JPH04141428A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH04141428A
JPH04141428A JP26562190A JP26562190A JPH04141428A JP H04141428 A JPH04141428 A JP H04141428A JP 26562190 A JP26562190 A JP 26562190A JP 26562190 A JP26562190 A JP 26562190A JP H04141428 A JPH04141428 A JP H04141428A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
generating member
pressure generating
piezoelectric
natural period
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Pending
Application number
JP26562190A
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English (en)
Inventor
Minoru Usui
稔 碓井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH04141428A publication Critical patent/JPH04141428A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインク滴を飛翔させ、記録紙等の短体上にイン
ク像を形成するプリンタ等のインクジェット記録装置に
関し、さらに詳細にはインフジエラ[・ヘッドに関する
[従来の技術] 従来のインクジェットヘッドとして、特にオンテマノド
方式のインクジェットとしては大きく分けて4種類方式
が報告されている。その第1は独立したインクキャビテ
ィを圧電素子により変形させその圧力によりそげそれの
インクキャビティに対応したノズルからインクを突出さ
せる、カイザステムメ、グールドなどの方式であり、そ
の第2は、圧電変換器とノズル形成基板とこの間を満た
ずインクとを有し、圧電変換器を変位させインクをノズ
ルから突出させる特公昭60−8953号に開示されて
いる方式であり、さらに第3は電熱素子にJ:リインク
を加熱させ気化したインクの圧力によりインクを突出さ
せる方式であり、さらにまた第4の方式は、圧電素子の
振動を音響レンズ等で集束させたり、また表面弾性波の
集束効果を利用したりした、U S P 4−7515
30、US P 4.697195等の方式かがある。
 前述した第1、第2、第3の方式は、構造が簡単であ
り小型化が可能で、普通紙への印字が可能というような
利点を有しており、さらに第4の方式はノズルが不要で
あり、気泡、ごみ等の混入による信頼性の低下を避けら
れるという利点を有している。
[発明が解決しようとする課題] しかし従来の第1、第2、第3の技術では、駆動周波数
がせいぜい10KHz程度であるため階調データ等の印
刷をするとたいへん時間がかかり、そのため解像度を落
とさざるを得ないのが実状であり、実用的なフルカラー
印刷装置を実現することはたいへん難しい。また、第4
の従来技術の場合は、駆動周波数はメガヘルツ以上であ
り、原理的には、第1、第2、第3の従来技術の欠点は
改善されているものと思われるが、音響レンズを用いる
場合には圧力発生部材と音響レンズとの整合等が難しく
、音響レンズでのエネルギーロスも大きい。また、表面
弾性波を用いたものは数十MH2以上の駆動周波数でな
いと十分なエネルギー密度を得るための効率が非常に悪
くなり、これらの理由により多大のコストアップは避け
られない。
そこで本発明のインクジェットヘッドはこのような問題
点を解決するもので、その目的とするところはきはめて
低コストの、フルカラー印刷の可能なインクジェットヘ
ッドを提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明のインクジェットヘッドは、インクを飛翔させ記
録像を得るインクジェットヘッドにおいて、圧力発生部
材と、該圧力発生部材に電圧を印加する電圧印加手段と
を有し、該圧力発生部材が圧電材料と該圧電材料上に形
成された弾性体とがらなり、前記圧電印加手段が前記正
圧力発生部材の厚み振動の固有周期で励振させる手段と
、該圧電材料の厚み振動の励振数を制御する手段からな
ることを特徴とする。
[作用] 本発明の構成によれば、圧力発生部材の構造が簡単であ
り、圧力発生部材の固有周期が極めて高く、また、その
固有周期で駆動し、その駆動時間を制御させることがで
きる。従って、極めて低コストて、解像度を落とすこと
なく十分な階調性を得ることができるインクジェットヘ
ッドを提供できる。
[実施例] 以下、本発明に基づき、その一実施例について図面を用
いて詳細に説明する。まず、第1の実施例について第1
〜第4図を用いて説明する。第1図は、本発明の一実施
例のインクジェットヘッドの全体斜視図である。10は
ベース基板であり、この上に圧電材料30が積層されて
いる。圧電材料30とベース基板10との間には共通電
極32が配設されており、圧電材料30上には駆動電極
31、弾性体33が配設されている。ベース基板10は
アルミナ等のセラミックスで厚さ1mm、圧電材料30
はチタン酸ジルコン酸鉛系複合ペロブスカイトセラミッ
クス、チタン酸鉛、znomの圧電セラミックスであり
、厚さは0.1mmである。弾性体33はN1等のヤン
グ率の大きな弾性材であり、厚さ0. 5mm、サイズ
は0.3mmX0.3mmである。駆動電極31および
共通電極32はCr、Ni、Au等の圧電材料30との
密着性に優れ、導電率の良い材料より構成されており、
総厚約1μmである。さらに、駆動電極31は幅0.3
mm、0.5mmピッチで、半ピツチずれた形で、片側
32本、計64本配設され、弾性体33に接続されてい
る。共通電極32は圧電体10の片面全面に配設されて
いる。圧力発生部材34は、これら圧電材料30、弾性
体33によって構成される。圧電材料30の上には、ス
ペーサ11を挟んでノズルプレート20に形成されてい
るノズル21が、弾性体33と対面するように配設され
ている。
第2図は本発明の一実施例のインクジェットヘッドの断
面図である。第1図での説明で不足していた部分につい
て説明することにする。第1図と各部の符号は共通化し
である。圧電材料30はベース基板10上に共通電極3
2を挟んで形成されている。ノズルプレート20と圧電
材料30との間隔は、数十μmであり、そこにはインク
40が満たされている。
次に第3図、第4図を交えて本発明の動作原理及び駆動
法について説明する。第3図及び第4図は本発明の駆動
説明図である。第3図(a)は駆動電極31に印加する
電圧を示したものである。
圧電材料30上と弾性体33からなる圧力発生部材34
の固有周期と同じ周期tcでその半分の時間tdだけ共
通電極32、弾性体33間の圧電体30に電圧を印加す
る。すると、共通電極32と弾性体33とに挟まれた圧
電材料30は第2図の矢印X方向に変位する。これを何
回か繰り返すと、圧力発生部材34は励振され、第2図
の矢印X−X゛方向に圧電体30のみの場合に比べてか
なり大きく変位する(第3図(b))。この時、インク
40に発生する圧力Pは(1)式のようになる。
P=   (:、* ρ*(dV/dT)十C2*μ*
V 十C3*ρ*■2 ここで、C1,C2、C3は定数、ρはインク40の密
度、μはインク40の粘度、■は圧力発生部材34の弾
性体33のインク40に接している面の変位スピードで
ある。■は圧力発生部材34がノズルプレート20に近
づく場合を正とした。第1項、第3項はインクに質量が
あることによって発生する圧力であり、第2項はインク
に粘性があるために発生する圧力である。
第3図(c)、(d)、(e)はそれぞれ(1)式の第
1項、第2項、第3項に対応している。以上より明らか
なように(1)式の第1項、第2項は時間平均としてゼ
ロとなるが第3項は正の圧力を発生することがわかる。
第4図はよりマクロの駆動法について示した図である。
taの周期でtbの期間だけ第3図(a)のような駆動
を続ける。すると、この期間だけ(1)式の第3項に示
したような圧力が発生し、インク40をインク滴41と
して突出させることができる。従ってτbを変調さぜる
ことによってインク滴41の量を制御させることができ
る。この時インク滴41は一つのインク滴としてだけで
はなく、複数のインク滴として突出させることができる
。ノズルメニスカス面と圧力発生部材34とが近ければ
近い程、同じ量でもインク滴の数を増やすことが可能で
ある。
さらに続いて本発明の第2の実施例について第5〜6図
を用いて説明する。第5図は本実施例の全体斜視図であ
り、第6図(a)は部分上面図、第6図(b)は断面図
である。本実施例においては、第1の実施例においてノ
ズルを廃してノズルの目詰まり等による信頼例の低下を
防止すると共に、圧力発生部材34上のインク層を薄く
コントロールし、インク滴41を細かく分割して飛翔さ
せるようにし、印刷の諧調性の向上をはかつている。図
中の符号は全て前図と同じにしである。第5図、第6図
において、圧電材料30上に弾性体33を覆うように弾
性に富む樹脂層36を形成する。そして、樹脂層36の
表面にフッ素コーティングにより撥水処理した撥水部8
を設る。これにより、圧力発生部材34上にインク4o
が導かれるステージ39が、樹脂層36上にインク案内
部37が形成される。ステージ39は圧力発生部材34
の中央部に直径100μmで形成されている。
インク40はインク供給板43、インク案内部37によ
りステージ39の近傍まで導かれ、そこからインクの濡
れ性により、インク40はステージ39まで到達する。
ステージ39にインクが導かれた状態において圧力発生
部材34を図中矢印X−X°方向に励振させ、インク4
0を複数のインク滴41として飛翔させる。
[発明の効果] 以上述べてきたように、本発明のインクジェットヘッド
は圧力発生部材の構造が簡単であり、圧力発生部材の固
有周期が極めて高く、また、その固有周期で駆動し、そ
の駆動時間を制御させることができる。従って、極めて
低コストで、解像度を落とすことなく十分な諧調性を得
ることができるインクジェットヘッドな提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジェットヘッドの第】の一実施
例の全体斜視図。 第2図は本発明のインクジェットヘッドの第1の一実施
例の断面図。 第3図、第4図は本発明のインクジェットヘッドの第1
の実施例の駆動原理説明図。 第5図は本発明のインクジェットヘッドの第2の実施例
の全体斜視図。 第6図は本発明のインクジェットヘッドの第2の実施例
の部分上面図及び断面図。 32 ・ 33 ・ 34 ・ 36 ・ 37 ・ 38 ・ ベース基板 ノズルプレート 圧電材料 駆動電極 共通電極 弾性体 圧力発生部材 樹脂層 インク案内部 撥水部 39 ・ ・ 40 ・ 41 ・ 43 ・ ・ ・・ステージ インク ・インク滴 ・インク案内板 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴木喜三部他1名 4図 T 39、゛ス咋−ジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インクを飛翔させ記録像を得るインクジェットヘッドに
    おいて、圧力発生部材と、該圧力発生部材に電圧を印加
    する電圧印加手段とを有し、該圧力発生部材が圧電材料
    と該圧電材料上に形成された弾性体とからなり、前記圧
    電印加手段が前記圧圧力発生部材の厚み振動の固有周期
    で励振させる手段と、該圧電材料の厚み振動の励振数を
    制御する手段からなることを特徴とするインクジェット
    ヘッド。
JP26562190A 1990-10-03 1990-10-03 インクジェットヘッド Pending JPH04141428A (ja)

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