JPH04138176A - 自動消火器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動的に火災を発見し、効率的に消火する自
動消火器に関するものである。

〔従来の技術〕

従来から火災の検知を熱もしくは煙で行なうとともにそ
の値が一定値以上に達するとスプリンクラから水を四方
八方に噴射し消火するものがある。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記の従来技術では火災検知が遅いとともに、消火剤の
噴射が四方八方に行なわれるため非効率的消火となり、
消火が遅く、かつ、消火剤を不必要に放出することとな
り後始末が大変である。

〔課題を解決する為の手段〕

上記目的を達成するため、本発明においては、指向性を
もった紫外から赤外域波長の光線放射強度を検知する検
知センサー１と、該検知センサ１の軸と平行な軸をもっ
た消火剤噴射用のノズル２と、該検知センサ１およびノ
ズル２を同時に立体角約３０乃至１８０度内で常時向き
を変える制御機構３と、該検知センサ１が一定レベル以
上の出力を発した位置でノズル２の弁４を解放させる制
御機構を有する。

検知センサ１は、発熱・火災時における紫外線や赤外線
の放射強度を検知して、火災の発見のできるものである
。

検知センサ１の指向方向軸とノズル２の噴射方向軸は平
行で、制御機構３により同時に同一方向に動くよう構成
され、立体角約３０乃至１８０度の範囲をくまなく検知
するよう常時指向方向を変えるように操作されるもので
ある。

〔作　　用〕

上記のように構成された自動消火器では火災の場所を検
知し、その方向にのみ消火剤を噴射し消火する。

〔実施例〕

１実施例について図面を参照して説明すると、第１図に
示すように、自動消火器は、指向性をもった紫外から赤
該域波長の放射強度を検知する検知センサ１と、該検知
センサ１の軸と平行な軸をもった消火剤噴射用ノズル２
と、該検知センサ１およびノズル２を同時に鉛直下方に
対して約１５度の傾き方向から略水平方向の範囲で全周
にわたり常時向きを変える動作をさせる制御機構３と、
該検知センサ１が一定レベル以上の出力を発した位置で
ノズル２の軸方向を固定すると共に弁４を解放させる制
御機構３を有する。検知センサ１及びノズル２の指向方
向を変えるのはモーター駆動によりなされ、弁４は電磁
弁とされ、電気信号により開閉される。

而して、検知センサ１の首振り、かつ、回転操作による
指向方向の変更中に、火災による赤外線等の放射を検知
すると、制御機構３の支持によりノズル２は火災方向に
向きを固定し、弁４を開き、火災方向に集中的に消火剤
を噴射して消火する〔発明の効果〕 本発明の自動消火器は以上のように構成されているので
、消火剤の噴射が火元のみになされ、その結果、素早く
消火できるとともに、後始末も非常に小範囲のみでよく
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示す側面図である。 １・・・検知センサ、２・・・ノズル、３・・・制御機
構、４・・・弁、５・・・天井。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）指向性をもった紫外から赤外域波長の光線の放射
   強度を検知する検知センサ１と、該検知センサ１の軸と
   平行な軸をもった消化剤噴射用のノズル２と、該検知セ
   ンサ１およびノズル２を同時に立体角約３０乃至１８０
   度内で常時向きを変える動作をさせる制御機構３と、該
   センサ１が一定レベル以上の出力を発した位置でノズル
   ２の弁４を開放させる制御機構３を有することを特徴と
   する自動消火器。