JPH04138320A - ガス濃度等の測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、多成分のガス濃度等を測定し、その測定値を
多ペンレコーダ等にタイムチャー１・として記録するた
めのデータを出力するガス濃度等の測定装置に関するも
のである。

［従来の技術］ 従来のガス濃度等の測定装置では、測定値をストアせず
にリアルタイムにアナログ出力として多ペンレコーダに
記録したものか一般的である。

また、２つのデータを比較する場合、別々に記録した２
つのデータを重ね合わせて２つのデータの差を見るのが
通例であった。

従来の多成分ガス分析計の構成及びその記録出力を第３
図、第４図を用いて以下に説明する。

この多成分ガス分析計は、検出部１１，１２１３、アン
プ１４．１５．１’６及び多ペンレコーダ２７よりなる
。

この装置を用いて成分１，２．３について記録したレコ
ーダ記録は、第４図に示すようなデータとなり、ペン間
のずれが発生している。このため、３つの記録の正確な
相関を見るのには、ペン間のずれを考慮して記録を見な
ければならない。すなわち、いま、ある時刻の３つの濃
度を読み取ろうとじたときは、ポイン１〜■、■、■と
時間のずれを計算して読み取る必要がある。

［発明か解決しようとする課題］ 上述のように、通常の多ペンレコーダでは、複数のペン
間にずれがあり、そのため、チャート紙上の記録の時間
軸に対して各ペンごとに「ずれ」が生じる。この「ずれ
」は、各成分の相関を正確に把握することを困難として
いた。

本発明は、上記問題点を解決するもので、各測定値をメ
モリにストアし、レコーダの速度と各ペンのずれ足に応
じて各成分の測定値に時間のずれを持たせて出力するよ
うにしたことにより、各ペン間の記録面上での時間のず
れをなくし、相関のあるデータの解析が容易なデータ記
録が可能なガス濃度等の測定装置を提供することを目的
とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明は、多成分のガス濃度
等を測定する測定平線と、この測定による各成分の測定
値をそれぞれ記録する多ペンレコーダとを有したガス濃
度等の測定装置において、測定したデータを一旦記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段から各成分の測定データを
読み出して前記多ペンレコーダにより記録するとき、各
々のペンのずれ量に応じて各成分の測定データの出力タ
イミングを補正する補正手段とを備え、各々のペンのず
れによる記録面上での時間軸のずれを補正するようにし
たものである。

［作用］ 上記の構成によれば、測定したデータは、−旦記憶手段
に記憶され、前記記憶手段から各成分の測定データを読
み出して多ペンレコーダにより記録するとき、各々のペ
ンのずれ量に応じて各成分の測定データの出力タイミン
グが補正され、各々のペンのずれによる記録面上での時
間軸のずれが補正される。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例によるガス濃度等の測定装置を
第１図により説明する。

本装置は、多成分のガス濃度を測定する手段としての検
出部１１，１２．１３と、アンプ１４゜１５．１６と、
記憶手段としてのガス濃度メモリ１７．１８．１９と、
記憶出力時に出力時間（タイミング）を制御する補正手
段としてのＣＰＵなとてなる出力時間制御部２０，２１
．２２と、アナログ出力部２３，２４．２５及び記憶手
段としての多ペンレコーダ２７より構成されている。

そして、本装置において、検出部１１，１２゜１３から
の各成分の測定データは指定されたメモリ１７，１８．
１９に連続的にストアされる。ペンのずれ幅とレコーダ
２７のチャート紙の送り速度を、出力時間制御部２０，
２１．２２を構成するＣＰＵに入力する。ＣＰＵは、こ
の数値から求められるペンによる時間のずれ量に応じて
、各成分の出力の送り出しのスタート時間をずらして、
アナログ出力部２３へ出力し、もってレコーダ２７によ
り各成分のデータを記録する。

このようにデータの出力タイミングを補正することによ
り、第２図のデータ記録に示すように、３成分の時間軸
が一致した記録が得られる。

上述の補正は、データを全てメモリー７．１８゜１９に
ストアして、測定完了後に出力することにより行っても
よく、また、１成分（例えば成分３）のみリアルタイム
で、他の成分（成分１、成分２）はペンのずれの時間だ
けストアし、時間をずらして出力することにより行って
もよい。

上記実施例の他に、２つの記録パターンを重ね合わせて
記録計の２つのペンで時間のずれをなくして記録する場
合も、基本的には上記と同様の補正法を使用できる。ま
た、２つの記録の時間軸を一致させておき、記録計のペ
ンのずれ分だけデータをずらして出力して記録すること
も可能である。

なお、本発明は上記実施例構成に限られず種々の変形が
可能で、例えば、表示手段としてＬＣＤ、ＣＲＴ等のデ
イスプレィ画面が設けられている場合、ストアされた記
録データを表示画面上に呼び出し、これをペンのずれと
同じだけずらして設定し、その両図の時間軸の通りに、
記録計へ出力する。これにより、時間のずれをなくした
データ記録が可能となる。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれは、多ペンのすれによる時間
軸のずれを補正してデータ記録するようにしているので
、通常の多ペンレコーダを用いて時間のずれのない多成
分データの記録ができ、従って、相関のあるデータの解
析が容易となる。まな、データ相互の差を求める場合に
も、同時記録を利用すれば、従来のように２枚に分かれ
たデータを比較することなく、１枚のデータ内で比較が
でき、作業が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるガス濃度等の測定装置
のブロック構成図、第２図は本装置による３成分の時間
軸の一致したレコータ記録図、第３図は従来の測定装置
のブロック構成図、第４図は従来装置によるレコータ記
録図である。 １１．１２．１３・・・検出部、１４，１５，１．６・
・・アンプ、１７，１８．１９・・・ガス濃度メモリ（
記憶手段）　、２０　、２１　Ｊｌ、、、１１２２・・
・出力時間制御部（補正手段）、２３，２４．２５・・
・アナ１７り出力部、２７・・・多ペンレコーダ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）多成分のガス濃度等を測定する測定手段と、この
   測定による各成分の測定値をそれぞれ記録する多ペンレ
   コーダとを有したガス濃度等の測定装置において、 測定したデータを一旦記憶する記憶手段と、前記記憶手
   段から各成分の測定データを読み出して前記多ペンレコ
   ーダにより記録するとき、各々のペンのずれ量に応じて
   各成分の測定データの出力タイミングを補正する補正手
   段とを備え、各々のペンのずれによる記録面上での時間
   軸のずれを補正するようにしたことを特徴とするガス濃
   度等の測定装置。