JPH04137470U - 水冷式回転電機 - Google Patents
水冷式回転電機Info
- Publication number
- JPH04137470U JPH04137470U JP4572491U JP4572491U JPH04137470U JP H04137470 U JPH04137470 U JP H04137470U JP 4572491 U JP4572491 U JP 4572491U JP 4572491 U JP4572491 U JP 4572491U JP H04137470 U JPH04137470 U JP H04137470U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- heat
- water jacket
- frame
- rotating electric
- Prior art date
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- Withdrawn
Links
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却水ジャケットへの損失熱の伝達を効率的
に行ない、冷却効率向上を図る。 【構成】 冷却水ジャケット7に対応したフレーム1の
内周面に吸熱フィン12を設け、伝熱面積を応くし冷却
水ジャケットへの損失熱の伝達を効率的に行ない、フレ
ーム1の内部で発生する固定子鉄心4、回転子鉄心6の
損失熱を効率的に冷却ジャケット7に伝え、冷却効率向
上を図る。
に行ない、冷却効率向上を図る。 【構成】 冷却水ジャケット7に対応したフレーム1の
内周面に吸熱フィン12を設け、伝熱面積を応くし冷却
水ジャケットへの損失熱の伝達を効率的に行ない、フレ
ーム1の内部で発生する固定子鉄心4、回転子鉄心6の
損失熱を効率的に冷却ジャケット7に伝え、冷却効率向
上を図る。
Description
【0001】
本考案は水冷式回転電機に関し、冷却効率向上を企図したものである。
【0002】
回転電機の冷却方式として、固定子フレーム部に冷却水ジャケットを設け、冷
却水ジャケットに冷却水を通すことにより、固定子,回転子より発生する損失熱
を奪うようにしたものがある。
【0003】
図3には従来の水冷式回転電機の断面を示してある。
【0004】
図において、1はフレーム、2は回転軸3を支持する軸受ブラケット、4はフ
レーム1に取り付けられた固定子鉄心、5は固定子巻線、6は固定子鉄心4に対
向して回転軸3に取付けられた回転子鉄心である。フレーム1には冷却水ジャケ
ット7が設けられ、冷却水ジャケット7の内部には冷却水が通水される。
【0005】
固定子鉄心4及び固定子巻線5の部分により発生した損失熱の大部分は、固定
子鉄心4の外周面より冷却水ジャケット7内に伝わり(図中実線矢印で示す)、
熱交換される。固定子鉄心4の一部及び回転子鉄心6の部分より発生した損失熱
は、輻射やフレーム1の内部の空気の対流等により冷却水ジャケット7内に伝わ
り(図中点線矢印で示す)、熱交換される。
【0006】
固定子鉄心4及び回転子鉄心6の部分で発生する損失熱のうち、特に回転子鉄
心6で発生する損失熱は、一部輻射により固定子鉄心4に伝わる以外は全て内気
循環により、冷却水ジャケット7の部分や軸受ブラケット2の部分を介して放熱
される。冷却水ジャケット7内は、比較的低温(通常の水温で最大40度程度)
に保たれているが、伝熱面積が少ないため、効率の良い熱交換ができず、結果と
して、固定子巻線5の端部(鉄心より突出している部分)に熱がこもり、温度上
昇につながる傾向にあった。
【0007】
上記課題を解決するための本考案の構成は、冷却水が通水される冷却水ジャケ
ットを固定子鉄心を保持するフレームに設けた水冷式回転電機において、冷却水
ジャケットに対応したフレームの内周面に吸熱フィンを設けたことを特徴とする
。
【0008】
吸熱フィンを設けることにより、伝熱面積が広くなり、冷却水ジャケットへの
損失熱の伝達が効率的になる。
【0009】
図1に本考案の第一実施例に係る水冷式回転電機の断面を示してある。尚、図
3に示した部材と同一物には同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0010】
冷却水ジャケット7に対向して溝11がフレーム1の内周面に多数設けられ、
多数の溝11により吸熱フィン12が形成されている。吸熱フィン12の高さは
フレーム1の内径に合わされているため、固定子鉄心4の嵌入が容易に行なえる
。
【0011】
上述した水冷式回転電機では、吸熱フィン12を設けたことにより、冷却水ジ
ャケット7への伝熱面積が広くなり、フレーム1の内部で発生する固定子鉄心4
及び回転子鉄心6の損失熱の冷却水ジャケット7への伝達が効率的に行なえる。
【0012】
上記第一実施例では、フレーム1の内周面に溝11を設けて吸熱フィン12と
したが、図2に示すように、伝熱面積の広い吸熱フィン21を別体で備え、固定
子鉄心4をフレーム1に嵌入した後に吸熱フィン21を取付けるようにしてもよ
い。この場合、吸熱フィン21の材質として、熱伝導率の良いアルミニウム等を
用いると損失熱の冷却水ジャケット7への伝達がより効率的に行なえる。
【0013】
本考案の冷却式回転電機は、冷却水ジャケットに対応したフレームの内周面に
吸熱フィンを設けたので、伝熱面積が広くなり、冷却水ジャケットへの損失熱の
伝達が効率的になる。この結果、フレームの内部で発生する固定子鉄心、回転子
鉄心の損失熱を効率的に冷却水ジャケットに伝えることができ、冷却効率向上が
図れる。
【図1】本考案の第一実施例に係る水冷式回転電機の断
面図。
面図。
【図2】本考案の第二実施例に係る水冷式回転電機の断
面図。
面図。
【図3】従来の水冷式回転電機の断面図。
1 フレーム
2 軸受ブラケット
3 回転軸
4 固定子鉄心
5 固定子巻線
6 回転子鉄心
7 冷却水ジャケット
11 溝
12 吸熱フィン
21 吸熱フィン
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却水が通水される冷却水ジャケットを
固定子鉄心を保持するフレームに設けた水冷式回転電機
において、冷却水ジャケットに対応したフレームの内周
面に吸熱フィンを設けたことを特徴とする水冷式回転電
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4572491U JPH04137470U (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 水冷式回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4572491U JPH04137470U (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 水冷式回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137470U true JPH04137470U (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=31925522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4572491U Withdrawn JPH04137470U (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 水冷式回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04137470U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023188620A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ニデック株式会社 | 駆動装置 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP4572491U patent/JPH04137470U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023188620A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ニデック株式会社 | 駆動装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |