JPH04147098A - 放射性金属廃棄物の電解除染装置 - Google Patents

放射性金属廃棄物の電解除染装置

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JPH04147098A
JPH04147098A JP27201090A JP27201090A JPH04147098A JP H04147098 A JPH04147098 A JP H04147098A JP 27201090 A JP27201090 A JP 27201090A JP 27201090 A JP27201090 A JP 27201090A JP H04147098 A JPH04147098 A JP H04147098A
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JP
Japan
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radioactive metal
metal waste
electrolytic
waste
decontamination
Prior art date
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Pending
Application number
JP27201090A
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English (en)
Inventor
Akio Tanaka
明雄 田中
Tadashi Yamazaki
山崎 征
Haruki Miura
三浦 治樹
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 =産業上の利用分野〕 本発1jilは放射性金属廃棄物の電解除染装置に係り
、特に原子力発電所設備の数対性物質で汚染された放射
性金属廃棄物を電解除染する放射性金属廃棄物の電解除
染装置に関する。
:従来の波体に 従来、原子力発電所設備j二設置される廃液タンクやヒ
ータ目同体等の大型な放射性金属廃棄物は、通常板状に
切断されて電解除染される。
前記電解除染とは第4図に示すように、散射性金@廃棄
′rjAlOの上部をチャック12で保持すると共に、
放射性金属廃棄物10に直流電源14の陽極側を接続す
る。そして、この放射性金属廃棄物10をチャック12
で保持した状態で、電解槽16に貯留された電解液18
中に浸漬する。次に、前記直流電源14の陰極側を炭素
棒(電極部材)20に接続し、前記陽極と陰極とを通電
させて、放射性金属廃棄物10の放射性元素が取り込ま
れたクラッドと呼ばれる汚染酸化被膜をに溶解除去する
ものである。
これj二より、放射性金属廃棄物10を除染することが
できる。
また、前記電解液18には、リン酸、硫酸等の酸性液や
硫酸アトリウム、硝酸ナトリウム等の中佐塩液等が使用
されている。
J発明が解決しようとする課題〕 しかじながろ、従来の電解除染装置では、放射性金属廃
棄物10のチiツク12で保持された部分が電解除染さ
れず、第5図に示すようにlす梁部分21として残ると
いう欠、慨がある。
このような不具合を解消する手段として、チャックI2
の保持部分を変えて再び電解除染する方法があるが、こ
の方法では除染時間が2倍になるという欠点がある。ま
た、前記方法では、除染終了部分も溶解してしまうので
、二次的な廃棄物が増大して電解液を劣化させるという
欠点もある。
更に、従来の電解除染装置では、電解除染終了時間を経
験的に推定していたので、放射性金属廃棄物10を完全
に除染できない場合があるという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、放射
性金属廃棄物の汚染部分を効率良く確実に電解除染する
ことができる放射性金属廃棄物の電解除染装置を提供す
ることを目的とする。
コ課題を解決する為の手段二 本発明は、前記目的を達成する為に、直流電源(46)
と、電解液(24)が貯留された電解槽(22)と、電
解槽(22)内に設置された重量測定器(26)と、重
量測定器(26)の上部に取付けられて放射性金属廃棄
物(30)を載置すると共に、前記直流電源(4B)の
陽極側に接続されて放射性金属廃棄物(30)に電流を
付与する台座(28)と、前記電解液(24)中に浸漬
されて前記直流電源(46)の陰極側に接続された電極
部材(50)と、から成り、直流電源(46)から前記
台座(28)と′Ii極部材(50)に電流を流して放
射性金属廃棄物(30)の汚染部分を電解除染すること
を特徴とする。
二作用) 本発明によれば、先ず放射性金属廃棄物(30)を台座
(28)に載置し、次に直流電源(46)かろ前記台座
(28)と電極部材(50)に電流を流す。これにより
、放射性金属廃棄物(30)の汚染部分全域が電解除染
される。そして、重量測定器(26)で電解除染中の放
射性金属廃棄物(30)の重量を前記台座(28)を介
して測定し、重量減少量が汚染部分の汚染酸化被膜重量
に達すると、前記直流電源(46)を停止し放射性金属
廃棄物(30)を電解液(24)から取り出す。これに
より、放射性金属廃棄物(30)の汚染部分を効率良く
確実に電解除染することができる。
二実施例〕 以下添付図面に従って本発明に係る放射性金属廃棄物の
電解除染装置の好ましい実施例について詳説する。
第1図は本発明に係る放射性金属廃棄物の電解除染装置
の第1実施例が示されている。
第1図によれば、電解槽22内には電解液24が貯留さ
れる。、また、前記電解槽22の底部には、重量測定器
26が設置され、この重量測定器26にはMl変化を電
気信号に変換可能なロードセルが内蔵されている。前記
重量測定器26の上部には、通電可能な材質で形成され
た台座28が取付けろれる。
前記台座28には、板状に切断された放射性金属廃棄物
30が載置される。前言己放射性金属廃棄物30は、前
記電解槽22の上方に配設されたコンベア32によって
搬送される。即ち、この放射性金属廃棄物30は、前記
コンベア32のクレーン34の先端に設)すられたクラ
ンプ36により挟持される。そして、コンベア32の移
動によってクレーン34が前記台座30の上方に位置し
た時に、コンベア32を停止させると共にクレーン34
を伸長してクランプ36のクランプを解除する。
これにより、放射性金属廃棄物30は、前記電解液24
に水没して台座28に載置される。
ところで、前記重量測定器26は、図中点線で示すケー
ブル38を介して解析装置40に接続される。前記解析
装置40には、重量測定器26で測定された放射性金属
廃棄物30の重量変化情報がケーブル38を介して入力
される。また、解析装置40に入力された前記重量変化
情報は、解析装置40に接続されたレコーダ42によっ
て出力される。
一方、前記台座28はケーブル44を介して直流電源4
6の陽極側に接続される。また、前記直流電R46の陰
極側は、ケーブル48を介して板状の炭素板50に接続
される。前記炭素板50は、電解P#22の底部に設置
されると共に前述した台座28に対向して設:すられて
いる。
また、水洗槽52が前記電解槽22に対してコンベア3
2の搬送方向側に設置されている。前記水洗槽52には
洗浄水54が貯留されており、電解槽22で電解除染さ
れた廃棄物56がコンベア32で搬送されて前記洗浄水
54で洗浄される。
前記洗浄水54は、洗浄?’f52に取付けるれなポン
プ58に吸水された後、フィルタ60を通過して清浄さ
れ、そして洗浄槽52に循環される。
次に、前記の如く構成された放射性金属廃棄物の電解除
染装置の作用について説明する。
先ず、直流電源46から台座28と炭素板50に電流を
流し、放射性金属廃棄物30の電解除染を開始する。電
解除染を開始すると、前記放射性金属廃棄物30の汚染
部分が徐々に溶解するので、放射性金属廃棄物3Dの重
量が徐々に減少する。
そして、前記重量変化が重量測定器26により連続的に
測定され、この重量変化を示す信号がケーブル38を介
して解析装置40に入力される。解析装置40に人力さ
れた前記信号は、レコーダ42によって出力される。こ
れによって、放射性金属廃棄物30Ly)重量変化をリ
アルタイムに確認することができる。
ここで例えば、電解液24を硫酸ナトリウムとして放射
性金属廃棄物30を交番電解によって電解除染すると、
第2図に示す重量変化データを得ることができる。第2
図の縦軸には放射性金属廃棄物30の重量減少量、横軸
には電解時間が示されている。そして、放射性金属廃棄
物30の汚染部分を完全に除染すると第2図に示した重
量減少曲線に変曲点が生じる二とが判明されている。
従って、前記重量減少曲線に変曲点が生じた時点て放射
性金属廃棄物30を完全に除染したことを確認すること
ができる。実際には、重量減少曲線に変曲点が生じると
直流電源46を停止する。
これにより、放射性金属廃棄物30の過溶解を防止する
ことができる。また、放射性金属廃棄物30は電解除染
中に、従来のようにチャックで挟持されておらず、汚染
部分全域が電解液24と接触しているので、放射性金属
廃棄物30を効率良く確実に電解除染することができる 電解除染が終了した廃棄物56は、コンベア32によっ
て水洗槽52に搬送されて洗浄水54で水洗される。
第3図には本発明に係る放射性金属廃棄物の除染装置の
第2実施例が示されている。
第3図は円筒状の放射性金属廃棄物62の除染装置の実
施例が示されており、この放射性金属廃棄物62が台座
64に挿入されてし)る。従って、第2実施例に於゛、
)でも前述した第1実施例と同様な効果を得ることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る放射性金属廃棄物の除
染装置によれば、放射性金属廃棄物を重量測定装置の上
部に取付けちれた台座に載置し、電解除染中の放射性金
属廃棄物の重量減少を前記重量測定装置で常時測定し、
放射性金属廃棄物の重量が汚染部分の重量倍だけ減少し
た時に電解除染を終了するようにしたので、放射性金属
廃棄物の汚染部分を効率良く確実に電解除染することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る放射性金属廃棄物の除染装置の第
1実施例を示す説明図、第2図は放射性金属廃棄物の電
解除染中における重量減少状況を示す説明図、第3図は
本発明に係る放射性金属廃棄物の除染装置の第2実施例
を示す説明図、第4図:ま従来の放射性金属廃棄物の除
染装置の実施例を示す説明図、第5図は従来の放射性金
属廃棄物の除染装置で電解除染された放射性金属廃棄物
の正面図である。 22・・・電解槽、24・・・電解液、26・・重量測
定装置、28.64・・・台座、30・・放射性金属廃
棄物、40・・・解析装置、42・・レコーダ、46・
・・直流電源、50・・炭素板。 出願人 日立プラント建設株式会社 第 図 @M時間(分)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流電源と、 電解液が貯留された電解槽と、 電解槽内に設置された重量測定器と、 重量測定器の上部に取付けられて放射性金属廃棄物を載
    置すると共に、前記直流電源の陽極側に接続されて放射
    性金属廃棄物に電流を付与する台座と、 前記電解液中に浸漬されて前記直流電源の陰極側に接続
    された電極部材と、 から成り、直流電源から前記台座と電極部材に電流を流
    して放射性金属廃棄物の汚染部分を電解除染することを
    特徴とする放射性金属廃棄物の電解除染装置。
  2. (2)前記重量測定器に記録計を接続し、この記録計で
    電解除染中の前記放射性金属廃棄物の重量変化を確認す
    るようにしたことを特徴とする請求項(1)記載の放射
    性金属廃棄物の電解除染装置。
JP27201090A 1990-10-09 1990-10-09 放射性金属廃棄物の電解除染装置 Pending JPH04147098A (ja)

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