JPH0414724U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の球面管継手の実施例を示す縦
断面図、第２図および第３図は本考案の球面管継
手の他の実施例を示す縦断面図、第４図は従来の
球面管継手を示す断面図である。 １０……上流側排気管、２０……下流側排気管
、３０……シール体、４０……パツキン、５０…
…バネ受け部材、７０……コイルバネ、８０……
コイルバネ、９０……コア。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車のエンジン側に接続される上流側排
   気管と消音器側に接続される下流側排気管とを連
   結し、両排気管の間に生ずる相対角変位および相
   対軸方向変位を許容する球面管継手であつて、 上流側排気管にはその管端部外周面に、内
   面に挿通孔と該挿通孔と肩部をもつて拡径し端面
   に開口する円筒凹部を備え、外面に凸球面部を備
   えたシール体が該端面をエンジン側に向けかつ該
   挿通孔と該排気管外周面との間に摺動隙間を保持
   して嵌装されていること。 該シール体の環状凹部と該排気管外周面と
   の間にはパツキンが密に装填されていること。 下流側排気管にはその管端部に凹球面部が
   形成されているとともに該凹球面部と一体的にバ
   ネ受け部材が形成されており、該下流側排気管は
   該凹球面部を前記シール体の外面凸球面部に摺接
   させ、バネ受け部材を該シール体の端面と相対向
   させて配されていること。 該バネ受け部材とシール体の端面との間に
   は常時シール体を押圧するようバネ力が付勢され
   たコイルバネが、該バネ受け部材とパツキンとの
   間には常時パツキンを押圧するようバネ力が付勢
   されたコイルバネがそれぞれ配されていること。 以上乃至の構成からなることを特徴とする
   球面管継手。 (2) 自動車のエンジン側に接続される上流側排
   気管と消音器側に接続される下流側排気管とを連
   結し、両排気管の間に生ずる相対角変位および相
   対軸方向変位を許容する球面管継手であつて、 上流側排気管にはその管端部外周面に、内
   面に挿通孔と該挿通孔と肩部をもつて拡径し端面
   に開口する円筒凹部を備え、外面に凸球面部を備
   えたコアが該端面をエンジン側に向けかつ該挿通
   孔と該排気管外周面との間に摺動隙間を保持して
   嵌装されていること。 該コアの円筒凹部と該排気管外周面との間
   にはパツキンが密に装填されていること。 該コアの外面凸球面部には該凸球面部と摺
   接する凹球面部を備えたシール体を介して管端部
   にバネ受け部材を一体的に備えた下流側排気管が
   該バネ受け部材を該コアの端面と相対向させて配
   されていること。 該バネ受け部材とコアの端面との間には常
   時コアを押圧するようバネ力が付勢されたコイル
   バネが、該バネ受け部材とパツキンとの間には常
   時パツキンを押圧するようバネ力が付勢されたコ
   イルバネがそれぞれ配されていること。 以上乃至の構成からなることを特徴とする
   球面管継手。 (3) 下流側排気管にはその管端部に凹球面部が
   形成されているとともに該凹球面部と一体的にバ
   ネ受け部材が形成されてなる請求項２記載の球面
   管継手。 (4) 凹球面部を備えたシール体の外面には該凹
   球面部と同心の凸球面部が形成されており、該シ
   ール体は外面凸状面部において該下流側排気管の
   管端部に形成された凹球面部内面に固定されてな
   る請求項３記載の球面管継手。 (5) 下流側排気管にはその管端部に該排気管と
   肩部をもつて拡径する円筒部が形成されていると
   ともに該円筒部と一体的にバネ受け部材が形成さ
   れてなる請求項２記載の球面管継手。 (6) 凹球面部を備えたシール体の外面には円筒
   面部が形成されており、該シール体は外面円筒面
   部を該下流側排気管の管端部に形成された円筒部
   内面に嵌合させて固定されてなる請求項５記載の
   球面管継手。