JPH04142158A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH04142158A
JPH04142158A JP2265378A JP26537890A JPH04142158A JP H04142158 A JPH04142158 A JP H04142158A JP 2265378 A JP2265378 A JP 2265378A JP 26537890 A JP26537890 A JP 26537890A JP H04142158 A JPH04142158 A JP H04142158A
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JP
Japan
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recording paper
platen roller
thermal head
motor
cartridge
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JP2265378A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Sakai
酒井 克之
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、文字や図形を表す画像データを電気信号に変
換して送受信するファクシミリ装置などの記録装置に関
する。
従来の技術 ファクシミリ装置は、公衆電話回線を介して文字や図形
の画像データを送信/受信し、情報の交換を行うために
使用される。このようなファクシミリ装置の記録装置に
おいては、受信された画像データを感熱記録紙上に印字
して記録することが多い。感熱記録紙への印字は、感熱
記録紙をプラテンローラとサーマルヘッドとの間に挟持
し、サーマルヘッドをプラテンローラに押圧しながら、
サーマルヘッドに設けられる発熱素子を選択的に電力付
勢して発熱させるように構成されている。
感熱記録紙は、電力付勢して高温にされる発熱素子の部
分で変色し、印字が行われる。
従来からのファクシミリ装置においては、サーマルヘッ
ドはプラテンローラに常時押圧されており、感熱記録紙
の準備や交換のために、−時的に押圧力を減少させ、ま
たはサーマルヘッドを移動させて、押圧状態を解除する
機構が設けられている。たとえば、感熱記録紙はファク
シミリ装置の本体キャビネット内に収納されるように構
成され、キャビネットの一部を開くことによってサーマ
ルヘッドの押圧状態が解除され、感熱記録紙の準備が終
了してキャビネットを閉じることによって再び押圧状態
となるように構成される。また、押圧解除のレバーなど
が設けられ、その操作によって押圧を解除するような構
成も用いられている。
発明が解決しようとする課題 従来からのファクシミリ装置などの記録装置においては
、サーマルヘッドがプラテンローラに常時押圧されてい
る。この押圧力は、たとえば200mm当り4kg程度
の、比較的大きな圧力である。プラテンローラは、印字
品質を良好とするために弾力性が必要である。したがっ
て、たとえば合成ゴムなどの材料によって形成される。
サーマルヘッドが常に高い圧力でプラテンローラに押圧
されているため、プラテンローラのゴムの表面は長期間
に亘って大きな圧縮力を受ける。
このような変形状態が長期間継続すると、ゴムの表面が
塑性変形し、圧縮永久歪が生じる恐れがある。プラテン
ローラの表面が変形すると、サーマルヘッドによる感熱
記録紙への印字に障害を来すようになる。また、この影
響を少なくするためには、変形しにくい高価なゴム材料
が必要となり、ファクシミリ装置の製造原価の低減の妨
げになる。
さらに、常に大きな押圧力が発生しているので、ファク
シミリ装置のキャビネットの剛性も必要となり、ファク
シミリ装置を小形軽量化することが困難である。
本発明の目的は、長期間に亘ってサーマルヘッドがプラ
テンローラに押圧されることがなく、製造W価の低減が
可能で、小形軽量化が容易である記録装置を提供するこ
とである。
課題を解決するための手段 本発明は、記録紙を搬送するプラテンローラと、プラテ
ンローラの軸線と平行に複数の発熱素子が配列されたサ
ーマルヘッドと、 記録紙を、プラテンローラとサーマルヘッドとの間に挟
持する手段と、 記録すべき信号の受信を検出する手段と、受信検出手段
からの出力に応答して、サーマルヘッドとプラテンロー
ラとの間で押圧する手段と、記録すべき信号によってサ
ーマルヘッドの発熱素子を駆動する手段とを含むことを
特徴とする記録装置である。
作  用 本発明に従えば、記録紙はプラテンローラとサーマルヘ
ッドとに挟持され、プラテンローラによって搬送される
。印字などの記録すべき信号の受信が検出されると、サ
ーマルヘッドとプラテンローラとの間は押圧され、サー
マルヘッドの発熱素子が記録すべき信号によって駆動さ
れる。したがって、記録すべき信号が受信されるまでは
、サーマルヘッドとプラテンローラとの間は押圧されな
いので、長期間に亘ってサーマルヘッドとプラテンロー
ラとの間が押圧されることを防ぐことができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のファクシミリ装置1の電
気的構成を示すブロック図である。ファクシミリ装置1
には、公衆電話回線11に接続される回線網制御回路2
が設けられている。この回線網制御回路2は、電話回線
11とファクシミリ装置1との回線制御動作を行う、こ
の回線網制御回路2には、送話器および受話器を含むハ
ンドセット3が設けられた通話を行うための電話手段4
が接続される。電話手段4には、フック状態検出回路5
が設けられる。フック状態検出回路5は、マイクロコン
ピュータなどで構成される制御回路6に接続される。
制御回路6と前記配線網制御回路2との間には、モデム
7が設けられる。モデム7は、前記電話回線11を介し
てファクシミリ装置1が送信/受信する搬送信号の変復
調を行う。
また制御回路6には、ダイヤルキーおよびスタートキー
などを含む操作手段8と、ファクシミリ装置1に装填さ
れた原稿の画像を光学的に読取るための読取手段9と、
電話回線11を介して受信された画像データを記録する
ための記録手段10とがそれぞれ接続されている。
マイクロスイッチなどで構成される原稿検出手段11は
、原稿を検出すると検出信号を制御回路6に与える。同
様に、記録手段10に関連してカムセンサ12が設けら
れ、記録紙カートリッジの装着の有無を検出するための
カートリッジセンサ13が設けられる。これらのセンサ
12,13は、検出信号を制御回路6にそれぞれ与える
記録紙センサ14は、後述の第2図に示される記録紙2
4の有無を検出する。ジャム検出手段15は、記録紙2
4がプラテンローラに巻付いてしまうジャムを検出する
。これらのセンサ14,15は、反射形光センサなとで
構成され、検出したとき信号を制御回路6に与える。
制御回路6は、受信時には、受信モータ制御回路16を
介して受信時駆動用モータ17を制御し、記録紙を搬送
する。制御回路6は、画像データを記録手段10によっ
て印字などの記録をした後、カッタ18を能動化して記
録紙を切断する。制御回路6は、送信時には、送信モー
タ制御回路19を介して送信時駆動用モータ20を正転
させて原稿を搬送する。モータ20は、受信時にも逆転
させて記録手段10における印字のために使用される。
表示手段21は、液晶表示装置などで構成され、操作手
段8の近傍に設けられ、制御回路6によって、各種のト
ラブル表示を含む情報が表示される。
第2図は、記録手段10およびカートリッジ22の構成
を示す斜視図である。記録手段lOは、ファクシミリ装
置1のキャビネット23の一端に形成され、カートリッ
ジ22が着脱自在に取付けられる。
カートリッジ22内には、第7図に示すように、熱によ
って発色し、記録を行うことができる表面24aを有す
る記録紙24がロール状になってロール状記録紙25と
して収納される。ロール状記録紙25は、一対のスプー
ル26a、26bによって保持される。一方のスプール
26aは、スプール駆動用歯車27と同軸に結合してい
る。記録紙24の先端は、カートリッジ22の開口部2
8から記録手段10側に引出される。カートリッジ22
は、その上部22aで開くことができ、ロール状記録紙
25を交換することができる。ロール状記録紙25の交
換のために、他方のスプール26b側でカートリッジ2
2の側方22bを開く構成も用いることができる。
記録手段10には、ゴムなどの弾性材料によって形成さ
れ、記録紙24を搬送するためのプラテンローラ29が
設けられている。記録紙24は、プラテンローラ29と
、サーマルヘッド30とで挟持される。サーマルヘッド
30には、プラテンローラ29と対向する側に、複数の
発熱素子31(後述する第3図参照)が記録紙24の幅
方向に配列されている。プラテンローラ29を回転させ
て記録紙24を搬送するのと同期して、発熱素子31を
選択的に電力付勢して加熱することによって、記録紙2
4上に画像データを印字することができる。
サーマルヘッド30は、ばね32によってプラテンロー
ラ29に対して押圧される。ばね32は、支持板33に
よって支持され、押圧カム34によって押圧力が調整さ
れる。押圧カム34は、同一形状を有する3つのカムが
カム軸35によって結合されている。
プラテンローラ29は、受信モータ17(第1図参照)
から歯車36を介して、プラテンローラ29と同軸に固
定されるプラテン駆動用の歯車37が駆動されることに
よって回転する。歯車37の回転は、歯車38を介して
カートリッジ22内のスプール駆動用の歯車27に伝達
される。カートリッジ22には、歯車38と歯車27と
を、噛合させるための開口部22cが設けられる。カム
軸35は、モータ20(第1図参照)から歯車39を介
してカム駆動用の歯車40が駆動されることによって回
転する。カム軸35には、歯車40がワンウェイクラッ
チ41を介して固定されている。ワンウェイクラッチ4
1は、モータ20が送信時の逆方向に回転するときにの
み駆動力をカム軸35に伝達するために用いられる。
第3図は、第2図の矢符A方向がら見た断面図である。
カートリッジ22をキャビネット33に取付けるために
は、下端部42をキャビネット33に設けられる突起4
3に枢支する。次にカートリッジ22の上端部44を矢
符B方向に角変位させて、ロック承部45に、キャビネ
ット33側に設けられるロックばね46を嵌合させて固
定する。
キャビネット33にカートリッジ22が取付けられると
、マイクロスイッチによって構成されるカートリッジセ
ンサ13から信号が導出される。
ロール状記録紙25から取出される記録紙24の先端は
、案内部材47を介してプラテンローラ29とサーマル
ヘッド30との間に導かれる。案内部材47に沿って、
記録紙センサ14が設けられる。記録紙センサ14は、
光軸48に沿って光を放射し、反射光を検出することに
よって、光軸48上に記録紙24が存在するかどうかを
検出する。サーマルヘッド30は、押圧用のカム34に
よって、支持板33およびばね32を介してプラテンロ
ーラ29に対して押圧される。サーマルヘッド30がプ
ラテンローラ29に押圧される部分には、発熱素子31
が配列されている。カム軸35には、カム34と同軸に
駆動部材49が設けられる。駆動部材49は、カム34
が支持板33を押圧しているとき、マイクロスイッチに
よって構成されるカムセンサ12を能動化する。プラテ
ンローラ29を介してサーマルヘッド30と対向する側
には、記録紙センサ14と同様の光反射形センサから構
成されるジャム検出手段15が設けられる。
第4図は、記録手段10における、サーマルヘッド30
の押圧機構を説明するための斜視図である。歯車39は
、モータ20(第1図参照)に連結しており、送信時の
原稿送りの場合は、モータ20が正方向に回転し、歯車
39は矢符C方向に回転し、カム34駆動用の歯車40
は矢符正方向に回転する。このときワンウェイクラッチ
41が設けられているので、歯車40からカム軸35へ
は駆動力が伝達されない。すなわち、歯車40が矢符正
方向に回転するとき、カム軸34は回転しない。モータ
20が逆方向に回転すると、歯車39が矢符り方向、お
よび歯車40が矢符正方向にそれぞれ回転し、ワンウェ
イクラッチ41を介してカム軸35が回転する。カム3
4の回転位1は、第3図に示す駆動部材49を介してカ
ムセンサ12によって検出される。
第5図は、プラテンローラ29およびロール状記録紙2
5を回転駆動する機構を示す斜視図である。歯車36は
、モータ17(第1図参照)に連結される。歯車36か
らは、プラテン駆動用の歯車37、歯車38およびスプ
ール駆動用の歯車27にモータ17からの正方向および
逆方向の回転力が伝達される。歯車37は、回転軸に固
定されている。その回転軸にはプラテンローラ29が結
合されている。歯車27にはスプール26aを介して、
ロール状記録紙25が固定されている。したがって、モ
ータ17の正逆回転に伴い、プラテンローラ29および
ロール状記録紙25が回転する。
第6図は、本実施例における動作の手順を説明するため
の図である。
第6図(1)は、モータ20(第1図参照)が歯車3つ
を矢符G方向に駆動し、歯車40を矢符正方向に駆動し
、ワンウェイクラッチ41を介してカム34を角変位さ
せ、支持板33への押圧を解除する状態を示す。このと
き、ロール状記録紙25は静止状態である。
第6図(2)は、モータ20を停止し、プラテンローラ
29に対するサーマルヘッド30の押圧を解除した状態
で、モータ17(第1図参照)を正方向に回転駆動し、
歯車36〜38および27を、それぞれ矢符I、J、に
、Lの方向に回転駆動し、ロール状記録紙25を矢符M
方向に回転させて、記録紙24をプラテンローラ29の
方に送る状態を示す、サーマルヘッド30の押圧が解除
されているので、記録紙24がプラテンローラ29に到
達しないときであっても、サーマルヘッド30と接触し
たままプラテンローラ29を回転させることができる。
スプール26aとロール状記録紙25とは摩擦力によっ
て結合されている。したがってスプール26aが回転駆
動されると、ロール状記録紙25も回転駆動され、記録
紙24がプラテンローラ29の方に送られる。記録紙2
4がプラテンローラ29に到達した後では、記録紙24
はプラテンローラによって搬送される。
第6図(3)は、記録紙24がサーマルヘッド30とプ
ラテンローラ29とによって挟持されて所定の位置に達
し、モータ17が停止され、モータ20が逆転されてカ
ム34が角変位され、プラテンローラ29に対してサー
マルヘッド30が押圧される状態を示す。このようにし
て、記録紙24に対して画像データを印字するための準
備が完了する。
第6図(4)は、ロール状記録紙25の径が大きいとき
の印字状態を示す。プラテンローラ29とスプール26
aとは歯車によって結合されているので、その回転数は
一定の関係を有する。この回転数の関係は、ロール状記
録紙25の直径が大きいときにその周速がプラテンロー
ラ29の周速とほぼ等しいように設定される。したがっ
て、このときに記録紙24に加わる張力は小さい。
第6図(5)は、記録紙24が使用され、ロール状記録
紙25の直径が小さくなっている状態を示す、このとき
のロール状記録紙25の周速は、大直径時よりも小さく
なる。したがって、プラテンローラ29によって記録紙
24が引張され、ロール状記録紙25とスプール26a
との間の摩擦力によって張力が大きく発生される。ロー
ル状記録紙25の直径が小さいときは、記録紙24はカ
ールしやすいけれども、このように張力を強くかけるこ
とができると、そのカールを矯正することができる。
第6図(6)は、印字を終了する状態を示す。
記録紙24は、プラテンローラ29とサーマルヘッド3
0との間で印字が終了した後で搬送され、カッタ18に
よって切断される。この切断後にモータ20が逆転され
、サーマルヘッド30のプラテンローラ29に対する押
圧が解除される。記録紙センサ14によって、第7図に
示す記録紙24の裏面24bに設けられる記録紙終了を
示すマーク24cが検出されたときには、モータ17が
逆転され、記録紙24はロール状記録紙25に巻取られ
て、カートリッジ22内に収納される。
本実施例においては、記録紙24に画像データを印字す
べきときに第6図(3)のようにサーマルヘッド30が
プラテンローラ29に対して押圧され、第6図(4)お
よび第6図(5)に示すようにして印字が行われる。印
字終了後は、第6図(6)に示すようにして、サーマル
ヘッド30によるプラテンローラ29に対する押圧が解
除される。このような押圧の解除は、本実施例における
ような押圧力の減少のみではなく、サーマルヘッド30
がプラテンローラ29から離反するようにしてもよいこ
とは勿論である。
第8図はロール状記録紙25、スプール26aおよび歯
車27の関係を示す断面図、第9図はスプール26aの
斜視図である。ロール状記録紙25の内周側には、円筒
状の芯25aが用いられている。スプール26aから芯
25aへの回転力の伝達は、スプール26aに設けられ
る摩擦結合部26cを介して行われる。摩擦結合部26
cは、芯25aの内周面に当接するようにばね性が付与
されている。このようにすることによって、ロール状記
録紙25の直径に対応して、第10図の実線1aに示す
ように、張力を大きく変化させて作用させることができ
る。第10図の破線1bに示すのは、歯車27を用いず
、ロール状記録紙25を単にスプール26a、26bに
よって回転可能に保持する場合の張力の変化である。本
実施例においては張力の変化が大きく、記録紙のカール
の補正が容易である。
第11図は、記録紙24を印字可能な状態にセットする
までの過程を説明するためのフローチャートである。こ
のフローチャートは、第6図(1)〜第6図(3)に対
応する。制御回路6は、ステップm1からステップm2
において、カートリッジセンサ13の出力によってカー
トリッジ22の装着の有無を判断する。カートリッジ2
2が装着されると、ステップm3に移る。
ステップm3からステップmloまでは第6図(1)に
示す動作に対応する。ステップm3においては、カムセ
ンサ12によってカム34の角変位位置が検出される。
カムセンサ12は、マイクロスイッチによって、カム3
4が押圧状態であることを検出したときにのみ導通する
ように構成されている。したがって、カムセンサ12が
導通しないときはカム34の正確な位置が不明であるの
で、ステップm4に移る。ステップm4においては、モ
ータ20が逆転される。モータ20としてはステッピン
グモータが使用される。モータ20を逆転させるための
パルス駆動が行われると、ステップm5においてカムセ
ンサ12の導通/遮断が判断される。カムセンサ12が
遮断しているときは、ステップm6に移り、モータ20
を逆転させるためのモータステップ数が750と比較さ
れる。モータステップ数が750以下のときにはステッ
プm4に戻る。モータステップ数が750を越えるとス
テップm7に移り、表示手段21によってトラブル表示
が行われる。このモータステップ数750は、カム軸3
5が1回転するのに要するステップ数であり、この値を
越えると、なんらかの異常があったものとみなされる。
ステップm3またはステップm5においてカムセンサ1
2が導通すると、ステップm8に移り、モータ20が3
75ステツプだけ逆転される。この375ステツプは、
カム軸35を半分だけ回転させるために必要なステップ
数であり、カム34は押圧状態から半回転される。次に
ステップm9においてカムセンサ12が遮断してしてい
ることを確認する。
カムセンサ12が導通状態のままであるときは、異常で
あるので、ステップmlOにおいてトラブル表示が行わ
れる。
ステップmllからステップm16までは第6図(2)
に対応する。ステップmllにおいて、モータ17が正
方向に回転され、歯車27を介してロール状記録紙25
が回転され、記録紙24が繰出される。記録紙24が第
3図示の案内部材47に沿って記録紙センサ14の光軸
48に達すると、記録紙24の裏面24bは白色である
ので、記録紙センサ14に対する反射光が増加し、記録
紙センサ14は記録紙検出状態となる。ステップm12
において記録紙センサ14が記録紙非検出状態であると
きは、ステップm13に移る。モータ17もステッピン
グモータによって構成されるので、モータステップ数が
800を越えているか否かが判断される。このモータス
テップ数の800という値は、カートリッジ22の開口
部28から引出された状態の記録紙24が、案内部材4
7に沿って光軸48に充分に達し得るステップ数である
。したがってモータステップ数がこの値を越えていると
きは、ステップm14に移り、トラブル表示が行われる
。ステップm12において記録紙センサ14が記録紙検
出状態となっていることが確認されると、ステップm1
5に移り、モータ17が1829ステツプだけ正方向に
回転される。
これによって、記録紙24がプラテンローラ29とサー
マルヘッド30との間に一定量だけ繰出される。
ステップm16からステップm19までは第6図(3)
に対応する。ステップm16においてモータ20が逆転
され、サーマルヘッド30の押圧が開始される。ステッ
プm17においてカムセンサ12の導通/3I!断が判
断される。カムセンサ12が遮断のときは、カム34が
サーマルヘッド30を押圧する位置にはないときであり
、ステップm18において、モータステップ数が750
と比較される。750という値は、前述のようにカム軸
35が1回転するためのステップ数であり、ステップ数
がこの値以下であるときはステップm16に戻り、さら
にモータ20が逆転される。ステップm18において、
モータステップ数が750を越えているときは、ステッ
プm19においてトラブル表示が行われる。ステップm
17においてカムセンサ12が導通状態になれば、サー
マルヘッド30がプラテンローラ29に対゛して押圧状
態となり、次のステップm20において印字が行われる
本実施例においては、ステップm15が終了した段階で
待機状態となり、ステップm16以降は印字が行われる
際に実行される。また、モータステップ数として示した
数値は、各歯車の歯数などによって異なる値となること
は勿論である。
第12図は、本実施例における印字動作を説明するため
のフローチャートである。制御回路6は、ステップn1
からステップn2において、第11図のフローチャート
におけるステップm15終了状態で待機する。第1図の
公衆電話回線11から回線網制御回路2およびモデム7
を介して画像データが受信されるか、操作手段8におい
てコピーの要求がなされるまで待機状態が継続される。
ここでコピーとは、原稿を読取手段9によって画像デー
タとして読取り、記録手段10によって記録紙24に印
字することをいう。この機能によって、原稿を送信する
前にどのように印字されるかを予め確認することができ
る。ステップn3において、受信またはコピーを要求す
る信号が検出されないときは、ステップn2に戻り、待
機状態が継続する。ステップn3において受信またはコ
ピーを要求する信号が検出されたときには、ステップn
4に移る。ステップn4においては、モータ20の逆転
が行われ、カム34を角、変位させてサーマルヘッド3
0をプラテンローラ29に対して押圧する。記録紙24
がサーマルヘッド30とプラテンローラ29との間で押
圧挟持される状態で、ステップn5において発熱素子3
1が駆動され、印字が行われる。ステップn6において
は、印字終了指示の有無が判断される。印字終了の指示
がないときは、ステップn5に戻り、印字が継続される
ステップn6における印字終了の指示は、制御回路6が
受信される画像データの終了信号を検出するか、コピー
される画像データの終了を検出することによって行われ
る。ステップn6において印字終了の指示が行われると
、ステップn7に移り、モータ20が逆方向に回転され
、サーマルヘッド30のプラテンローラ29に対する押
圧が解除される。次にステップn8に移り、ステップn
2と同様の待機状態となる。
本実施例においては、カム34の角変位によって、サー
マルヘッド30のプラテンローラ29に対する押圧力が
変化するけれども、記録紙24を挟持する状態は継続さ
れる。したがって、プラテンローラ29の回転による記
録紙24の搬送が円滑に行われる。ステップn2または
ステップn8の待機状態において、サーマルヘッド30
がプラテンローラ29から離れるように構成してもよい
ことは勿論である。
第13図および第14図は、カートリッジ22を取付け
るための他の構成を示す。第13図はキャビネット23
側の構成を示す斜視図であり、第14図はキャビネット
23にカートリッジ22が取付けられる状態を示す断面
図である。キャビネット23の上部には、ロックばね4
6が設けられ、下部には、突起43が一体に形成される
。キャビネット23には、記録紙24を導入するための
開口部50が設けられている。装着時に、カートリッジ
22とキャビネット23とは、平面状の側面で接合され
る。接合部の下部は、カートリッジ22の下端部42に
設けられる凹所にキャビネット23の突起43によって
枢支される。カートリッジ22の上端部44は、ロック
承部45がキャビネット23に取付けられるロックばね
46によって固定される。
第15図は、記録紙24の搬送のための他の構成を示す
、ロール状記録紙25からプラテンローラ29に到達す
る途中に、逆V字状に屈曲されたカール補正板51が設
けられる。このようなカール補正板51を設けることに
よって、記録紙24のカールに対する矯正を充分に行う
ことができる。
本実施例においては、サーマルヘッド30の押圧のため
に、送信時に駆動するためのモータ20を逆転させて用
いているけれども、別に専用のモータを設けたり、プラ
ンジャなどを用いる他の構成であってもよいことは勿論
である0本実施例のように、モータ20を逆転させて用
いることによって、小形軽量化および製造コストの低減
を図ることができる。また、サーマルヘッド30を固定
しておいて、プラテンローラ29をサーマルヘッド30
に押しあてるようにしてもよいことは勿論である。
また本実施例においては、ロール状記録紙25は、キャ
ビネット23に着脱可能なカートリッジ22に収納され
る構成であるけれども、ファクシミリ装置1の本体キャ
ビネット23内に直接収納されでもよいことは勿論であ
る。キャビネット23の外部にカートリッジ22を設け
ることによって、ロール状記録紙25の交換を手早く行
うことができる。
さらに、複数のカートリッジ22を用意しておけば、記
録紙24の交換に要する時間をさらに少なくすることが
でき、印字すべき画像データの受信の途中で記録紙24
の交換の必要が生じたときなどにおける受信の中断時間
を短くすることができる。さらに記録紙24をサーマル
ヘッド30とプラテンローラ29で挟持した状態で移動
することができるので、移動のための準備も簡単にする
ことができ、移動後にはそのまま使用することができる
さらにまた前述の実施例においては、記録装置としてフ
ァクシミリ装置の受信部に本発明を適用しているけれど
も、他の各種データの記録装置であってもよいことは勿
論である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、記録すべき信号が受信さ
れるまでは、プラテンローラとサーマルヘッドとの間で
押圧力は生じない。プラテンローラとサーマルヘッドと
の間での大きな圧力は、記録すべき信号が検出されるま
で待機している状態では発生しない。したがって、プラ
テンローラの圧縮永久歪による変形によってサーマルヘ
ッドによる記録品質が劣化することは起こりに<<、プ
ラテンローラに安価なゴム材料を使用することができ、
ファクシミリ装置などの製造原価を低減することができ
る。また、記録装置の内部に大きな押圧力が長期間に亘
って発生されることがないので、記録装置として大きな
剛性を必要とせず、小形軽量化を図ることができる。
さらに本発明によれば、工場で生産された記録装置を輸
送するときにおいても、サーマルヘッドとプラテンロー
ラとの間が大きな圧力で押圧されない、したがって、外
部からの衝撃がサーマルヘッドからプラテンローラに加
えられに<<、プラテンローラが衝撃によって変形する
ことを防止することは容易である。また、船積されて船
室内で比較的高温にさらされるときは、プラテンローラ
に対するサーマルヘッドの押圧力が大きいと、プラテン
ローラがクリープ変形する恐れがある。本発明では、プ
ラテンローラに対するサーマルヘッドの押圧力が小さい
ので、そのような変形を防止することが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のファクシミリ装置1の電気
的構成を示すブロック図、第2図は記録手段10および
カートリッジ22に関連する構成を示す斜視図、第3図
は第2図示の矢符A方向から見た断面図、第4図はサー
マルヘッド30の押圧機構を示す斜視図、第5図はプラ
テンローラ29およびロール状記録紙25の回転駆動機
構を示す斜視図、第6図は本実施例の動作の手順を説明
するための図、第7図は記録紙24の終了マーク24c
を示す斜視図、第8図はロール状記録紙25の駆動機構
を示す断面図、第9図はスプール26aの斜視図、第1
0図は記録紙24に働く張力を示すグラフ、第11図お
よび第12図は本実施例の動作を説明するためのフロー
チャート、第13図はカートリッジ22を装着するため
のキャビネット23の他の構成を示す斜視図、第14図
は第13図示の構成によってカートリッジ23が装着さ
れる状態を示す断面図、第15図は記録紙24のカール
補正のための他の構成を示す図である。 1・・・ファクシミリ装置、2・・・回線網制御回路、
6・・・制御回路、7・・・モデム、8・・・繰作手段
、10・・・記録手段、12・・・カムセンサ、13・
・・カートリッジセンサ、14・・・記録紙センサ、1
5・・ジャム検出手段、17.20・・・モータ、18
・・・カッタ、21・・・表示手段、22・・・カート
リッジ、23・・・キャビネット、24・・・記録紙、
25・・・ロール状記録紙、26a、26b・−スプー
ル、27,37.40・・・歯車、29・・・プラテン
ローラ、30・・・サーマルヘッド、31・・・発熱素
子、32・・・ばね、33・・・支持板、34・・・カ
ム、35・・・カム軸、41・・・ワンウェイクラッチ 代理人  弁理士 画数 圭一部 第 図 第 図 第 図 第 図 第12 図 第13 図 il! 15 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録紙を搬送するプラテンローラと、 プラテンローラの軸線と平行に複数の発熱素子が配列さ
    れたサーマルヘッドと、 記録紙を、プラテンローラとサーマルヘッドとの間に挟
    持する手段と、 記録すべき信号の受信を検出する手段と、 受信検出手段からの出力に応答して、サーマルヘッドと
    プラテンローラとの間で押圧する手段と、記録すべき信
    号によってサーマルヘッドの発熱素子を駆動する手段と
    を含むことを特徴とする記録装置。
JP2265378A 1990-10-02 1990-10-02 記録装置 Pending JPH04142158A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2265378A JPH04142158A (ja) 1990-10-02 1990-10-02 記録装置
EP91116575A EP0479165B1 (en) 1990-10-02 1991-09-27 Thermal printing device
DE69110604T DE69110604T2 (de) 1990-10-02 1991-09-27 Wärmedruckvorrichtung.
US07/768,805 US5219234A (en) 1990-10-02 1991-09-30 Thermal printing device including jam detection means

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2265378A JPH04142158A (ja) 1990-10-02 1990-10-02 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04142158A true JPH04142158A (ja) 1992-05-15

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ID=17416353

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JP2265378A Pending JPH04142158A (ja) 1990-10-02 1990-10-02 記録装置

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