JPH04142123A - 送信回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はベアケーブルを使用したデジタル伝送を行う場
合の送信回路に係シ、特に送信信号電力を高精度で一定
に保つことができる送信回路に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のデジタル伝送に使用する送信回路の一例を第２因
に示し説明する。

この第２図は従来方式によるエコーキャンセラ回路の一
例を示すもので、１１はラインドライバ回路、１２はこ
のラインドライバ回路１１の出力ＩＩＫ接続され次ライ
ントランスである。

そして、ラインドライバ回路１１はライントランス１２
を介して信号を線路に送出するために、低インピーダン
スの負衛に対して波形歪みを発生せずに信号を送出する
機能をもつ。また、ライントランス１２は伝送ケーブル
であるベアケーブルと送信回路と間の分離とインピーダ
ンス変換機能をもつ。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の送信回路では、ラインドライバ回路の電
源電圧の変動、温度変動、製造バラツキ。

あるいはライントランスの温度変動によシ送信信号レベ
ルが変動するという課題があった。また、上記の各原因
による送信レベルの変動幅は通常１ｄＢ程度あシ、伝送
可能距離の変動の原因の一つとなるという課題があった
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の送信回路は、送信信号を利得可変増幅器に入力
し、この利得可変増幅器の出力信号をラインドライバ回
路の入力とし、このラインドライバ回路の出力信号をラ
イントランスを介して線路に送出し、このライントラン
スは第１と第２および第３の巻き線を有し、この第３の
巻き線は電力検出回路に接続され、この電力検出回路の
出力が差動増幅器の一方の入力となシ、この差動増幅器
の他方の入力には基準電圧が与えられ、この差動増幅器
の出力が上記利得可変増幅器の制御信号となシ、上記第
３の巻き線の巻き数は上記ライントランスの線路側の巻
き線の巻き数と一致させ、この第３の巻きＭＡは線路終
端インピーダンスと同。−インピーダンスで終端し、上
記ラインドライバ回路は電流源であるようにしたもので
ある。

〔作用〕

本発明においては、ライントランスに線路側の巻き線と
同一の巻き数の第３の巻き線を設け、この第３の巻き線
を線路終端インピーダンスと同一インピーダンスによシ
終端し、この終端インピーダンスの消費電力を検出し、
その検出結果に応じて送信信号レベルを制御する。

〔実施例〕

以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明による送信回路の一実施例を示すブロッ
ク図である。

この第１図にシいて、１は送信信号を入力とする利得可
変増幅器、２はこの利得可変増幅器１の出力を入力とす
るラインドライバ回路、３は１次巻線と２次巻線および
３次巻線を有するライントランス、４はこのライントラ
ンス３の３次巻線に接続され比電力検出回路、５はこの
電力検出回路４の出力と基準電圧Ｖｒ・ｆを入力とし出
力を利得可変増幅器１０制御信号として供給する差動増
幅器である。

そして、送信信号を利得可変増幅器１に入力し、この利
得可変増幅器１の出力信号をラインドライバ回路２の入
力とし、このラインドライバ回路２の出力信号をライン
トランス３を介して線路に送出し、このライントランス
３は第１と第２および第３の巻きａｔ−有し、この第３
の巻き線は電力検出回路４に接続され、この電力検出回
路４の出力が差動増幅器５の一方の入力となシ、この差
動増幅器５の他方の入力には基準電圧Ｖｒ＠ｆが与えら
れ、この差動増幅器５の出力が利得可変増幅器１０制御
信号となシ、上記第３の巻き線の巻き数はライントラン
ス３０線路側の巻き線の巻き数と一致させ、この第３の
巻き線は線路終端インピーダンスと同一インピーダンス
で終端し、ラインドライバ回路２は電流源であるように
構成されている。

つぎにこの第１図に示す実施例の動作を説明する。

まず、ライントランス３は第１と第２および第３の巻き
線を持ちその第３の巻き線の両端には送信信号に比例し
た信号が発生する。そして、この第３の巻線に発生した
信号の電力を電力検出回路４により検出する。この電力
検出回路４は検出した入力信号電力に比例した電圧を発
生する。

つぎに、この電力検出回路４の出力電圧は差動増幅器５
において、基準電圧Ｖｒ＠ｆと比較され両電圧の差に比
例した信号が出力される。この差動増幅器５の出力信号
によシ、検出電力が基準値より大きい場合には利得が減
少する方向に、また、小さい場合には増加する方向に利
得可変増幅器１の利得が制御される。また、ライントラ
ンス３の第３の巻き線の巻き数はライントランス３の線
路側の巻き線の巻き数と一致させる。そして、この第３
の巻き線は線路終端インピーダンスと同一インピーダン
スで終電する。さらに、ラインドライバ回路２は電流源
とし、このラインドライバ回路２を見込だインピーダン
スは十分に高インピーダンスにする。

以上の構成で、送信信号電力レベルと電力検出回路４で
検出される電力とは常に一致する。特に、温度変動等に
よシトランスの巻き線抵抗が変化した場合でも、両電力
は一致し、フィードバック制御により送信電力は一定に
保虎れる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ライントランスに線路側
の巻き線と同一の巻き数の第３の巻き線を設け、この第
３の巻き線を線路終鴻インピーダンスと同一インピーダ
ンスにより終熾し、また、この終電インピーダンスの消
費電力を検出し、その検出結果に応じて送信信号レベル
を制御することによシ、ラインドライバ回路の電源電圧
の変動。

温度変動１＃造バラツキ、あるいはライントランスの温
度変動による送信信号レベルの変動を抑圧することがで
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による送信回路の一実施例を示すブロッ
ク図、第２図は従来の送信回路の一例を示すブロック図
である。 １・・・・利得可変増幅器、２−奉・−ライドライバ回
路、３−・−・ライントランス、４・・慟電力検出回路
、５・慟・・差動増幅器。 ン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　送信信号を利得可変増幅器に入力し、この利得可変増
   幅器の出力信号をラインドライバ回路の入力とし、この
   ラインドライバ回路の出力信号をライントランスを介し
   て線路に送出し、このライントランスは第１と第２およ
   び第３の巻き線を有し、この第３の巻き線は電力検出回
   路に接続され、この電力検出回路の出力が差動増幅器の
   一方の入力となり、この差動増幅器の他方の入力には基
   準電圧が与えられ、この差動増幅器の出力が前記利得可
   変増幅器の制御信号となり、前記第３の巻き線の巻き数
   は前記ライントランスの線路側の巻き線の巻き数と一致
   させ、この第３の巻き線は線路終端インピーダンスと同
   一インピーダンスで終端し、前記ラインドライバ回路は
   電流源であることを特徴とする送信回路。