JPH04145932A - 中空糸膜濾過装置 - Google Patents
中空糸膜濾過装置Info
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- JPH04145932A JPH04145932A JP2265221A JP26522190A JPH04145932A JP H04145932 A JPH04145932 A JP H04145932A JP 2265221 A JP2265221 A JP 2265221A JP 26522190 A JP26522190 A JP 26522190A JP H04145932 A JPH04145932 A JP H04145932A
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- Japan
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- fiber membrane
- hollow fiber
- membrane filter
- exchange resin
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は濾過装置、特に中空糸膜フィルタを用いた中空
糸膜濾過装置に関する。
糸膜濾過装置に関する。
(従来の技術)
原子力発電プラントにおいては、放射線低減対策として
放射性核種の除去を行っている。放射性核種には水に溶
解しない粒子状の浮遊懸濁物と、水に溶解したイオン物
質がある。例えば、原子力発電プラントの一次系の復水
には、主に鉄とコバルトの粒子とイオンが存在する。ま
た同様に機器の洗浄水等の排液にも同様に粒子とイオン
の放射性核種が存在し種々の方法で分離除去されている
。
放射性核種の除去を行っている。放射性核種には水に溶
解しない粒子状の浮遊懸濁物と、水に溶解したイオン物
質がある。例えば、原子力発電プラントの一次系の復水
には、主に鉄とコバルトの粒子とイオンが存在する。ま
た同様に機器の洗浄水等の排液にも同様に粒子とイオン
の放射性核種が存在し種々の方法で分離除去されている
。
−次系の復水では粒子状の放射性核種と一部のイオン物
質を復水濾過器(粉末イオン交換樹脂をプリコートした
もの)で除去した後、粒状イオン交換塔でイオン物質の
除去を行っている。しかし、この方法では粉末イオン交
換樹脂の交換頻度が多く廃棄物が多量に発生ずるという
問題が起きている。
質を復水濾過器(粉末イオン交換樹脂をプリコートした
もの)で除去した後、粒状イオン交換塔でイオン物質の
除去を行っている。しかし、この方法では粉末イオン交
換樹脂の交換頻度が多く廃棄物が多量に発生ずるという
問題が起きている。
この問題を解決するために復水濾過器として、最近中空
糸膜濾過器が開発され、採用されている。
糸膜濾過器が開発され、採用されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、イオン物質の除去はひき続き粒状イオン
交換塔により除去している。この粒状イオン交換塔は装
置も大きく付帯設備も多く、原子力発電プラントのコン
パクト化に適さない。
交換塔により除去している。この粒状イオン交換塔は装
置も大きく付帯設備も多く、原子力発電プラントのコン
パクト化に適さない。
そこで、イオン物質を除去する方法として中空糸膜フィ
ルタにイオン交換基を付帯し、粒子状の浮遊懸濁物質と
イオン物質を同時に除去する方法が試みられた。しかし
、中空糸膜は通常、0.4〜2mm位と細いために十分
にイオン交換基を中空糸膜に付帯できないことが判明し
た。
ルタにイオン交換基を付帯し、粒子状の浮遊懸濁物質と
イオン物質を同時に除去する方法が試みられた。しかし
、中空糸膜は通常、0.4〜2mm位と細いために十分
にイオン交換基を中空糸膜に付帯できないことが判明し
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
懸濁浮遊物質と溶解物質を同一装置内で除去する中空糸
膜濾過装置を提供することにある。
懸濁浮遊物質と溶解物質を同一装置内で除去する中空糸
膜濾過装置を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明の中空糸膜濾過装置
は採水管の外側に中空糸膜フィルタを配置するとともに
前記採水管中にイオン交換樹脂を充填して被処理液中の
浮遊懸濁物とイオン物質を除去するように構成したこと
を特徴とする。
は採水管の外側に中空糸膜フィルタを配置するとともに
前記採水管中にイオン交換樹脂を充填して被処理液中の
浮遊懸濁物とイオン物質を除去するように構成したこと
を特徴とする。
(作 用)
本発明の中空糸膜濾過装置によれば、被処理液中に存在
する懸濁浮遊物は中空糸膜フィルタで除去され、イオン
物質は中空糸膜フイルタ採水管内の粒状イオン交換樹脂
によりイオン交換されるので、懸濁浮遊物とイオン物質
を同一装置内で処理できる。
する懸濁浮遊物は中空糸膜フィルタで除去され、イオン
物質は中空糸膜フイルタ採水管内の粒状イオン交換樹脂
によりイオン交換されるので、懸濁浮遊物とイオン物質
を同一装置内で処理できる。
(実施例)
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の中空糸膜濾過装置の概略縦
断面図である。
断面図である。
第1図において、2は採水管であり、この採水管2の内
側にイオン交換樹脂3が充填されている。
側にイオン交換樹脂3が充填されている。
4は中空糸膜フィルタで、採水管2の外側に配置されて
いる。このように構成された中空糸膜濾過器は連結部5
を介して上下に2個連結されており、その上部には端部
材1を、また下部には底部6を取付けている。7は中空
糸膜濾過装置の固定部である。
いる。このように構成された中空糸膜濾過器は連結部5
を介して上下に2個連結されており、その上部には端部
材1を、また下部には底部6を取付けている。7は中空
糸膜濾過装置の固定部である。
ところで、被処理液Iは矢印の如く中空糸膜フィルタ4
の外側より流入し、被処理液中の懸濁浮遊物質は中空糸
膜フィルタ4の外側表面で濾過される。濾過された被処
理液は中空糸膜の内側を通り採水管2に導かれ、さらに
、採水管2中に充填された粒状イオン交換樹脂3中を通
される。このとき、イオン物質はイオン交換樹脂でイオ
ン交換されて処理液■として矢印方向に排出される。
の外側より流入し、被処理液中の懸濁浮遊物質は中空糸
膜フィルタ4の外側表面で濾過される。濾過された被処
理液は中空糸膜の内側を通り採水管2に導かれ、さらに
、採水管2中に充填された粒状イオン交換樹脂3中を通
される。このとき、イオン物質はイオン交換樹脂でイオ
ン交換されて処理液■として矢印方向に排出される。
なお、上記実施例では中空糸膜濾過器を上下に2個連結
しているが、単体のみでもよく、また3個以上直列に連
結してもよい。さらに、中空糸膜濾過器を複数個並列に
配置する構造にしても上記実施例と同様な効果を奏する
ことは勿論である。
しているが、単体のみでもよく、また3個以上直列に連
結してもよい。さらに、中空糸膜濾過器を複数個並列に
配置する構造にしても上記実施例と同様な効果を奏する
ことは勿論である。
第2図は本発明の中空糸膜濾過装置を用いた被処理液の
処理系統図である。
処理系統図である。
第2図において、被処理液タンク11に被処理液として
模擬復水を充填している。弁12を開き、ポンプ13を
運転して中空糸膜濾過装置10に模擬復水を通水する。
模擬復水を充填している。弁12を開き、ポンプ13を
運転して中空糸膜濾過装置10に模擬復水を通水する。
このとき弁14により流量を調整しておく。中空糸膜濾
過装置10での模擬復水の通水ルートは既に説明したよ
うに、中空糸膜フィルタ4の外側より流入し、懸濁浮遊
物質は中空糸膜フィルタ4の外側表面で濾過される。濾
過された模擬復水は中空糸膜フィルタ4の内側を通り、
採水管2に導かれ、採水管2中に充填された粒状イオン
交換樹脂3中を通過し、模擬復水中のイオン物質はイオ
ン交換樹脂でイオン交換される。
過装置10での模擬復水の通水ルートは既に説明したよ
うに、中空糸膜フィルタ4の外側より流入し、懸濁浮遊
物質は中空糸膜フィルタ4の外側表面で濾過される。濾
過された模擬復水は中空糸膜フィルタ4の内側を通り、
採水管2に導かれ、採水管2中に充填された粒状イオン
交換樹脂3中を通過し、模擬復水中のイオン物質はイオ
ン交換樹脂でイオン交換される。
一定時間毎に弁15.16を開とし、サンプリング水を
採取し分析を行った。第1表に模擬復水の組成を示し、
第2表に処理結果を実施例1として示した。
採取し分析を行った。第1表に模擬復水の組成を示し、
第2表に処理結果を実施例1として示した。
また、上記実施例1の中空糸膜濾過装置の採水管に充填
する粒状イオン交換樹脂に替えて粉末イオン交換樹脂を
充填して模擬復水を用いて行った試験結果を実施例2と
して第2表に示した。
する粒状イオン交換樹脂に替えて粉末イオン交換樹脂を
充填して模擬復水を用いて行った試験結果を実施例2と
して第2表に示した。
さらに、上記実施例1.2の効果を確認するために比較
例として中空糸膜モジュールの採水管にイオン交換樹脂
を充填しないもので行った試験結果を比較例として第2
表に示した。
例として中空糸膜モジュールの採水管にイオン交換樹脂
を充填しないもので行った試験結果を比較例として第2
表に示した。
第
表
(試験結果)
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば中空糸膜採水管中
にイオン交換樹脂を充填することにより被処理液中の懸
濁浮遊物とイオン物質を同一処理装置内で除去すること
ができるので、濾過装置のコンパクト化が可能となると
いう優れた効果を奏する。
にイオン交換樹脂を充填することにより被処理液中の懸
濁浮遊物とイオン物質を同一処理装置内で除去すること
ができるので、濾過装置のコンパクト化が可能となると
いう優れた効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は本発明
の中空糸膜濾過装置を用いて試験を行った被処理液の処
理系統図である。 1・・・端部材 3・・・イオン交換樹脂 5・・・連結部 7・・・固定部 11・・・被処理液タンク 12、14.15.16・・・弁 2・・・採水管 4・・・中空糸膜フィルタ 6・・・底部 10・・・中空糸膜濾過装置 13・・・ポンプ (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか
1名)
の中空糸膜濾過装置を用いて試験を行った被処理液の処
理系統図である。 1・・・端部材 3・・・イオン交換樹脂 5・・・連結部 7・・・固定部 11・・・被処理液タンク 12、14.15.16・・・弁 2・・・採水管 4・・・中空糸膜フィルタ 6・・・底部 10・・・中空糸膜濾過装置 13・・・ポンプ (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか
1名)
Claims (1)
- 採水管の外側に中空糸膜フィルタを配置するとともに前
記採水管中にイオン交換樹脂を充填して成ることを特徴
とする中空糸膜濾過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2265221A JPH04145932A (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 中空糸膜濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2265221A JPH04145932A (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 中空糸膜濾過装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04145932A true JPH04145932A (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=17414208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2265221A Pending JPH04145932A (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 中空糸膜濾過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04145932A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994009889A1 (en) * | 1992-10-23 | 1994-05-11 | United Kingdom Atomic Energy Authority | Liquid treatment apparatus |
-
1990
- 1990-10-04 JP JP2265221A patent/JPH04145932A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994009889A1 (en) * | 1992-10-23 | 1994-05-11 | United Kingdom Atomic Energy Authority | Liquid treatment apparatus |
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