他の例を実施するための装置の構
成を模式的に示す斜視図であり、第12図は従来の誤差
信号検出方法のさらに他の例を実施するための装置の構
成を模式的に示す斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光記録媒体上に集光して照射された光束の該光記録媒体
    よりの反射光束を、干渉フィルタを透過させた後に光検
    出器の受光部上に照射させ、上記受光部に照射された光
    量に応じて上記光検出器より出力される光検出出力に基
    づいて、上記光記録媒体上における光束の焦点ずれの量
    を示す誤差信号を検出するようにした誤差信号検出方法
JP27049690A 1990-10-11 1990-10-11 誤差信号検出方法 Pending JPH04147439A (ja)

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