JPH04136929U - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JPH04136929U JP4535891U JP4535891U JPH04136929U JP H04136929 U JPH04136929 U JP H04136929U JP 4535891 U JP4535891 U JP 4535891U JP 4535891 U JP4535891 U JP 4535891U JP H04136929 U JPH04136929 U JP H04136929U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両用表示装置において、外光が表示器に入射
した場合でも、表示のウォッシュアウトが生じないよう
にすることを目的とする。 【構成】表示器は、電圧を印加したときは透明となり、
電圧を印加しないときは白濁する複数の表示セグメント
を有する白濁液晶素子2と、白濁液晶素子2の背後に配
した背面光源18とを備える。背面光源18から白濁液
晶素子2の背面に入射した光を白濁状態にある表示セグ
メントにおいて散乱して、表示像を形成し、かつ透明状
態にある表示セグメントを透過した光が運転者の目に入
射しないような位置に背面光源18を配する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光輝によって表示像を形成する表示器をダッシュボードに配設し、 表示器の表示像を運転席前方の視界内に配した反射面により運転席方向に反射し て前記表示器の表示像をウィンドシールドの視界内に視認できるようにした、一 般にヘッドアップディスプレイ(HUD)と呼ばれている形の車両用表示装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の車両用表示装置を図7を用いて説明する。図示の車両用表示装 置は、ダッシュボード11内に配設したユニットケース31内においてセグメン ト方式の蛍光表示管からなる表示器12の表示像を凹面鏡13により反射させて 、この反射像をユニットケース31の開口31aと、ダッシュボード11の開口 11aとを通して、ウィンドシールド14の例えば内面に反射処理した反射部材 14aで運転席側に反射させて、視点位置15から見て、拡大された表示像の虚 像16をウィンドシールド14の後方の視界内に視認できるようにしたものであ る。これによって、運転者は、走行中にウィンドシールド14の視界から視線を 外すことなく車速等を視認できる。なお、上記表示器12には車速等の情報信号 を入力するコネクタ17が接続されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の車両用表示装置においては、太陽光の直射光のような外光 がウィンドシールド14の外側から矢印の方向に入射すると、この外光はダッシ ュボード11の開口11a、ユニットケース31の開口31aを通って反射鏡1 3に入射するようになり、これが凹面鏡13で反射されて最終的に表示器12に 入射してしまうようになる。この場合には、点灯セグメントだけでなく、非点灯 セグメントまでもが外光によって光輝して見えてしまい、点灯セグメントと非点 灯セグメントとの判別ができなくなり、いわゆるウォッシュアウトが生じてしま う。
【0004】 よって本考案は、上述した従来の問題点に鑑み、太陽光の直射光のような外光 が表示器に入射した場合にも、表示のウォッシュアウトの生じない車両用表示装 置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案により成された車両用表示装置は、ダッシュボ ードに配設した表示器の表示像を運転席前方の視界内に配した反射面により運転 席方向に反射して前記表示器の表示像をウィンドシールドの視界内に視認できる ようにした車両用表示装置において、前記表示器が、電圧を印加したときは透明 となり、電圧を印加しないときは白濁する複数の表示セグメントを有する白濁液 晶素子と、該白濁液晶素子の背後に配した背面光源とを備え、該背面光源から前 記白濁液晶素子の背面に入射した光を白濁状態にある前記表示セグメントにおい て散乱して、表示像を形成し、かつ透明状態にある前記表示セグメントを透過し た光が運転者の目に入射しないような位置に前記背面光源を配したことを特徴と している。
【0006】 また、ダッシュボードに配設した表示器の表示像を運転席前方の視界内に配し た反射面により運転席方向に反射して前記表示器の表示像をウィンドシールドの 視界内に視認できるようにした車両用表示装置において、前記表示器が、電圧を 印加したときは透明となり、電圧を印加しないときは白濁する複数の表示セグメ ントを有する白濁液晶素子と、該白濁液晶素子に入射する光を発する背面光源と 、該白濁液晶素子と該背面光源との間に配されたプリズムとを備え、該プリズム を介して前記背面光源から前記白濁液晶素子の背面に入射した光を白濁状態にあ る前記表示セグメントにおいて散乱して、表示像を形成し、かつ前記背面光源の 光が入射される前記プリズムの面と該入射した光を透過して前記白濁液晶素子の 背面に入射させる面との会合角を、透明状態にある前記表示セグメントを透過し た光が運転者の目に入射しないような角度にしたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記構成により、白濁液晶素子の表示セグメントに電圧を印加しないときには 、表示セグメントは白濁し、背面光源から白濁液晶素子の背面に入射される光を 白濁状態にある表示セグメントにおいて散乱して、この散乱光の一部が表示像と して白濁液晶素子の光軸の方向に進み、運転席前方の視界内に配した反射面によ り運転席方向に反射してウィンドシールドの視界内に運転者は表示像を視認でき るようになる。
【0008】 そして、白濁液晶素子の表示セグメントに電圧を印加したときには、表示セグ メントは透明となり、背面光源は表示セグメントが透明状態にあるときには表示 セグメントを透過した光が運転者の目に入射しないような位置に配されているの で、背面光源からの光は、透明状態にある表示セグメントを透過して運転者の目 に入射することがなくなる。
【0009】 なお、外光が表示器に入射した場合にも、外光は透明状態にある表示セグメン トを透過してしまい反射することがなくなり、白濁状態にある表示セグメントで は外光は散乱するため、表示のウォッシュアウトが生じることがなくなる。
【0010】 また、白濁液晶素子の表示セグメントが白濁状態にあるときには、プリズムを 介して、背面光源から白濁液晶素子の背面に入射した光は、表示セグメントにお いて散乱して、この散乱光の一部が反射面で反射して、運転者は表示器の表示像 を視認できるようになる。
【0011】 そして、表示セグメントが透明状態にあるときには、背面光源からの光が入射 されるプリズムの面と、入射した光を透過して白濁液晶素子の背面に入射させる 面との会合角が、表示セグメントを透過した光が運転者の目に入射しないような 角度になっているので、背面光源からの光が、表示セグメントを透過して運転者 の目に入射することはない。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1及び図3を用いて説明する。これらの図にお いて、図7について上述した従来のものと同一の部分には同一の符号を付してそ の詳細な説明を省略する。
【0013】 図において、ダッシュボード11内に配設されたユニットケース31内には、 凹面鏡13に対面する位置に車速等の表示像を表示する白濁LCD(白濁液晶素 子)2が固定されており、白濁LCD2の後方には、白濁LCD2を照明するた めのランプ18が固着されている。上記ユニットケース31、白濁LCD2及び ランプ18は表示器1を構成している。
【0014】 上記白濁LCD2は、図2に示すように、例えば、百の位が2セグメントから 、十の位、一の位が日の字形の7セグメントから、それぞれなっている3桁数字 表示部2a、車速の単位記号km/hを表す表示セグメントからなる単位表示部 2b及びウォーニング表示を表すセグメントからなるウォーニング表示部2cを 有する。白濁LCD2は、図3に示すように、この表示部2a,2b及び2cを 構成する各表示セグメントの形状に対応させて形成された透明電極22aと、こ れに対向する透明電極22bがそれぞれ貼られた2枚の透明なプラスチックシー トあるいはガラス23a,23bを、透明電極22a,22bの間に液晶集団2 4を配して貼り合わせた構造になっている。なお、上記透明電極22a,22b には、コネクタ7を介して速度等の情報信号を入力して、透明状態にしようとす る部分に交流電圧を印加する電子回路19が接続されている。
【0015】 そして、透明電極22a,22b間に電界がかかってないときは、液晶24a は各液晶集団24中で界面に規制されない配向をしており、その配向方向は各液 晶集団24で不規則であり、入射光(図の矢印)は散乱される。すなわち、白濁 LCD2は白濁した状態となる。
【0016】 また、透明電極22a,22b間に電子回路19により交流電圧が印加され、 所定の電界がかけられると、各液晶集団24の液晶24aが、電界に規制される 一方向の配向となり、入射光は透過する。すなわち、白濁LCD2は透明な状態 になる。
【0017】 なお、白濁LCD2には、上記表示部2a,2b及び2cを除いて、暗色印刷 、例えば、黒色印刷によってマスク25が施されている。また、マスク25を施 すのではなく、表示部2a,2b及び2cの形状に対応した窓孔を有する暗色板 を用いることもできる。
【0018】 上記ランプ18は、その発光する光が表示セグメントが透明であるときに、透 過して凹面鏡13に入射しないようなユニットケース31上の位置に固着されて いる。
【0019】 上記ユニットケース31内の白濁LCD2、ランプ18及び電子回路19を収 納する部屋Aの内壁、特に白濁LCD2の真後ろの部分には、白濁LCD2が透 明状態にあるときには背景と同じ黒色に視認されるように、また、ランプ18か らの光や外光の反射を抑えるために黒色艶消しのスエード調塗装、静電植毛等の 低反射処理が施されている。
【0020】 以上の構成により、電子回路19により交流電圧が表示部2a,2b及び2c を構成する各表示セグメントに印加されないときには、表示セグメントは白濁し 、ランプ18から発する光は表示セグメントで散乱し、この散乱光の一部が白濁 LCD2の光軸Lの方向に白濁LCD2の表示像として進み、凹面鏡13で反射 し、ユニットケース31の開口31aと、ダッシュボード11の開口11aとを 通って、この反射像を反射部材14aにより反射して、視点位置15から見て、 拡大された表示像の虚像16をウィンドシールド14の視界内に視認できるよう になる。
【0021】 また、電子回路19により交流電圧が表示部2a,2b及び2cを構成する各 表示セグメントに印加されたときには、表示セグメントは透明になり、ランプ1 8は、その発する光が表示セグメントが透明であるときには透過して凹面鏡13 に入射しないようような位置に配されているので、ランプ18からの光は表示セ グメントを透過して凹面鏡13に入射しないため、白濁LCD2の像として運転 者に視認されることはない。なお、この白濁LCD2の表示部2a,2b及び2 cの各表示セグメントは、偏光板を用いていないために非常に高い透過状態にす ることができる。
【0022】 更に、太陽光の直射光のような外光がユニットケース31内に入射して、凹面 鏡13で反射されて白濁LCD2の透明状態にある表示セグメントに入射した場 合にも、この表示セグメントは非常に高い透過状態にあるため、また、ユニット ケース31内に低反射処理を施しているため、入射光は透過してしまい反射する ことがなくなると共に、白濁状態にある表示セグメントでは外光は散乱するため 、表示のウォッシュアウトが生じることがなくなる。
【0023】 なお、図4に示すように、ランプ18の周囲に壁31bを形成することにより 、またランプ18の光路に凸レンズ41を設けることにより、ランプ18が発光 する光を白濁LCD2に効果的に集光させることもできる。
【0024】 上記第1の実施例では、透明となる表示セグメントが背景と同じ黒色に見える ようにするためケース内面を黒色処理し、かつ透明となる表示セグメントを通じ て透過するランプ18の光が運転者に見えないようにするためランプをケース3 1内の隅に寄せて配置しているが、このようなことは第5図及び第6図について 以下説明する第2の実施例のように変更しても可能である。第5図及び第6図に おいて、図1及び図7について上述した従来のものと同一の部分には同一の符号 を付してその詳細な説明を省略する。
【0025】 図において、表示器1は、ダッシュボード11内に配設されたユニットケース 31と、ユニットケース31内に、その斜面51aが反射部材14aの方向に向 けて固定された直角プリズム51と、斜面51aに固定された白濁LCD2と、 斜面51aと会合する面51bに入射する光を発するランプ18とを有している 。直角プリズム51の第3の面51cには、黒色の無反射塗装処理面51dが形 成されている。
【0026】 この構成によって、プリズム51の面51bに入射したランプ18の光はプリ ズム51を透過して白濁LCD2の背面に入射され、これによって白濁状態にあ る表示セグメントにおいて散乱して、表示像を形成する。この表示像は反射部材 14aによって反射され、運転者はこの反射像を視認する。上記背面光源18の 光が入射されるプリズム51の面51bと該入射した光を透過して白濁LCD2 の背面に入射させる斜面51a、すなわち白濁LCD2が配置される面との会合 角θ1 を、透明状態にある表示セグメントを透過した光が運転者の目に入射しな いような角度にしている。
【0027】 より詳細には、図6に示すように、図5における外光が入射する角度範囲(全 反射角度範囲)であるθ2 内の角度で外光が、プリズム51の斜面51aからプ リズム51内に屈折して入射した場合に、この入射光がプリズム51内の面51 bで全反射されるように、プリズム51の斜面51aと面51bとの会合角であ るプリズム頂角θ1 が設定される。また、全反射角度範囲θ2 内に、表示器1か らの光が反射部材14aに向かう角度範囲が含まれるように、プリズム頂角θ1 は設定されている。そして、全反射の臨界角より小さな角度範囲は透過角度範囲 θ3 となっている。
【0028】 以上の構成により、白濁LCD2の表示セグメントが白濁状態にあるときには 、ランプ18からプリズム51を介して入射した光は、表示セグメントにおいて 散乱して、この散乱光の一部が表示像として反射部材14aの方向に進み、反射 部材14aで反射して視点位置15の方向に進み、表示像の虚像16をウィンド シールド14の視界内に視認できるようになる。
【0029】 そして、表示セグメントが透明状態にあるときには、ランプ18からの光は、 運転者に視認されることはなく、プリズム51の第2界面51bでの全反射によ り、黒色の無反射塗装処理面51dが視認され、背景と同じ黒色に見え、このよ うな背景の中に上記の表示像の虚像16が視認されるようになり、コントラスト が向上する。
【0030】 更に、外光がプリズム51に入射しても、白濁状態にある表示セグメントでは 外光はより散乱し、透明状態にある表示セグメントでは、プリズム51の面51 bでの全反射により、黒色の無反射塗装処理面51dが視認され背景と同じ黒色 に見え、表示のウォッシュアウトが生じることがなくなる。
【0031】 また、ランプ18前方にカラーフィルタを配すれば、色味の変化によるフアッ ション性も向上する。
【0032】 なお、上記プリズム51は直角プリズムでなくても、同様な効果が得られる。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、白濁液晶素子の表示セグメントに電圧を 印加しないときには、表示セグメントは白濁し、背面光源から白濁液晶素子の背 面に入射される光を白濁状態にある表示セグメントにおいて散乱して、この散乱 光の一部が白濁液晶素子の光軸の方向に進み、運転者は表示器の表示像を視認で きるようになる。また、白濁液晶素子の表示セグメントに電圧を印加したときに は、表示セグメントは透明となり、背面光源は表示セグメントが透明状態にある ときには表示セグメントを透過した光が反射鏡に入射しないような位置に配され ているので、背面光源からの光は、透明状態にある表示セグメントを透過して反 射鏡に入射することがなくなる。更に、外光が表示器に入射した場合にも、外光 は透明状態にある表示セグメントを透過してしまい反射することがなくなり、ま た白濁状態にある表示セグメントでは外光は散乱するため、表示のウォッシュア ウトが生じることがなくなり、白濁液晶素子の表示像を鮮明にウィンドシールド の視界内に視認できるようになる。
【0034】 また、白濁液晶素子の表示セグメントが白濁状態にあるときには、プリズムを 介して、背面光源から白濁液晶素子の背面に入射した光は、表示セグメントにお いて散乱して、この散乱光の一部が反射面で反射して、運転者は表示器の表示像 を視認できるようになる。そして、表示セグメントが透明状態にあるときには、 背面光源からの光が入射されるプリズムの面と、入射した光を透過して白濁液晶 素子の背面に入射させる面との会合角が、表示セグメントを透過した光が運転者 の目に入射しないような角度になっているので、背面光源からの光が、表示セグ メントを透過して運転者の目に入射することがなくなることにより、表示のウォ ッシュアウトが生じることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用表示装置の第1実施例を示
す図である。
【図2】図1中の白濁LCDの正面図である。
【図3】図1中の白濁LCDの原理を示す説明図であ
る。
【図4】ランプが発光する光を白濁LCDに効果的に集
光させるようにした図1の車両用表示装置を示す図であ
る。
【図5】本考案に係る車両用表示装置の第2実施例を示
す図である。
【図6】図5におけるプリズムの機能の説明図である。
【図7】従来の車両用表示装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示器 11 ダッシュボード 14 ウィンドシールド 14a 反射部材(反射面) 2 白濁LCD(白濁液晶素子) 18 ランプ(背面光源) 51 プリズム 51a 斜面 51b 面 θ1 プリズム頂角(会合角)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュボードに配設した表示器の表示
    像を運転席前方の視界内に配した反射面により運転席方
    向に反射して前記表示器の表示像をウィンドシールドの
    視界内に視認できるようにした車両用表示装置におい
    て、前記表示器が、電圧を印加したときは透明となり、
    電圧を印加しないときは白濁する複数の表示セグメント
    を有する白濁液晶素子と、該白濁液晶素子の背後に配し
    た背面光源とを備え、該背面光源から前記白濁液晶素子
    の背面に入射した光を白濁状態にある前記表示セグメン
    トにおいて散乱して、表示像を形成し、かつ透明状態に
    ある前記表示セグメントを透過した光が運転者の目に入
    射しないような位置に前記背面光源を配したことを特徴
    とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 ダッシュボードに配設した表示器の表示
    像を運転席前方の視界内に配した反射面により運転席方
    向に反射して前記表示器の表示像をウィンドシールドの
    視界内に視認できるようにした車両用表示装置におい
    て、前記表示器が、電圧を印加したときは透明となり、
    電圧を印加しないときは白濁する複数の表示セグメント
    を有する白濁液晶素子と、該白濁液晶素子に入射する光
    を発する背面光源と、該白濁液晶素子と該背面光源との
    間に配されたプリズムとを備え、該プリズムを介して前
    記背面光源から前記白濁液晶素子の背面に入射した光を
    白濁状態にある前記表示セグメントにおいて散乱して、
    表示像を形成し、かつ前記背面光源の光が入射される前
    記プリズムの面と該入射した光を透過して前記白濁液晶
    素子の背面に入射させる面との会合角を、透明状態にあ
    る前記表示セグメントを透過した光が運転者の目に入射
    しないような角度にしたことを特徴とする車両用表示装
    置。
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