JPH04144590A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JPH04144590A
JPH04144590A JP26789990A JP26789990A JPH04144590A JP H04144590 A JPH04144590 A JP H04144590A JP 26789990 A JP26789990 A JP 26789990A JP 26789990 A JP26789990 A JP 26789990A JP H04144590 A JPH04144590 A JP H04144590A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はミシンに関し、詳しくは、ミシン本体とは別体
に形成された無線式の操作指令装置と、ミシン本体に内
蔵され操作指令装置からの情報に基づいてミシンの運転
を制御する制御装置とを備えたミシンに関する。
[従来の技術] 従来、ミシン本体内の運転制御装置にコネクタを介して
接続され足踏み操作によってミシンの運転速度を調節す
る足踏み操作装置(フット・コントローラ)が知られて
いる。この足踏み操作装置は足踏みペダルの踏み込み量
に応じた電圧信号を運転制御装置へ出力するもので、運
転制御装置では足踏み操作装置の接続を検出すると、ミ
シンの操作パネルに設けられた運転速度調節用ポリュー
ム、手動スタート/ストップ・スイッチ、返し縫いセッ
ト・スイッチなどからの信号に基づくミシン運転から、
足踏み操作装置からの電圧信号に基づくミシン運転に切
り換えるようにしている。
ところが、この種の足踏み操作装置は、ミシン本体と信
号線コードによって結ばれているので、信号線コードが
足踏み操作の邪魔になることがある。そこで最近では、
足踏み操作装置に運転速度指令信号を送信する無線送信
器を増設して、コードレスの足踏み操作装置とすること
が考えられている。またこのように足踏み操作装置に無
線送信器を増設した場合、運転制御装置側には無線受信
機を増設することとなるが、運転制御装置側に無線受信
機を増設しただけで(友 コードレス化に伴いコネクタ
の着脱がなくなり、ミシン運転切り換えのための信号が
得られなくなるため、運転制御装置側の操作パネルに切
り換えスイッチを増設し、この切り換えスイッチにより
、ミシン運転を、足踏み操作装置からの送信信号に基づ
く運転制御(以下、足踏み操作という)に切り換えるよ
うにすることか考えられている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、コードレス化のために、足踏み操作装置及び運
転制御装置を上記のように構成した場合には ミシン運
転を足踏み操作へ切り換える度に逐−切り換えスイッチ
を操作しなければならず、切り換えに手間がかかるとい
った問題や、切り換えスイッチを操作しなかったときに
は足踏み操作への切り換えができず、ミシン・オペレー
タが戸惑ったり故障と誤認するといった問題がある。
勿論、運転制御装置側で足踏み操作装置から信号を受信
したときに足踏み操作への切り換えを行うようにするこ
とが考えられるが、複数のミシンが同時に稼働している
ときに(よ 当該ミシンでの切り換えが他のミシンの誤
動作を引き起こすといった問題が起こるので、簡単には
採用することができない。
そこで本発明(よ切り換え操作が簡単でしかも他のミシ
ンを誤動作させることがない操作指令装置及び制御装置
を備えたミシンを提供することを目的としてなされた。
[課題を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、第1同に例示するように
、 ミシンを操作するための副操作部と、ミシンに予め割り
当てられた識別コードを設定する設定手段と、副操作部
からの信号に基づいて操作情報を作成する操作情報作成
手段と、操作情報作成手段から入力される情報に設定手
段により設定された識別コードを付け加えて無線で送信
する送信手段とを有し、ミシン本体とは別体に形成され
た操作指令装置と、 ミシンを操作するための主操作部と、操作指令装置から
送信された操作指令情報及び識別コードを受信する受信
手段と、受信手段により操作情報及び識別コードが受信
されると、識別コードがミシンに予め割り当てられた識
別コードと一致するか否かを判定する判定手段と、判定
手段により肯定判定がなされると、主操作部からの信号
に換えて受信手段により受信された操作情報に基づきミ
シンの運転を制御する運転制御手段とを有し、ミシン本
体に内蔵された制御装置と、 を備えたことを特徴とするミシンにある。
[作用] 以上のように構成された本発明のミシンにおいて、ミシ
ン本体とは別体に形成された操作指令装置では、操作情
報作成手段が副操作部からの信号に基づいて操作情報を
作成すると、送信手段が操作情報作成手段の作成した操
作情報に設定手段により設定された識別コードを付け加
えて無線で送信する。
一方、ミシン本体に内蔵された制御手段で(よ受信手段
が、操作指令装置から送信された操作指令情報及び識別
コードを受信すると、判定手段がその識別コードが当該
ミシンに予め割り当てられた識別コードと一致するか否
かを判定する。判定手段により肯定判定がなされると、
運転制御手段が、主操作部からの信号に換えて受信され
た操作情報に基づきミシンの運転を制御する。
このように、本発明のミシンで(よ受信した識別コード
が所定の識別コードと一致すると、操作指令装置からの
操作情報に基づき制御装置がミシンの運転を制御する。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず、第2図は本発明を適用したミシンの足踏み操作装
置の構成を表すブロック図、第3図はミシン本体に内蔵
された制御装置の構成を表すブロック図である。
図に示すように、足踏み操作装置3(よ ミシン運転速
度データを作成する電子制御部]Oと、電子制御部10
からのデータを当該ミシン本体の制御装置に無線で送信
する送信部20と、ミシン運転速度を指令するための足
踏み操作部3oとを主要部として構成さね2 ミシンと
は別体に作製されてコントローラ・ボックス(図示路)
に収められている。
尚、本実施例では電子制御部]Oが操作情報作成手段に
相当し、足踏み操作部30が操作指令装置の副操作部に
相当する。
電子制御部]0は、相互にバス10aで接続された周知
のCPU10b、ROM10c、RAM10d、タイマ
10e及び入出力ポート]Ofを中心に論理演算回路と
して構成されている。入出力ポート]Oeに(飄 アナ
ログ電圧信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバ
ータ10gとが接続され、更にデータ伝送バス12を介
して送信部2oが接続されている。
ROM10cには、記憶領域のクリアや入出力ポート1
0eの割り付けなどを行う周知の初期化処理を初めとす
る各種処理のプログラムのほか、各種定数などのデータ
などが格納されている。
送信部20(上パラレル・データをパルス幅変調された
シリアル・ビットパルスに変換するエンコーダ20aと
、シリアル・ビットパルスによって搬送波に対して周波
数変調(FM)をかけ送信アンテナ20dから送信する
FM変調回路20bと、複数のデイプ・スイッチ(図示
路)からなり当該ミシンに予め割り当てられた固有のI
Dコードを設定するIDコード設定器20cとを主要部
として構成されている。この送信部20で(表 データ
伝送バス]2を介して電子制御部10から入力される運
転速度データに当該ミシン固有のIDコードを付け加え
て送信データを構成し、ミシン本体の制御装置5へ送信
する。
第4図に示すように、上記送信データでは、ビットパル
スの幅が短いものがビットO1長いものがビット1とし
て夫々表現されると共に、例えば運転速度データは7ビ
ツト長で、IDコードは9ビット長さで夫々構成される
。又 ビット1より長い幅のパルスによって、送信デー
タの始まり及び終了が表される(開始及び終了モード信
号)。
又、足踏み操作装置3によるミシン運転(以下、フット
・コントロールという)に切り換えることを、当該ミシ
ン本体の制御装置5に指令するときに(よ運転速度デー
タの全ビットにビット1を設定したデータ(以下、切り
換え指令データという)に上記IDコードを付け加えて
送信する。この切り換え指令データは運転速度データと
しては使わないようにされている。
足踏み操作部30は、コントロール・ボックスの操作壁
面に設けられた足踏みペダル30aと、足踏みペダル3
0aが踏み込まれると、その踏み込み量に応じて電圧信
号VSPを電子制御部10へ出力する可変抵抗器30b
とからなる。
第2図に示すように、制御装置5は、ミシン運転を制御
する電子制御部50と、ミシンの操作パネル(図示路)
に設けられミシンを操作するためのスイッチ類などから
なる操作部60と、足踏み操作装置3から送信された情
報を受信する受信部70と、複数のデイプ・スイッチ(
図示路)からなり当該ミシンに予め割り当てられたID
コードを設定するIDコード設定器80と、ミシンの運
転モードや各種メツセージを表示する表示部90と、ミ
シンモータの駆動部100とを主要部として構成されて
いる。
尚、本実施例では電子制御部5oが運転制御手段に相当
し、操作部60が主操作部に相当する。
電子制御部50(よ足踏み操作装置3の電子制御部10
と同様に、相互にバス50aで接続されたCPU50b
、ROM50c、RAM50d、タイマ50e及び入出
力ポート50fを中心に論理演算回路として構成さ札 
入出力ポート50fには、A/Dコンバータ50gの仏
 IDコード設定器80、表示部90及び駆動部100
が、そしてデータ伝送バス52を介して受信部70が、
夫々接続されている。
ROM50cに(表 ミシンモータの駆動制御プログラ
ムのほか各種処理プログラムが格納されている。
操作部60に3.、  ミシン運転の起動又は停止を手
動で指令するためのスタート/ストップ・スイッチ60
a、返し縫いモードの設定スイッチ60b及びミシンの
運転速度調節器60cとからなる。
受信部70(ヨ 足踏み操作装置3から送信された搬送
波をアンテナ60cを介して受信し、その搬送波を復調
してシリアル・ビットパルスを出力する復調回路70a
と、シリアル・ビットパルスをパラレル・データへ変換
するデコーダ70bとを主要部として構成さね、データ
伝送バス52を介してパラレル・データを電子制御部5
0へ出力する。
表示部90は、表示器90aと、電子制御部50からの
表示指令信号に応じてミシンの運転モードや運転条件な
どを表示器90aに表示させる表示制御回路90bとか
らなる。
駆動部100に& 入出力ポート50fから入力するパ
ルス信号に基づいてミシンモータMへの通電を行う周知
のものである。
次に、足踏み操作装置3の電子制御部10で実行される
切り換え指令処理及び運転速度指令処理について、第5
図及び第6図のフローチャートに沿って夫々説明する。
まず、切り換え指令処理について説明する。この処理は
、フット・コントロールへの切り換えをミシン本体の制
御装置5へ指令する処理であって、電源投入後、初期化
処理に引き続いて実行される。
処理が開始されると、まずS10でフット・コントロー
ルへの切り換指令データとして運転速度データを構成す
る全ビットにビット]のデータを設定し、続<S20で
、上記切り換え指令データを送信部20へ転送して、処
理を終了する。
上記の処理が実行されると、送信部20では切り換え指
令データにIDデータを付け加えて当該ミシン本体の制
御装置5へ送信する。
上記切り換え指令処理が実行された後に、運転速度指令
処理が所定周期で繰り返し実行される。
即ち、S50で足踏み操作部30がらの電圧信号VSP
を読み込み、続くS60で、その電圧信号VSPレベル
に応じた運転速度データを設定して送信部20へ転送す
る。
上記の処理が実行されると、送信部20では運転速度デ
ータにIDデータを付け加えて当該ミシン本体の制御装
置5へ送信する。
一方、当該ミシン本体の制御装置5で(表示踏み操作装
置3からの送信データを受信すると、その電子制御部5
0にて運転制御処理を実行する。
以下、上記運転制御処理について、第7図のフロチャー
トに沿って説明する。
この処理は受信部70がら受信データが入力されると開
始さ狛、まず5100で、受信したIDコードが当該ミ
シン固有のIDコードと一致するか否かを判断し、受信
IDコードが固有IDコードと一致しないと判断したと
きには、そのまま処理を終了し、一致したと判断したと
きには5llOへ進む。
5110で(よ タイマ50eをリセットして続<31
20へ進む。5120で(よ受信したデータ(運転速度
データに該当するデータ)が切り換え指令データである
か否かを判断し、受信データが切り換えデータであると
判断すると8130へ進む。
5130で(よ主操作部60からの各種信号に基づいた
ミシン運転(以下、通常ミシン運転という)から、フッ
ト・コントロール1こよるミシン運転への切り換え処理
を実行する。即ち、主操作部60からの各種信号を無効
にすると共I:、その各種信号に基づいて設定していた
運転モードや運転速度を解除する。例え[i  スター
ト/ストップ・スイッチ60aからの入力信号を特徴と
する特許に、ミシン運転のスタート時に行っていたソフ
トスタート運転(緩やかに運転速度を所定速度まで上げ
る運転)を解除し、更に返し縫いモードの設定スイッチ
60bにより設定された返し縫い運転モード(通常の縫
製より低い所定の定速度でミシンを運転するモード)を
解除し、加えてミシンの運転速度調節器60cに基づい
た運転速度の制御を解除する。
続いて5140に進み、フット・コントロールの表示を
表示部90へ指令し、−旦処理を終了する。
一方、5120で受信データが切り換え指令データでな
く運転速度データであると判断されると、5150へ進
み、当該ミシンの通常運転モードでの運転速度に設定す
る。続<3160で(よ ミシンモータMの所定の駆動
制御処理を実行して、処理を終了する。
尚、本実施例では上記のSIO○〜5140の一連の処
理及び電子制御部50が判断手段に相当する。
上記処理が実行されると、足踏み操作装置3により当該
ミシンの運転が操作さね足踏みペダル30aの踏み込み
量に応じて当該ミシンの運転速度が増減制御されて縫製
が行われる。
又、電子制御部50で(よ足踏み操作装置3からの送信
が途絶え所定時間を越え、タイマ50eがタイムアツプ
すると、復帰処理を実行する。
即ち、第8図のフローチャートに示すように、まず、5
200でフット・コントロールを解除し、主操作部60
からの各種信号に基づいて運転モード及び運転速度を設
定する。続いて5210で(よフット・コントロール表
示の消去を表示部9oへ指令して、続<3220で(よ
 ミシンモータMの所定の駆動制御処理を実行し、処理
を終了する。
上記したように本実施例で(よ足踏み操作装置3が、フ
ット・コントロールへの切り換え指令データにIDコー
ドを付け加えて送信すると、当該ミシン本体の制御装置
5で(よ受信したIDコードが当該ミシン固有のIDコ
ードと一致したときにのみ、通常ミシン運転からフット
・コントロールへ切り換えるので、極めて簡単にフット
・コントロールへの切り換えができると共に、当該ミシ
ンのみを特定して足踏み操作装置3によるミシンの運転
を行うことができる。従って、他のミシンが誤動作する
ことがない。
加えて、制御装置5がフット・コントロールの表示を表
示器90aに表示させるので、ミシン・オペレータにフ
ット・コントロールへの切り換えを確実に報知すること
ができる。又、足踏み操作装置3の故障時には上記表示
が表示されず、或はフット・コントロール中に足踏み操
作装置3が故障したときには上記表示が途中で消去され
るので、ミシン・オペレータが足踏み操作装置3の故障
を迅速に知ることができる。
又、足踏み操作装置3の電源が切られ所定時間以上の間
、足踏み操作装置3からの送信が行われないと、制御装
置5で(よ再び通常ミシン運転に復帰するので、フット
・コントロール終了後に通常ミシン運転へ自動復帰する
ことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば識別コードが所定
の識別コードと一致したときに、操作指令装置からの操
作情報に基づき制御装置がミシンの運転を制御するので
、その主操作部によるミシン運転から操作指令装置によ
るミシン運転への切り換えが簡単にできると共に、当該
ミシンのみを特定して操作指令装置によるミシンの運転
ができる。従って、他のミシンが誤動作することがない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を例示する概略構成図、第2図は
実施例の足踏み操作装置のブロック図、第3図はミシン
本体に内蔵された制御装置のブロック図、第4図は送信
データの構成を表す説明図、第5図は足踏み操作装置の
電子制御部で実行される切り換え指令処理のフローチャ
ート第6図は同電子制御部で実行される運転速度指令処
理のフローチャート、第7図は制御装置の電子制御部で
実行される運転制御処理のフローチャート、第8図は同
電子制御部で実行される復帰処理のフローチャートであ
る。 3・・・足踏み操作装置 10・・・電子制御部     20・・・送信部20
c・−・IDコード設定器 30・・・足踏み操作部5
・・・制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ミシンを操作するための副操作部と、該ミシンに予め割
    り当てられた識別コードを設定する設定手段と、上記副
    操作部からの信号に基づいて操作情報を作成する操作情
    報作成手段と、該操作情報作成手段から入力される情報
    に上記設定手段により設定された識別コードを付け加え
    て無線で送信する送信手段とを有し、ミシン本体とは別
    体に形成された操作指令装置と、 上記ミシンを操作するための主操作部と、上記操作指令
    装置から送信された操作指令情報及び識別コードを受信
    する受信手段と、該受信手段により操作情報及び識別コ
    ードが受信されると、該識別コードが上記ミシンに予め
    割り当てられた識別コードと一致するか否かを判定する
    判定手段と、該判定手段により肯定判定がなされると、
    上記主操作部からの信号に換えて上記受信手段により受
    信された操作情報に基づき上記ミシンの運転を制御する
    運転制御手段とを有し、上記ミシン本体に内蔵された制
    御装置と、 を備えたことを特徴とするミシン。
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