JPH0413604Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413604Y2 JPH0413604Y2 JP1985105885U JP10588585U JPH0413604Y2 JP H0413604 Y2 JPH0413604 Y2 JP H0413604Y2 JP 1985105885 U JP1985105885 U JP 1985105885U JP 10588585 U JP10588585 U JP 10588585U JP H0413604 Y2 JPH0413604 Y2 JP H0413604Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- shaft
- tape
- leveling
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 241001391944 Commicarpus scandens Species 0.000 description 1
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- 238000012876 topography Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tape Measures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、現場写真撮影用などに用いる標尺に
関し、特にその端部を止着する止金具とその止着
構造に関するものである。
関し、特にその端部を止着する止金具とその止着
構造に関するものである。
現場写真用標尺は、工事現場などの地形、施工
物の長さや高さを測定するものであり、その測定
に対応するためには長いもので50mの長さを要す
る場合がある。
物の長さや高さを測定するものであり、その測定
に対応するためには長いもので50mの長さを要す
る場合がある。
従来の標尺の止金具は、第6図に示すようにロ
ツドテープ20の端部にステンレスの板21を折
り曲げて挟み付け、リベツト22で固定し、使用
時にロツドテープ20の端部を持つたり支持した
りするための把手23をステンレス板21に取り
付けた構造であつた。
ツドテープ20の端部にステンレスの板21を折
り曲げて挟み付け、リベツト22で固定し、使用
時にロツドテープ20の端部を持つたり支持した
りするための把手23をステンレス板21に取り
付けた構造であつた。
この止金具構造では、ロツドテープ20を例え
ば15Kgf以上の強さで引つ張つたりすると、ロツ
ドテープ20に掛かる力がリベツト22との固定
部に集中し、ロツドテープ20はその力に耐える
ことができない。特に、風が強い屋外で長いか又
は高い対象物に標尺を合わせようとすると、ロツ
ドがはためかないように標尺の両端を強く引つ張
る必要がでてくる。このとき、前記のような構造
では、リベツト固定部からロツドテープ20が裂
け、遂には止金具が外れてしまうことがある。
ば15Kgf以上の強さで引つ張つたりすると、ロツ
ドテープ20に掛かる力がリベツト22との固定
部に集中し、ロツドテープ20はその力に耐える
ことができない。特に、風が強い屋外で長いか又
は高い対象物に標尺を合わせようとすると、ロツ
ドがはためかないように標尺の両端を強く引つ張
る必要がでてくる。このとき、前記のような構造
では、リベツト固定部からロツドテープ20が裂
け、遂には止金具が外れてしまうことがある。
このようにロツドテープを点で止めるほかに、
実公昭49−5711号公報には、巻尺端部を把手の軸
部を囲繞するように折り返して巻尺本体の一面に
重ね合わせて貼着一体化したものが記載されてい
る。
実公昭49−5711号公報には、巻尺端部を把手の軸
部を囲繞するように折り返して巻尺本体の一面に
重ね合わせて貼着一体化したものが記載されてい
る。
ところが、実公昭49−5711号公報に記載された
ものは、ロツドテープの折り返し部と把手の軸部
とが線状に接触しているため、ロツドテープに偏
つた力、すなわち把手の軸部に垂直でない力が加
わると、ロツドテープの折り返し部を引き裂く力
となつて、破断し易いという問題があつた。
ものは、ロツドテープの折り返し部と把手の軸部
とが線状に接触しているため、ロツドテープに偏
つた力、すなわち把手の軸部に垂直でない力が加
わると、ロツドテープの折り返し部を引き裂く力
となつて、破断し易いという問題があつた。
本考案は、このような、引張応力に弱いという
従来の問題点を解消し、ロツド自体のもつ引張応
力まで耐えることのできる止金具とその止着構造
を提供することを目的とするものである。
従来の問題点を解消し、ロツド自体のもつ引張応
力まで耐えることのできる止金具とその止着構造
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案の標尺は、把
手に連設された両側板間の先端位置及びその内側
に互いに平行に、標尺のロツドテープの厚みに対
して十分大径の第1の軸棒及び第2の軸棒の両端
を連結し、前記第1の軸棒に、標尺のロツドテー
プの先端を折り返して接着して形成された、前記
第1の軸棒の外径よりも内径が大きな輪を挿通す
るとともに、前記ロツドテープを前記第2の軸棒
に半巻周回させて前記第1の軸棒より前方に導出
したことを特徴とする。
手に連設された両側板間の先端位置及びその内側
に互いに平行に、標尺のロツドテープの厚みに対
して十分大径の第1の軸棒及び第2の軸棒の両端
を連結し、前記第1の軸棒に、標尺のロツドテー
プの先端を折り返して接着して形成された、前記
第1の軸棒の外径よりも内径が大きな輪を挿通す
るとともに、前記ロツドテープを前記第2の軸棒
に半巻周回させて前記第1の軸棒より前方に導出
したことを特徴とする。
本考案においては、第1の軸棒と第2の軸棒が
ロツドテープの厚みに対して十分大径であるの
で、ロツドテープを引つ張るとその応力が第1の
軸棒及び第2の軸棒の当接面全体に掛かる。これ
により、ロツドテープに掛かる引張応力は第1及
び第2の軸棒の当接面全体に分散され、ロツドテ
ープの一箇所(点や線状等)に集中することがな
い。また、ロツドテープは第2の軸棒を経由して
前方に折り返されているため、ロツドテープに偏
つた力が加わつてもその力は第1の軸棒と第2の
軸棒に分散され、ロツドテープの固定部が引き裂
かれにくい。
ロツドテープの厚みに対して十分大径であるの
で、ロツドテープを引つ張るとその応力が第1の
軸棒及び第2の軸棒の当接面全体に掛かる。これ
により、ロツドテープに掛かる引張応力は第1及
び第2の軸棒の当接面全体に分散され、ロツドテ
ープの一箇所(点や線状等)に集中することがな
い。また、ロツドテープは第2の軸棒を経由して
前方に折り返されているため、ロツドテープに偏
つた力が加わつてもその力は第1の軸棒と第2の
軸棒に分散され、ロツドテープの固定部が引き裂
かれにくい。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本考案の実施例を示すものであり、1
はロツドテープ、2は止金具である。同止金具2
を構成するのは、両側板3、第1の軸棒4、第2
の軸棒5及び把手6である。ロツドテープ1は、
第2図(第1図の−線における断面図)に示
すように、基端部を折り返して輪をつくり、その
部分を接着剤または溶着で止着するようにしてい
る。その輪の中に、第1の軸棒4が挿通され、更
にこの部分を折り返して第2の軸棒5を通して形
成している。第1の軸棒4及び第2の軸棒5は、
ロツドテープ1との接触箇所が面となるように、
ロツドテープ1の厚みに対して十分に大径として
おく。例えば、ロツドテープ1の厚みが0.4〜0.5
mmであるのに対し、軸棒4,5の直径を10〜20mm
とする。
はロツドテープ、2は止金具である。同止金具2
を構成するのは、両側板3、第1の軸棒4、第2
の軸棒5及び把手6である。ロツドテープ1は、
第2図(第1図の−線における断面図)に示
すように、基端部を折り返して輪をつくり、その
部分を接着剤または溶着で止着するようにしてい
る。その輪の中に、第1の軸棒4が挿通され、更
にこの部分を折り返して第2の軸棒5を通して形
成している。第1の軸棒4及び第2の軸棒5は、
ロツドテープ1との接触箇所が面となるように、
ロツドテープ1の厚みに対して十分に大径として
おく。例えば、ロツドテープ1の厚みが0.4〜0.5
mmであるのに対し、軸棒4,5の直径を10〜20mm
とする。
第3図は上記止金具2を一方に有する標尺の正
面図であり、他方の止金具7も、第5図に示すよ
うに、ロツドテープ1の端部を折り返して溶着
し、この部分に金属板を折り曲げて形成した止金
具7を被せ、ハトメ9で固着し、これに把手用ワ
イヤ8を通して構成することができる。
面図であり、他方の止金具7も、第5図に示すよ
うに、ロツドテープ1の端部を折り返して溶着
し、この部分に金属板を折り曲げて形成した止金
具7を被せ、ハトメ9で固着し、これに把手用ワ
イヤ8を通して構成することができる。
なお、第3図において1aは目盛り、1b,1
cは1m毎の長さを表示する寸法表示、1d及び
1eは最小目盛り及び最大目盛りを表す矢印であ
る。また、ロツドテープの表面および裏面には、
1m毎に赤、白の色彩を互い違いに施して、写真
に写し込んだときに交互する赤、白の縞で距離を
読み取ることができるようにする。赤、白の色彩
を表と裏に施すことにより、風により標尺がはた
めいても、確実に赤、白の縞が写真に現れるよう
にする。寸法表示の「0」、と他端部の表示(第
3図の例では「10」)は、止金具2,7の部分よ
りも内側のロツドテープの部分に表示する。
cは1m毎の長さを表示する寸法表示、1d及び
1eは最小目盛り及び最大目盛りを表す矢印であ
る。また、ロツドテープの表面および裏面には、
1m毎に赤、白の色彩を互い違いに施して、写真
に写し込んだときに交互する赤、白の縞で距離を
読み取ることができるようにする。赤、白の色彩
を表と裏に施すことにより、風により標尺がはた
めいても、確実に赤、白の縞が写真に現れるよう
にする。寸法表示の「0」、と他端部の表示(第
3図の例では「10」)は、止金具2,7の部分よ
りも内側のロツドテープの部分に表示する。
第4図は、地上に水平に標尺を張る場合に、杭
10をロツドテープ1の基端の折り返し部に挿入
して地面に打ち込む例を示したものである。この
ようにすることにより、標尺の両端をそれぞれ人
が引つ張つておく必要がなくなる。
10をロツドテープ1の基端の折り返し部に挿入
して地面に打ち込む例を示したものである。この
ようにすることにより、標尺の両端をそれぞれ人
が引つ張つておく必要がなくなる。
上述したように本考案によれば、第1の軸棒と
第2の軸棒がロツドテープの厚みに対して十分大
径でありロツドテープと両軸棒とは曲面で接触す
るので、ロツドテープに掛かる引張応力は両軸棒
の面全体に分散し、ロツドテープの破損を防止す
ることができる。また、ロツドテープは第2の軸
棒を経由して前方に折り返されているため、ロツ
ドテープが偏つた方向に引つ張られても、その力
は第1の軸棒と第2の軸棒に分散され、ロツドテ
ープの固定部が引き裂かれることを防止すること
ができる。
第2の軸棒がロツドテープの厚みに対して十分大
径でありロツドテープと両軸棒とは曲面で接触す
るので、ロツドテープに掛かる引張応力は両軸棒
の面全体に分散し、ロツドテープの破損を防止す
ることができる。また、ロツドテープは第2の軸
棒を経由して前方に折り返されているため、ロツ
ドテープが偏つた方向に引つ張られても、その力
は第1の軸棒と第2の軸棒に分散され、ロツドテ
ープの固定部が引き裂かれることを防止すること
ができる。
第1図は本考案の実施例を示す要部斜視図、第
2図は第1図の−線における断面図、第3図
は一部省略正面図、第4図は使用例を示す斜視
図、第5図は他方の止金具の実施例を示す要部正
面図、第6図は従来の例を示す斜視図である。 1……ロツドテープ、2……止金具、3……両
側板、4……第1の軸棒、5……第2の軸棒、6
……把手、7……止金具、8……把手用ワイヤ、
9……ハトメ、10……杭。
2図は第1図の−線における断面図、第3図
は一部省略正面図、第4図は使用例を示す斜視
図、第5図は他方の止金具の実施例を示す要部正
面図、第6図は従来の例を示す斜視図である。 1……ロツドテープ、2……止金具、3……両
側板、4……第1の軸棒、5……第2の軸棒、6
……把手、7……止金具、8……把手用ワイヤ、
9……ハトメ、10……杭。
Claims (1)
- 把手6に連設された両側板3,3間の先端位置
及びその内側に互いに平行に、標尺のロツドテー
プ1の厚みに対して十分大径の第1の軸棒4及び
第2の軸棒5の両端を連結し、前記第1の軸棒4
に、標尺のロツドテープ1の先端を折り返して接
着して形成された、前記第1の軸棒4の外径より
も内径が大きな輪を挿通するとともに、前記ロツ
ドテープ1を前記第2の軸棒5に半巻周回させて
前記第1の軸棒4より前方に導出したことを特徴
とする標尺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985105885U JPH0413604Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985105885U JPH0413604Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214303U JPS6214303U (ja) | 1987-01-28 |
JPH0413604Y2 true JPH0413604Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=30980735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985105885U Expired JPH0413604Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0413604Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495711U (ja) * | 1972-04-15 | 1974-01-18 | ||
JPS576153B2 (ja) * | 1977-02-12 | 1982-02-03 | ||
JPS6158136A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-25 | Hitachi Ltd | マグネトロンの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576153U (ja) * | 1980-06-11 | 1982-01-13 |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP1985105885U patent/JPH0413604Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495711U (ja) * | 1972-04-15 | 1974-01-18 | ||
JPS576153B2 (ja) * | 1977-02-12 | 1982-02-03 | ||
JPS6158136A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-25 | Hitachi Ltd | マグネトロンの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6214303U (ja) | 1987-01-28 |
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