JPH04147358A

JPH04147358A - データ中継装置

Info

Publication number: JPH04147358A
Application number: JP2271720A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Karasawa; 茂唐澤
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-10-09
Filing date: 1990-10-09
Publication date: 1992-05-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、上位コンピュータと、端末装置との間の各種
データ伝送の中継を行うデータ中継装置に関する。

（従来の技術）例えば、クレジットカードによる料金収受システム等に
おいては、任意数の端末装置が上位コンピュータ内の様
々なデータを参照する場合、従来は、上位コンピュータ
に対し、端末装置がその都度データを照会したり、また
、予め必要となるデータを端末装置が上位コンピュータ
から一括して受信しておき、端末装置内の記憶部に蓄え
ておく等の方法がとられていた。

また、上位コンピュータは、接続されているすべての端
末装置とのデータの送受を管理する必要があった。

（発明か解決しようとする課題）上述したように従来においては、端末装置は上位コンピ
ュータに対し必要なときにデータを照会したり、又は、
予め必要となるデータ全てを一括して要求するといった
方法がとられていた。

しかし、前者の場合、上位コンピュータ内のデータ管理
が磁気ディスクベースで行われているようなシステムで
は、データの検索に時間かかかってしまい、また、後者
の場合、端末装置内のメモリー容量にある程度の制限か
あるため、莫大なデ−タ量を扱うシステムには適さない
という問題かあった。

更に、上位コンピュータがすべての端末装置とのデータ
のやりとりを行うため、全端末装置より一度にデータの
照会があった場合の応答速度を考えると、取扱えるデー
タ量にも限度があるという問題があった。

そこで、本発明は、任意数の端末装置とのデータの送受
を上位コンピュータに代って一括して管理でき、各端末
装置に対し、データの提供をより迅速に行なえるデータ
中継装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は上記課題を解決するために、上位コンピュータ
と、任意数の端末装置との間に接続され、これら相互間
の各種データ伝送の中継を行うデータ中継装置であって
、上位コンピュータとの通信制御を行う上位通信制御部
と、各端末装置との通信制御を行う下位通信制御部と、
情報を蓄積する記憶部と、これら各要素を統括制御する
制御部とを有する構成としたものである。

（作　用）上述した構成のデータ中継装置によれは、各端末装置か
らのデータ要求に対し、その都度上位コンピュータ内で
データ照会等を行うのではなく、データ中継装置内の高
速サーチ可能な記憶部に予め上位コンピュータから上位
通信制御部及び制御部を介して蓄えられた情報を用いる
ので、各端末装置に対し迅速な応答が可能となる。

（実施例）以下、本発明を本発明の一実施例をクッレジットカード
による料金収受システムに適用する場合を例にとって詳
細に説明する。

第１図は、本実施例のデータ中継装置１を含む料金収受
システムを示すものである。

この料金収受システムは、任意数、例えは、２台の料金
収受業務を行う端末装置３Ａ、３Ｂと、この端末装置３
Ａ、３Ｂに対し、各種データを提供し、更に端末装置３
Ａ、３Ｂから送られてくる各種データの集計管理を行う
上位コンピュータ１０と、多数のクッレジットカードの
各種利用情報、有効、無効情報が記録されている磁気デ
ィスク装置２と、前記端末装置３Ａ、３Ｂ及び上位コン
ピュータ１０の双方に接続されたデータ中継装置１とに
よって構成している。

前記データ中継装置１は、第２図に示すように上位コン
ピュータ１０との通信制御を行う上位通信制御部５と、
各端末装置３Ａ、３Ｂとの通信制御を行う下位通信制御
部６と、各種データの蓄積を行う不揮発性メモリの如き
高速処理が可能な記憶部７と、前記上位通信制御部５．
下位通信制御部６及び記憶部７の各要素を統括制御する
制御部（ＣＰＵ）８とを具備している。。

次に第３図のフローチャートを参照して、本実施例のデ
ータ中継装置１の作用を説明する。

データ中継装置１は、上位通信制御部５により上位コン
ピュータ１０との通信回線をオープンし、いつでも送受
信可能な状態とする（ＳＴＩ）。

通信回線がオープンしたら、制御部８は磁気ディスク装
置２に記録されている数千乃至数万件の無効となるカー
ド番号を上位コンピュータ１０に対し要求し、その番号
を取込んで記憶部７に蓄える（Ｓｒ２）。

その後、下位通信制御部６によって各端末装置３Ａ、３
Ｂとの通信回線をオープンしデータの送受信かいつでも
可能な状態とする（Ｓｒ３）。

ここでキーボード等により、端末装置３Ａ。

３Ｂにカード番号が入力されたとする。このとき、端末
装置３Ａ又は３Ｂは人力されたカード番号が有効か否か
、データ中継装置１に直ちに問い合せる。

データ中継装置１では、端末袋ｆｆ１３Ａ又は３Ｂより
カード番号の問い合せがあった場合（Ｓｒ１）、記憶部
７に蓄えられたデータにより、問い合せデータが有効か
否か判断し、端末装置３Ａ又は３Ｂに返答する（Ｓｒ５
）。

ここで、記憶部７として、大容量の不揮発メモリーを用
いることにより、上述した判定処理は、上位コンピュー
タ１０の磁気ディスク装置２を用いた場合に比べ、即時
に行うことが可能となる。

続いて、例えば端末装置３Ａで有効カードによる支払い
が行われた場合、端末装置３Ａはカード利用データをデ
ータ中継装置１に送信する。

データ中継装置１は、カード利用データを受信すると（
ＳＴ６）、受信データを記憶部７に格納しく５Ｔ７）　
、更に同データを上位コンピュータ１０に送信する（Ｓ
Ｔ８）。

本実施例によると、従来時間のかかっていた上位コンピ
ュータ１０でのカード番号の照会処理が、データ中継装
置１内の記憶部７のデータ検索により短時間で行うこと
ができる。この結果、端末装置ではカード番号照会乃至
利用データ通知といった処理１件当りのサービスタイム
も大幅に短縮することができる。

更に、カード利用データがデータ中継装置１の内部にも
蓄えられるため、２重、３重のデータ保護が可能にもな
る。

また、上位コンピュータ１０は、磁気ディスク装置によ
るデータ照会といった時間のかかる処理を行わずにすむ
ため、その負担もかなり軽減される。

本発明は上述した実施例のほか種々の変形が可能である
。例えば、端末装置の台数は任意数として実施可能であ
る。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれは、上位コンピュータ
よりの必要となる大量の情報を、データ中継装置内の記
憶部に蓄えておくので、端末装置に対しより迅速な情報
の提供か可能となる。

更に、各端末装置からの情報を上位コンピュータへ送り
出す際、同時に記憶部に蓄えることによって、データの
２重、３重の保護が可能となるといった効果も期待でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るクレジットカードによ
る料金収受システムの構成図、第２図は本発明の一実施
例に係るデータ中継装置のブロック図、第３図は本発明
の一実施例におけるデータ中継装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。１・・・データ中継装置、３Ａ、３Ｂ・・・端末装置、
５・・・上位通信制御部、　６・・・下位通信制御部、
７・・・記憶部、　８・・・制御部、１０・・・上位コンピュータ。

Claims

【特許請求の範囲】上位コンピュータと、任意数の端末装置との間に接続さ
れ、これら相互間の各種データ伝送の中継を行うデータ
中継装置であって、上位コンピュータとの通信制御を行う上位通信制御部と
、各端末装置との通信制御を行う下位通信制御部と、情
報を蓄積する記憶部と、これら各要素を統括制御する制
御部とを有することを特徴とするデータ中継装置。