JPH04141932A - マグネトロン装置 - Google Patents

マグネトロン装置

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JPH04141932A
JPH04141932A JP26390590A JP26390590A JPH04141932A JP H04141932 A JPH04141932 A JP H04141932A JP 26390590 A JP26390590 A JP 26390590A JP 26390590 A JP26390590 A JP 26390590A JP H04141932 A JPH04141932 A JP H04141932A
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JP
Japan
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magnetron
value
cathode
circuit
microwave power
Prior art date
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Pending
Application number
JP26390590A
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English (en)
Inventor
Mamoru Kurokuzuhara
黒葛原 守
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、マグネトロンからのマイクロ波電力出力値を
小さく指定したときでも、マグネトロンの陰極が正常な
電子放出機能を維持できるようにした可変出力インバー
タ方式のマグネトロン装置に関する。
[従来の技術] 近年、商用電源から取った電力を一旦整流したのち、ス
イッチング回路で断続して商用電源より遥かに周波数の
高い交流に変換してマグネトロンの電源に使用するイン
バータ方式マグネトロン駆動電源が広く用いられるよう
になってきた。これは周波数が高いので、マグネトロン
の陽極に高い陽極電圧を供給するための昇圧変圧器を小
形軽量にすることができるのと、例えばマグネトロンの
陽極電流がマイクロ波出力の指定値に対応した特定値ま
で上昇した時点で上記スイッチング回路を遮断するよう
にスイッチング素子を動作させる制御手段によってマイ
クロ波出力制御が容易に広範囲に行えるなどのためであ
る。
電子レンジなどのような可変比カインバータ方式マグネ
トロン装置に用いる変圧器には1価格低減のため1つの
磁芯に、1個の入力巻線と、マグネトロン陽極のための
昇圧巻線と、マグネトロン陰極加熱のための低圧巻線と
が巻回されているので、マイクロ波の出力電力を小さく
指定した場合には、上記制御手段によってマグネトロン
陰極加熱用低圧巻線の出力も低下し、陰極が正常な発振
動作に必要な電子放出を行えなくなるようになる。
このような事態の対策として例えば特開昭61−239
59・4号公報や特開昭63−261695号公報には
、マグネトロン陰極の加熱電流を流す回路にコンデンサ
を接続して共振回路を形成させることが記載されている
また、マグネトロン動作時に、入力エネルギーのうち、
マイクロ波電力として出力されなかった分は、殆ど全て
マグネトロン自体を加熱して昇温させる。もし、マイク
ロ波出力を大きく指定しながら、無負荷でいわゆる空炊
きをすると、マグネトロンは急激に温度上昇する。この
場合はマグネトロンの内蔵永久磁石も温度上昇し、作用
空間の幽界が低下し、陽極動作電圧が低下し、マグネト
ロン陰極加熱用低圧巻線の出力が、上記の場合同様に正
常な発振動作に必要な電子放出を行えなくなるほど低下
してしまう。このような場合の対策として、特願平1−
242014号にはマグネトロン陰極の加熱電流を流す
回路に、比較的キュリー点の低いフェライトコアを用い
たインダクタを挿入し、マグネトロンの温度上昇によっ
てフェライトコア温度が上昇しキュリー点に達するとイ
ンダクタのインダクタンス値が消去されてマグネトロン
陰極加熱電流の過度の低下を防止することが述べられて
いる。
[発明が解決しようとする課題] マグネトロンの陰極は、陰極物質が蒸発して短寿命にな
ってしまう程の高温は勿論不可であるが、通常、十分な
電子放出を行える程度に常に加熱しておくべきである。
これに対し、上記従来の技術は、主として、#i接極加
熱低圧巻線の出力電圧が甚だしく低下してしまった特別
な状態に対する対策技術である。
本発明は、常時、マグネトロンの陰極に正常な電子放出
機能を維持させることができ、マグネトロンが常に正常
な発振動作ができるようにした可変出力インバータ方式
のマグネトロン装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明においては、商用交流
電源から整流して得た直流を流す回路をスイッチング素
子により開閉して高周波数の交流に変換し、この交流を
一次側入力とする変圧器の二次側に、マグネトロンの陽
極に整流回路を介して高電圧直流を供給する昇圧巻線と
、マグネトロンの陰極に加熱用交流を供給する低圧巻線
とを設け、上記スイッチング素子の開閉を制御してマグ
ネトロンから指定値のマイクロ波電力を出力させるよう
にした可変出力インバータ方式のマグネトロン装置にお
いて、上記低圧巻線からマグネトロンの陰極に電流を供
給する回路に可変インピーダンス素子を直列に挿入し、
この素子のインピーダンス値を、上記マグネトロン装置
のマイクロ波電力の出力指定値の大、小に対応して大、
小に変化させるようにした。
具体的には、例えば、上記可変インピーダンス素子を可
変インダクタとし、この可変インダクタを、マグネトロ
ンの陰極加熱回路の電線を挿通して鎖交させた少なくと
も1個の環状フェライトコアと、これらのコア夫々に巻
回した開閉可能なニ次巻線回路とで形成し、上記マグネ
トロン装置のマイクロ波電力の出力指定値の大、小に対
応して上記少なくとも1個のフェライトコアに巻回した
二次巻線回路を、開、閉して、上記可変インダクタのイ
ンダクタンス値を制御するようにする。
[作用] スイッチング素子の開閉を制御してマグネトロンから指
定値のマイクロ波電力を出力させるようにした可変出力
インバータ方式のマグネトロン装置では、大きなマイク
ロ波電力を出力させるように指定した状態では、マグネ
トロン装置の電源変圧器のマグネトロン陰極加熱用低圧
巻線の出力電圧は平均的に高くなり、マイクロ波電力の
出力指定値が小さいときは陰極加熱用低圧巻線の出力電
圧は平均的に低くなる。しかし、本発明によれば、装置
の電源の変圧器の二次側の低圧巻線からマグネトロンの
陰極に電流を供給する回路に直列に挿入した可変インピ
ーダンス素子のインピーダンス値が、マイクロ波電力の
出力指定値が大きいときは大きく、マイクロ波電力の出
力指定値が小さいときは小さくなるので、陰極加熱電流
を、マイクロ波電力の出力指定値の大小に係らず、常時
はぼ一定値に保持させることができ、マグネトロンの陰
極は、常に、正常なマグネトロン発振動作を行うのに十
分な電子放出を行うことができる。
[実施例] 第1図は本発明一実施例のブロック図である。
5o又は60 Hzの商用交流電源1から得た電力をダ
イオードブリッジ2で全波整流し、こうして得た直流を
変圧器4の一次巻線に接続した回路に流し、この回路を
トランジスタなどを用いたスイッチング素子3で高速に
開閉して、例えば20〜50 k Hz程度の高周波数
の交流に変換する。変圧器4の二次側には、マグネトロ
ン5の陽極に高圧ダイオード6や高圧コンデンサ9等よ
りなる倍電圧整流回路を介して直流高電圧を印加する昇
圧巻線41と、マグネトロン5の陰極フィラメント加熱
回路に給電する低圧巻線42とが巻かれている。陰極フ
ィラメント加熱回路には、コア7、次巻線43、及び二
次巻線71からなる可変インダクタが直列に挿入され、
二次回路のスイッチ8が開いている時は、−次巻線43
とコア7に生じた磁束とが鎖交して一次巻線43に逆起
電力が生じ、インダクタとして作用し、スイッチ8が閉
じている時は二次巻線71に一次巻線43のアンペアタ
ーンを打ち消すような電流が流れ、インダクタ作用は殆
ど無くなる。
現在°、電子レンジなど、良く用いられている可変出力
インバータ方式のマグネトロン装置では。
最小出力は最大出力の115程度にまで絞り込まれる。
もし、マグネトロンの陰極加熱電流がこのような比率で
変化すると最小出力時には十分な電子放出ができなくな
る。本実施例では、最大出方時には、上記可変インダク
タの二次回路のスイッチ8を開いて過大な陰極加熱電流
が流れるのを防止し、最小出力時には、上記スイッチ8
を閉じて可変インダクタのインダクタンス値を最小にし
て、マグネトロン5の陰極から正常な発振を行うのに十
分な電子放出が得られるようにする。
第2図は本実施例に使用した可変インダクタを示す斜視
図で、フェライトコア7は環状で、此の環状のフェライ
トコア7の中を陰極フィラメント回路を形成する導線を
ただ通過させ、可変インダクタの一次巻線43として用
いている。本実施例では、このような環状のフェライト
コア7を複数筒たとえば5個使用し、最大出方時には5
個の可変インダクタの二次回路のスイッチ8をすべて開
いておき、マグネトロンの電力出方を絞るのに伴って、
順次、5個の可変インダクタの二次回路のスイッチ8を
閉じるようにする。なお、可変インダクタの二次巻線の
巻き回数などは実験的に最適値を選定すれば良い。上記
本実施例に用いた可変インダクタは、磁気コアを巻線に
対して変位させたり、二次回路を高速で開閉し其の開時
間と閉時間の比率を制御できるスイッチング素子を用い
るよりも、製作が容品なため採用した。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、マグネトロンから
のマイクロ波電力出力を大幅に変化させても常にマグネ
トロンを安定して動作させ得る可変出力インバータ方式
のマグネトロン装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のブロック図、第2図は本実施
例に使用した可変インダクタを示す斜視図である。 1・・・商用交流電源、  2・・・ダイオードブリッ
ジ、3・・・スイッチング素子、 4・・・変圧器、 
5・・・マグネトロン、  6・・・高圧ダイオード、
  7・・・コア、8・パ・スイッチ、 9・・・高圧
コンデンサ、 41・・・昇圧巻線、 42・・・低圧
巻線、 43・・・−次巻線、第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、商用交流電源から整流して得た直流を流す回路をス
    イッチング素子により開閉して高周波数の交流に変換し
    、この交流を一次側入力とする変圧器の二次側に、マグ
    ネトロンの陽極に整流回路を介して高電圧直流を供結す
    る昇圧巻線と、マグネトロンの陰極に加熱用交流を供給
    する低圧巻線とを設け、上記スイッチング素子の開閉を
    制御してマグネトロンから指定値のマイクロ波電力を出
    力させるようにした可変出力インバータ方式のマグネト
    ロン装置において、上記低圧巻線からマグネトロンの陰
    極に電流を供給する回路に可変インピーダンス素子を直
    列に挿入し、この素子のインピーダンス値を、上記マグ
    ネトロンのマイクロ波電力の出力指定値の大、小に対応
    して大、小に変化させるようにしたことを特徴とするマ
    グネトロン装置。 2、上記可変インピーダンス素子を可変インダクタとし
    、この可変インダクタを、マグネトロンの陰極加熱回路
    の電線を挿通して鎖交させた少なくとも1個の環状フェ
    ライトコアと、これらのコア夫々に巻回した開閉可能な
    二次巻線回路とで形成し、上記マグネトロンのマイクロ
    波電力出力指定値の大、小に対応して上記少なくとも1
    個のフェライトコアに巻回した二次巻線回路を、開、閉
    して、上記可変インダクタのインダクタンス値を制御す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のマグネト
    ロン装置。
JP26390590A 1990-10-03 1990-10-03 マグネトロン装置 Pending JPH04141932A (ja)

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