JPH0414187Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0414187Y2 JPH0414187Y2 JP8070286U JP8070286U JPH0414187Y2 JP H0414187 Y2 JPH0414187 Y2 JP H0414187Y2 JP 8070286 U JP8070286 U JP 8070286U JP 8070286 U JP8070286 U JP 8070286U JP H0414187 Y2 JPH0414187 Y2 JP H0414187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molded product
- die
- molding
- raised
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 11
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C2049/4879—Moulds characterised by mould configurations
- B29C2049/4892—Mould halves consisting of an independent main and bottom part
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、上げ底を有する成形品の成形に適し
た金型に関する。
た金型に関する。
〈従来の技術
従来より用いらている中空成形用金型は、成形
品の形状に合せた凹部を有し、中央から左右に開
く２つの金型からなるもので、例えば中空容器成
形後、容器の口部、肩部、胴部（以下これらをま
とめて側部という）及び底部を同時に離型してい
た。
品の形状に合せた凹部を有し、中央から左右に開
く２つの金型からなるもので、例えば中空容器成
形後、容器の口部、肩部、胴部（以下これらをま
とめて側部という）及び底部を同時に離型してい
た。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところで、硬質樹脂で上げ底の成形品を成形す
る場合がある。この場合、上記従来の金型を用い
て成形すると、離型の際、側部と底部を同時に離
型するために、底部（上げ底）の離型による成形
品の上昇を金型の側部に相当する部分、特に肩部
の部分が妨げてしまうので、離型しずらく、また
無理抜きすると成形品底部に割れが生じてしまう
という問題点がある。
る場合がある。この場合、上記従来の金型を用い
て成形すると、離型の際、側部と底部を同時に離
型するために、底部（上げ底）の離型による成形
品の上昇を金型の側部に相当する部分、特に肩部
の部分が妨げてしまうので、離型しずらく、また
無理抜きすると成形品底部に割れが生じてしまう
という問題点がある。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たもので、上げ底を有する成形品の成形用金型に
おいて、該金型がそれぞれ二分割可能な側部金型
及び底部金型からなり、該側部金型と底部金型が
付勢手段を介して連結されていることを特徴とす
る中空成形用金型である。
たもので、上げ底を有する成形品の成形用金型に
おいて、該金型がそれぞれ二分割可能な側部金型
及び底部金型からなり、該側部金型と底部金型が
付勢手段を介して連結されていることを特徴とす
る中空成形用金型である。
〈作用〉
本考案の金型は、成形品を成形する時は、側部
金型が閉じられるとともに、その型閉力により底
部金型が付勢手段の付勢力に抗して閉じられる。
成形品を離型する時は、まず、側部金型が開いて
成形品の側部が開放状態になり、次に前述した付
勢力により底部金型が遅れて開くことにより、上
げ底の分だけ上昇しながら成形品底部は、スムー
ズに離型され、前述の問題点は、解決される。
金型が閉じられるとともに、その型閉力により底
部金型が付勢手段の付勢力に抗して閉じられる。
成形品を離型する時は、まず、側部金型が開いて
成形品の側部が開放状態になり、次に前述した付
勢力により底部金型が遅れて開くことにより、上
げ底の分だけ上昇しながら成形品底部は、スムー
ズに離型され、前述の問題点は、解決される。
〈実施例〉
次に実施例を説明する。
本考案の金型は、中空容器の口部、肩部、胴部
の形状に合せた凹部１を有する側部金型２と、上
げ底の底部を成形するために上方へ凸状とした底
部金型３とからなる。
の形状に合せた凹部１を有する側部金型２と、上
げ底の底部を成形するために上方へ凸状とした底
部金型３とからなる。
前記側部金型２と底部金型３は、いずれも中央
より左右に開くために、二分割されており、側部
金型２と底部金型３は付勢手段としてのコイルバ
ネ４を介して連結されている。
より左右に開くために、二分割されており、側部
金型２と底部金型３は付勢手段としてのコイルバ
ネ４を介して連結されている。
前記底部金型３は一端が下への凸状部５を有す
る支持部６の他端に容器の底部（上げ底）を成形
するための本体部７が一体になつている金型であ
る。
る支持部６の他端に容器の底部（上げ底）を成形
するための本体部７が一体になつている金型であ
る。
また、前記側部金型２は、前述したように凹部
１を有し、その下方に、前記コイルバネ４と底部
金型３の支持部６が挿入できる凹部８、及び底部
金型３の本体部７を載せる載置部９が設けられ、
更に前記凹部８の開口部近傍には、ストツパー１
０が設けられ、金型が開く時、コイルバネ４の付
勢力により移動する底部金型３の支持部９の凸状
部５が前記ストツパー１０に引掛かることによ
り、移動範囲が設定される。
１を有し、その下方に、前記コイルバネ４と底部
金型３の支持部６が挿入できる凹部８、及び底部
金型３の本体部７を載せる載置部９が設けられ、
更に前記凹部８の開口部近傍には、ストツパー１
０が設けられ、金型が開く時、コイルバネ４の付
勢力により移動する底部金型３の支持部９の凸状
部５が前記ストツパー１０に引掛かることによ
り、移動範囲が設定される。
なお、底部金型３の移動範囲は、上記したスト
ツパーを用いる以外に、第３図に示すようにボル
ト式のものでもよい。この場合、ボルトの長さを
調節することにより、移動範囲の設定を容易に行
なうことができる。このボルト式のものは金型の
厚さが大きい場合に適している。
ツパーを用いる以外に、第３図に示すようにボル
ト式のものでもよい。この場合、ボルトの長さを
調節することにより、移動範囲の設定を容易に行
なうことができる。このボルト式のものは金型の
厚さが大きい場合に適している。
本考案の金型を用いて中空成形する場合は、中
空成形機のノズルよりパリソンを所定の長さ押出
した状態で金型を閉じ、圧縮空気を吹き込み、成
形する。この時、金型は、第１図に示すように、
側部金型２の型閉力により、コイルバネ４が縮み
ながら、底部金型３が閉じられている。そのた
め、離型する時は、側部金型２が開き始めても、
底部金型３は、コイルバネ４により、すぐには開
かず、側部金型２が開いた後に開くので、上げ底
の容器をスムーズに離型することができる。な
お、本考案の金型は、中空容器の成形に限られる
ものではなく、上げ底を有する成形品の成形に用
いられることはいうまでもない。
空成形機のノズルよりパリソンを所定の長さ押出
した状態で金型を閉じ、圧縮空気を吹き込み、成
形する。この時、金型は、第１図に示すように、
側部金型２の型閉力により、コイルバネ４が縮み
ながら、底部金型３が閉じられている。そのた
め、離型する時は、側部金型２が開き始めても、
底部金型３は、コイルバネ４により、すぐには開
かず、側部金型２が開いた後に開くので、上げ底
の容器をスムーズに離型することができる。な
お、本考案の金型は、中空容器の成形に限られる
ものではなく、上げ底を有する成形品の成形に用
いられることはいうまでもない。
〈考案の効果〉
本考案の金型は、側部金型と底部金型とに分れ
ており、該両金型を連結している付勢手段によ
り、側部金型が開いた後、底部金型が開くので、
上げ底の成形品を容易に離型することができる。
ており、該両金型を連結している付勢手段によ
り、側部金型が開いた後、底部金型が開くので、
上げ底の成形品を容易に離型することができる。
また、従来の金型は、開く際、成形品が倒れて
金型に引つかかり、落下しないという場合があつ
たが、本考案の金型は、開く際、成形品の側部
が、側部金型から離れても底部が底部金型に支え
られており、かつブローピンが成形品開口部に一
部入り込んでいるので、成形品が左右の金型の中
央に位置しており、底部金型が開くと成形品は確
実に落下するという効果がある。
金型に引つかかり、落下しないという場合があつ
たが、本考案の金型は、開く際、成形品の側部
が、側部金型から離れても底部が底部金型に支え
られており、かつブローピンが成形品開口部に一
部入り込んでいるので、成形品が左右の金型の中
央に位置しており、底部金型が開くと成形品は確
実に落下するという効果がある。
図面は、本考案の実施例を示し、第１図は、本
考案の金型の型閉時を示す断面説明図、第２図
は、その型開時を示す断面説明図、第３図は、他
の実施例を示す断面説明図である。 １……凹部、２……側部金型、３……底部金
型、４……コイルバネ、５……凸状部、６……支
持部、７……本体部、８……凹部、９……載置
部、１０……ストツパー。
考案の金型の型閉時を示す断面説明図、第２図
は、その型開時を示す断面説明図、第３図は、他
の実施例を示す断面説明図である。 １……凹部、２……側部金型、３……底部金
型、４……コイルバネ、５……凸状部、６……支
持部、７……本体部、８……凹部、９……載置
部、１０……ストツパー。
Claims (1)
- 上げ底を有する成形品の成形用金型において、
該金型が、それぞれ二分割可能な側部金型及び底
部金型からなり、該側部金型と底部金型が付勢手
段を介して連結されていることを特徴とする中空
成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8070286U JPH0414187Y2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8070286U JPH0414187Y2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62191413U JPS62191413U (ja) | 1987-12-05 |
| JPH0414187Y2 true JPH0414187Y2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=30931749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8070286U Expired JPH0414187Y2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0414187Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-28 JP JP8070286U patent/JPH0414187Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62191413U (ja) | 1987-12-05 |
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