JPH04146036A - 自動ラインの搬送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は例えば車両生産工場におｊする自動ラインの搬
送システムに係り、特に塗装下、良車体や単相工程にお
ける部品未調達車体を所定レーンヘー旦搬入して待機さ
せ、各車体の搬送順序を調整してから単相工程へ搬出さ
せる場合に好適な自動ラインの搬送システムに関する。

【従来の技術】

近年、車両生産工場では、車両の塗色や仕様等に対する
ユーザニーズの多様化に対処すると共に工程管理の効率
化等を達成すべく、同一ライン上を複数機種の車体を搬
送して塗装／単相等の各手加工を行う混流方式を採用し
ている。

【発明が解決しようとする課題】

ところで、前述したように同一ライン上を複層機種の車
体を搬送し塗装工程で各種塗装作業が１了した際におい
て、塗装終了車体の塗装面に凹６が生じたりするなど塗
装不良車体が発生した場（や、塗装終了車体に搭載する
エンジン等の部品力投工程である軍紀工程に未調達の場
合などには、これらの車体を所定のレーンヘ一旦搬入し
待機目せ回送した後、塗装不良車体の修正作業を行っ力
投で軍紀工程へ搬出したり、軍紀工程に部品が話達され
た時点で車組工程へ搬出する必要がある。 しかしながら、従来の車両生産工場においては、前記の
ような塗装不良車体や部品未調達車体の祷送順序制御の
自動化は実現されていないという語頭があった。 本発明は前記課題を解決するもので、塗装終了車体や軍
紀工程における部品未調達車体を所定レーンへ一旦搬入
して待機させ、各車体の搬送順侍を調整してから軍紀工
程へ搬出させることにより、搬送制御や生産管理等の効
率化を達成した自動ラインの搬送システムの提供を目的
とする。

【課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明は、複数のワークを順次搬送して塗装・組立等の各種加工を行うように構成した自動ラインにおいて、各ワークに各々対応して前記自動ラインに配設され、ワークの識別情報が付されると共にワークを積載して搬送する搬送手段と、前記自動ラインの途中に配設され、塗装工程から搬送されてくる塗装正常ワーク積載の搬送手段を一時格納する通常レーンと、塗装欠陥ワークまたは後工程における組付部品が未調達のワーク積載の搬送手段を一時格納する待機レーンとを備えた搬送順序調整レーンと、前記搬送順序調整レーンの搬出側先頭に塗装正常ワーク積載の搬送手段が格納されているか、塗装欠陥ワークまたは部品未調達ワーク積載の搬送手段が格納されているかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記搬送順序調整レーンの搬出側先頭に塗装欠陥ワークまたは部品未調達ワーク積載の搬送手段が格納されていると判定された場合は当該搬送手段を回送ラインへ回送させち一方、塗装正常ワーク積載の搬送手段が格納されていると判定された場合は当該搬送手段を後工程へ搬出させる搬送制御手段とを具備することを特徴とする【作用】

本発明によれば、搬送順序調整レーンの搬出側の先頭に
塗装欠陥ワーク積載の搬送手段や部品未調達ワーク積載
の搬送手段が有る時は、該搬送手段を回送ラインへ回送
させる。他方、搬出側の先頭に塗装正常ワーク積載の搬
送手段が有る時は、該搬送手段を後工程へ搬出させる。

【実施例】

以下、本発明の実施例による自動ラインの搬送システム
を図面に基づいて説明する。 第１図は本実施例による車両生産工場の塗装ラインの概
略図であり、まず塗装ラインの工程を説明すると、車体
Ｓは溶接ストック場において一時格納された後、ハンガ
コンベア（図示略）に載置され前処理部１に搬送され、
ここで前処理が行われると、電着部２及び電着部３の工
程を経て電着塗装が行われるようになっている。次に、
ンーラ４で鉄板の継目部分に対しシール処理が行われ、
アンダーコート部Ｓでフロア下部についての処理が行わ
れるようになっている。モしてシーラ炉６を経て検査部
７に至り、ここで電着塗装の検査を行なわれ、検査部７
を通過すると中塗部８及び中塗部９を経て中塗処理が行
われるようになっている。中塗処理後は色整列ストレー
ジ１０を経て検査部１１に至り、中塗塗装の検査を行う
ようになッテイル。次に、上塗部１２において指示色の
塗装が行われた後、上塗部１４において焼き付けが行わ
れ、上塗処理が完了するようになっている。 上塗が完了した車体Ｓは、検査部１５において種々の検
査が行われ、塗装ストック場１８を経てワックス処理部
１９に至り、ここでワックスが塗布され、ワックス処理
された車体Ｓは塗装ストック場２０へ搬送されるように
なっている。 前記塗装ストック場１８及び２０においては、車体Ｓを
後工程（軍紀工程）へ効率良く払い出すための並び換え
が行われるようになっている。尚、塗装ス）−／り場１
８における塗装不良重体／部品未調達車体積載ハンガ、
ノーマル車体積載の搬入／搬出制御については後述する
。また、軍紀工程においては、車種／仕向は地／オプシ
ョンの種類により各工程の作業が異なり、ラインを搬送
する車体の順列に効率性が要求されるため、塗装ストッ
ク場１８．２０において、この要求に従った並び換えを
行うようになっている。尚、並び換え作業を塗装ストッ
ク場１８．２０の２カ所で行っているのは、１カ所では
十分な並び換えができないためである。塗装ストック場
２０から払い出された車体Ｓは、単相ストック場２１に
おいて一時保留した後、軍紀工程へ送り込むようになっ
ている〇単相ストック場２１は１００台程度の車体を蓄
えられるようになっており、払い出し車体のバッファと
なっているが、該バッファ機能を持たせることにより、
軍紀工程における部品調達時間を稼いだり、軍紀工程の
処理量の変動に対応させるようになっている。 また、塗装ラインの各所に配設された電着ナイト２２、
シーラーナイト２３、中塗ナイト２４、上塗ナイト２５
は、各々車体を循環させるよう構成されている軌道であ
り、夜間時等に使用されるようになっている。塗装工程
においては、車体が一箇所に長く停滞すると不良品が発
生してしまうため常に車体を動かしている必要があり、
夜間等において正規のラインが停止する時は、車体の搬
送を通常のラインから切り放して前記各ナイト２２〜２
５に進入させ、同ナイト内で待機させるようになってい
る。 また、塗装ラインに配設された各ハンガコンベア（図示
時）には、第２図に示す如く車体Ｓを積載するハンガ３
０が多数取付けられており、／％ンガ３０はハンガコン
ベア内において循環するようになっている。また、ハン
ガ３０にはハンガプレート３１が取付けられ、該ハンガ
プレート３１には第３図に示す如く８個の窓部が設定さ
れている。 各８個の窓部にはｒ　Ｉ　Ｊｒ２　Ｊｒ４　Ｊｒ８　Ｊ
・・・・・の重み付けがされており、窓部が空けられて
いるか塞がれていいるかにより所定の識別コードを表す
ようになっており、該識別コードはノ・ンガ固有のもの
で同じ値が設定されることはない。そして、識別コード
は第２図に示す如くハンガーリーダ３２により読取られ
るようになっている。該ハンガリーダ３２は、各ハンガ
コンベアの投入部、塗装ストック場１８の車体搬入側等
の所定位置に配設されており、ハンガプレート３１の先
端を第３図に示す光電管２９により検出し、このタイミ
ングで各窓部の開基を検出するようになっている。 ここで、前記塗装ストック場１８には、塗装不良車体積
載ハンガ／エンジン未調達車体積載ハンガを格納する待
機レーンを有する自動搬入レーン、及び自動搬出レーン
が配設されており、上塗が完了し検査部１５で種々の検
査が行われた車体を積載したハンガは、塗装ストック場
１８の自動搬入レーンへ搬入され、その搬送順序を調整
された後、自動搬出レーンからワックス処理部１９へ搬
出されるようになっている。 前記車体積載ハンガの搬入／搬出制御の概略を第４図に
より説明すると、塗装ストック場１８の車体搬入側近傍
に配設されたハンガリーダ３２は、検査部１５から搬入
されてくる車体積載ハンガのプレートから識別コードを
読取ると、読取った識別コードをシーケンサ３３へ転送
するようになっている。更に、シーケンサ３３が識別コ
ードを、塗装ストック場１８における車体積載ハンガの
搬送順序を制御するコンピュータ３４へ転送すると、コ
ンピュータ３４は前記識別コードに基づき、ハンガ積載
車体の塗装が不良か、ハンガ積載車体へ搭載するエンジ
ン等の部品が軍紀工程に未調達かを判定し、該判定結果
に基づく指令を塗装ストック場１８の各レーンのコンベ
アを制御スるコンベア制御盤３５へ送出するようになっ
ている。該コンベア制御盤３５はコンピュータ３４から
の指令に基づきコンベア３６を制御し、塗装ストック場
１８へ搬入されてくる車体積載ハンガを自動搬入レーン
または待機レーンへ振り分けるか回送させる一方、各レ
ーンへ搬入した車体積載ハンガを自動搬出レーンから搬
出させるか回送させるようＩこなっている。 この場合、前記待機レーンには、塗装不良車体を積載し
たハンガや軍紀工程にエンジン等の部品未調達車体を積
載したハンガが一旦格納され、また、前記自動搬入レー
ンには、軍紀工程へ効率良く払い出すための並び換えを
行うためにノーマル車体積載ハンガが一旦格納されるよ
うになっている。また、前記コンピュータ３４のメモリ
には、コンベア制御盤３５により振り分けられたハンガ
の自動搬入レーン、待機レーンにおける格納台数搬出台
数が逐次記憶されるようになっている。 次に、上記構成による本実施例の搬送順序制御を第５図
及び第６図に基づき説明する。 ◎車体積載ハンガ搬入処理（第５図） 塗装ストック場１８へ搬入されてくる車体積載ハンガの
搬送順序を制御するコンピュータ３４は塗装ストック場
１８の搬入側近傍のハンガリーダ３２からの検出信号の
有無に基づき、塗装ス）　ｙり場１８への搬入ハンガが
有るか否か判定しくステップ５Ａ１）、搬入ノ１ンガが
無い場合は制御動作は行わないが（ステップ５Ａ２）、
搬入ハンガが有る場合は搬入ハンガが実ハンガか否か、
即ち搬入ハンガに車体が積載されているか否か判定する
（ステップ５Ａ３）。搬入ハンガが実ノ＼ンガてなく空
ハンガの場合は、搬入不可能として空の搬入ハンガを回
送する一方（ステップ５Ａ４）、Ｉｉｌ入ハンガが実ハ
ンガの場合は、コンピュータ３４は塗装ストック場Ｉ８
の自動搬入レーンがノ＼ンガで全て満車か否か判定する
（ステップ５Ａ５）。 自動搬入レーンが全て満車の場合は、搬入不可能として
搬入ハンガを回送する一方（ステップ５Ａ６）、目動搬
入レーンに空きが有る場合は、コンピュータ３４は搬入
ハンガのハンガプレートの識別コードに基づき、搬入ハ
ンガの積載車体が塗装不良車体／エンジン未調達車体か
、ノーマルな車体かを判定する（ステップ５ＡＴ）。 搬入ハンガ積載車体が塗装不良車体／エンジン未調達車
体の場合は、塗装ストック場１８の待機レーンに空きが
有るか否か判定しくステップ５Ａ８）、待機レーンに空
きが有る場合は、コンピュータ３４はコンベア制御盤３
５へ搬入指示を送出し、塗装不良車体／エンジン未調達
車算を積載した搬入ハンガを待機レーンへ搬入させる一
方（ステップ５Ａ９）、待機レーンに空きが無い場合は
、搬入不可能として搬入ハンガを回送する（ステップ５
ＡＩＯ）。他方、上記ステップＳＡ７で搬入ハンガ積載
車体がノーマルな車体の場合は、コンビ１−夕３４は自
動搬入レーンが全て空きか否かを判定しくステップ５Ａ
ＩＩ）、自動搬入レーンが全て空きの場合は、コンピュ
ータ３４はコンベア制御盤３５へ搬入指示を送出し、／
−マル車体を積載した搬入ハンガを所定の自動搬入レー
ンへ搬入させる（ステップ５Ａ１２）。 他方、自動搬入レーンが全て空きでない場合は、コンピ
ュータ３４は空き自動搬入レーンのＮｏを各レーン毎に
サーチする（ステップＳ　Ａ　１３）。この場合、ステ
ップ５Ａ１３〜後述のステップ５Ａ２４までの処理はル
ープを形成しており、該処理は各レーン毎に若いＮｏ順
に行う。次に、コンビ二一夕３４は全て空きポジション
を有する空き自動搬入レーンが有るか否か判定しくステ
ップＳ　Ａ　１４）、全て空きポジションを有する空き
自動搬入レーンが有る場合は、該当するレーンＮｏをメ
モリに記憶する一方（ステップ５Ａ１５）、無い場合は
、全て空きポジションを有する空き自動搬入レーンＮＯ
が、待機レーンで且つ塗装不良車体／エンジン未調達車
体データに対応したレーンか否かを判定する（ステップ
５Ａ１６）。前記条件に該当するレーンの場合は制御動
作は行わないが（ステップ５Ａ１７）、前記条件に該当
しないレーンの場合は当該レーンが満車か否か判定しく
ステップＳ　Ａ　１８）、満車の場合は制御動作は行わ
ないが（ステップ５Ａ１９）、満車でない場合は当該レ
ーンの最後尾ハンガが空ハンガか否かを判定する（ステ
ップ５Ａ２０）。 当該レーンの最後尾ハンガが空ハンガの場合は、コンピ
ュータ３４は空白数を１”として突台数／レーンＮＯを
メモリに記憶する（ステップ５Ａ２１）。この場合、メ
モリに記憶されている空台数が“０”の時のみ、突台数
／レーンＮｏを記憶する。 他方、最後尾ハンガが空ハンガでない場合は、コンピュ
ータ３４は搬入ハンガと最後尾５＼ンガとは同一機種か
否かを判定しくステップ５Ａ２２）、同一機種の場合は
、搬入ハンガと最後尾ノ・ンガとは派生は同一か否かを
判定しくステップＳ　Ａ　２３）、派生が同一の場合は
、当該レーンＮｏをメモリに記憶しループを終了する一
方（ステップ５Ａ２４）、派生が同一でない場合は、空
ノーンガ台数／レーンＮｏをメモリに記憶する（ステッ
プ５Ａ２５）。この場合、メモリに記憶されている空台
数より該当レーンの空台数が大なる時は、突台数／レー
ンＮＯを記憶する。他方、上記ステップ５Ａ２２で搬入
ハンガと最後尾ハンガとが同一機種でない場合には、突
台数／レーンＮ”○をメモリに記憶する（ステップ５Ａ
２６）。この場合、記憶されている空台数より該当レー
ンの空台数が大なる時は、突台数／レーンＮＯを記憶す
る。 上記ステップ５Ａ２４の処理終了後、コンピュータ３４
は同一機種・同一派生のノ１ンガを格納するレーンが有
るか否かを判定しくステップ５Ａ２７）、該当レーンが
有る場合はコンベア制御盤３５へ搬入指示を送出し、同
一機種・同一派生レーンへ搬入ハンガを格納させる一方
（ステップＳ　Ａ　２ｇ）、該当レーンが無い場合は同
一機種のノ１ンガを格納するレーンが有るか否かを判定
しくステ・ｙブ５Ａ２９）、該当レーンが有る場合には
コンベア制御盤３５へ搬入指示を送出し、同一機種レー
ンへ搬入ハンガを格納させる（ステップ５Ａ３０）。他
方、上記ステップ５Ａ２９で同一機種のノ＼ンガを格納
するレーンが無い場合は、コンピユータ３４は空きレー
ンが有るか否か判定しくステップＳ　Ａ　３１）、空き
レーンが有る場合はコンベア制御盤３５へ搬入指示を送
出し、当該レーンへ搬入／％ンガを格納させる一方（ス
テップ５Ａ３２）、空きレーンが無い場合はコンベア制
御盤３５へ搬入指示を送出し、メモリに記憶しであるレ
ーンへ搬入／％ンガを格納させる（ステップ５Ａ３３）
。 ◎車体積載ハンガ搬出処理（第６図） コンピュータ３４は、塗装ストック場１８の自動搬出レ
ーンの全レーンの先頭が空ポジションか又はハンガ未在
席かを判定しくステップ５ＢＩ）、全レーンの先頭が空
ポジション又はハンガ未在席の場合は制御動作は行なわ
ないが（ステップ５Ｂ２）、全レーンの先頭に車体積載
ハンガが有る場合は、全レーンのうち待機レーンの先頭
に塗装不良車体／部品未調達車体積載ハンガが在席し且
つ回送対象か否かを判定する（ステップ５Ｂ３）。 塗装不良車体／部品未調達車体積載ハンガが在席し且つ
回送対象の場合は、コンピュータ３４はコンベア制御盤
３５へ回送指示を送出し、当該ハンガを待機レーンから
回送レーンへ回送させる一方（ステップ５Ｂ４）、塗装
不良車体／部品未調達車体積載ハンガが未在席の場合は
、前回搬出指示した機種・派生と同一のハンガが自動搬
出レーンに有るかをチエツクしくステップ５Ｂ５）、そ
の有無を判定する（ステップ５Ｂ６）。 前回搬出指示した機種・派生と同一のハンガが自動搬出
レーンに有る場合は、コンピュータ３４はコンベア制御
盤３５へ搬出指示を送出し、該当レーンから該当ハンガ
を搬出させると共にメモリに記憶流のこれまでの搬出台
数をインクリメントする（ステップ５Ｂ７）。他方、前
回搬出指示した機種・派生と同一のハンガが自動搬出レ
ーンに無い場合は、コンピュータ３４は前回搬出指示し
た機種と同一のハンガが自動搬出レーンに有るか否か判
定しくステップ５Ｂ８）、先頭に有る場合はコンベア制
御盤３５へ搬出指示を送出し、該当レーンから該当ハン
ガを搬出させると共にメモリに記憶流のこれまでの搬出
台数をインクリメントする一方（ステップ５Ｂ９）、先
頭に無い場合は、同一機種・派生のハンガが５台以上連
続して搬出可能なレーンを目動搬出レーンの中から捜し
くステップ５ＢＩＯ）、５台以上連続搬出可能な同一機
種・派生のハンガがレーンの先頭に有るか否か判定する
（ステップＳ　Ｂ　１１）。５台以上連続して搬出可能
な同一機種・派生のハンガがレーンの先頭に有る場合は
コンビコータ３４はコンベア制御盤３５へ搬出指示を送
出し、該当レーンから該当／−ンガを搬出させると共に
メモリに記憶流の搬出台数へ１”をセットする（ステッ
プ５Ｂ１２）。 ５台以上連続して搬出可能な同一機種・派生のハンガが
レーンの先頭に無い場合には１コンピユータ３４は同一
機種のハンガが５台以上連続して搬出可能なレーンを自
動搬出レーンの中から捜しくステップ５ＢＩ３）、５台
以上搬出可能な同一機種のハンガがレーンの先頭に有る
か否かを判定しくステップ５ＢＩ４）、有る場合はコン
ベア制御盤３５へ搬出指示を送出し、該当レーンから該
当ノ＼ンガを搬出させると共にメモリに記憶済の搬出台
数へ“１”をセットする一方（ステップ５Ｂ１５）、無
い場合は、待機レーンを除外した自動搬出レーンの先頭
に塗装不良車体／部品未調達車体積載ノ＼ンガを捜しく
ステップ５Ｂ１６）、該当ノーンガが有るか否かを判定
する（ステップＳ　Ｂ　１７）。該当ノ＼ンガが有る場
合はコンピュータ３４はコンベア制御盤３５へ回送指示
を送出し、該当レーンから該当ハンガを回送レーンへ回
送させる一方（ステップＳ　Ｂ　１ｇ）　、該当ハンガ
が無い場合は搬出不可能の旨を報知する（ステップＳ　
Ｂ　１９）。

【発明の効果】

以上説明したように本発明によれば、以下の効果を奏す
ることができる。 ■塗装不良ワーク積載の搬送手段／後工程（単相工程等
）における部品未調達ワーク積載の搬送手段は回送ライ
ンへ回送する一方、塗装正常ワーク積載の搬送手段は後
工程へ搬出させる搬送順序調整を行うため、後工程にお
ける単相等の各種作業の効率化を達成することができる
。 ■上記のように、ワークを積載した各搬送手段の搬送順
序調整を自動化することができるため、車両生産工場に
おける生産管理の効率化を達成することができ好適であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による車両生産工場の塗装ライ
ンの概略図、第２図は本実施例のハンガコンベアの概略
図、第３図は本実施例のハンガプレートの正面図、第４
図は本実施例の搬送順序制御システムの概略ブロック図
、第５図は本実施例の車体積載ハンガ搬入処理を説明す
るためのマトリクス図、第６図は本実施例の車体積載ノ
１ンガ搬出処理を説明するためのマトリクス図である。 １８・・・・・・塗装ストック場（通常レージ、待機レ
ーン、搬送順序調整レーン）、３０・・・・・ノ＼ンガ
（搬送手段）、３１・・・・・・ハンガプレート、３２
・・・・・・ハンガリーダ（検出手段）、３３・・・・
・・シーケンサ、３４・・・・・・コンピュータ（判定
手段、搬送制御手段）、３５・・・・・・コンベア制御
ｍ盤、３６・・・・・・コンベア。 出願人　　本田技研工業株式会社 第４図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のワークを順次搬送して塗装・組立等の各種加工を
   行うように構成した自動ラインにおいて、各ワークに各
   々対応して前記自動ラインに配設され、ワークの識別情
   報が付されると共にワークを積載して搬送する搬送手段
   と、 前記自動ラインの途中に配設され、塗装工程から搬送さ
   れてくる塗装正常ワーク積載の搬送手段を一時格納する
   通常レーンと、塗装欠陥ワークまたは後工程における組
   付部品が未調達のワーク積載の搬送手段を一時格納する
   待機レーンとを備えた搬送順序調整レーンと、 前記搬送順序調整レーンの搬出側先頭に塗装正常ワーク
   積載の搬送手段が格納されているか、塗装欠陥ワークま
   たは部品未調達ワーク積載の搬送手段が格納されている
   かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記搬送
   順序調整レーンの搬出側先頭に塗装欠陥ワークまたは部
   品未調達ワーク積載の搬送手段が格納されていると判定
   された場合は当該搬送手段を回送ラインへ回送させる一
   方、塗装正常ワーク積載の搬送手段が格納されていると
   判定された場合は当該搬送手段を後工程へ搬出させる搬
   送制御手段と、 を具備してなる自動ラインの搬送システム。