JPH04146010A - 切削工具とその着脱方法 - Google Patents

切削工具とその着脱方法

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JPH04146010A
JPH04146010A JP26813090A JP26813090A JPH04146010A JP H04146010 A JPH04146010 A JP H04146010A JP 26813090 A JP26813090 A JP 26813090A JP 26813090 A JP26813090 A JP 26813090A JP H04146010 A JPH04146010 A JP H04146010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shank
tool
middle shaft
chuck
cutting tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP26813090A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruaki Kubo
治明 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daishowa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Daishowa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daishowa Seiki Co Ltd filed Critical Daishowa Seiki Co Ltd
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Publication of JPH04146010A publication Critical patent/JPH04146010A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種工作機械の回転主軸に取付けて種々の切
削加工を行う切削工具と、そのチャック装置に対する着
脱方法に関するものであり、特に超高速回転のマシニン
グセンタ等による超精密加工に好適に利用される。
(従来の技術) 従来の切削工具は単純な円軸状のストレートシャンク部
を有するものが一般的であり、これを工作機械の回転主
軸に取付ける場合、チャック本体のチャック筒に該シャ
ンク部を、テーパコレットチャック方式ではテーパコレ
ットを介して、ニードルロールロックチャック方式では
ストレートコレットを介して嵌合し、外側から締付用ナ
ツトにて締め付けることにより、上記コレットを縮径さ
せて緊締固定するのが普通である。
(発明が解決しようとする課Iり しかるに、上記チャック手段では、工具のチャック力が
コレット内周面と工具外周面との緊締下での界面*擦の
みに依存しているため、加工中に工具の抜は出しを生じ
昌く、この抜は出しによって工具が折損して事故を招い
たり、被加工物の損傷や加工不良が発生するという問題
があり、更にコレットという締め付けによって変形する
中間部材が介在し、且つ当然に該コレットと工具のシャ
ンク部との間に着脱用の遊動間隙を有することから、チ
ャックした際に工具軸の偏心や傾きを生じたチャッキン
グ精度が低下し易く、刃先の振れよって精密加工に支障
をきたすという難点があった。
本発明は、上述の事情に鑑み、チャック装置のチャック
筒に対してコレットを介さずに直接に且つ高精度で装着
固定でき、しかも加工中の抜は出しの恐れがない切削工
具とその着脱方法を提供することを目的としている。
(!1Iillを解決するための手段)上記目的を達成
するために、本発明の請求項(1)の切削工具は、前部
側の刃部と、後部側の先細テーパ面を有するシャンク部
と、これらを結ぶ中間軸部とからなり、上記シャンク部
の最大径の基端とこれより径小の中間軸部との境が環状
段部を構成し、かつ中間軸部の周面に係止凹部が形成さ
れてなることを特徴とするものである。
また、同様に本発明の請求項(2)の切削工具の着脱方
法は、外周面にねじ部を有するチャック筒の実線テーパ
孔に、請求項(1)記載の切削工具のシャンク部を直接
嵌挿すると共に、該工具の中間軸部に外嵌して環状段部
に係合する締付用ナツトを上記チャック筒のねじ部に螺
合して締め付けることにより、該工具を上記チャック筒
に装着固定する一方、この装着状態にある切削工具の係
止凹部にストッパー治具を係入して上記締付用ナツトを
弛緩させることにより、該ナツトの端面で上記ストッパ
ー治具を押圧して上記シャンク部をテーパ孔から離脱さ
せることを特徴とするものである。
(作 用) 本発明の切削工具は、後部側に先細テーパ面を有するシ
ャンク部を備え、且つ該シャンク部の基端とこれより細
径の中間軸部との間に環状段部を有することから、チャ
ック装置への装着に際し、チ°ヤック筒のテーパ孔に上
記シャンク部を直接に嵌挿し、締付用ナツトを中間軸部
に外嵌させて上記環状段部に係合する状態でチャック筒
の外周に螺合し、締め付けることによって簡単に装着で
きる。しかして、この装着状態では、締付用ナツトによ
って工具が抜出不能に固定されるため、従来のコレット
を介して装着されるストレートシャンク部を有する工具
のような加工中の抜は出しは全く生じず、またチャック
筒と工具とが円錐面のテーパ同士で嵌合するために求心
性がよく、締付用ナツトの締め付けによってシャンク部
がテーパ孔に圧入するほど両者の軸心が精密に一致する
こととなり、高いチャック精度が得られる。
一方、所要の切削加工を終えた後には、工具のシャンク
部とテーパ孔のテーパ面相互が強固に剛体的に圧着して
いるために、通常の引張り操作では工具をチャック筒か
ら離脱できない、しかるに、工具の中間軸部に係止凹部
を有することから、該係止凹部にスパナ等の適当な治具
を係合させ、この状態で締付用ナツトを緩めていくと、
該ナツトの端面が上記治具に当たり、更に緩めれば該ナ
ツトが治具を前方へ押し出し、この治具に係合している
工具も一体に前方へ強制的に移動させられることになり
、簡単に該工具がチャック筒から離脱する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図はエンドミル等の切削工具Aを示す
、この工具Aは、前部側の刃部ll!:′、後部側の先
後部−パ状のシャンク部2と、これらを結ぶ中間軸部3
とからなり、刃部1と中間軸部3とは略同径に設定され
ると共に、シャンク部2の最大径の基端2aが中間軸部
3よりも径大に設定されていることにより、シャンク部
2と中間軸部3との境に環状段部4が構成している。ま
た中間軸部3の周面には環状係止溝5aが設けられてい
る。
第3図は上記工具Aを装着したチャック装置6を示す。
このチャック装置6は、前部に実線テーパ孔7を存する
チャック筒6aと、該チャック筒6aに外嵌螺合する締
付用ナツト8とを備えている。この締付用ナンド8は、
前端部が内向きフランジ部8aによって径小に形成され
、後端側内周にチャック筒6a外周の雄ねじ9aに対応
した雌ねじ9bを有し、また外周面には軸方向に平行な
複数の捻回用係止溝8bが等配形成されている。
しかして、フランジ部8aの内径は、工具Aの刃部1お
よび中間軸部3よりも大で、フランジ部2の最大径より
小である。
工具Aをチャック装f6に装着するには、チャックjl
J6aのテーパ孔7にシャンク部3を挿嵌し、中間軸部
3に嵌装した締付用ナツト8をチャック筒6aに螺合し
て締め付ければよい。これによって、工具Aは、環状段
部4とナツト8の内向きフランジ部8aとの保合を介し
てチャック筒6aへの嵌入方向に押圧され、シャンク部
2とテーパ孔7がテーパ面同士で圧接し、チャック筒6
aと軸心が完全に一致した形で抜脱不能に固定される。
しかして、所要の切削加工を終えて工具Aをチャック筒
6aから抜き出すには、第4図および第5図に示すよう
に、スパナ等の適当な治具10を環状係止溝5aに係合
し、この状態で引っ掛はスパナ11の爪11aを締付用
ナツト8の捻回用係止溝8bに係合して該ナツト8を緩
めればよい。
すなわち、ナツト8を緩めていくとその前端面が治具1
0に当たり、更に緩めることによって該ナツト8が治具
10を前方へ押し、これに伴って工具Aは治具10と一
体に前方へ強制的に移動させられてシャンク部2がテー
パ孔7から離脱する。
なお、工具の中間軸部3に設ける治具10を係合させる
ための係止凹部は、上記工具Aの環状係止溝58以外の
種々形態に構成できる0例えば、第6図および第7図に
示す切削工具Bのように、中間軸部3の周面の径方向に
対応する両側に接線方向の一対の係上溝5b、5bを設
けてもよい。
その他、治具の種類に応じて中間軸部の断面が四角形や
六角形となるような環状係止溝としてもよ一方、工具の
シャンク部は、例示のように全体を先細テーパ状とする
以外に、基端側の一部をストレート状としても差し支え
ない。
(発明の効果) 本発明の切削工具および着脱方法によれば、工具をチャ
ック筒のコレットを介さず直接に抜出不能に装着できる
ことから、重切削や高速切削においても工具の抜は出し
を生じることがなく抜は出しによる事故、被加工物の損
傷、加工不良を完全に回避でき、かつ極めて高いチャッ
ク精度で剛体的な装着状態となるため、高精度の加工が
可能であり、超高速回転のマシニングセンタによる超精
密加工等に好適に適用でき、しかも加工終了後の工具チ
ャック筒からの離脱操作を非常に容易に行い得るという
利点がある。また、上記のようにコレットが不要となる
ため、それだけ器材点数が少なくなり、器材の取扱いお
よび工具管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の切削工具の一実施例を示す側面図、第
2図は第1図の■−■線の断面矢視図、第3図は同工具
を嵌着したチャック装置の要部の断面側面図、第4図は
同工具のチャック装置からの離脱操作を示す要部の断面
側面図、第5図は同離脱操作を示す断面正面図、第6図
は本発明の切削工具の他の実施例を示す側面図、第7図
は第6図の■−■線の断面矢視図である。 A、B・・・切削工具、1・・・刃部、2・・・シャン
ク部、2a・・・基端、3・・・中間軸部、4・・・環
状段部、5a・・・環状係止溝(係止凹部)、5b・・
・係止溝(係止凹部)、6a・・・チャック筒、7・・
・実線テーパ孔、8・・・締付用ナツト、10・・・治
具(ストッパー用治具)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、前部側の刃部と、後部側の先細テーパ面を有す
    るシャンク部と、これらを結ぶ中間軸部とからなり、上
    記シャンク部の最大径の基端とこれより径小の中間軸部
    との境が環状段部を構成し、かつ中間軸部の周面に係止
    凹部が形成されてなる切削工具。
  2. (2)、外周面にねじ部を有するチャック筒の奥細テー
    パ孔に、請求項(1)記載の切削工具のシャンク部を直
    接嵌挿すると共に、該工具の中間軸部に外嵌して環状段
    部に係合する締付用ナットを上記チャック筒のねじ部に
    螺合して締め付けることにより、該工具を上記チャック
    筒に装着固定する一方、この装着状態にある切削工具の
    係止凹部にストッパー治具を係入して上記締付用ナット
    を弛緩させることにより、該ナットの端面で上記ストッ
    パー治具を押圧して上記シャンク部をテーパ孔から離脱
    させることを特徴とする切削工具の着脱方法。
JP26813090A 1990-10-04 1990-10-04 切削工具とその着脱方法 Pending JPH04146010A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008168373A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Nikken Kosakusho Works Ltd 焼き嵌めチャックおよび焼き嵌め式工具ホルダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008168373A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Nikken Kosakusho Works Ltd 焼き嵌めチャックおよび焼き嵌め式工具ホルダ

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