JPH04137897U - 飾り車 - Google Patents

飾り車

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JPH04137897U
JPH04137897U JP7023691U JP7023691U JPH04137897U JP H04137897 U JPH04137897 U JP H04137897U JP 7023691 U JP7023691 U JP 7023691U JP 7023691 U JP7023691 U JP 7023691U JP H04137897 U JPH04137897 U JP H04137897U
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JP7023691U
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延幸 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】地域,地方の特産材を用いて、民芸的な美的感
性と実用的な強度を兼ね備える食卓用具、家庭用具とし
ての容器の提供を目的とする。 【構成】結合材で構成した棒状部材群を単位として使用
し、それ等の間に基本的に強度を支持し、引き手を兼用
する太くて長い棒状部材を配し、これ等を連結材で結合
して金属釘を使用しない箱体を構成し、この箱体に車輪
の軸を回転可能に装着した車輪支持部材を取りつけた容
器を兼ねた飾り車。 【効果】結合材、連結材等により金属釘を不要としたの
で、地域,地方の特産材が有する民芸的な美的感性と、
実用的な強度を遺憾なく発揮する食卓用具、家庭用具と
しての容器の提供が実現した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地域、地方の特産材である竹又は木材等を素材として金属釘を使用 する事なく構成し、装飾性と実用性及び美観と強度を兼ね備えた飾り車に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の飾り車は、薄い竹材、木材等を編んで作った板状材で10cm四角程度 の箱体を構成し、これに車を取りつけた構造で、車と引き手には竹の地下茎が使 用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の飾り車は前記の如く10cm四角程度の小物が載置可能な箱体 を有し、その儘静置して鑑賞するか、又は小物を載置して飾るものとしては適し ているが、例えばワインの瓶を2本程度載置するとか、高さ30cm程度のオモ トの鉢植えを載置するとか、地域の特産品を2,3種類載置するとか、ウイスキ ーボトルとアイスボックスを載置する等には弱々しく、上記した実用的な使用に は適しないばかりでなく、強度的にも耐えられなかった。
【0004】 本考案は、上記した従来の飾り車の美点を残し、汚点を解消、改善する事を目 的として、金属釘等を使用する事なく、地域、地方の特産材のみの使用が可能な 構成とし、地域、地方特産材の独特の情緒を何時迄も発揮し続けると共に、美観 と実用的な使用に耐える強度を兼ね備え、上記した各種の実用品を載置収納して 地域、地方の特産品として一括販売する事を可能にすると共に、他方において、 日常の家庭生活において上記の如き実用的な使用に供し得る食卓用具又は家庭用 具としての活用も可能な装飾性と実用性を兼備した飾り車の提供を課題とするも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を達成するため、並列に置いた棒状部材の一面の全体にわ たって幅方向両端部近傍に連続的に切り込みを設け、該切り込み全体にわたって 接着剤を塗布した結合材を挿入固定して棒状部材群を構成し、該棒状部材群の3 個を前記結合材を外側にして左右と底に配し、左に配した棒状部材群と底に配し た棒状部材群の間及び右に配した棒状部材群と底に配した棒状部材群の間に前記 棒状部材より太くて長い棒状部材を配し、左に配した棒状部材群、左下の太くて 長い棒状部材、底に配した棒状部材群、右下の太くて長い棒状部材、右に配した 棒状部材群の全体にわたって幅方向の両端部近傍に連続的に切り込みを設け、該 切り込み全体にわたって接着剤を塗布した連結材を挿入固定して箱体を構成し、 更に底に配した棒状部材群及び左下と右下の太くて長い棒状部材の全体にわたっ て連続的に切り込みを設け、両端に車輪を設けた軸を溝に回転可能に装着した軸 受部材に接着剤を塗布して該切り込み全体にわたって挿入固定した事を特徴とす る飾り車を第1の手段とし、8角形の空洞が内在した車輪を使用した事を特徴と する第1の手段に記載の飾り車を第2の手段とするものである。
【0006】
【作用】
本考案は、上記の手段を用いたので、金属釘等の使用は全く不要となるにもか かわらず、上記の如く実用品を載置して使用しても強度に不足はなく、その上、 地域、地方の特産材が有するほのかな情緒、豊かな感性が遺憾なく発揮され、そ の結果、本考案の課題を達成するに到ったのである。
【0007】
【実施例】
以下図を基に本考案の実施例を説明する。図1は本考案の一実施例の構成を示 す側面図、図2は後面図、図3は正面図で、図4は結合材を挿入する切り込みの 構造を示す図、図5は結合材の構造を示す側面図、図6は軸受部材の挿入固定状 態を示す図、図7は軸受部材の挿入固定用の切り込みと軸を装着した軸受部材の 断面を示す図である。
【0008】 図中1は棒状部材で、本例は直径10mm程度の竹材を使用している。2は等 径・等長の竹材で構成した該棒状部材1の両端部近傍に全体にわたって連続的に 設けた切り込み、3は該切り込み2の全体にわたって接着剤を塗布して挿入固定 した結合材、4は該結合材3の挿入固定により前記した棒状部材1の複数で構成 した棒状部材群、5は前記棒状部材群4を3ケ用意し、前記結合材3を固定した 側を外側にして1つを左壁とし、他の1つを底壁とし、残りの1つを右壁とした 時の左壁と底壁の間及び底壁と右壁の間に設けた前記棒状部材1よりも太くて長 い棒状部材で、本例では直径20mm程度の竹材を使用している。
【0009】 6は前記した左壁、底壁、右壁全体の両端部近傍に連続的に設けた切り込み、 7は該連続的切り込み6の全体にわたって接着剤を塗布して挿入固定した連結材 である。この連結材7の固定で箱体8が形成される。9は該箱体8の底壁全体に わたって連続的に設けた切り込み、10は該切り込みに接着剤を塗布して挿入固 定した軸受部材、11は該軸受部材10に設けた溝、12は両端に車輪13を設 けた軸、該軸12は前記溝11に回転可能に装着されている。本例の車輪13は 竹材を使用し、図示の如く8分割材を接着し、8角形の空洞が内在する輪14と 軸止15とスポーク16からなり、該スポーク16は輪14と軸止15の各々に 設けた溝17に接着剤を塗布して挿入固定されている。この車輪13は御所車風 の趣きを備え、本例に雅風漂う美観をもたらしている。
【0010】 図に明らかな様に、太くて長い棒状部材5は箱体8の前後方向に貫通した部材 で、基本的には強度を保証すると共に、箱体8の引き手を兼用している。本例で は、左右の太くて長い棒状部材5の引き手端の左右を同じ材質の棒状部材1で結 合したが、本考案はこの部分については特に本例に限定するものではなく、同じ 材質の棒状部材1に代えて、蔦材を使用しても良く、全く何も使用しない場合も 箱体8の趣と違和感が生じないので、本考案においては結合材の使用の有無は限 定するものではない。
【0011】 又、18は車止棒状部材で、箱体8の引き手側の下方に図示の如く設けても良 い。この時は底壁に接着剤で固定しても良く、或いは図3に示す如く引き手側の 連結材7の引き手側の面に一部を除去した車止棒状部材18の残部19を接着材 で固定しても良い。
【0012】 又、上記結合材3及び連結材7は棒状部材1と同じ材質とするのが望ましいが 本考案においては材質は限定するものではない。
【0013】 又、色彩については特産品の特性を最も効果的に発揮するカラーが良いが、こ れも特定するものではない。
【0014】 本例では等径・等長の棒状部材1を使用したが、上記した手段が実施可能であ って、上記した作用の発揮に支障がなければ、本考案においては異径・異長、異 径・等長、等径・異長等の何れの棒状部材1の組み合わせによって棒状部材群を 構成して使用しても良い。
【0015】
【考案の効果】
本考案の飾り車は、前記した手段を用いて、前記した作用を活用するので、従 来の飾り車に期待出来なかった美的感性と実用的な強度を兼備し、加えて地域、 地方の特産材が有する独特の情緒との相乗効果から、この種民芸的装飾容器の分 野にもたらす効果は勿論の事、市民の日常生活環境の美化改善への波及効果も極 めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す側面図。
【図2】後面図。
【図3】正面図。
【図4】結合材の挿入用切り込みの構造説明図。
【図5】結合材の側面図。
【図6】軸受部材の挿入固定状態の説明図。
【図7】軸受部材の挿入固定用切り込みと軸を装着した
軸受部材の断面を示す説明図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に置いた棒状部材の一面の全体にわ
    たって幅方向両端部近傍に連続的に切り込みを設け、該
    切り込み全体にわたって接着剤を塗布した結合材を挿入
    固定して棒状部材群を構成し、該棒状部材群の3個を前
    記結合材を外側にして左右と底に配し、左に配した棒状
    部材群と底に配した棒状部材群の間及び右に配した棒状
    部材群と底に配した棒状部材群の間に前記棒状部材より
    太くて長い棒状部材を配し、左に配した棒状部材群、左
    下の太くて長い棒状部材、底に配した棒状部材群、右下
    の太くて長い棒状部材、右に配した棒状部材群の全体に
    わたって幅方向の両端部近傍に連続的に切り込みを設
    け、該切り込み全体にわたって接着剤を塗布した連結材
    を挿入固定して箱体を構成し、更に底に配した棒状部材
    群及び左下と右下の太くて長い棒状部材の全体にわたっ
    て連続的に切り込みを設け、両端に車輪を設けた軸を溝
    に回転可能に装着した軸受部材に接着剤を塗布して該切
    り込み全体にわたって挿入固定した事を特徴とする飾り
    車。
  2. 【請求項2】 8角形の空洞が内在した車輪を使用した
    事を特徴とする請求項1に記載の飾り車。
JP7023691U 1991-06-18 1991-06-18 飾り車 Pending JPH04137897U (ja)

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JP7023691U JPH04137897U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 飾り車

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JP7023691U Pending JPH04137897U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 飾り車

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JP (1) JPH04137897U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9100749B2 (en) 2007-05-04 2015-08-04 Bose Corporation System and method for directionally radiating sound
US9327628B2 (en) 2013-05-31 2016-05-03 Bose Corporation Automobile headrest

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US9100749B2 (en) 2007-05-04 2015-08-04 Bose Corporation System and method for directionally radiating sound
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