JPH04141696A - 楽音再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、楽音再生装置、特に楽音情報の削除・加入可
能な楽音情報記憶手段を有する楽音再生装置の改良に関
する。

〔従来の技術〕

楽音再生装置は、例えばカラオケ装置として一般に広く
普及している。このようなカラオケ装置は、多数の楽曲
の楽音情報を記録した媒体（例えばカセットテープ、レ
ーサーディスク、コンパクトディスク等）を備え、使用
者の選択した楽曲をその媒体から捜して順次再生を行っ
ている。

しかし、近年記録すべき楽曲情報は著しく増加し、特に
業務用のカラオケ装置では、数千回にも及んでいる。そ
こで、楽音情報の格納量の増加に対応すべく、記録媒体
として外部媒体ではなく、カラオケ装置本体内にノ１−
ドディスク等の楽音情報記憶手段を設け、この楽音情報
記憶手段に多数の楽音情報をデジタル信号として格納（
、ておき、格納された所望の楽音情報を順次読み出して
再生する方式の楽音再生装置であるカラオケ装置も開発
されている。

このようなカラオケ装置では、新たな楽曲の楽音情報の
加入は、上記楽音情報記憶手段に入力手段などによりデ
ータ入力することによって行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような、デジタル楽音情報を楽音情報記憶手段に
格納する方式の楽音再生装置によれば、新たな楽曲の楽
音情報の加入は、比較的容易に行うことができ、その情
報格納量も比較的多量である。

しかしながら、多量のデータが格納可能であっても、上
記のように業務用の楽音再生装置では、格納すべき楽曲
数は極めて多数であり、更に、新曲などの補充を常時行
わなければならないという実情がある。

したがって、新たな楽曲の楽音情報を追加加入する場合
、現在格納されている楽音情報を削除しなければならな
い場合がある。すなわち、データ量が満杯の状態の場合
には、ある楽曲の情報を削除しなければならあない。

そこで、どの楽曲の楽音情報を削除するかが問題となる
が、その場合、削除しても支障のない楽曲として使用頻
度の低い楽曲の楽音情報を削除するのが好適であると考
えられる。しかし、従来の装置では、どの楽曲の使用頻
度が低いか、どの楽曲の再生希望の可能性が少ないかを
知ることは困難であった。

すなわち、従来装置では、各楽曲の使用状況を記憶して
おくための手段については、なんら考慮されておらず、
削除すべき楽曲の決定は、使用者の経験や勘に頼らざる
を得ないことから、正確に使用頻度の低い楽曲を削除す
ることは困難であるという問題があった。

（発明の目的） 本発明は、上記課題を解決するためになされたものであ
り、その目的は、記憶手段から記憶されている楽曲の楽
音情報の削除を行う場合に、正確に使用頻度の低い楽曲
の情報から削除していくことのできる楽音再生装置を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明に係る楽音再生装置は
、複数の楽曲の楽音情報を記憶し、新たな楽音情報の加
入並びに記憶している楽音情報の削除可能な楽音情報記
憶手段と、該楽音情報記憶手段から読み出された楽音情
報に基づきに楽音再生を行う音楽再生手段と、を含む楽
音再生装置において、前記楽音情報記憶手段に記憶され
た楽曲ごとに最後に読出し再生された日付及び読出し再
生された回数を記憶する使用状況記憶手段と、前記各楽
曲の不使用期間及び使用最低限回数の少なくともいずれ
か一方を含む楽曲削除条件を設定指示するための操作手
段と、該操作手段の条件指示に基づいて前記使用状況記
憶手段の記憶情報を検索し、条件を充足する楽曲の全て
又は所定曲数を楽音情報記憶手段から削除する制御部と
、を有することを特徴とする。

〔作用〕

上記構成の楽音再生装置によれば、楽音情報記憶手段か
ら楽音情報を削除しようとする場合、上記操作手段によ
って楽曲削除条件を設定指示することができる。例えば
、使用されていない期間が２か月で、今までの使用回数
がｎ回以下という条件を設定することができる。

そして、使用状況記憶手段には、各楽曲ごとに最後に読
出し再生された日付及び読出し再生された回数が記憶さ
れているので、制御部は操作手段からの楽曲削除条件を
充たす楽曲を上記使用状況記憶手段較手段のデータを検
索することによって見つけ出すことができる。更に、制
御部は検索されて抽出された楽曲の全て又は所定数の曲
を削除する。すなわち、削除する必要のあるデータ量だ
け楽音情報の削除を行うことができる。

これにより、楽音情報の削除を行う必要の有る場合に、
指定した条件を充たす使用頻度の低い楽曲の楽音情報を
正確に削除することができる。したがって、良く使用さ
れる楽曲を削除してしまい利用者に迷惑をかけるという
こと等を有効に防止できる。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて、本発明の実施例を具体的に説明
する。

第１図は、本発明の楽音再生装置をカラオケ装置として
用いた実施例の全体構成を示すブロック図であり、中央
制御部であるＣＰＵｌ０は、この装置全体の動作制御を
行うものであり、ＲＯＭにて構成されたプログラムメモ
リ１２に格納された動作プログラム基づいて制御動作を
行う。

ＣＰＵｌ０には、多数の楽曲の楽音情報を格納した楽音
情報記憶手段１４か接続されている。この楽音情報記憶
手段１４には、伴奏音楽の演奏情報の他に曲検索情報や
歌詞情報などが含まれている。

すなわち、選曲や再生開始、停止などの指示を行うため
の入力手段１６からの指示信号を受けたＣＰＵｌ０が、
その指示信号に基づき楽音情報記憶手段１４から選曲さ
れた楽曲を検索し、その楽音情報を読み出すものである
。

尚、楽音情報記憶媒体１４に格納される情報としては、
デジタルデータであるＭＩＤＩ（Ｍｕｓｉｃａｌ　　Ｉ
ｎｓｔｒｕｍｅｎｔ　　Ｄｉｇｉｔａｌ　　Ｉｎｔｅｒ
ｆａｃｅ）情報が用いられている（ｒＭＩＤＩＪは商標
）。このＭＩＤＩ情報は、国際的に規格化された情報で
、音程、音色、音量などを示す情報である。

また、ＣＰＵｌ０には、本発明の特徴的構成要素の一つ
である使用状況記憶手段１８が接続されている。この使
用状況記憶手段１８には、各楽曲ごとに、最後に選曲再
生された日付及び選曲再生された回数が記憶されている
。尚、現在の［３時を正確に把握するため、ＣＰＵｌ０
にはＲＴＣ（リアルタイムクロック）１９が接続されて
いる。

更に、人力手段］６には、保持されている楽曲の楽音情
報を削除するときに、削除条件を設定指示するための操
作部である削除条件設定キー１６ａが設けられている。

そして、ＣＰＵｌ０には、シンセサイザーにて構成され
た音楽再生装置２０が接続されており、ＣＰＵｌ０が読
み出した楽曲のＭＩＤＩ信号を受は電子音楽信号に変換
する。この音楽再生装置２０にはミキシングアンプ２２
を介してスピーカ２４が接続されている。

そして、歌い手の歌を人力するためのマイクロフォン２
３もミキシングアンプ２２に接続されており、音楽再生
装置２０からの再生音と共に歌い手の歌がスピーカ２４
から再生出力される。

本実施例では、楽音再生と共に背景画像の表示及び歌詞
の表示を行うため、ＣＰＵｌ０には、映像再生装置２６
が接続されており、更に映像再生装置２６にはモニタ２
８が接続されている。

次に、上記実施例に係るカラオケ装置の特徴的動作を第
２図及び第３図のフローチャートに基づいて説明する。

まず、第２図において、ある楽曲か選曲されると、その
使用開始にあたり、ＣＰＵｌ０はステップ（以下、単に
「Ｓ」と言う）１において、ＲＴＣ１９より現在の日時
を読み出す。そして、Ｓ２においてＣＰＵｌ０は、使用
状況記憶手段１８の記録日時を更新する。

次に、Ｓ３において、使用状況記憶手段１８に選曲され
た楽曲についての情報として使用回数を記憶させる。こ
れら８１〜Ｓ３のステップによって本実施例における使
用状況記憶手段１８の準備が終了する。そして、Ｓ４に
おいて、選曲された楽曲の楽音情報の読み出しが行われ
、Ｓ５においてその楽音情報の音楽再生装置２０への供
給が行われスピーカ２４からの楽音再生がなされる。

次に、実際に楽曲の楽音情報を削除する場合の動作の一
例について説明する。

まず、第３図の８６において、追加予定曲数の人力を行
う。すなわち、追加予定の楽曲のデータを格納するため
に必要な楽音情報の削除を行えば足りることから、予め
この曲数を入力しておく。

各楽曲の楽音データはほぼ同じくらいのデータ量である
ことから曲数をもって判断するようにしている。尚、こ
の人力動作は、入力手段１６に設けたキー操作にて行う
ようにしている。

次に、Ｓ７において、削除条件のうち期間指定を行うか
否か判断される。そして、指定をする（ＹＥＳの）場合
、Ｓ８において期間指定を行う。

この期間指定は、削除する条件として現在までにどのく
らいの期間不使用であるものを削除対象とするかを指定
するものである。そして、この期間指定動作は、入力手
段］６に設けられている条件設定キー１６ａのキー操作
によって行う。

次に、Ｓ７において、期間設定を行わない（ＮＯの）場
合、またはＳ８における期間指定を終ヂした場合、Ｓ９
において、回数指定を行うか否がか判断される。そして
、回数指定を行う（ＹＥＳの）場合、ＳＩＯにおいて回
数指定動作を行う。

この動作は、期間指定と同しく条件設定キー１６ａのキ
ー操作によって行う。ここで、回数指定は削除する条件
として、現在までに所定回数以下の使用回数の楽曲を削
除対象とするための指定である。

Ｓ９において、回数指定をしない（Ｎｏの）場合、また
はＳＩＯにおける回数指定を終了した場合、Ｓｌｌにお
いて、検索条件の設定判断か行われる。すなわち、上記
指定した期間と回数の条件について、ＡＮＤ条件とする
か、ＯＲ条件とするかが判断される。なお、ＡＮＤ条件
は、上記双方の条件指定を行っている場合にのみ設定可
能である。

そして、ＡＮＤ条件の場合、Ｓ１２において上記２条件
を共に充たす楽曲を検索する。また、ＯＲ条件の場合、
８１３において上記２条件のうち少なくとも一方を充た
す楽曲を検索する。

尚、Ｓ９の回数指定だけを行って、検索する場合、加入
したばかりの楽曲を削除してしまうことのないように、
所定の日時以降に加入された楽曲のみを削除対象とする
ような条件を設定して削除を行う。

以上の検索動作により、２つの条件に基づく使用頻度の
低い楽曲の抽出が行われたこととなる。

次に、Ｓ１４において、検索された楽曲の表示がおこな
われる。この表示はモニタ２８にて行われ、削除前の確
認や、削除曲を選択指定するための参考とされる。次に
、Ｓ１５において、検索された削除対象曲の曲数と上記
追加予定曲数とを比較し、削除対象曲の曲数が追加予定
曲数より多い（同数含む）か少ないかが判断される。そ
して、多い（ＹＥＳの）場合は、それらを削除すること
によって追加予定曲を全て加入することができると考え
られるので、Ｓ１６において、検索的を全て削除するか
否かが判断される。

ここで、全削除（ＹＥＳの）場合、Ｓ１７にて使用者に
よる入力手段１６の操作指示に基づき、ＣＰＵｌ０によ
る曲データ削除動作が行われる。

Ｓ１６において全削除しない（Ｎｏの）場合、すなわち
、上記Ｓ　１４における表示を参照した結果、検索的の
一部を残したいと考えた場合などにおいて、３１８にて
検索的の中から削除曲の選択指定を行う。この指定は、
例えば入力下段のキ操作等により行う。

次に、上記Ｓ１５において、検索曲数が追加予定曲数よ
りも少ない（ＮＯの）場合、削除データ量か不十分であ
ることを意味しているので、８１９において、検索処理
を継続するか否か、すなわち、ここで検索処理を終了さ
せるか否かが判断される。そして、終了させる（ＹＥＳ
の）場合には上記３１６〜５１７の動作が行われる。

また、Ｓ１９において、検索処理を継続すると判断した
（ＹＥＳの）場合、さらにＳ７に戻り、削除条件を広げ
、検索的を増やすように操作を行う。上記動作を行うこ
とにより、追加予定曲数に対応したデータ量の曲数を使
用開度の少ない楽曲から選出することができ、最も支障
の生じるおそれのない楽曲削除を行うとかできる。

尚、上記実施例においては、検索結果を確認しつつ削除
を行う方式を用いたか、削除方式はこれに限られず、予
め設定した条件に基づいて定期的に、かつ自動的に楽曲
データの削除を行うようにしても良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の音楽再生装置によれば、
楽音情報記憶手段から楽音情報を削除する場合に、正確
かつ容易に使用開度の低い楽曲のデータから削除してい
くことができる。

これにより、新たな楽音情報の追加において、良く使用
される楽曲を誤って、削除するおそれかなくなり、楽音
情報の追加作業をより迅速にかつ支障なく行うことが可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の全体構成を示すブロック図、第２図及
び第３図は実施例の特徴的動作を示すフローチャート図
である。 １０・・・ＣＰＵ、１４・・・楽音情報記憶手段、１６
・・・入力手段、１６ａ・・条件設定キ１８・・・使用
状況記憶手段、１９・・ＲＴＣ１２０・・・音楽再生装
置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の楽曲の楽音情報を記憶し、新たな楽音情報
   の加入並びに記憶している楽音情報の削除可能な楽音情
   報記憶手段と、 該楽音情報記憶手段から読み出された楽音情報に基づき
   に楽音再生を行う音楽再生手段と、を含む楽音再生装置
   において、 前記楽音情報記憶手段に記憶された楽曲ごとに最後に読
   出し再生された日付及び読出し再生された回数を記憶す
   る使用状況記憶手段と、 前記各楽曲の不使用期間及び使用最低限回数の少なくと
   もいずれか一方を含む楽曲削除条件を設定指示するため
   の操作手段と、 該操作手段の条件指示に基づいて前記使用状況記憶手段
   の記憶情報を検索し、条件を充足する楽曲の全て又は所
   定曲数を楽音情報記憶手段から削除する制御部と、 を有することを特徴とする楽音再生装置。