JPH04143774A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04143774A
JPH04143774A JP2267649A JP26764990A JPH04143774A JP H04143774 A JPH04143774 A JP H04143774A JP 2267649 A JP2267649 A JP 2267649A JP 26764990 A JP26764990 A JP 26764990A JP H04143774 A JPH04143774 A JP H04143774A
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latent image
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JP2267649A
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Nobuyuki Ito
展之 伊東
Takeshi Kunishi
毅 國司
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は像担持体に静電潜像を形成してこれを現像して
可視像を形成する画像形成装置に関する。
〔先行技術と問題点〕
静電潜像を現像する現像器の現像剤担持体には、像担持
体への現像剤の付着を促進し、かつカブリを防止する為
に現像バイアス電圧が印加される。そして例えば、現像
剤担持体に振動バイアス電圧を印加して静電潜像を現像
する方法が、特公昭58−32375号公報、同58−
32377号公報に記載されている。
この方法では、現像部に形成された振動電界によりトナ
ーが像担持体に繰り返し付着、離脱し、像担持体と現像
剤担持体間の間隔の増大等による振動電界の減衰に伴い
、最終的に静電潜像の所要領域にトナーが付着残存して
潜像の可視化、即ち現像が行われる。
上記現像方法では、振動バイアス電圧の一周期は、トナ
ーを現像剤担持体から像担持体に転移させる第1の位相
と、像担持体に付着したトナーを離脱させて現像剤担持
体に逆転移させる第2の位相とから成っている。そして
静電潜像非画像部のカブリを防止する為に、静電潜像非
画像部と第1位相でのバイアス電圧ピーク値との電位差
を、静電潜像非画像部と第2位相でのバイアス電圧ピー
ク値との電位差よりも小さくしている。このように上記
方法ではトナーを転移させる電界強度が相対的に弱い反
面、トナーを逆転移させる電界強度が相対的に強い。従
って、細線画像の再現性や静電潜像の低電位領域の再現
性の更なる改善が望まれ、振動バイアス電圧のデユーテ
ィ比を0.5未満とする現像方法が提案された。
この方法では、静電潜像画像部電位と非画像部電位とが
それらの間に位置する第1と第2のピク値を持った振動
バイアス電圧であって、静電潜像非画像部電位側の第1
ピーク値v1と静電潜像非画像部電位との差が、静電潜
像画像部電位側の第2ピーク値V2と静電潜像非画像部
電位との蓋取上であり、かつデユーティ比が0.5未満
である振動バイアス電圧を現像剤担持体に印加すること
により、前記像品質の改善を達成した。
尚、本明細書でデユーティ比というのは次のように定義
される。即ち、振動バイアス電圧を時間tの関数V (
、、、振動バイアス電圧の潜像非画像部電位側ピーク値
をvl、潜像画像部電位側ピーク値をV2、vsをvl
とV2の間の値、振動バイアス電圧の1周期(j+ 十
h)で、時刻Oから時刻t1までの間(VLl、−vs
)が(V+  Vs)と同符号、時刻t1から時刻(t
++t2)までの間(V (、l  Vs)が(V2 
 VS)と同符号、 とする。而して、デユーティ比はt+/ ((t++t
2)によって定義される。
また、静電潜像画像部というのは現像剤が最も多く付着
すべき領域、静電潜像非画像部というのは本来現像剤が
付着すべきでないか、或は付着しても最小量の付着に留
められるべき領域の事を言う。従って、例えば正規現像
を行うものにあっては、静電潜像画像部というのは、絶
対値で見て最大電位部のことを言い、静電潜像非画像部
というのは絶対値で見て潜像の最小電位部の事を言う。
従って、像担持体が電子写真感光体である場合、光が露
光されなかった領域、所謂暗部電位領域が画像部であり
、画像光の内、最も強度の大なる光で露光された領域、
所謂明部電位領域が非画像部である。
いずれにせよ、前記提案技術に於いては、像担持体と現
像剤担持体間の現像剤に形成される振動電界の付勢位相
の時間は相対的に短いが、強度は相対的に強いので静電
潜像画像部には十分な現像剤が供給され、一方振動電界
の逆付勢位相での強度は相対的に弱いが時間が相対的に
長いのでカブリが十分抑制された現像画像を得ることが
できる。
尚、本明細書で付勢位相というのは、潜像の電位に対し
て、現像剤担持体の電位(バイアス電圧)が、トナーに
現像剤担持体から像担持体に向かう方向の力を与える関
係にあるときの位相の事を言い、逆付勢位相というのは
、潜像の電位に対して、現像剤担持体の電位(バイアス
電圧)が、トナーに像担持体から現像剤担持体に向かう
方向の力を与える関係にある時の位相の事を言う。
而して、前記提案技術に於いてはデユーティ比が0.5
未満であり、従って現像バイアス電界の付勢位相の時間
長が逆付勢位相の時間長よりも短いことが原因で、該条
件で現像プロセスを繰り返し行うと徐々に画像濃度が低
下したり、さらには画質すらも劣悪になってしまうとい
う現象が発生した。
即ち、現像剤担持体表面上にコートされたトナーの持つ
電荷には分布があり、比電荷(1個のトナー粒子の持つ
電荷量/該トナー粒子の質量)が大きいトナー粒子と小
さいトナー粒子とが現像剤担持体上に混在している。
同じ電界の中では比電荷が大きい粒子はど動きが速いこ
とは周知であり、同様に振動現像バイアス電圧によって
発生する現像電界の中でのトナー粒子のふるまいについ
ても、この法則が成り立つことは言うまでもない。一方
、付勢方向の現像電界が発生する時間が短い系(デユー
ティ比が鉤5未満、)において現像後に像担持体表面に
付着しているトナー粒子の比電荷を測定したところ、比
較的比電荷の大きなトナー粒子が選択的に現像されてい
ることが判明した。これは前述の法則に従って、比電荷
の小さいトナー粒子は動きが遅いので、デユーティ比が
0.5未満の短い時間では現像剤担持体から像担持体表
面に到達できないからである。
つまり、デユーティ比が0.5未満の現像バイアス電圧
を使用した場合、比電荷が小さく、現像性の悪いトナー
粒子は現像剤担持体上に残留して、しかもこの現像プロ
セスを繰り返すことで、現像剤担持体上に存在する現像
性の悪いトナー粒子の割合は徐々に増加していくことに
なる。これが前述の繰り返し現像プロセスを実行すると
発生する画像濃度や画質の低下の原因となっていたこと
が判明した。
〔発明の目的と概要〕
本発明の目的は、現像剤担持体にデユーティ比が0.5
未満の振動バイアス電圧を印加して静電潜像を現像する
画像形成装置で、現像剤担持体に低比電荷現像剤が蓄積
して行くのを防止することである。そして本発明では、
静電潜像の非現像時に、現像時の現像バイアス電圧から
、低比電荷の現像剤の像担持体への付着を促進するバイ
アス電圧に切り換えて、現像剤担持体からそれを除去す
るものである。
〔実施例〕
煩雑を避ける為、以下の実施例は潜像が正極性であり、
トナーは負極性に帯電していて潜像を正規現像する場合
について述べる。
第2図は本発明の一実施例の説明図で、1は矢印方向に
回転する円筒トラム状電子写真感光体であり、以下の例
では電気的に接地された金属トラムに感光層として例え
ば非晶質シリコン層を形成した感光体を使用できる。
ドラム1の周囲には帯電器3、画像露光装置4、現像装
置2、転写装置5、クリーニング装置7が配置されてい
る。転写後ドラム1表面に残留したトナーはクリーニン
グ装置7で除去され、かくして実質的にトナーの残留し
ていない清浄表面に復したドラム1は帯電器3で実質的
に均一に正極性に帯電される。次いでドラム1は露光装
置4によって画像光が露光されて静電潜像が形成される
。この静電潜像は画像部電位(暗部電位VD)が例えば
400vであり、非画像部電位(明部電位VL)が例え
ば50Vである。この静電潜像は後述の現像装置により
現像され、かくして得られたトナー像は転写装置5によ
って紙等の転写材に転写される。
装置2は、所謂キャリア粒子を含まない絶縁性の一成分
磁性現像剤(以下トナー乃至磁性トナーと言う)Tを収
容した容器21と、この容器21に支持されて矢印方向
にドラム1の周速と同じか又はそれよりも速い周速で回
転するステンレス鋼、アルミニウム等の非磁性体の円筒
状現像剤担持スリーブ22と、このスリーブ22の内側
に固定配置された磁石23と、容器21内のトナーTを
撹拌する撹拌部材27と、スリーブ22が現像部Aに搬
送するトナー層T1の層厚を規制する層厚規制ブレード
24を有している。ブレード24はスリーブ22を介し
て磁石23の磁極N1に対向する磁性体であって、磁性
トナー層T1の厚みが、現像部Aに於いて、スリーブ2
2とトラム1の最小間隙α(例えば250μm)よりも
薄(なるように、トナー層厚を規制する。即ち、所謂非
接触現像が行われる。ゴムブレード、金属板バネブレー
ド等の弾性体ブレードをスリーブ22に圧接させてトナ
ー層T1の厚みを如上の厚みに規制しても良い。トナー
はスリーブ22とドラム1の最小間隙部及びその両側の
微小区間を含む現像部Aに於いて、スリーブ22から飛
翔してドラム1に付着する。即ち、付勢位相時の電界に
より、トナーはスリーブ22からドラム1に転移して付
着し、逆付勢位相時の電界によりトナーはトラム1がら
離脱してスリーブ22に逆転移する。ここで、トナーの
転移量、逆転移量は、画像部と非画像部とでは相違し、
そしてトラム1とスリーブ22との間隙が拡大して行き
、これにより両者間の電界強度が弱まって行くことによ
り現像が完了する。即ち、トラム1上には静電潜像の電
位に応じた量のトナーが残存し、トナー像が形成される
磁石23はスリーブ22からドラムlにトナーが供給さ
れる現像部Aに磁界を形成し、トナー飛散やカブリを低
減するのに寄与する磁極s1や、容器21内のトナーT
をスリーブ22表面上に吸引する磁極N2、S2を有し
ている。トナーは主としてスリーブ22との間の摩擦に
より、潜像を現像できるに足る負極性の摩擦電荷を得る
25a、25bは振動バイアス電源である。電源25a
はデユーティ比が0.5未満である第1振動電圧を発生
し、電源25bはデユーティ比が第1振動電圧よりも大
であり、好ましくは0.5以上である第2振動電圧を発
生する。電源25aがらの第1振動電圧は静電潜像の現
像時に、第2振動電圧は静電潜像の非現像時(例えば、
1つの静電潜像を現像後、次に現像されるべき静電潜像
が現像部Aに到達する前、即ち像間時間や、コピーボタ
ンをオンしてドラム1が回転開始してから、最初に現像
されるべき静電潜像が現像部Aに到達する前、即ちドラ
ム1の前回転中の時間や、設定数の像の最後に現像され
るべき静電潜像が現像部Aを通過してからドラム1の回
転が停止する前、即ちドラム1の後回転中の時間のいず
れか1つ、或はいずれか2つ、或は全て)に、夫々スリ
ーブ22に印加される。斯かるスリーブ22への印加電
圧の切り換えはスイッチ26によって行われる。
尚、潜像の画像部電位、非画像部電位は第1、第2振動
バイアス電圧の第1のピーク値V1と第2のピーク値V
2の間に位置する。
第1図(A)に暗部電位VD(画像部電位)が+400
v、明部電位VL(非画像部電位)が+50Vである静
電潜像を現像して好結果を得た際の、スリーブ22に印
加した第1振動バイアス電圧波形を示す。
この波形例はデユーティ比が0.5より小さい02の矩
形波であり、付勢位相でのピーク値(即ち潜像非画像部
電位側ピーク値)■、は一900V、逆付勢位相てのピ
ーク値(即ち潜像画像部電位側ピニク値) V2は+5
00Vである。そして第1振動電圧1周期に於ける付勢
位相の継続時間t1は100μsec、逆付勢位相の継
続時間t2は400μsecである。
第1図(A)から明らかになるように、静電潜像の画像
部に関しては、付勢位相(tl)での静電潜像画像部電
位とスリーブ電位間の電位差Vu、の最大値vu1ma
z (1300V)が逆付勢位相(t2)での両者間の
電位差Vr、の最大値Vr、−,,(100V)よりも
大であり、かつ振動バイアス電圧の一周期に於ける上記
付勢位相での電位差Vu、の時間積分値1u。
(1,3x 10’V・μ5ec)が上記逆付勢位相で
の電位差Vr、の時間積分値Ir+ (0,4x 10
5V ・μ5ec)より大であり、静電潜像の非画像部
に関しては、付勢位相(tl)での静電潜像非画像部電
位とスリーブ間の電位差Vu2の最大値Vuzmax 
(950V)が逆付勢位相(t2)での両者間の電位差
Vr2の最大値Vr2□、工(450V)以上であり、
かつ振動バイアス電圧の一周期に於ける上記付勢位相で
の電位差■u2の時間積分値1u2(0,95x 10
’V ・μ5ec)が上記逆付勢位相での電位差vr2
の時間積分値Ir2(1,8x 10aV・μ5ec)
以下となる。
以上のようにして画像部には十分なトナーが付着して十
分な濃度となり、また中間調部分も低電位部を含めて良
好に可視化され、細線も良好に再現され、かつカブリを
除去することができた。
特に、本発明では、付勢位相での潜像非画像部電位とス
リーブ電位との電位差最大値を、逆付勢位相での両者間
の電位差最大値よりも大とした。即ち、トナーはスリー
ブからドラムへ強く付勢される。その結果、静電像画像
部には十分なトナーが供給され、細線の端部にも十分な
トナーが供給されるとともに、低電位部にも所要量を越
す程度のトナーが付着する。
しかるに、このようにトナーをドラムに向けて強く付勢
すると、逆に非画像部に付着残留するトナー量も増える
。即ち、カブリが増加する。而して、斯かるカブリを防
止する為には、従来は振動電圧のピーク間電圧(ピーク
・トウ・ピーク値)を犬にして、逆付勢位相でのドラム
からスリーブへ向かう方向のトナー逆付勢力をも強くし
て、非画像部に付着したトナーを強い逆付勢力で除去し
ていた。しかし、これによると、非画像部に付着してい
るトナーのみならず、画像部、細線部、中間調部に付着
しているトナーも過剰に剥ぎ取られ、細線や低電位部の
再現性が劣化し、画像部の濃度も低下してしまう。
そこで、本発明では振動バイアス電圧のデユーティ比を
0.5より小にして、逆付勢力の継続時間を付勢力の継
続時間よりも長くした。つまり、相対的に弱い逆付勢力
であっても、その継続時間を相対的に長くすることによ
り、換言すれば、付勢位相での前記電位差の時間積分値
工u2よりも逆付勢位相での前記電位差の時間積分値I
r2をそれ以上とすることにより、非画像部に付着した
カブリトナーは十分に除去できるとともに、画像部(細
線部も含む)、中間調部(低電位部も含む)には、夫々
に適した量のトナーを付着残存させることができる。
即ち、非画像部に付着したトナーは静電的な付着力が弱
いので、相対的に弱い逆付勢力であっても相対的に長時
間それを作用させることにより十分に除去でき、一方、
画像部や中間調部にはトナーはそれら部分の表面電位に
対応した静電的な付着力が作用するので、相対的に弱い
逆付勢力では、それが相対的に長時間作用しても過剰に
除去されることがないものである。
以上のような装置において、1万枚複写を行ったところ
、初期にはへ夕黒部の反射濃度1.4であったものが、
1万枚複写後1.0へ低下した。一方、スIJ−ブ上の
トナーの比電荷量は一10μc / gから一5μc/
gへ低下していた。
そこで、前記像間時間にスイッチ26を切り換えてスリ
ーブ22に第1図(B)に示す波形の第2バイアス電圧
を印加した。この第2バイアス電圧の印加された状態の
スリーブ22に対向するトラム1の表面領域は、帯電器
3で帯電され、かつ除電されない状態、即ち潜像画像部
と同等の電位VD’ とされている。
第1図(B)の振動バイアス電圧は矩形波であり、デユ
ーティ比が0.8である。そして付勢位相(b’ )の
最大電圧(絶対値で)、即ち第1ピーク電位V1′は一
500v、逆付勢位相(t2’ )の最大電圧(絶対値
で)、即ち第2ピーク電圧V2′ は900Vとなって
いる。
いずれにせよ、第2バイアス電圧では付勢位相の時間が
逆付勢位相の時間よりも長いので、スリーブに保持され
ていた低比電荷のトナーも十分トラムに到達付着し、一
方、ドラムに付着したトナーの内高比電荷のトナーは短
い逆付勢位相の時間内に再びスリーブに戻り得るが、動
きの遅い低比電荷トナーはスリーブに戻り得ずドラムに
付着した状態でドラムlの回転とともに現像部Aを抜は
出してクリーニング装置7に回収される。このようにし
て現像能力の低い低比電荷のトナーがスリーブから除去
され、それへの蓄積が防止される。
又、潜像現像時に、ドラム上に現像付着したトナーの比
電荷は一10μc / g、非現像時に形成したドラム
上の黒帯のトナーの比電荷は一3μc / gであり、
目的は達成されていた。
即ち、像間時間でスリーブに第1図(B)のバイアス電
圧を印加してドラムの像間領域にトナーの黒帯を形成し
て、同じく1万枚の複写を行ったところ、濃度は1.3
と濃度低下を0.1程度に抑えることができ、さらにl
O万枚複写の後も画質は安定していた。トナーの比電荷
も大きな変動はしなくなった。
尚、第2バイアス電圧の第1ピーク値V+’ (500
V)は第1バイアス電圧の第1ピーク値V+ (900
V)よりも小(絶対値で)であり、また第2バイアス電
圧の第2ピーク値V2 ’  (900V)は第1バイ
アス電圧の第2ピーク値v2(500v)よりも大(絶
対値で)となっているが、これはクリーニング装置で除
去廃棄されてしまう如上の黒帯の形成に過剰のトナーを
消費してしまわないように配慮したからである。しかし
v1′ をvlと、■2′ とV2を同一としてもよい
。この場合は前者の場合に比べ、低比電荷トナーのドラ
ムへの付勢力が強く、トラムからの引き剥し力が弱いの
で、低比電荷トナーのスリーブからの除去率が更に高く
なる。この傾向は、■1′ をVlよりも絶対値で大き
く、及び、又はV2′をv2よりも絶対値で小さくする
ことによって、更に強くなる。
以上の作動の一例のタイミングチャートを第3図に示す
。第3図では各手段の作動タイミングは、実際の時点よ
りも各手段の作動位置から現像部までドラム1が回転移
動するのに要する時間遅らせて図示している。
第3図で時点T1にコピーボタンがオンされ、ドラム1
が回転を開始し、以降図のように各手段が作動する。こ
の図では連続して2枚の複写が行われている。
尚、第2図、第3図で光源(発光ダイオードアレイ等)
8の作動とは、レンズ4を介した画像露光が行われない
ドラム表面領域に光源8の光を照射して帯電器3による
帯電を除電して、上記ドラム表面領域へのトナー付着を
防止するものである。この光源8は像間(時点T4から
T7まで)及びドラム1の後回転時(時点T8からT1
2まで)にも点灯されるが、ただし時点T5からT6ま
で、及び時点T9がらTloまての間では消灯される。
即ち、第2バイアス電圧が印加された状態のスリーブに
対向するトラム表面領域は帯電器3による帯電を除電せ
ず、トナー付着、即ち黒帯の形成を可能とさせる。但し
、黒帯形成に要するトナーの消費量を抑制する為に、時
点T5からT6まで、時点T9からTIOまでの間での
光源8の点灯は、他の時点での点灯よりも、点灯電圧を
低くすること等によって、低光量とし、トラム1の表面
電位を潜像画像部電位よりも低いもの、即ち中間調部分
と同等の電位としてもよい。
一方、黒帯形成を画像現像時よりも単位面積当り多くの
現像剤で行う為に、この黒帯形成領域に対しては帯電器
3の出力を高くして、潜像画像部電位よりも更に高電位
の領域とすることもできる。
以上の例では、潜像非現像時にドラムlに潜像明部より
は高電位の領域を形成して、そこに第2バイアス電圧に
よりスリーブからトナーを付着させたものであるが、次
の例ではドラム1に潜像明部と同等の電位領域を形成し
、潜像非現像時にスリーブ22に第2バイアス電圧を印
加してこの領域に、潜像現像時に消費されるトナーより
も、比電荷量の小さいものの割合の多いトナーを付着し
て現像部Aからドラム回転に伴って外へ持ち出させるこ
とにより、廃棄されるトナー量を抑制したものである。
この例の第1振動バイアス電圧を第4図(A)に、第2
振動バイアス電圧を第4図(B)に示す。この場合、潜
像の画像部電位は+600V、非画像部電位は+100
Vの例であり、第1振動バイアス電圧のデユーティ比は
0.3、第2振動バイアス電圧のデユーティ比は0.6
である。第5図にこの例の各手段の作動タイミングチャ
ートを示した。第3図と相違するのは光源8は時点T4
からT7まで、時点T8がらT1□まで連続点灯する。
即ち、第2バイアス電圧が印加された状態でのスリーブ
22に対向するドラム面領域も帯電器3による帯電を除
電している。尚、光源8により露光されたドラム面領域
の電位は、潜像非画像部電位よりも絶対値に於いて低く
てもよい。
尚、前記の例では1つの潜像の現像が終るたびにスリー
ブに第2バイアス電圧を印加して低比荷電トナーをスリ
ーブから除去したが、例えば10個の潜像の現像が終る
たび等、複数回の現像動作ごとにスリーブに第2バイア
ス電圧を印加するようにしてもよい。また、スリーブに
第2バイアス電圧を印加する時間長(例えば時点T5か
らT6までの時間長)は、スリーブが1回転以上する時
間長が好ましいが、それに満たない時間長でもよい。
また、複写枚数が増大する程、被複写原稿の濃度が低く
なる程、環境湿度が低くなる程、高比電荷量のトナーの
消費される割合が大きくなり、スリーブ上での低比電荷
量のトナーの割合が大きくなるので、これらの全て、或
はいくつか、或は1つの因子を適宜の手段で検出し、第
2バイアス電圧のスリーブへの印加時間長を制御したり
、光源8の発光強度を制御したりして、スリーブ上での
低比電荷量のトナーの存在割合が増加する傾向がある場
合には、第2バイアス電圧によりドラムへ付着させるト
ナー量を増大させるように制御することもできる。
尚、第1振動バイアス電圧としては、デユーティ比が0
.5未満の振動バイアス電圧が使用されるが、デユーテ
ィ比は特に0.1以上04以下であることが好ましい。
デユーティ比が0.4より大となると細線再現性が低下
し、デユーティ比が0.1より小となるとトナーの振動
電界に対する応答性が低下して階調領域の再現性が低下
する。最も好ましくはデユーティ比が0.2以上0゜3
以下であることである。
また、第2振動バイアス電圧のデユーティ比は第1振動
バイアス電圧のデユーティ比より大であればよいが、0
.5以上であることが好ましい。特に0゜6以上0.8
以下であることが、低比電荷トナーの除去割合を高くす
ることができて好ましい。
また、第1、第2振動バイアス電圧の周波数は1゜5k
Hz以上3kHz以下で最適な画像性を示した。
尚、現像部に於ける像担持体と現像剤担持体との最小間
隙は50μm以上、500μm以下が好ましい。
また、本発明は負極性の静電潜像(例えば有機光導電体
に形成された潜像)を正極性に帯電したトナーで現像そ
のものに対しても適用できる。
更に、本発明は静電潜像の明部電位領域に潜像と同極性
に帯電したトナーを付着可視化する、所謂反転現像式の
画像形成装置にも適用できる。
更に、本発明は非磁性−成分現像剤、或はキャリア粒子
とトナーを混合した二成分現像剤を使用する装置にも適
用できる。
〔効果〕
本発明によれば、デユーティ比が0.5未満の現像バイ
アス電圧を利用する装置に於いて、現像剤担持体上での
低比電荷トナーの蓄積を防止して、長期にわたり良好な
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)は本発明の一実施例に於ける現像
バイアス電圧の説明図、 第2図は本発明の詳細な説明図、 第3図は本発明の一実施例の作動タイミングチャート、 第4図(A)、(B)は本発明の他の実施例に於ける現
像バイアス電圧の説明図、 第5図は本発明の他の実施例の作動タイミングチャート
である。 1・・・電子写真感光体 22・・現像剤担持体スリーブ 25a・・第1バイアス電圧源 25b・・・第2バイアス電圧源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成する
    潜像形成手段と、この潜像を現像する現像手段であって
    、像担持体に対向して設けられ、現像剤を担持搬送して
    像担持体に供給する現像剤担持体を有する現像手段と、
    を備えた画像形成装置に於いて、 静電潜像現像時は現像剤担持体にデューティ比が0.5
    未満の振動バイアス電圧を印加し、静電潜像非現像時に
    、上記現像時に消費される現像剤よりも比電荷量が低い
    現像剤の像担持体への付着を促進する。上記振動バイア
    ス電圧とは異なるバイアス電圧を現像剤担持体に印加す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)像担持体と、この像担持体に静電潜像を形成する
    潜像形成手段と、この潜像を現像する現像手段であって
    、像担持体に対向して設けられ、現像剤を担持搬送して
    像担持体に供給する現像剤担持体を有する現像手段と、
    を備えた画像形成装置に於いて、 静電潜像現像時は現像剤担持体にデューティ比が0.5
    未満の第1の振動バイアス電圧を印加し、静電潜像非現
    像時にデューティ比が第1の振動バイアス電圧よりも大
    である第2の振動バイアス電圧を現像剤担持体に印加す
    ることを特徴とする画像形成装置。
JP2267649A 1990-10-05 1990-10-05 画像形成装置 Pending JPH04143774A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5937228A (en) * 1997-01-17 1999-08-10 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2005115003A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5937228A (en) * 1997-01-17 1999-08-10 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
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