JPH04136394U - 配管用コネクタ - Google Patents

配管用コネクタ

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Publication number
JPH04136394U
JPH04136394U JP5304091U JP5304091U JPH04136394U JP H04136394 U JPH04136394 U JP H04136394U JP 5304091 U JP5304091 U JP 5304091U JP 5304091 U JP5304091 U JP 5304091U JP H04136394 U JPH04136394 U JP H04136394U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
tube
outer periphery
piping connector
plug
Prior art date
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Pending
Application number
JP5304091U
Other languages
English (en)
Inventor
利夫 赤沢
Original Assignee
マルヤス工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マルヤス工業株式会社 filed Critical マルヤス工業株式会社
Priority to JP5304091U priority Critical patent/JPH04136394U/ja
Publication of JPH04136394U publication Critical patent/JPH04136394U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管用コネクタのチューブとスリーブとをろ
う付けを利用しないで接続して、同コネクタの製造を簡
単にすると共に錆止め効果を高く保つ。 【構成】 プラグ本体24をスリーブ32の内周上に挿
入すると、スリーブ32の先端部32aがロックスプリ
ング26を介してケージ25に係合して、スリーブ32
に固定したチューブ31が、ゴムホース22に接続した
プラグ本体24に組み付けられる。チューブ31の外周
上に第1及び第2ストッパ部31a,31bを形成する
と共に、スリーブ32の内周上に第1及び第2張り出し
部32b,32cを形成し、第1及び第2ストッパ部3
1a,31bと第1及び第2張り出し部32b,32c
との各係合により、スリーブ32がチューブ31の外周
上に固定される。チューブ31とスリーブ32との間に
は、スリーブ32の第1及び第2張り出し部32b,3
2cの間にてオーリング33が介装される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、チューブの一端部外周上に固定したスリーブと、円筒状のプラグと を備え、前記プラグを前記スリーブに挿入して同スリーブに組み付けるようにし た配管用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば図2に示すように、ユニオン11を介してホース12を接続 してなる円筒状のプラグ13の外周上に一端を開放した環状のケージ14を固着 すると共に、同ケージ14内にコイルスプリングを円形としたロックスプリング 15を収容しておき、チューブ16側にはその一端部外周上にスリーブ17を固 定すると共に、同スリーブ17の開放端を径方向外側に全周に渡って曲げて形成 しておき、プラグ13をスリーブ17の内周上に挿入することにより、スリーブ 17の開放端側をケージ14内に侵入させて、ロックスプリング15の作用によ りをスリーブ17がプラグ13の外周上に固定されるようにした配管用コネクタ はよく知られている。そして、この配管用コネクタにおいては、チューブ16と スリーブ17との接続を、ろう付けにより行うようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来の装置にあっては、チューブ16とスリーブ17との当接 面を全周に渡ってろう付けする必要があると共に、チューブ16として比較的長 いものを用いる場合があり、この場合には、チューブ16を容易に回転させるこ とができないので、トーチの火口を上方へ向けて作業する必要に迫られ、作業効 率が悪かった。また、この種の装置は錆止めのために、めっき加工、フッ素コー ティングなどを行う必要があるが、チューブ16とスリーブ17とをろう付けに より接続した後には、チューブ16が長いために、前記めっき加工、フッ素コー ティングなどを行うための大きな電解槽、水洗槽、めっき槽が必要で、実際的で はなかった。一方、チューブ16とスリーブ17とをろう付けにより接続する前 に、前記めっき加工、フッ素コーティングなどを行うことも考えられるが、この ようにすると、めっき、フッ素コーティングなどがろう付けにより剥げてしまい 、錆止め効果を充分に上げることができない。 本考案は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、ろう付けす ることなくチューブとスリーブとを接続することにより、簡単に製造できると共 に充分な錆止め効果を期待できる配管用コネクタを提供しようとするものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の構成上の特徴は、チューブの一端部外周上 に固定したスリーブと、円筒状のプラグとを備え、前記プラグを前記スリーブに 挿入して同スリーブに組み付けるようにした配管用コネクタにおいて、前記チュ ーブ側端部近傍にて前記スリーブの内周上に環状に張り出した第1及び第2張り 出し部を設けると共に、前記チューブの外周上に、前記第1張り出し部と係合し て前記チューブの侵入を防止する環状の第1ストッパ部と、前記チューブの端部 を拡管することにより形成され前記第2張り出し部に係合して前記チューブの抜 けを防止する第2ストッパ部とを設け、かつ前記第1及び第2張り出し部の間に て前記スリーブと前記チューブの間に弾性リングを介装させたことにある。
【0005】
【作用】
上記のように構成した本考案においては、チューブの外周上に設けた第1及び 第2ストッパ部が、スリーブの内周上に設けた第1及び第2張り出し部にそれぞ れ係合して、スリーブがチューブの一端部外周上に堅固に固定される。また、弾 性リングはスリーブの内周上に設けた第1及び第2張り出し部の間に固定されて 、スリーブとチューブの間の気密性を高く保つ。
【0006】
【考案の効果】
上記作用説明からも理解できるとおり、本考案によれば、ろう付けする必要な く、スリーブがチューブの一端部外周上に気密性を高く保った状態で接続される ので、簡単に配管用コネクタを製造できる。また、ろう付けを不要としたために 、前記メッキ、フッ素コーティングなどが剥げることもないので、めっき加工、 フッ素コーティングなどの錆止めを施したスリーブとチューブとを接続するよう にすれば、充分な錆止め効果を期待できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明すると、図1は同実施例に係る配 管用コネクタを縦断面図により示している。
【0008】 この配管用コネクタは、プラグ側部材として、円筒状に構成したユニオン21 を備えている。ユニオン21の後端部外周上にはゴムホース22が嵌め込まれ、 同ゴムホース22は、端部にてユニオン21に係止されると共にかしめられた締 め付け金具23により離脱しないようにユニオン21の外周上に固定される。ユ ニオン21の先端部外周上には円筒状のプラグ本体24がろう付けにより固着さ れ、プラグ本体24の後端部外周上には環状のケージ25がろう付けにより固着 されている。このケージ25は断面略U字状に形成され、その一方の内周端にて プラグ本体24に固着され、他方の内周端はプラグ本体24の先端側に向けて開 放されて同本体24の外周との間に隙間を形成している。ケージ25の内部には 、コイルスプリングを円形としたロックスプリング26が組み込まれている。プ ラグ本体24の中央部外周上には一対の溝が形成され、各溝には弾性リングとし てのオーリング27,28が嵌め込まれている。
【0009】 チューブ31の先端部外周上にはスリーブ32が固定されている。スリーブ3 2の先端部32aは拡管されて、外方に全周に渡って曲げられている。スリーブ 32の後端部には、ビーディング加工により内周上に環状に張り出した第1及び 第2張り出し部32b,32cが形成されている。チューブ31の先端から所定 距離隔てた位置には外周上に突起した環状の第1ストッパ部31aが形成される と共に、その先端は拡管により外方へ環状に突出して第2ストッパ部31bを形 成している。また、チューブ31とスリーブ32との間には、スリーブ32の第 1及び第2張り出し部32b,32c間の位置にて、弾性リングとしてのオーリ ング33が介装されている。
【0010】 このような構成の配管用コネクタにおけるチューブ31とスリーブ32との接 続においては、まず、図示形状のスリーブ32と第2ストッパ部31bの形成前 のチューブ31(第1ストッパ部31aは形成されている)とを用意し、メッキ 加工、フッ素コーティングなどの錆止め処理を施す。そして、この錆止め処理の 施されたスリーブ32内にオーリング33を組み込んだ後、第2ストッパ部31 bの形成前のチューブ31をその先端からスリーブ32内へ侵入させ、第1スト ッパ部31aを第1張り出し部32bに当接させた状態で、チューブ31の先端 を拡管して第2ストッパ部31bを形成する。
【0011】 この状態では、チューブ31の第1ストッパ部31aがスリーブ32の第1張 り出し部32bと係合してチューブ31の侵入を防止すると共に、チューブ31 の第2ストッパ部31bがスリーブ32の第2張り出し部32cに係合してチュ ーブ31の抜けを防止するので、スリーブ32がチューブ31の端部外周上に堅 固に組み付けられる。また、オーリング33がチューブ31とスリーブ32との 気密性を高く保つ。これにより、チューブ31とスリーブ32とをろう付けによ り接続する必要がなくなり、簡単にチューブ31とスリーブ32を接続すること ができるようになると共に、充分に高い錆止め効果を期待できる。
【0012】 一方、プラグ側部材を構成するユニオン21、プラグ本体24、ケージ25及 びロックスプリング26も図示組み付け状態でメッキ加工、フッ素コーティング などの錆止め処理を施し、ゴムホース22の端部をユニオン21の外周上に嵌め 込んだ後、締め付け金具23をかしめることによって同ホース22をユニオン2 1上に固定する。
【0013】 このような加工の後、本実施例の配管用コネクタの使用にあたっては、プラグ 本体24をスリーブ32の内周上に挿入することにより、スリーブ32の先端部 32aをケージ25内に侵入させる。この侵入により、ロックスプリング26の 径が広がり、スリーブ32の先端部32aはロックスプリング26の内周上を越 えて反対側まで入り込む。この状態では、ロックスプリング26がスリーブ32 の先端部32aとケージ25の内周上との間に位置して、スリーブ32がプラグ 本体32の外周上に組み付けられると共にその抜けが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る配管用コネクタの縦
断面図である。
【図2】 従来の配管用コネクタの一例を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
21…ユニオン、22…ゴムホース、23…締め付け金
具、24…プラグ本体、25…ケージ、26…ロックス
プリング、27,28,33…オーリング、31…チュ
ーブ、31a…第1ストッパ部、31b…第2ストッパ
部、32…スリーブ、32a…先端部、32b…第1張
り出し部、32c…第2張り出し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブの一端部外周上に固定したスリ
    ーブと、円筒状のプラグとを備え、前記プラグを前記ス
    リーブに挿入して同スリーブに組み付けるようにした配
    管用コネクタにおいて、前記チューブ側端部近傍にて前
    記スリーブの内周上に環状に張り出した第1及び第2張
    り出し部を設けると共に、前記チューブの外周上に、前
    記第1張り出し部と係合して前記チューブの侵入を防止
    する環状の第1ストッパ部と、前記チューブの端部を拡
    管することにより形成され前記第2張り出し部に係合し
    て前記チューブの抜けを防止する第2ストッパ部とを設
    け、かつ前記第1及び第2張り出し部の間にて前記スリ
    ーブと前記チューブの間に弾性リングを介装させたこと
    を特徴とする配管用コネクタ。
JP5304091U 1991-06-13 1991-06-13 配管用コネクタ Pending JPH04136394U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5304091U JPH04136394U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 配管用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5304091U JPH04136394U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 配管用コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04136394U true JPH04136394U (ja) 1992-12-18

Family

ID=31929037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5304091U Pending JPH04136394U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 配管用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04136394U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4644375B2 (ja) * 2001-01-26 2011-03-02 株式会社オーツカ ワンタッチ継手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4644375B2 (ja) * 2001-01-26 2011-03-02 株式会社オーツカ ワンタッチ継手

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