JPH0413975Y2 - - Google Patents

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JPH0413975Y2
JPH0413975Y2 JP15107687U JP15107687U JPH0413975Y2 JP H0413975 Y2 JPH0413975 Y2 JP H0413975Y2 JP 15107687 U JP15107687 U JP 15107687U JP 15107687 U JP15107687 U JP 15107687U JP H0413975 Y2 JPH0413975 Y2 JP H0413975Y2
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JP
Japan
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basket
makie
resistance reducing
reducing body
buoyancy chamber
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JP15107687U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は魚釣に使用されるまきえ篭に関するも
のである。
従来の技術 従来、第5図に示すように、魚釣に使用される
まきえ(こませともいい、例えばしらすなどを塩
づけしたもの)篭21は、上端が開放された有底
筒体の周囲に多数の開口が形成されたものであつ
た。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の構成によると、釣糸を海中に沈める
場合、篭自身の重量およびまきえの重量により、
釣針より先にまきえ篭が沈み、釣針が篭に引つか
かるという問題があつた。また、まきえ篭の上端
は開放されているため、海中での抵抗が大きく、
あたりの感度が悪いとともに引上げ時に力を要す
るという問題があつた。
そこで、本考案は上記問題点を解消し得るまき
え篭を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案のまきえ篭
は、周囲に多数の開口が形成された篭本体の上端
開放部に、先端が尖り状にされた抵抗軽減体を着
脱自在に取付け、この抵抗軽減体の内部に浮力室
を形成するとともに、この浮力室の容積を調節す
る調節具を設けたものである。
作 用 上記構成によると、篭本体の中にまきえが入れ
られたまきえ篭を海中に投げ込むと、抵抗軽減体
の浮力室に作用する浮力により、まきえ篭は釣針
よりもゆつくりと沈下し、釣針がまきえ篭にひつ
かかることがない。また、海中では、抵抗軽減体
によりまきえ篭の抵抗が減じられているため、あ
たりの感度が良好になるとともに引上げ時の力も
あまり必要としない。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図に基
づき説明する。
本考案に係るまきえ篭1は、まきえを収容する
篭本体2と、この篭本体2の上部に着脱自在に設
けられた抵抗軽減体3とから構成されている。
上記篭本体2は、底板4付きでしかも周囲に多
数の所定形状(例えば長方形)の第1開口5が形
成されたプラスチツク製の内筒6と、この内筒6
に摺動可能に外嵌されるとともに周囲に上記第1
開口5と同一位置でしかも略同一形状の第2開口
7が多数(第1開口5と同じ個数)形成されたプ
ラスチツク製の外筒8とから構成されている。な
お、外筒8は内筒6の底板4のフランジ部4aの
上に載るようにされている。したがつて、外筒8
を内筒6に対して回転させることにより、第1開
口5と第2開口7との重なり開口面積すなわちま
きえ放出面積を調整することができる。また、上
記内筒6の上端部内面にはめねじ部9が形成さ
れ、さらに内筒6の高さh1は外筒8の高さh2より
も少し低くされている。
上記抵抗軽減体3は、まきえ篭1の水中での抵
抗を減少させるためのもので、篭本体2の上部に
着脱自在に設けられている。すなわち、この抵抗
軽減体3は、プラスチツクにより構成されるとと
もに上端部(先端部)が流線形状(より具体的に
は砲弾形状)にされ、またその内部には下端が開
放された浮力室10が形成され、さらにその下端
に突設された環状突部11外周には、上記篭本体
2の内筒6のめねじ部9に螺合するおねじ部12
が形成されている。なお、環状突部11の外周面
と抵抗軽減体3の外周面との間には内筒6および
外筒8がちようど収まるように、段部13が形成
されている。さらに、抵抗軽減体3には、浮力室
10の容積を調節する調節具14が設けられてい
る。この調節具14は、抵抗軽減体3の浮力室1
0内の頂部から垂下して取付けられたナイロン製
のねじ棒15と、中央部がこのねじ棒15に挿通
されるとともに外周部が抵抗軽減体3の内面に当
接するようにされて浮力室10を下方から密閉す
るゴム製の円形閉塞板16と、上記ねじ棒15に
螺嵌されてこの閉塞板16の取付位置を調節する
ナイロン製のナツト体17とから構成されてい
る。したがつて、上記ナツト体17を回転させて
閉塞板16の取付位置を変更することによつて浮
力室10の容積すなわちまきえ篭1に作用する浮
力の大きさを調節することができる。
上記構成において、魚釣を行う場合、まずまき
えを内筒6の内部に入れた後、外筒8を回転させ
てまきえの大きさに応じて放出開口面積を調節す
る。次に、この状態で、抵抗軽減体3の下端おね
じ部12を内筒6の上端めねじ部9に螺合させ
て、抵抗軽減体3の段部13を外筒8の上面に当
接するまで締め付ける。したがつて、外筒8は内
筒6に対して固定された状態となつている。この
とき、浮力室10の容積はすでにまきえ篭1の重
量に合わせて調節されている。この状態で、釣糸
を投げ込むと、まきえ篭1は浮力室によりゆつく
り沈み、釣糸が引つかかることはない。また、海
中においては、その抵抗軽減体3が流線型をして
いるため、あたりの感度が良好となるとともに引
上げ時の力も軽くてすむ。なお、篭本体2枚の放
出開口面積はまきえの大きさに応じて調整できる
が、まきえの消費時間も調整できる。
ところで、上記実施例においては、抵抗軽減体
を砲弾形状としたが、例えば円錐形状でもよい。
考案の効果 上記本考案の構成によると、篭本体の上端に抵
抗軽減体を設けるとともに、この抵抗軽減体に浮
力を調節可能な浮力室を形成したので、投げ込み
時に釣針よりも沈下速度を遅くすることができる
とともに、あたりの感度を良好にでき、しかも引
上げ時の力もあまり必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は全体断面図、第2図は抵抗軽減体の
断面図、第3図は分解斜視図、第4図は使用状態
を示す図、第5図は従来例の使用状態を示す図で
ある。 1……まきえ篭、2……篭本体、3……抵抗軽
減体、5……第1開口、6……内筒、7……第2
開口、8……外筒、9……めねじ部、10……浮
力室、12……おねじ部、14……調節具、15
……ねじ棒、16……閉塞板、17……ナツト
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周囲に多数の開口が形成された篭本体の上端開
    放部に先端が尖り状にされた抵抗軽減体を着脱自
    在に取付け、この抵抗軽減体の内部に浮力室を形
    成するとともに、この浮力室の容積を調節する調
    節具を設けたことを特徴とするまきえ篭。
JP15107687U 1987-09-30 1987-09-30 Expired JPH0413975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15107687U JPH0413975Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15107687U JPH0413975Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6456671U JPS6456671U (ja) 1989-04-10
JPH0413975Y2 true JPH0413975Y2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=31424795

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JP15107687U Expired JPH0413975Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JPS6456671U (ja) 1989-04-10

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