JPH0414253A - ダイナミックram及びその製造方法 - Google Patents

ダイナミックram及びその製造方法

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JPH0414253A
JPH0414253A JP2116614A JP11661490A JPH0414253A JP H0414253 A JPH0414253 A JP H0414253A JP 2116614 A JP2116614 A JP 2116614A JP 11661490 A JP11661490 A JP 11661490A JP H0414253 A JPH0414253 A JP H0414253A
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word line
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JP2116614A
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Hideharu Nakajima
中嶋 英晴
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はダイナミックRAM及びその製造方法に関する
〔発明の概要] 本発明は、複数のビット線、ワード線が形成され、メモリセル毎に容量が設けられたダイナミックRAM及びその製造方法において、そのワード〔従来の技術〕
ダイナミックRAMのメモリセルの構造として、キャパ
シタを基板上に積層させた所謂スタック型のメモリセル
構造が知られており、高集積化を図るためのメモリセル
構造として多く採用されている(例えば、日経マイクロ
デバイス、Nα57,1990年3月号、第56〜63
頁参照。)。
ところで、このスタック型のメモリセル構造のダイナミ
ックRAMにおいて、フォールプツトビット線(折り返
しビット線)構成を採る場合では、各メモリセルの領域
で選択にかかるワード線(選択ワード線)と、隣接した
メモリセルの選択に用いられ当該メモリセルでは非選択
にかかるワード線(非選択ワード線)が通過する。すな
わち、フォールプツトビット線構成では、ワード線のす
べての部分が選択トランジスタのゲート電極として機能
するわけではなく、1列置きのメモリセルについてのみ
ゲート電極として機能している。
(発明が解決しようとする課題] ところが、このようなフォールプツトビット線構成のダ
イナミックRAMでは、各メモリセルで選択ワード線の
みならず非選択ワード線も通過する。従ってメモリセル
のサイズを縮小化する時では、その非選択ワード線の占
有する面積も考慮する必要が生し、そのメモリセルのサ
イズを縮小化の大きな障害となっている。
また、ダイナミックRAMの構造をスタック型とした場
合では、基板上に積層されるキャパシタを段差の大きな
領域に形成することで、そのキャパシタの容量値を大き
くすることができるが、逆に段差が大きくなった場合で
は、ビット線のコンタクトが困難になる等の問題が生ず
る。
さらに、ダイナミックRAMの高集積化を図った場合、
ワード線であるゲート電極のチャン矛ル長も短くなり、
その結果、短チャンネル効果が問題となる。また、同様
に高集積化を回った場合に、スタック型のメモリセル構
造であっても、α線対策が必要になる。
そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑み、第1に、
メモリセルのサイズを縮小化を図る上で、ワード線の占
有面積の有効な活用を図れるような構造のダイナミック
RAMとその製造方法を提供することを目的する。また
、本発明は、第2に、短チャンネル効果やα線にも強い
構造とされるダイナミックRAMとその製造方法の提供
を目的とする。
(課題を解決するための手段〕 上述の目的を達成するため、本発明のダイナミックRA
Mは、互いに平行に設けられる複数のビット線の延長方
向に対し、略垂直な方向に延長される複数のワード線を
有し、それらワード線は素子分離領域に囲まれた素子形
成領域上に該ワード線の一部を突出させた突出部を有し
、その突出部が選択トランジスタのゲート電極とされる
ことを特徴とする。本発明では、メモリセルの各容量を
上記ビット線、上記突出部及び一対のワード線により囲
まれた領域に形成できる。
このような本発明のダイナミックRAMを製造する方法
としては、半導体基板上に素子分離領域に囲まれた複数
の素子形成領域を形成する工程と、その素子分離領域上
から上記素子形成領域に延在される突出部を有し且つ互
いに平行な方向に延長された複数のワード線を形成する
工程と、それらワード線を覆う層間絶縁膜上に該ワード
線の延長方向とは略垂直な延長方向をそれぞれ有し、上
記突出部に隣接して上記半導体基板に設けられた不純物
領域と接続される複数のビット線を形成する工程と、そ
れらビット線が接続する上記不純物領域に上記突出部を
挟んで対向する上記素子形成領域内の不純物領域に接続
する容量を形成する工程とによりダイナミックRAMを
製造することができる。
また、本願の他の発明のダイナミックRAMは、半導体
基板上の素子分離領域に囲まれた素子形成SJi域に複
数の溝が形成され、それら溝に選択ワード線及び非選択
ワード線がそれぞれ埋め込まれて形成されてなることを
特徴とする。
そして、このようなダイナミックRAMの製造方法とし
て、本発明のダイナミックRAMの製造方法は、半導体
基板上に素子分離領域に囲まれた複数の素子形成領域を
形成する工程と、その素子形成領域の一対の選択ワード
線及び一対の非選択ワード線が通過する位置にそれぞれ
溝を形成し、それらの溝にワード線を埋め込む工程と、
上記素子形成領域の上記選択ワード線と上記非選択ワー
ド線の間の領域に接続する容量を形成する工程と、上記
素子形成領域の一対の上記選択ワード線の間の領域に接
続するビット線を形成する工程とを有することを特徴と
する。
〔作用] まず、ワード線の一部を突出させた突出部を有する本発
明のダイナミックRAMは、その突出部が選択トランジ
スタのゲート電極として機能するため、ワード線自体は
素子分離領域等の素子形成領域以外を通過させることが
でき、ツー1″線の占有面積を有効に活用できる。また
、メモリセルの各容量を上記ビット線、上記突出部及び
一対のワード線により囲まれた領域に形成することで、
そのバターニングの際に容量の端部は、同程度の高さと
なり、精度良く加工できる。
そのダイナミックRAMの製造方法の発明では、ワード
線とビット線を形成した後に、容量が形成される。従っ
て、ビット線のコンタクトは容量の段差と無関係となり
、容量形成時には既にビット線が形成されていることか
ら、段差等を大きくして容量値を大きく確保することが
できる。
また、本願の他のダイナミックRAMとその製造方法で
は、溝にワード線が形成されるため、MOSトランジス
タのチャン2ル長を溝の周囲に沿って長くとることがで
きる。従って、短チャンネル効果が抑制される。また、
その溝は同時にα線対策としても有効であり、ソフトエ
ラーの耐性が向上することになる。
〔実施例〕
本発明の好適な実施例を凹面を参照しながら説明する。
第1の実施例 本実施例は、ダイナミックRAMの例であり、そのワー
ド線にゲート電極として機能する突出部が形成される例
である。その構造を第1図〜第3図を参照して説明する
本実施例のダイナミックRAMは、第1図に斜線を付し
た領域で示すパターンの複数のワード線WLが形成され
ている。これらワード線WLは、互いに平行に間隔!、
を以てX方向を延長方向として形成されており、これら
帯状に設けられた部分から図中Y方向に突出する突出部
1が形成されている。この突出部1は、−本のワード線
WLでその延長方向に向かって左右の両方向に突出する
ようにされており、それぞれ略矩形状のパターンとされ
ている。突出部lの先端部1aは、第3図に示すように
、隣のワード線WLに近い位置にあり、少な(ともシリ
コン基板11上の第1図中に破線内で示す素子形成領域
2をゲート酸化膜14上で横断し、素子形成領域である
フィールド酸化膜10まで至るように延在されている。
ここで、さらにワード線WLと素子形成領域2の位置関
係について説明すると、まず素子形成領域2は、フィー
ルド酸化膜10に周囲を囲まれたX方向を長手方向とす
る矩形状のパターンを有し、ワード線WLの間隔11内
に収まるように配列されている。各素子形成領域2は、
一対のメモリセルに対応しており、各素子形成領域2の
略中夫には、ビット141B Lのコンタクトホール3
が設けられる。また、成る素子形成領域2に隣接する行
の素子形成領域2は、1つのメモリセル分だけずれて配
列されており、成る素子形成領域2に接続されるビット
線BLに隣接したビット線BLが接続される。ワード線
WLは、前述のように両方向に突出した突出部1を有し
ているが、規則的に突出部1は素子形成領域2上に突出
する。すなわち、成るワード線WLの突出部1は、その
すく両側に配列された素子形成領域2上に延在されるが
、その全部のメモリセルに対して延在されるわけではな
く、ビット線BLに対して一方の側に存在するメモリセ
ルのみに延在され、ビット線BLに対して他方の側に存
在するメモリセルについては延在されない。その他方の
側に存在するメモリセルについては、隣接するワード線
WLからの突出部1が形成される。このようなワード線
WLに対して左右に突出部1を形成することで、メモリ
セル領域上に非選択ワード線を配することなく、フォー
ルデソトビット線構成にできる。この突出部1の各メモ
リセルでの位置は、ビット線BLのコンタクトホール3
に近い領域であり、その突出部Iはシリコン基板11上
のゲート酸化膜14に形成されて選択トランジスタのゲ
ート電極として機能する。
ビット線BLは、第1図中Y方向を長手方向として互い
平行な帯状のパターンで形成され、それらの間隔は12
とされる。このようにX方向に間隔12で並んだビット
線BLは、成る行で素子形成領域2の略中央部を通過す
るビット線BLの隣のビット線B Lが素子形成領域2
の間のフィールド酸化膜lO上を通過するようにされ、
その次の行では同しビット$lBLがそれぞれ逆の領域
を通過する。すなわち、−本のビット線について着目す
ると、フィールド酸化膜10上を通過した次の行では、
素子形成領域2の略中央部を通過し、さらに次の行では
フィールド酸化膜lO上を通過する。各ビット線BLは
、素子形成領域2の略中央部でコンタクトホール3を介
して、選択トランジスタのソース・ドレイン開城に接続
される。このダイナミックRAMは、フォールデソトビ
ット線構成とされるため、隣接するビットmBL間に増
幅用のセンスアンプが配設される。
次に、本実施例のダイナミックRAMの容量について説
明すると、その容量はスタック型とされる。第2図に示
すように、キャパシタ下部電極4は、p型のシリコン基
板11の表面に形成されたn゛型の不純物拡散領域6上
を開口した開口部7を介して該n°型の不純物拡散領域
6に接続される。このキャパシタ下部電極4は、突出部
lを有するワード線WLと、ビット線BLを形成した後
に形成されるため、それぞれ層間!!縁膜8に被覆され
てなるワード線WLやビット線BL上にまで延在される
。具体的には、第2図の断面内の方向でフィールド酸化
膜10上のビット線BLの端部に少し重なるところから
、ワード線WLの突出部1上を越えて次の隣りのビット
線BLの上部に至る領域まで層間絶縁膜8上を延在され
る。また、第1図のY方向では、一対のワード線WLの
間を覆うパターンで形成され、レイアウト上と略矩形上
のパターンとされる。そのキャパシタ下部電極4には、
突出部1の下部のチャン2ル形成領域を介して転送され
る信号が情報として記憶される。
例えば読み出し時では、突出部lの下部にチャンネルが
形成され、上記不純物拡散領域6にチャンネル形成領域
を挾んで対向するn゛型の不純物拡散領域13を介して
、ビット線BLに信号が読みだされる。このようなキャ
パシタ下部電極4の上部には、誘電体膜を介してキャパ
シタ上部電極5が形成される。このキャパシタ上部電極
5は、全面に形成され、ビット線のコンタクトホール部
ののみ開口する必要もない。そして、このキャパシタ上
部電極5上に、被覆用の絶縁膜12が形成される。
このような構造を有する本実施例のダイナミックRAM
は、上述のように、ワード線WLの突出部1が選択トラ
ンジスタのゲート電極として機能し、フォールディトビ
ット線構成であっても、非選択ワード線がメモリセル上
を通過することがない。従って、それだけワード線の占
有面積を有効に活用し、換言すればメモリセルの縮小化
が図れる。また、容量の形成順は、このダイナミンクR
AMの構造から、ワード線、ビット線、容量の順で形成
すれば良く、ビット線の基板へのコンタクトのための段
差が緩和されるため、微細化を図った場合に有利である
。また、容量は、ワード線とビット線に囲まれた領域に
接続されるため、その端部が基板主面から路間−の高さ
を有するようにされ、このためにパターニングの精度を
高めることができる。
第2の実施例 本実施例は、第1の実施例のダイナミックRAMの製造
方法の一例であり、特にスタック型の容量がワード線、
ビット線、容量の順で形成されるため、微細化に有利と
される。以下、本実施例を第4閲C〜第4図Cを参照し
て、その工程順に説明する。
まず、第4閲Cに示すように、p型のシリコン基板21
上に選択酸化法によってフィールド酸化膜22が形成さ
れる。次に、第1の実施例で説明した如き突出部を有す
るワード線26が形成される。このワード線26はフィ
ールド酸化膜22に囲まれた素子形成領域上でシリコン
基板2】上のゲート酸化膜23上にその突出部が積層さ
れ、第4閲Cの断面内の方向を長手方向とするようにフ
ィールド酸化膜22上に延在される。なお第4閲Cでは
、突出部のみを断面で示している。このワード線26と
セルファラインでn゛型の不純物拡散領域24.25が
形成される。そして、全面に層間絶縁膜27が形成され
る。
次に、第4図すに示すように、フィールド酸化膜22に
囲まれた素子形成領域の略中央部に形成されたn゛型の
不純物拡散領域25上を開口して開口部が形成され、こ
の開口部を介してn゛型の不純物拡散領域25に接続す
るようにビット線28が層間絶縁膜27上に形成される
。このビット線28は、断面に垂直な方向を長手方向と
して形成され、複数本平行に設けられる。この時、隣接
するメモリセルの選択用のビット線28はフィールド酸
化膜22上を通過する。これらビット線28は、その上
部に積層されるシリコン酸化lI!29と同しパターン
でパターニングされる。また、この段階ではキャパシタ
が形成されていないため、ビット線28のn゛型の不純
物拡散領域25へのコンタクトはキャパシタによる段差
に影響されない。従って、キャパシタの面積を大きくす
るために段差を大きくしても、ビット線のコンタクトは
確実に行われる。
次に、パターニングされたビット線28の側部にンリコ
ン酸化[30を形成し、ビット線28をシリコン酸化膜
29.30で被覆した後、第4閲Cに示すように、n゛
型の不純物拡散領域24の上部を開口する。このn゛型
の不純物拡散領域24上の開口部を介して例えばポリシ
リコン層よりなるキャパシタ下部電極31が形成される
。このキャパシタ下部電極31は、ビット線28上及び
図中断面内方向を長手方向とするワード線に挟まれた領
域に形成され、特に、そのキャパシタ下部電極31の端
部は一様に各ビット線、ワード線上に存在するために、
高い加工精度でパターニングすることができる。このよ
うなキャパシタ下部電極31上には、酸化膜や窒化膜等
からなる誘電体膜が積層され、その上部にキャパシタ上
部電極32が形成される。このキャパシタ上部電極32
は、ビット線28の形成後に形成されるため、コンタク
トホールの部分で窓明けする必要がなく、メモリセルア
レイの全面に形成すれば良い。
以下、通常の工程に従って、ダイナミックRAMを完成
する。本実施例のダイナミックRAMでは、上述のよう
にワード線26とビット!2 Bを形成した後に、キャ
パシタが形成される。このためキャパシタの段差を大き
くしても、キャパシタの段差に影響されずに、確実にビ
ット線28を不純物拡散SN域25に接続できる。
第3の実施例 本実施例は、素子形成領域にワード線用の溝を形成し、
その溝にワード線を埋め込むダイナミックRAMの例で
ある。
まず、そのダイナミックRAMのメモリセル部分のレイ
アウトについて第5回を参照して説明する。
第5図は、ダイナミックRAMの一対のメモリセルの素
子形成領域50でのレイアウトを示している。素子形成
領域50は素子骨HSJI域であるフィールド酸化膜5
5に囲まれた略矩形状のパターンを有し、その素子形成
領域50とフィールド酸化膜55の境界56は図中破線
で示されている。
この素子形成領域50には、選択ワード線53及び非選
択ワード&i54が図中Y方向を長手方向として形成さ
れている。一対の選択ワード線53は、素子形成領域5
0の中央寄りを通過し、一対の非選択ワード線54は、
素子形成領域50の端部寄りを通過する。これらワード
線53.54は、素子形成領域50の半導体基板に形成
された溝51゜52を埋め込むように形成される。図中
溝5152の領域を斜線を付したg域で示している。こ
のように溝51に選択ワード線53が埋め込まれ、溝5
2に非選択ワード!54が埋め込まれるため、形成され
るチャンネルは溝51.52の側壁及び底面に沿ったも
のとなり、そのチャンフル長を長くとることができる。
従って、短チャンネル効果が抑制され、α線対策として
も機能する。なお、溝51.52は、図中−点鎖線で示
すレジスト層のパターン59を反映して形成され、特に
フィールド酸化膜55との境界56では、該フィールド
酸化膜55とセルファラインに溝51.52が形成され
る。
このような溝51.52にそれぞれ埋め込まれた選択ワ
ード線53.非選択ワード線54を有するダイナミック
RAMでは、選択ワード線53と非選択ワード線54の
間の領域にコンタクトホール60が形成され、このコン
タクトホール60に接続するようにキャパシタ下部電極
57が形成される。このキャパシタ下部電極57は、そ
の端部57aが略矩形状のパターンとされ、素子形成領
域50からフィールド酸化膜55上まで延在されている
。また、一対の選択ワード線53.53の間の領域には
、コンタクトホール61が形成され、このコンタクトホ
ール61には図示しないビット線が接続される。このコ
ンタクトホール61では、キャパシタ上部電極の図中2
点鎖線で示す開口部58が形成されており、キャパシタ
上部電極は開口部58を除いてキャパシタ下部電極57
と誘電体膜を挟んで対向しながら全面に拡がって形成さ
れる。
このようなレイアウトを有するダイナミンクRAMは、
次のような製造方法によって製造される。
以下、本実施例のダイナミックRAMの製造方法をその
製造工程に従って第6図(a)〜第6図(d)を参照し
ながら説明する。
まず、第6図(a)に示すように、p型のシリコン基板
71上に選択酸化法によって厚いフィールド酸化膜72
を形成する。このフィールド酸化膜72のパターンは、
第5図の破線で示した境界56のパターンを有し、その
矩形状の領域が素子形成領域とされる。次に、シリコン
基板71上にレジスト層を形成し、そのレジスト層を選
択露光し、現像して所要のパターンを得る。そして、そ
のレジスト層とフィールド酸化膜72をマスクとじてシ
リコン基板71の異方性エツチングを行う。この異方性
エツチングによって、シリコン基板゛71の主面71a
に溝73.74が形成される。溝73は、断面上フィー
ルド酸化膜72に隣接した素子形成領域の両端の領域に
それぞれ形成され、後述するように非選択ワード線が埋
め込まれる。その溝73の幅はLえである。溝74は、
素子形成領域の略中央付近に平行な一対の溝として形成
される。この溝74の幅はLlである。
次に、このような溝73.74の形成された素子形成領
域の全面にゲート酸化膜75が形成される。このゲート
酸化膜75は溝73.74の各底部並びに側壁にも形成
される。このようなゲート酸化膜75が形成された後、
全面にゲート電極として機能する例えばポリシリコン層
を形成する。
このポリシリコン層はそれぞれ各素子形成領域で溝73
.74に埋め込まれるように形成される。
そして、そのポリシリコン層を断面に垂直な方向を長手
方向とするようにパターニングする。このようなパター
ニングによって、溝73には非選択ワード線78が埋め
込まれて形成され、溝74には選択ワード線79が埋め
込まれて形成される。
ポリシリコン層のパターンは、各溝73.74の幅Lz
、LIよりもマスク合わせのマージンを見込んでやや広
いものとされる。このような選択ワード!79及び非選
択ワード線78を形成した後、シリコン基板71の主面
71aにイオン注入により低濃度のn型の不純物を導入
する。このイオン注入によって、一対の選択ワード線7
9の間の主面71aには、低濃度不純物拡散領域77が
形成され、選択ワード線79と非選択ワード線78の間
の主面71aには、低濃度不純物拡散領域76が形成さ
れる。これら低濃度不純物拡散領域7776により選択
トランジスタはLDD構造とされる。ここで、第6図(
b)に示すように、各低濃度不純物拡散領域76.77
の底部から、各溝7374の底部までの深さは、およそ
H,とされ、例として2000〜5000人程度の深さ
とさ度量。
このような低濃度のイオン注入の後、主面71a上に張
り出した選択ワード線79と非選択ワード線78の側部
に、エッチハックによってサイドウオール80が形成さ
れる。このサイドウオール80は、例えばCVDシリコ
ン酸化膜を全面に形成した後、全面を異方性エツチング
でエツチングすることにより得られる。このようにサイ
ドウオール80を形成した後、そのサイドウオール80
をマスクの一部として高濃度のn型の不純物のイオン注
入を行う。このイオン注入によって、シリコン基板71
の主面71aのそれぞれ低濃度不純物拡散領域76.7
7の内側には、高濃度不純物拡散領域81が形成される
。この高濃度不純物拡散領域81は、選択トランジスタ
のソース・ドレイン領域として機能する。このような高
濃度不純物拡散’JMi81を形成した後、第6図(C
)に示すように、全面に層間絶縁膜83aが形成される
。そして、この層間絶縁膜83aには、選択ワード線7
9と非選択ワード線78の間の高濃度不純物拡散領域8
1上で、開口部82が形成される。
次に、このような開口部82が形成された主面71aに
、キャパシタ下部電極83を形成するための第2層目の
ポリシリコン層が形成される。そして、その第2層目の
ポリシリコン層がパターニングされてキャパシタ下部電
極83がメモリセル毎に形成される。このキャパシタ下
部電極83の形状は、第5図に示したように、略矩形状
とされる。キャパシタ下部電極83の形成後、誘電体膜
が形成され、その誘電体膜上にキャパシタ上部電極84
が形成される。このキャパシタ上部電極84は、ビット
線のコンタクトのために、素子形成領域の略中央部で開
口部を有する。そして、キャパシタ上部電極84の形成
後、層間絶縁膜85が形成され、その層間絶縁膜85は
、選択ワード線79.79の間の領域で開口部86が形
成される。
この開口部86の底部で高濃度不純物拡散領域81が露
出する。開口部86の形成後、層間絶縁膜85の上部に
アルミニウム系配線層からなるビット線87が形成され
る。このビット線87は、開口部86で露出していた高
濃度不純物拡散領域81に接続する。
以下、通常の工程に従って、ダイナミックRAMが完成
する。このようなダイナミックRAMの製造方法により
製造されるダイナミックRAMは、その選択ワード線7
9が溝74に埋め込まれて形成されるため、そのチャン
ネル長はおよそ2H。
十り、の長さを有し、平面上の幅り、よりも溝74の深
さの2倍はどだけチャンネル長が長くなる。
従って、短チャンネル効果が緩和される。また、記憶ノ
ードとしての選択ワード線79と非選択ワード線78の
間のソース・ドレイン領域は、基板側から見て2つの溝
74.73に挟まれた領域となり、α線により発注した
エレクトロンがソース・ドレイン領域に入射する確率が
減ることになる。
従って、本実施例にかかるダイナミックRAMはソフト
エラーに強い構造にされる。
〔発明の効果〕
本発明のダイナミックRAMは、そのワード線が突出部
を有する形状とされるため、非選択ワード線を配置する
必要がなくなる。その結果、非選択ワード線のために必
要とされていた無駄なスペースがなくなり、ワード線の
占有面積が有効に活用されて、メモリセルのサイズの縮
小化が実現される。また、メモリセルの各容量の端部は
、容量をビット線や上記突出部及び一対のワード線によ
り囲まれたHMに形成することで、同程度の高さでバタ
ーニングされる。従って、容量は、精度良く加工できる
ことになり、素子の再現性が向上する。
また、本発明のダイナミックRAMの製造方法では、ワ
ード線とビット線を形成した後に、容量が形成される。
従って、ビット線のコンタクトは容量の段差と無関係と
なり、容量値を大きく確保することができると共にビッ
ト線のコンタクトも良好になし得る。
また、本発明の他のダイナミックRAMとその製造方法
では、溝に選択、非選択ワード線が形成されるため、M
OS)ランジスタのチャンネル長を溝の周囲に沿って長
くとることができる。従って、そのチャンネル長が長く
なる分だけ、短チャンネル効果を抑制することができ、
同時に溝によってα線に起因するエレクトロンが入射す
る確率も低減されるため、ソフトエラーに強い構造にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のダイナミンクRAMの一例の要部平面
図、第2図はその一例の第1図の■−■線に沿った断面
図、第3図はその一例の第1図の■−■線に沿った断面
図、第4図(a)〜第4図(c)は本発明のダイナミッ
クRAMの製造方法の一例をその工程に従って説明する
ためのそれぞれ工程断面図、第5図は本発明のダイナミ
ックRAMの他の一例を示す要部平面図、第6図(a)
〜第6図(d)は本発明のダイナミックRAMの製造方
法の他の一例をその工程に従って説明するためのそれぞ
れ工程断面図である。 l・・・突出部 2・・・素子形成領域 4.31・・・キャパシタ下部電極 5.32・・・キャパシタ上部電極 WL、26・・・ワード線 BL、28・・・ビット線 10.22・・・フィールド酸化膜 11.21・・・ンリコン基板 50・・素子形成領域 51.52・・・溝 53.54・・・ワード綿 57・・・キャパシタ下部電極 71・・・シリコン基板 72・・・フィールド酸化膜 73.74・・・溝 78・・・非選択ワード線 79・・・選択ワード線 83・・・キャパシタ下部電極 84・・・キャパシタ上部電極 87・・・ビット線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに平行に設けられる複数のビット線の延長方
    向に対し、略垂直な方向に延長される複数のワード線を
    有し、それらワード線は素子分離領域に囲まれた素子形
    成領域上に該ワード線の一部を突出させた突出部を有し
    、その突出部が選択トランジスタのゲート電極とされる
    ことを特徴とするダイナミックRAM。
  2. (2)メモリセルの各容量が上記ビット線、上記突出部
    及び一対のワード線により囲まれた領域に形成されるこ
    とを特徴とする請求項(1)記載のダイナミックRAM
  3. (3)半導体基板上に素子分離領域に囲まれた複数の素
    子形成領域を形成する工程と、 その素子分離領域上から上記素子形成領域に延在される
    突出部を有し且つ互いに平行な方向に延長された複数の
    ワード線を形成する工程と、それらワード線を覆う層間
    絶縁膜上に該ワード線の延長方向とは略垂直な延長方向
    をそれぞれ有し、上記突出部に隣接して上記半導体基板
    に設けられた不純物領域と接続される複数のビット線を
    形成する工程と、 それらビット線が接続する上記不純物領域に上記突出部
    を挟んで対向する上記素子形成領域内の不純物領域に接
    続する容量を形成する工程とを有することを特徴とする
    ダイナミックRAMの製造方法。
  4. (4)半導体基板上の素子分離領域に囲まれた素子形成
    領域に複数の溝が形成され、それら溝に選択ワード線及
    び非選択ワード線がそれぞれ埋め込まれて形成されてな
    ることを特徴とするダイナミックRAM。
  5. (5)半導体基板上に素子分離領域に囲まれた複数の素
    子形成領域を形成する工程と、 その素子形成領域の一対の選択ワード線及び一対の非選
    択ワード線が通過する位置にそれぞれ溝を形成し、それ
    らの溝にワード線を埋め込む工程と、 上記素子形成領域の上記選択ワード線と上記非選択ワー
    ド線の間の領域に接続する容量を形成する工程と、 上記素子形成領域の一対の上記選択ワード線の間の領域
    に接続するビット線を形成する工程とを有することを特
    徴とするダイナミックRAMの製造方法。
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