JPH0414032A - 照明系および該照明系を備えた画像表示装置 - Google Patents

照明系および該照明系を備えた画像表示装置

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JPH0414032A
JPH0414032A JP2116728A JP11672890A JPH0414032A JP H0414032 A JPH0414032 A JP H0414032A JP 2116728 A JP2116728 A JP 2116728A JP 11672890 A JP11672890 A JP 11672890A JP H0414032 A JPH0414032 A JP H0414032A
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mirror
parabolic mirror
light
light source
parabolic
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JP2116728A
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Sadahiko Tsuji
辻 定彦
Hidetoshi Suzuki
英俊 鱸
Hideaki Mitsutake
英明 光武
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、放物面鏡と該放物面鏡の焦点近傍に設けた光
源とを有する照明系および該照明系を備えた画像表示装
置に関するものである。
[従来の技術] 第5図は、従来の照明系を備えた画像表示装置の基本構
成を示す図である。
第5図に示す画像表示装置は、円形の開口を備えた放物
面鏡+12と該放物面鏡112の焦点近傍に設けた光源
111とを有する照明系である画像表示用照明装置12
0と、該画像表示用照明装置120から出射される光を
受けるコンデンサレンズ107と、該コンデンサレンズ
107から出射されるほぼ平行な光(以下、「平行光」
と称する。)を画像信号で変調する矩形の表示領域を有
する液晶ライトバルブ108と、該液晶ライトバルブ1
08から出射される変調された平行光を拡大する投写レ
ンズ109と、該投写レンズ109から出射される光に
より画像が拡大表示されるスクリーン110とから構成
されている。
この画像表示装置に用いられている画像表示用照明装置
120では、スクリーン110に拡大表示される画像の
明るさを向上するため、光源I11を放物面鏡112の
焦点近傍に配置して、前記光源+11から液晶ライトバ
ルブ108と逆側に出射される光を放物面鏡112で反
射させかつ液晶ライトバルブ+08にほぼ垂直に入射さ
せることにより、前記光源111から出射される光が液
晶ライトバルブ108を照射する割合(すなわち、光の
利用効率)を高めている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の画像表示用照明装置12
0を構成する放物面MII2の開口の形状は円形である
ため、第6図に示すように液晶ライトバルブ108の表
示領域を照明する平行光の照明範囲140も円形となる
。これに対して、該画像表示用照明装置120で照射さ
れる液晶ライトバルブ108の表示領域の形状は矩形で
あるため、前記照明範囲140が前記液晶ライトバルブ
108を外接する大きさ以上となるように前記放物面鏡
112の開口の大きさを設定しく第6図参照)、前記平
行光が前記液晶ライトバルブ108に均一に当るように
している。
したがって、前記画像表示用照明装置120では、該照
明装置から出射される光のうち、第6図に斜線で示す前
記放物面鏡112の円形の開口端付近から出射される光
は液晶ライトバルブ108に当らないため有効に利用さ
れず、その分スクリーン110に拡大表示される画像の
明るさが低下するという問題がある。
本発明の目的は、光源から出射される光の利用効率を向
上させることができる照明系および該照明系を備えた画
像表示装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の照明系は、 放物面鏡と、該放物面鏡の焦点近傍に設けた光源とを有
する照明系であって、 前記光源の近傍に焦点または曲率中心がくるよう前記放
物面鏡に対向配置せしめた曲面鏡を有し、 該曲面鏡が中央部に矩形の開口を備え、前記光源からの
光を該矩形の開口を介して矩形の被照明領域に照射する
また、前記曲面鏡が、放物面鏡または球面鏡より成って
いてもよい。
また、前記曲面鏡を放物面鏡若しくは球面鏡とする場合
、前記放物面鏡の曲率より小さな曲率な備えた放物面鏡
若しくは球面鏡とし、その焦点が前記光源の近傍にくる
ように設けるのが好ましい。一方、前記曲面鏡を球面鏡
とする場合、その曲率中心が前記光源の近傍にくるよう
設けてもよい。
さらに、前記放物面鏡の開口の径と前記曲面鏡の前記放
物面鏡側の開口の径とを互いにほぼ等しくし、 前記放物面鏡と前記曲面鏡とを互いに接合してもよい。
本発明の画像表示装置は、 矩形の表示領域を有する液晶ライトバルブと、該液晶ラ
イトバルブを光で照明する照明系と、該照明系で照明さ
れた前記液晶ライトバルブからの光束を所定の平面へ向
け、該所定の平面に画像を表示する投影系とを有する画
像表示装置であって、 前記照明系が、放物面鏡と、該放物面鏡の焦点近傍に設
けた光源と、前記光源の近傍に焦点または曲率中心がく
るよう前記放物面鏡に対向配置せしめた曲面鏡とを有し
、 該曲面鏡が中央部に矩形の開口を備え、前記光源からの
光を該矩形の開口を介して前記表示領域に照射する。
また、前記曲面鏡が、放物面鏡または球面鏡より成って
いてもよい。
また、前記曲面鏡を放物面鏡若しくは球面鏡とする場合
、前記放物面鏡の曲率より小さな曲率な備えた放物面鏡
若しくは球面鏡とし、その焦点が前記光源の近傍にくる
ように設けるのが好ましい。一方、前記曲面鏡を球面鏡
とする場合、その曲率中心が前記光源の近傍にくるよう
設けてもよい。
さらに、前記放物面鏡の開口の径と前記曲面鏡の前記放
物面鏡側の開口の径とを互いにほぼ等しくし、 前記放物面鏡と前記曲面鏡とを互いに接合してもよい。
C作 用〕 本発明の照明系では、中央部に矩形の開口を備えた曲面
鏡が、前記光源の近傍に焦点または曲率中心がくるよう
前記放物面鏡に対向配置せしめられているとともに、前
記光源からの光を前記曲面鏡の矩形の開口を介して矩形
の被照明領域に照射することにより、前記光源から出射
される光のうち、従来の照明系では利用されることのな
かった前記放物面鏡の円形の開口端付近から出射される
光も、前記放物面鏡と前記曲面鏡との間で数回反射を繰
り返したのち、前記曲面鏡の矩形の開口から平行光とし
て出射するので、前記光源から出射されるほとんどすべ
ての光を前記矩形の被照明領域に照射することができる
また、前記曲面鏡を放物面鏡または球面鏡とすることに
より、前記光源から出射されるほとんどすへての光を平
行光として前記矩形の被照明領域に照射することができ
る。特に、前記光源が有限の大きさをもつ場合には、放
物面鏡および球面鏡ともに同程度の収差劣化を発生する
ことを考えると、球面鏡を用いた方が製造容易な点て有
利である。
本発明の画像表示装置は、上記した本発明の照明系を有
するため、光源から出射される光を最大限利用して液晶
ライトバルブを照明するので、所定の平面に表示される
画像の明るさを向上することができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図(A)、(B)はそれぞれ本発明の照明系の一実
施例である画像表示用照明装置を示す図である。
この画像表示用照明装置は、円形の開口を有する第1の
放物面鏡2と、該第1の放物面鏡2の焦点近傍に配置さ
れている光源1と、中央部に矩形の開口4を備え、前記
第1の放物面鏡2の開口の径とほぼ同じ径の円形の開口
および該第1の放物面鏡2の曲率より小さな曲率を備え
た曲面鏡としての第2の放物面鏡3とを具備し、該第2
の放物面鏡3の焦点が前記第1の放物面鏡2の焦点と合
致されて、該第2の放物面鏡3の円形の開口と該第1の
放物面鏡2の円形の開口とが互いに対向して接合されて
いる。
次に、この画像表示用照明装置において、光源1から出
射された光が第1の放物面鏡3の矩形の開口4から出射
される経路について、第2図(A)〜(D)を用いて説
明する。なお、以下の説明では、前記光源1から同図上
半分に出射される光の経路についてのみ述べる(同図下
半分に出射される光の経路については同様である)。
(1)直接出射される光 光源1から出射される光のうち、第2図(A)の光線a
1と光線a2とで囲まれる斜線で示す範囲内に出射され
る光は、第2の放物面鏡3の矩形の開口4に向けて出射
され、そのまま直接光として出射される。
(2)5回の反射で出射される光 光源1から第2の放物面鏡3の矩形の開口4の上側の端
部に向けて出射される第2図(B)に光線β、で示す光
は、該第2の放物面鏡3の焦点が第1の放物面鏡2の焦
点と合致されかつ前記光源1が該焦点近傍に配置されて
いるため、前記第2の放物面鏡3で平行光として前記第
1の放物面鏡2に向けて反射されたのち、該第1の放物
面鏡2で前記光源1に向けて反射される。該反射された
光の一部は前記光源1で遮断されたり散乱されたりする
が、残りは該光源1を通り抜は前記第1の放物面鏡2で
再び平行光として前記第2の放物面鏡3に向けて反射さ
れたのち、該第2の放物面鏡3て前記光源1に向けて反
射される。該反射された光は一部を除き再度前記光源1
を通り抜は前記第1の放物面鏡2で反射されたのち、前
記第2の放物面鏡3の矩形の開口4から平行光として出
射される。したがって、光線β1で示す光は、前記第2
の放物面鏡3で2回また前記第1の放物面鏡2で3回の
計5回反射されたのち前記第2の放物面鏡3の矩形の開
口4から出射される。
前記光源1から出射される光のうち、第2図(B)の光
線β、と光線β2とて囲まれる斜線で示す範囲内に出射
される光は、同様にして5回反射されたのち前記第2の
放物面鏡3の矩形の開口4から平行光として出射される
(3)3回の反射で出射される光 第2図(C)に光線γ1で示す光は、上記(2)と同じ
理由により、第2の放物面鏡3で平行光として第1の放
物面鏡2に向けて反射されたのち、該第1の放物面鏡2
で光源1に向けて反射される。該反射された光は一部を
除き前記光源1を通り抜は前記第1の放物面鏡2で再び
平行光として反射されたのち、前記第2の放物面鏡3の
矩形の開口4から出射される。したがって、光線γlで
示す光は、前記第2の放物面鏡3で1回また前記第1の
放物面鏡2で2回の計3回反射されたのち前記第2の放
物面鏡3の矩形の開口4から出射される。
また、第2図(C)に光線γ2で示す光は、第1の放物
面鏡2で平行光として第2の放物面鏡3に向けて反射さ
れたのち、該第2の放物面鏡3で光源lに向けて反射さ
れる。該反射された光は一部を除き前記光源lを通り抜
は前記第1の放物面鏡2て再び平行光として反射された
のち、前記第2の放物面鏡3の矩形の開口4から出射さ
れる。したがって、光線γ、て示す光も、前記第2の放
物面鏡3で1回また前記第1の放物面鏡2て2回の計3
回反射されたのち、前記第2の放物面鏡3の矩形の開口
4から出射される。
前記光源1から出射される光のうち、第2図(C)の光
線γ、と光線γ2とで囲まれる斜線で示す範囲内に出射
される光は、同様にして3回反射されたのち、前記第2
の放物面鏡3の矩形の開口4から出射される。
(4)1回の反射で出射される光 第2図(D)に光線δ1で示す光は、上記(2)と同じ
理由により、第1の放物面鏡2で平行光として反射され
たのち、第2の放物面鏡3の矩形の開口4から平行光と
なって出射される。
前記光源1から出射される光のうち、第2図(D)の光
線δ、と光線δ2とで囲まれる斜線で示す範囲内に出射
される光は、同様にして1回反射されたのち前記第2の
放物面鏡3の矩形の開口4から出射される。
以上の結果、光源1から出射される光は、該光源1を通
り抜ける際の遮断、散乱および第1.第2の放物面鏡2
,3て反射する際の損失を除いてすべて第2の放物面鏡
3の矩形の開口4から出射され、かつ該出射される光の
照射範囲も矩形となるので、前記光源lから出射される
光のほとんどすべてを不図示のコンデンサレンズを介し
て不図示の液晶ライトバルブの矩形の表示領域に照射さ
せることができる。特に、第2の放物面鏡3を設けるこ
とにより、第6図に斜線で示した従来の画像表示用照明
装置では全く利用されていなかった光源111から放物
面鏡112の開口端付近を通って出射される光も、前記
第2の放物面鏡3の矩形の開口4から平行光として出射
させて不図示の液晶ライトバルブの矩形の表示領域に照
射させることができるので、光の利用効率の向上が図れ
る。
次に、第1の放物面鏡2の曲率と第2の放物面鏡3の曲
率との関係について、第3図を用いて説明する。
液晶ライトバルブのアスペクト比(縦横比)を3:4と
し、縦方向の断面を考える。
第3図に示すように、第1の放物面鏡2の頂点を原点に
したとき、該第1の放物面鏡2をy2=−2P、χ  
(PI>0)(1)で表わすと、該第1の放物面鏡2の
曲率は1/P1、該第1の放物面鏡2の焦点Fの座標は
CP+/2,0)で示される。
また、第2の放物面鏡3は、その焦点と前記第1の放物
面鏡2の焦点とが合致されてその円形の開口と該第1の
放物面鏡2の円形の開口とが互いに対向して接合されて
いるため、 y2=2P2(χ+ (PI+P2))(P2>O) 
  (2) て表わされ、その曲率は1/P2となる。
(1)式、(2)式より、前記第1.第2の放物面鏡2
.3の図示上下の接合点A、A+の座標を求めると、 A、前記焦点Fおよび前記点B1が同一線上になければ
ならないので、このときの前記接合点Aと前記焦点Fと
を結ぶ直線および該焦点Fと前記点B1とを結ぶ直線の
傾きが等しいことから、となる。
また、前記第1の放物面鏡2の円形の開口の長さと前記
第2の放物面鏡3の矩形の開口4の縦方向の長さとの比
が5.3(第6図参照)であるため、該矩形の開口4の
上端および下端とy軸が等しい前記第1の放物面鏡2上
の2点B、B+の座標を求めると、 B (0,18P2 、0.6・(PI P2 )”2
)B+f  O,18P2 、  0.6・(PI P
2 )”” )となる。
したがって、前記焦点Fに設置された光源1から出射さ
れる光のすべてを、第2図で示したように5回以内の反
射で前記第2の放物面鏡3の矩形の開口4から出射させ
るためには、前記接合点が求まる。
(3)式より、この場合には、前記第2の放物面鏡3の
曲率(1/P2)を前記第1の放物面鏡2の曲率(1/
P+)の06倍に設定すればよいことがわかる。
液晶ライトバルブの横方向の断面についても、前記第1
の放物面鏡2の円形の開口の長さと前記第2の放物面鏡
3の矩形の開口4の横方向の長さとの比が5:4(第6
図参照)であることを考慮して、前記光源1から出射さ
れる光のすへてを5回以内の反射で前記第2の放物面鏡
3の矩形の開口4から出射させるための該第2の放物面
鏡3の曲率(1/P3)を同様にして求めると、となり
、前記第1の放物面鏡2の曲率(1/P、)の0.8倍
に設定すればよい。
ここで、留意すべき点は、第1の放物面鏡2の曲率(1
/P1)と第2の放物面鏡3の曲率(1/P21/P3
)とを等しくすると、焦点の位置に設定される光源1か
ら該第1の放物面鏡2または該第2の放物面鏡3に向け
て出射される光は、常に同じ光路を通って該2つの放物
面鏡開を反射するため、前記第2の放物面#J!3の矩
形の開口4からは出射されないことである。したがって
、このような光を数回の反射ののち前記第2の放物面鏡
3の矩形の開口4から出射させるためには、前記第2の
放物面鏡3の曲率(1/P2.1/P3)は前記第1の
放物面鏡2の曲率(1/Pr)よりも小さくする必要が
ある。
なお、光源1から出射される光のすべてを3回以内の反
射で第2の放物面鏡3の矩形の開口4から出射させるた
めの液晶ライトバルブの縦方向の該第2の放物面M3の
曲率(1/P4)を求めると、このときの条件としては
第3図に示す点B、前記焦点Fおよび前記点B1が同一
線上であることなので、前記点Bと前記焦点Fとを結ぶ
直線および該焦点Fと前記点B1とを結ぶ直線の傾きが
等しいことから、 一= 0.36・−(5) P、      P。
が得られ、前記第2の放物面鏡3の該曲率(1/P4)
は前記第1の放物面鏡2の曲率(1/P、lの0.36
倍とすればよいことがわかる。同様にして、このときの
液晶ライトバルブの横方向の前記第2の放物面鏡3の曲
率(1/Ps)を求めると、該曲率(1/Ps)は前記
第1の放物面鏡2の曲率(t/p、)の0.64倍とす
ればよいことがわかる。
以上述へた実施例では、中央部に矩形の開口4か設けら
れており、第1の放物面鏡2と同じ大きさの円形の開口
および該第1の放物面鏡2の曲率よりも小さな曲率を有
する第2の放物面鏡3が、その焦点が前記第1の放物面
鏡2の焦点と合致されて、その円形の開口と前記第1の
放物面鏡2の円形の開口とが互いに対向して接合された
。しかし、光源1が完全な点光源でなく有限の大きさを
もつ場合には、前記第1.第2の放物面鏡2,3がとも
に収差を発生するため、該第2の放物面鏡3の代わりに
、中央部に矩形の開口が設けられており、前記第1の放
物面鏡2と同じ大きさの円形の開口および該第1の放物
面鏡2の曲率(+/p+)よりも小さな曲率を有する球
面鏡を用いても、該球面鏡の円形の開口と前記第1の放
物面鏡2の円形の開口とが互いに対向するように接合す
ることにより、従来利用できなかった光を該球面鏡と前
記第1の放物面鏡2との間で数回反射させたのち前記矩
形の開口から出射させることができるので、同様な効果
が得られる。また、球面鏡を使用したときの収差の劣化
は、放物面鏡を使用したときのものと同程度であるから
、製造の容易さを考えると、球面鏡の使用は、照明系の
低価格につながる。光源として、第4図に示すアラビア
数字の8の字状の発光角度分布を有する光源を用いる場
合には、該発光角度分布がOとなる発光方向が液晶ライ
トバルブの照射面と垂直となるように前記光源を設置す
ることにより、該光源から直接前記液晶ライトバルブに
出射される直接光の比率を小さくすることができ、はと
んどすべての光は第1.第2の放物面鏡で反射されて平
行光として前記液晶ライトバルブに出射されるので、従
来例では必須のコンデンサレンズを取除くことも可能と
なる。
なお、前記第2の放物面鏡および前記球面鏡は、前記第
1の放物面鏡と必ずしも接合されている必要はない。ま
た、前記第2の放物面鏡および前記球面鏡の前記第1の
放物面鏡側の開口の大きさは、該第1の放物面鏡の開口
よりも多少太き(でもよい。さらに、前記球面鏡を使用
する場合は、該球面鏡の曲率中心と前記第1の放物面鏡
の焦点とをほぼ一致させた構成であってもよい。
本発明の画像表示装置の一実施例としては、第5図に示
した従来例の画像表示装置に用いられている画像表示用
照明装置120の代わりに、第1図に示した本発明の照
明系の一実施例である画像表示用照明装置を用いた構成
のものがある。すなわち、この画像表示装置は、矩形の
表示領域を有する液晶ライトバルブと、該液晶ライトバ
ルブを光で照明する照明系である第1図に示した画像表
示用照明装置と、該画像表示用照明装置で照明された前
記液晶ライトバルブからの光束を所定の平面であるスク
リーンへ向け、該スクリーンに画像を表示する投影系で
ある投写レンズとを有する。
この画像表示装置では、光の利用効率が向上した前記画
像表示用照明装置で前記液晶ライトバルブの矩形の表示
領域を照射することにより、前記スクリーンへ画像を拡
大投写するため、該画像の明るさを第4図に示した従来
のものと比へて明るくすることができる。
[発明の効果] 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
本発明の照明系では、中央部に矩形の開口を備えた曲面
鏡が、前記光源の近傍に焦点または曲率中心がくるよう
前記放物面鏡に対向配置せしめられているとともに、前
記光源からの光を前記曲面鏡の矩形の開口を介して矩形
の被照明領域に照射することにより、前記光源から出射
される光のうち、従来の照明系では利用されることのな
かった前記放物面鏡の円形の開口端付近から出射される
光を含む前記光源から出射されるほとんどすべての光を
前記矩形の被照明領域に照射することができるので、光
の利用効率を向上することができるといつ効果がある。
本発明の画像表示装置は、上記した本発明の照明系を有
するため、光源から出射される光を最大限利用して液晶
ライトバルブを照明するので、所定の平面に表示される
画像の明るさを向上することができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の照明系の一実施例である画像表示用照
明装置を示す図であり、(A)はその側断面図、(B)
はその正面図、第2図は光源から出射される光の光路な
示す図であり、(A)は光源から直接出射される光の光
路を示す図、(B)は5回の反射で出射される光の光路
を示す図、(C)は3回の反射で出射される光の光路な
示す図、(D)は1回の反射で出射される光の光路を示
す図、第3図は第1の放物面鏡の曲率と第2の放物面鏡
の曲率との関係を説明する図、第4図はアラビア数字の
8の字状の発光角度分布を有する光源を用いて構成した
本発明の照明系である画像表示用照明装置を示す図、第
5図は従来の照明系を備えた画像表示装置の基本構成を
示す図、第6図は第5図に示した従来の照明系の問題点
を示す図である。 1.11 ・・・ 光源、 2.12 ・・・ 第1の放物面鏡、 3.13 ・・・ 第2の放物面鏡、 4 ・・・ 矩形の開口、 A、A+  ・・・ 接合点、 B、B+  ・・・ 点、 F ・・・ 佳占、 P、、β2  ・・・ 曲率半径、 β1.β2.β1.β2.γ1.γ2.δ1.δ2 ・
・・ 光線。 (A) 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、放物面鏡と、該放物面鏡の焦点近傍に設けた光源と
    を有する照明系において、 前記光源の近傍に焦点または曲率中心がくるよう前記放
    物面鏡に対向配置せしめた曲面鏡を有し、 該曲面鏡が中央部に矩形の開口を備え、前記光源からの
    光を該矩形の開口を介して矩形の被照明領域に照射する
    ことを特徴とする照明系。 2、前記曲面鏡が、前記放物面鏡の曲率より小さな曲率
    を備えた放物面鏡若しくは球面鏡より成り、前記光源の
    近傍に焦点がくるよう設けられていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の照明系。 3、前記曲面鏡が球面鏡より成り、前記光源の近傍に曲
    率中心がくるよう設けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の照明系。 4、前記放物面鏡の開口の径と前記曲面鏡の前記放物面
    鏡側の開口の径とを互いにほぼ等しくし、 前記放物面鏡と前記曲面鏡とを互いに接合したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の照明系。 5、矩形の表示領域を有する液晶ライトバルブと、 該液晶ライトバルブを光で照明する照明系と、該照明系
    で照明された前記液晶ライトバルブからの光束を所定の
    平面へ向け、該所定の平面に画像を表示する投影系とを
    有する画像表示装置において、 前記照明系が、放物面鏡と、該放物面鏡の焦点近傍に設
    けた光源と、前記光源の近傍に焦点または曲率中心がく
    るよう前記放物面鏡に対向配置せしめた曲面鏡とを有し
    、 該曲面鏡が中央部に矩形の開口を備え、前記光源からの
    光を該矩形の開口を介して前記表示領域に照射すること
    を特徴とする画像表示装置。 6、前記曲面鏡が、前記放物面鏡の曲率より小さな曲率
    を備えた放物面鏡若しくは球面鏡より成り、前記光源の
    近傍に焦点がくるよう設けられていることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載の画像表示装置。 7、前記曲面鏡が球面鏡より成り、前記光源の近傍に曲
    率中心がくるよう設けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項記載の画像表示装置。 8、前記放物面鏡の開口の径と前記曲面鏡の前記放物面
    鏡側の開口の径とを互いにほぼ等しくし、 前記放物面鏡と前記曲面鏡とを互いに接合したことを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載の画像表示装置。
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DE69128810T DE69128810T2 (de) 1990-05-08 1991-05-03 Polarisationsumsetzungsapparat
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH064753U (ja) * 1992-06-22 1994-01-21 株式会社ケンウッド 液晶プロジェクタの照明装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54148546A (en) * 1978-05-15 1979-11-20 Toshiba Corp Reflection type light source

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