JPH0413582A - 作業ロボットの走行補正装置 - Google Patents

作業ロボットの走行補正装置

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JPH0413582A
JPH0413582A JP11655390A JP11655390A JPH0413582A JP H0413582 A JPH0413582 A JP H0413582A JP 11655390 A JP11655390 A JP 11655390A JP 11655390 A JP11655390 A JP 11655390A JP H0413582 A JPH0413582 A JP H0413582A
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JP
Japan
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light
time
laser
angle
measurement
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JP11655390A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Iwata
和敏 岩田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は床面清掃ロボットのように作業場所の特定され
ない床面を自動走行する作業ロボットの走行補正装置に
関する。
(従来の技術) 例えば床面清掃ロボットにおいては、車輪に設けたエン
コーダにより走行距離を計測すると共に、ロボット本体
に内蔵されているジャイロにより自分の位置を検出し、
その計測値および検出値をもとにマイクロコンピュータ
の制御により、予め設定された基準コースに沿って自動
走行させるようにしている。
しかし、ロボット用のセンサとしてエンコーダやジャイ
ロ等の内界センサだけでは床面清掃ロボットが長時間走
行している間に位置および方向に誤差が生じ、しかもそ
の累積によりますます誤差が大きくなってしまう。
そこで、床面清掃ロボットが一定距離走行する毎にロボ
ット外部に設置された基準点を探して位置と方向を補正
したり(前者)、既設のジャイロを廃止して清掃作業が
終了するまで補正の必要のない高精度のジャイロ、例え
ば精度が0.01” /hという慣性航法クラスのジャ
イロを用いる(後者)ことが考えられる。しかるに前者
では作業場所が特定されず、基準点が設置できる場所で
ないため、採用することができない。また後者ではこの
種のロボットに高精度のジャイロを搭載することは市場
の商品価格の立場から見ても高価である。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の床面清掃ロボットでは、作業場所が特
定されず、しかも誘導物体を配設してロボットを自動走
行させる場所でもないため、結果的には内界センサの精
度だけに頼らざるを得ないのが現状である。しかし、前
述したように内界センサの精度には限度があり、どうし
ても外部に一時的な基準点を設け、その位置との関係が
ら誤差を検知してロボットの位置および方向を補正する
必要があった。
本発明は作業場所内に1個以上の基準灯を一時的に静止
させて設け、その位置と作業ロボットの現在位置との距
離、方向等を一定時間毎に計測して相互関係から位置座
標、方向等の誤差を判別して正しい走行を続けるに必要
なデータにより作業ロボットの位置および方向を補正す
ることができる作業ロボットの走行補正装置を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するため、上部に位置を表示
する位置灯とその下方にレーザ光を放出すると共にこの
レーザ光を旋回可能な光学系を介して所定方向に反射す
るレーザ発生器とを備えた少なくとも1個の基準灯を作
業場所の適宜室められた基準位置に一時的に設置し、前
記作業場所を走行移動する作業ロボットの進行方向前面
および両側面に位置灯からの光の入射角度を測定する方
向測定器、位置灯の消灯時刻検出器およびレーザ先検出
器をそれぞれ配設すると共に、これら各測定器および検
出器の出力信号をもとに方向および位置を計測する計測
制御部を設ける構成とし、前記基準灯は前記位置灯を一
定周期で消灯させる消灯制御手段と、この消灯制御手段
により位置灯が消灯すると前記レーザ発生器からレーザ
光を発生させると共に前記光学系を前記作業ロボットの
存在する象限に合わせて予め設定された角度だけ旋回制
御するレーザ光制御手段と、このレーザ光制御手段によ
り前記光学系の旋回が停止すると前記位置灯を点灯制御
する点灯制御手段とを備え、前記計測制御部は前記各方
向計測器で計測された位置灯からの光の入射角度をもと
に前記基準灯までの距離および進行方向を算出する演算
手段と、この演算手段により求められた距離および進行
方向をもとに次の測定期間での速度、計測時刻、位置、
受光角度および進行方向を予測し、これを目標値として
設定する設定手段と、前記消灯時刻検出器により前記位
置灯の消灯時刻が検出されると始動し、前記レーザ光検
田器により前記レーザ発土器からのレーザ光が検出され
ると停止するクロックカウンタと、このクロックカウン
タが停止するとその時のクロック数から走行方向に関す
る角度を算出する角度演算手段とを備え、この角度演算
手段により求められた角度と前記設定手段により設定さ
れた目標値を比較して前記作業ロボ1.トを走行補正す
るようにしたものである。
(作用) このような構成の作業ロボットの走行補正装置にあって
は、方向測定器により基準灯の位置灯から放出される光
が受光されると、その入射角度をもとに基準灯までの距
離および進行方向を算出し、この距離および進行方向か
ら次の方向測定までの期間の速度、計測時刻、位置、受
光角度および進行方向を予測して目標値として設定され
、またレーザ光検出器により基準灯の位置灯からの光が
検出されるとクロックカウンタを始動し、レーザ発生器
からのレーザ光が検出されるとクロックカウンタを停止
してその時のクロック数から走行方向に関する角度を求
めて目標値と比較し、これらの相互関係から位置座標、
方向等の誤差を判別して作業ロボットの位置および方向
が補正されるので、誘導物体のない場所や作業場所が絶
えず変るような場所でも作業ロボットを安価にして正し
い走行を行なうことが可能となる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明による作業ロボットの走行補正装置に係
る基準位置を表示する基準灯の構成例を示すものである
。第1図において、1は基準灯の全体を示すもので、こ
の基準灯1は次のように構成されている。2は内部に電
源Eが設けられたベースとなる基台で、この基台2の上
面に制御装置3が設けられ、さらにその上にミラー4を
旋回させるパルスモータ等の旋回用モータ5が取付けら
れている。また、6は基台2に支持柱7を介して支持さ
れたケースで、このケース6の上面に広指向性で高輝度
、且つ特定波長で発光強度が最大である発光体、例えば
GaAsPのダブルへテロ構造からなる発光ダイオード
(以下LEDと略記する)からなる位置灯8が取付けら
れている。また、ケース6内には上部から順に例えばG
aAsを用いた半導体レーザダイオードからなるレーザ
光源9、コリメータレンズ10、スリット11およびレ
ンズ12がそれぞれ配設されている。したがって、レー
ザ光源9から誘導放出されるレーザ光はコリメータレン
ズ10、スリット11およびレンズ12を通して増幅さ
れた後、旋回用モータ5により旋回するミラー4に入射
し、ここでその入射方向に対して直角方向に反射される
。さらに、ケース6内の正面側の上部に他の基準灯の位
置灯8から放射される光を受ける受光器13が設けられ
ている。この場合、旋回用モータ5、位置灯8、レーザ
光源9および受光器13は制御装置3を介して電源Eに
それぞれ接続されている。
第2図は上記制御装置3の詳細な回路構成を示すブロッ
ク図である。第2図に示すように制御装置3は、制御の
中心を担うマイクロプロセッサ(MPU)からなるシス
テム回路3−1、このシステム回路3−1にそれぞれ接
続されたタイマー付きクロックカウンタ3−2、クロッ
ク発生器3−3、メモリ3−4、入出力装置3−5およ
びインターフェース3−6と、さらにこのインターフェ
ース3−6にそれぞれ接続されたランプドライバ3−7
、レーザ光ドライバ3−8、モータドライバ3−9から
構成されている。この場合、インターフェース3−6に
は外部の受光器13、ランプドライバ3−7には位置灯
8、レーザ光ドライバ3−8にはレーザ光源9、モータ
ドライバ3−9には旋回用モータ5かそれぞれ接続され
ている。なお、クロック発生器3−3はクロックカウン
タ3−2にも接続されている。
ここで、位置灯8はシステム回路3−1によりランプド
ライバ3−7を介しである期間毎に点灯、消灯が繰返し
制御されるようになっている。また、レーザ光源9もシ
ステム回路3−1によりレーザ光ドライバ3−8を介し
て位置灯8の点灯、消灯期間とは異なる期間毎に点灯、
消灯が繰返し制御されるようになっている。
一方、第3図は計測制御部が組込まれた床面清掃ロボッ
トの構成例を示すもので、(a)は平面図、(b)は側
面図である。第3図(a)、(b)において、14はロ
ボット本体で、このロボット本体14の両側面上部のほ
ぼ中央に基準灯の位置灯から放射される光を受けて位置
灯の方向を測定する方向測定器15a、15bと位置灯
の消灯時刻を検出する消灯時刻検出器16a、16bと
がそれぞれ取付lすられ、さらにこれら検出器の下方に
基準灯から放出されるレーザ光を検出する5個のレーザ
光検出器17a、17bがそれぞれ上下方向に一列にし
て取付けられている。また、ロボット本体14の進行方
向前面および後面上部のほぼ中央にも前述同様の方向測
定器15c、15dと消灯時刻検出器16c、16dと
がそれぞれ取付けられ、さらにその下方に5個のレーザ
光検出器17c、17dがそれぞれ上下方向に一列にし
て取付けられている。この場合、ロボット本体14の各
面に5個のレーザ検出器17をそれぞれ垂直方向に取付
けているのは、作業場所の床面に存在する凹凸によって
ロボットが傾いてもレーザ光を検出できるようにするた
めである。さらに、ロボット本体14内部の進行方向前
面側に計測制御装置18と磁気方位センサ19がそれぞ
れ取付けられている。
ここで、ロボット本体14のある一側面に取付けられた
これら1組の各検出器の詳細な構成について第4図によ
り説明する。第4図において、方向測定器15は前面に
設けられた窓にフィルター付きレンズ15−2を取付け
たケース15−1内に基準灯の位置灯から放射される光
を受ける一次元的に配設されたCCDイメージセンサ1
5−3、このCCDイメージセンサ15−3からの信号
が入力される演算処理部15−4、この演算処理部15
−4にクロック信号を入力するクロック発生器15−5
および演算処理部15−4からのデータを記憶するメモ
リ15−6がそれぞれ収納されている。演算処理部15
−4はマイクロプロセッサとインターフェースとからな
り、ケース外部に設けられた旋回角度制御装置20、タ
イマー付きクロックカウンタ21、他の方向検出器に所
属する演算処理部15−4、計測制御装置18およびロ
ボットの走行制御装置22に対してもデータの入出力が
行なえるようになっている。
旋回角度制御装置20は消灯時刻検出器16と結合され
たモータ23およびここでは1台だけを代表して示すレ
ーザ検出器17と結合されたモータ24、前述の消灯時
刻検出器16およびクロックカウンタ21に接続されて
いる。
また、消灯時刻検出器16は方向測定器15と同様のフ
ィルター付きレンズ16−1とフォトダイオード16−
2とを備えている。この消灯時刻検出器16は例えば基
準灯が2個設置された場合、それぞれの位置灯からの光
が方向測定器15のイメージセンサ15−3上に同時に
捕らえられると旋回測定用制御装置20によりモータ2
3が制御されて一方の基準灯の位置灯のある点灯期間に
はその位置灯に向け、その後他方の基準灯の位置灯のあ
る点灯期間に対してはその位置灯に向くように旋回制御
される。
さらに、レーザ検出器17は基準灯から放出されるレー
ザ光を選択受光するフィルタ17−1とフォトダイオー
ド17−2とを備え、クロックカウンタ21に接続され
ている。このレーザ検出器17も、上記と同様にそれぞ
れの位置灯からの光が方向測定器15のイメージセンサ
15−3上に同時に捕らえられたときには旋回測定用制
御装置20によりモータ24が制御されて一方の基準灯
の位置灯のある消灯期間にその基準灯のレーザ光源側に
向け、その後他方の基準灯の位置灯のある消灯期間に対
してその基準灯のレーザ光源側に向くように旋回制御さ
れる。
なお、消灯時刻検出器16およびレーザ検出器17に反
射光の影響がある場合には筒形のフードを付けるように
してもよい。
第5図は床面清掃ロボットの第3図に示すロボッ本体の
周囲4面に取付けられた方向測定器15a〜15d1消
灯時刻時刻検出器16a〜16dおよびレーザ光検出器
17a〜17dのそれぞれの検出信号をもとに演算処理
する演算処理部15−4a〜15−4dを主体に計測制
御装置18を含めた接続構成を示すものである。第5図
において、演算処理部15−4a〜15〜4dはそれぞ
れ相互に接続されるだけでなく計測制御装置18のイン
ターフェース18−2と走行制御装置22にも接続され
ている。この計測制御装置18はMPUシステム回路1
8−1、インターフェース18−2、メモリ18−3、
クロック発生器18−4、このクロック発生器18−4
より発生するクロック信号をカウントするスタイマー付
きクロックカウンタ18−5および入出力装置18−6
から構成されている。また、計測制御装置18のインタ
ーフェース18−2には走行制御装置22、エンコーダ
25、磁気方位センサ19またはガスレートジャイロ2
6が接続されている。
磁気方位センサ19またはガスレートジャイロ26は、
−時的に光が届かない場所での方向の検出を行なうもの
である。
次に上記のように構成された作業ロボットの走行補正装
置の作用について述べる。まず、作業場所での基準位置
は一時的に1箇所以上あればよく、その基準位置の1つ
に第1図に示す基重訂1を設置する。この場合、基準位
置の個数は第3図に示す床面清掃ロボットのロボット本
体14に取付けられた方向測定器15a、15b、15
cの3点を結ぶ三角形において、15Cと15aとの間
の距離11または21cos、e+  (e+は三角形
の底角)を基準として使うことにより方向のずれを測定
するので、10m走行して直角方向のずれが3〜5cm
以内に入るような誤差以下であれば1個とされ、それ以
外は最低2個とされる。例えば半径10m位いの円また
はこれに準する正方形の場所では基重訂1を1個中央に
置けば良く、また幅が数mで長さが100m以上の場所
では少なくとも2個の基重訂1を設置してこれらの基準
打開で作る距離を方向測定時の基準として使用される。
通常、作業ロボットは細長い作業空間で使用される場合
が比較的多いので、ここでは2個の基重訂1を設置して
作業する場合を例に第6図および第7図を参照しながら
説明する。なお、第6図において、図示左側の基重訂1
aに所属する構成要素に添字aを付け、図示右側の基重
訂1bに所属する構成要素には添字すを付けて示す。し
たがって、左側の位置灯は8 a s右側の位置灯は8
bとなる。第6図において、図示左側の基重訂1aの位
置灯8aは第7図の時刻ia2に消灯し、t、3に点灯
して期間t、、〜ia2の開光が放射される。また、レ
ーザ光源9aは期間t、1〜t、4の間点灯し、またミ
ラー4aを旋回させる旋回用モータ5aは時刻ia2で
始動され、期間t、2〜jalの間口転角速度ω□−ω
い。となるように回転し、ωMOは期間ia2〜ia3
の間に90″旋回するような一定値となっている。この
ような動作は第2図の入出力装置3−5に作業場所の幅
と長さ、基重訂の個数と位置、レーザ光源の出力周期T
1モータの旋回時間t2〜L3、レーザ光の旋回角度e
1旋回象限を設定するためのロボットの出発位置とその
進行方向が入力されることで行われる。以下その作用を
第8図に示すフローチャートを参照しながら説明する。
すなわち、これらの入力値はメモリ3−48にストアさ
れると同時にMPUシステム回路3−1aにより位置灯
8a、レーザ光源9aの点灯時刻ta3+tslと消灯
時刻ia2、t、4が決定され、システム回路3−1a
に通知に必要な時刻がクロックカウンタ3−2aに伝達
設定され、さらに旋回用モータ5aの回転方向と一定回
転角速度ωMOが設定される。まず位置灯8aが点滅を
始めると相手側の基重訂1bの位置灯8bの点滅時刻を
受光器13aで検出して点滅時刻t、2゜tl、と比較
し、基準灯la側を基準にしたときの相手側基重訂1b
のクロック発生器3−3bのタイミングの可否を調べ、
否の場合にはMPUシステム回路3−1bが持つクロッ
ク調整機能によリフロック発生器3−3bが3−3aに
同期化されるまで待機する。このようにして左右の位置
灯8a、8bの点滅時刻による同期化が終了すると第8
図のプログラム結合子■に達し、位置灯8aおよびレー
ザ光源9aの点灯、消灯のサイクルが始まる。まず、M
PUシステム回路3−1aに始点t、、が設定され、こ
のMPUシステム回路3−18からクロック発生器3−
3aにクロックカウンタ3−2aへのゲート開信号を与
えると同時にインターフェース3−6aを通してランプ
ドライバ3−7aに点灯指令を与え、位置灯8aを点灯
する。またモータドライバ3−9aには停止指令を与え
て旋回用モータ5aを停止させる。このときクロックカ
ウンタ3−2aをリセットしてクロック発生器3−3a
からカウンタ3−2aヘクロック信号を送り、時間のカ
ウントを始める。
ここでは第6図−Ya力方向レーザ光が静止放出される
。なお、ロボット本体14が−Ya軸上にあるときはレ
ーザ光検出器17cにレーザ光が入力されることによっ
て走行誘導が行われる。
次にクロックカウンタ3−28の内容が1−t、4にな
るとMPUシステム回路3−18にその時刻が伝えられ
る。すると、このMPUシステム回路3−1aはレーザ
光ドライバ3−8aに消灯指令を与え、レーザ光源9a
を消灯させる。相手側の位置灯8bの消灯時刻t、2が
経過すると、ロボット本体14による相手側位置灯8b
の光の遮光を受光器13aで検出したかどうかを判定し
、検出していない場合にはさらに周期2Tで運転されて
いるかどうかをの判定が行われる。これも周期2Tで運
転されていないと判定された場合には、直ちにシステム
回路3−1aからモータドライバ3−98に始動指令が
出されると共に、加速運転指令が出される。これにより
時刻が1 > 1.2にて旋回用モータ5aが始動、加
速されて最大角速度で消灯時の旋回が行われる。そして
、t−t 、2がらの旋回角の合計が1回転に達すると
、クロックカウンタ3−2aから1回転分のパルスカウ
ント数がシステム回路3−1aに入力され、このシステ
ム回路3−1aよりモータドライバ3−7aに停止指令
が出され、これにより旋回用モータ5aが停止し、第8
図のプログラムの結合子■に達する。次にクロックカウ
ンタ3−2aが時刻ialをカウントすると、その時刻
がシステム回路3−1aに伝達される。すると、このシ
ステム回路3−1aよりレーザ光ドライバ3−8aに点
灯指令が与えられ、レーザ光源9aが点灯する。ここで
も第6図のXa力方向レーザ光がja2まて静止放出さ
れる。続いてクロックカウンタ3−2aが時刻【62に
達すると、その旨がシステム回路3−1aに伝達され、
このシステム回路3−18よりランプドライバ3−7a
に消灯指令が出され、またモータドライバ3−9aには
始動指令と一定角速度ωMOで旋回させるための指令が
出される。これにより位置灯8aが消灯し、旋回用モー
タ5aが始動され、一定角速度ωMOで反時計方向に旋
回を始める。引続いてクロックカウンタ3〜2aは時刻
t−Tまたは2Tに達すると、システム回路3−1aに
その旨が伝達され、このシステム回路3−1aにて周期
2Tで、且つt−Tの場合はクロックカウンタ3−2a
をリセットせずにプログラム結合子■へ移行するが、他
の場合にはすべてクロックカウンタ3−28の内容がt
−〇にリセットしてプログラム結合子■へ移行する。な
お、時刻tb2までに受光器13aがロボット本体14
による相手側位置灯2bからの光の遮光を検出するとシ
ステム回路3−18では遮光の有無の判定を行なうがそ
の判定が遮光有りであれば、周期を2Tに設定する。ま
た、クロックカウンタ3−2aの時刻がt<Tであれば
、旋回用モータ5aを停止したままプログラム結合子■
へ移る。逆にt>Tであれば、システム回路3−18に
より旋回用モータ5aを始動させ加速して最大角速度で
消灯時の旋回が行なわれ、第9図(b)の実線の旋回開
始時刻t、2<Tからの旋回角針が1回転に達したら停
止させてプログラム結合子■へ移る。また、システム回
路3−18で相手側位置灯の遮光かなくても、周期2T
であることか判定されると、周期を2TからTに戻して
旋回現象の変更が行なわれる。この様子を第9図に示す
第9図(a)は相手側位置灯8bの光の遮光前、同図(
b)は相手側位置灯8bの光の遮光中で周期が2Tとさ
れ、最初の時刻t−Tまでに実線の旋回がなされ、次の
t−Tから2Tの間に点線の旋回が行なわれる。遮光が
終わると第9図(C)の実線の旋回が周期Tで行われる
。すなわち、新現象へ移行後に第9図(c)の旋回が行
なわれることになる。第9図に見られるように、常に左
側の基重訂1aは反時計回りであるのに対して右側の基
重訂1bは時計回りになっており、周期2Tの第9図(
b)では最初に基重訂1aのレーザ光の実線の旋回が行
なわれてから、基重訂1bのレーザ光の実線の旋回が行
なわれ、t −T以後は基重訂1aのレーザ光の点線の
次に基重訂1bのレーザ光の点線の順に旋回が行なわれ
、実線の旋回から点線の旋回に移る間ミラー4aはX方
向、ミラー4bはY方向に向いた位置で停止している。
次にクロックカウンタ3−2aの時刻がt<Tならば、
旋回用モータ5aを停止したままプログラム結合子■に
移り、t≧Tならば旋回用モータ5aを始動して点線の
旋回開始時刻t、2>Tから1回転したら停止してプロ
グラム結合子■へ移行する。
一方、第3図に示す床面清掃ロボットが第6図のように
作業場所に置かれると、まず第5図に示す計測制御装置
18内の入出力装置18−6から第10図に示すフロー
チャトに示すような処理手順で計測が実行される。まず
、作業場所の形状と主要寸法、基重訂1の個数と位置座
標、基準位置間の基準線りの長さ、周期T1周期単位の
方向計測間隔に1基準灯1a、lbから放出されるレー
ザ光の旋回角度eと所要旋回時間t2〜t5、ロボット
の8発位置座標と進行方向が基準走行方向−Ya、−Y
bとなす角(通常0)が入力される。
これらの入力値が計測制御装置18内のMPUシステム
回路18−1によってメモリ18−3のストアと第10
図のプログラムに従うデータ処理が行なわれる。すなわ
ち、位置灯8a、8bとロボット本体14の位置座標関
係がロボット本体14の計n1に関与する側面が判断さ
れ、該当する面の計測器の組が初期設定される。同時に
計測間隔カウンタkが0にリセットされる。また、計測
制御装置18内のシステム回路18−1が計測に関係あ
る時刻jll+  (ml  i*3+  i@4+’
 !、+  !l12+! bl、tb4+  T1を
計算して決め、タイマー付きクロックカウンタ18−5
に伝達設定してからプログラム結合子■に移る。
プログラム結合子■に移ると計測制御装置18内のシス
テム回路18−1で始点ja3が設定され、このシステ
ム回路18−1からクロック発生器18−4にゲート開
信号を与えると共にクロ・ツクカウンタ18−5をリセ
ットすることにより、クロック発生器18−4から出力
されるクロック信号をクロックカウンタ18−5に入力
して時刻tのカウントを始める。
以下第6図のロボット本体の場合を例にとり、且つ計測
面をa、cとして説明する。時刻t、、より前にクロッ
クカウンタ18−5はカウントを終了し、そのそのカウ
ント値を演算処理部15−4a、15−4cに伝送した
のち、停止待機している。また、この演算処理部15−
48.15−4cは角e −a、 e−0,を求めて理
想値と比較し、必要により修正する。時刻ja3になる
と、システム回路18−1からの指令によりカウンタ1
8−5をリセットしてオフする。
次に時刻im3からt、4の開基重訂1aからのレーザ
光がXa力方向向けて静止放出されるので、もしこの時
間にレーザ光検出器17aで連続受光し、ロボット本体
14がXa力方向、逆方向に移動するのであれば、絶え
ずレーザ光検出器17aによりレーザ光を受光するよう
に計測制御装置18に指令か出されてロボット本体14
の移動制御が行なわれる。この場合、時刻t、4になる
とレーザ光源9aが消灯し、同時に計測制御装置18内
のクロックカウンタ18−5よりシステム回路18−1
に時刻js4が伝達されるので、このシステム回路18
−1は基重訂1aからの静止レーザ光を利用した走行制
御装置22への移動制御を終了する。続いてシステム回
路18−1で計測間隔カウンタkが方向間隔に≧1に等
しいかどうかを判定し、k≠にであれば計算サブルーチ
ンが呼び出され、時刻t−τ。+kT (0≦に≦K)
を中心としてその前後で基重訂1a、lbからのレーザ
光の入射角e1.θ、を求め、e IIC+ e br
および基重訂1a、lbまでの距離r*+  rb、r
ac+rbcの計算がt−t、1までの間続けられる。
もし、k−にならば計測制御装置18内のクロックカウ
ンタ18−5が時刻τ1をシステム回路18〜1に伝達
するまでの間、計算のやり残しがあれば計算サブルーチ
ンが実行される。2つの位置灯8g。
8bの同時点灯期間は第7図のT、、T2の期間である
が、ここではT1の中央にて1が設定された場合につい
て述べる。
さて、時刻τ1になると第5図と第4図にてクロックカ
ウンタ21からt−τ、がシステム回路18−1に伝達
されると、このシステム回路18−1から演算処理部1
5−4a、15−4b15−4cへの指示により方向測
定器15a。
15b、15cがそれぞれ同時に計測を開始する。
つまり、方向測定器15aは位置灯8aからの光の方向
を、15bは位置灯8bからの光の方向を、15cは位
置灯8g、8bからの光の方向をそれぞれ計測する。こ
の計測は一次元CCDイメージセンサ15−3a、15
−3b、15−3cの受光部で受光された空間的な受光
量分布を時系列信号に変エテ演算処理部15−4a、1
5−4b。
15−4cに入力することで行なわれる。この場合、方
向測定器15cは位置灯8a、8bからの2つの光を同
時に受光しているので、演算処理部15−4cにより時
系列信号から角度e *e+  e beが計算される
が、他の方向測定器15g、15bは演算処理部15−
4a、15−4bにより角度e、、e、が計算される。
次に計測間隔カウンタに−0とする。第3図(a)のよ
うに方向測定器15aと15b、15bと15cの間の
距離は共に等しいので1とする。また、方向測定器15
aおよび1.5 bを挾む角15c15a15bおよび
15c15b15aも共に等しく、これをθ1.1とす
る。第5図で演算処理部15−4aは位置的に隣接する
演算処理部15−4cから位置灯8aからの光の角度e
 scを受取り、位置灯8aと方向測定器15a問およ
び位置灯8aと方向測定器15c間のそれぞれの距離「
、およびr、。を既知量e。
e ae+  θ1.!とから(1)式により求められ
る。
すなわち、 r *c−I 5lrl(6’ a  + fj + 
 )  / s+n(e *   e sc)’+r 
、−15in(61me+θ+  )/5in(e *
   e me)ざらに(1)式から得たra、rm(
は(2)式の両辺の差が、例えば数%以下ならば妥当と
する。
” ra ’ + rm’e’  2 r @ r*+
cos(em  eag)・・・(2) また1つ前の方向計測時刻τ。の計測値で計算しメモリ
18−3gにストアしたre、raeの目標値と例えば
誤差3%以下ならば妥当とする。
同様に演算処理部15−4bでは演算処理部15−4c
から角e beを受取って位置灯8bと方向測定器1.
5 b間の距離[、と位置灯8bと方向測定器15c間
の距離rbtを既知量eb、ebclθ+、Iから(1
)式によって求めてから「。。
「、の妥当性を(2)式によって調べ、メモリ15−6
bにストアしたrb+  rbcの目標値との誤差を調
べる。さらに既順当1alb間の距離は基準線りとして
メモリ15−6cにあるので、演算処理部15−4cて
は計測値e、e、e、、を取出し、演算処理部15−4
a、15−4bからits値r*c+rbいメモリ15
−6からはLを受取り、(3)式で計算した両辺の差の
大きさが例えば数%以下ならばr me+  r bc
は妥当とし続いて時刻τ。に計測した値で計算し、メモ
リ15−6cにストアした’ac+  rbtの目標値
と比較し、rl、rbeか許容値、例えば3%以下なら
妥当とする。
= r ”sa + r 2bc’2 r mc r 
btcO8(W−θ、、−e b、)許容値以上の場合
には一時的にに一]として2〜3回連続して計測し、(
2)式の差から差異の傾向をつかみ、差異の小さい側の
データと既知量を(3)式に代入して差異の大きい側の
データ、すなわち角度と距離の確からしい推定値を求め
る。
このようにしてrac’+rbeの精度が上ったロボッ
ト本体14の進行方向と基準線りとのなす角θを(4)
式で求めて時刻r。の計算値で計算し、メモリ15−6
cにストアされたeの目標値と比較してθの妥当性をチ
エツクする。
e −cos−’(r mcslne 、、 −r b
csine be) / L 。
または、 e ” 5in−’(r 、C08e be   r 
bccose bc)/ L・・・(4) 例えばeの許容誤差3%以下ならば、eは妥当とみなし
、そのまま現状の進行方向とする。もし、それ以上の誤
差ならば角eに関連するデーター式を演算処理部15−
4cから計測制御装置18のシステム回路18−1と走
行制御装置22へ伝送して進路の変更をさせる。速度V
の原因で距離ra +  rb +  rs+1  r
bcの差が大きい場合についても同様に修正される。演
算処理部15−4a15−4b、15−4cて求められ
た妥当な角度と距離はすべて計測制御装置18に送られ
システム回路18−1により次の計測時刻までの走行制
御に必要な量の計算とメモリ18−3への記憶が計算サ
ブルーチンを使い、計測に必要な時間の合間を縫って続
けられる。
さて、計測制御装置18内のクロックカウンタ18−5
からシステム回路18−1に時刻1−t、の通知がある
と、レーザ光検出器17cが基重訂1bから−Yb方向
の静止レーザ光をt1□まての間連続受光し、且つその
移動方向が−ybの前後方向の場合に限ってこのレーザ
光をガイドとする走行制御が期間4.、〜is4のよう
に行なわれる。同時に時刻t、にてシステム回路18−
1が方向測定器15b、15cの演算処理部15−4b
、15−4cに計測準備指令を出す。第4図の演算処理
部15−4b、15−4cでは、メモリー5−6b、1
5−6cから予め計算されている位置灯8bの消灯時刻
t、2.での消灯時刻検出器16b、16c、予想角Φ
、I; Φ、。1および受光予測時刻τb++  bc
iでのレーザ光検τ 吊器17b、17cの理想的な角度ψb1.  ψbe
t(i−2−に、  3−K・・・・・・0.1)を取
出し、演算処理部15−4b、15−4cから旋回角度
測定用制御装置20b、20cに送られ、ここから消灯
時刻検出器16b、16cの角度がΦ1゜Φ、、になる
ようにモータ23b、23cを回転させる。次に旋回角
度測定用制御装置20b。
20cによりレーザ光検出器17b、17cの角度かψ
bl+  ψbclになるまでモータ24b24Cを回
転させ、クロックカウンタ21b。
21Cをオンにする。ここで、メモリ15−6b。
15−6cにストアされたデータと方向測定時刻τとの
関係は計測間隔カウンタkが、K>k>0の場合、現在
のデータはほぼkT時間前のτ。に計測された数値を使
って計算され、ストアされたものであり、τ。の計測で
1−2−に3−K・・・・・・0.1のデータが作られ
、現在1−1−に+にの周期にあることになる。
そこで、周期1の方向測定時刻τ1の計測ては、i−2
3・・・・・K<K+1のデータを作ることになる。
さて、現在に戻れば時刻t、2になると位置灯8bか消
灯され、レーザ光源9bのレーザ光が旋回を始めると同
時に角度Φ、5.Φbclに向けられた消灯時刻検出器
16b、16cが位置灯8bからめ光りの消灯時刻検出
して旋回角度測定用制御装置20b、20cに伝達され
る。この旋回角度測定用制御装置20b、20cはクロ
ック発生器15−5b、15−5cからクロックカウン
タ21b、21cへのゲートを開き、カウントを始める
と同時に計測制御装置18に通知する。一方、計測制御
装置18内ではシステム回路18−1がクロックカウン
タ18−5から時刻t、2の通知を受取ってから一定時
間内に消灯時刻検出器16b。
16cより消灯検出の通知を受取って確認が行なわれる
。もし障害物により位置灯2bの光が届かない場合、消
灯時刻検出器16b、16cは消灯検出かできないため
、一定時間経過しても消灯検出の通知が来ない。このよ
うな場合にはシステム回路18−1からの指令によりガ
スレートジャイロ26による方位検出か、または磁気方
位センサ19を使った地磁気のN極方向横比による一時
的な計測に切替える。
このように時刻tb2で計測に着手すると、計測制御装
置18のシスム回路18−1では再び計算サブルーチン
による計算とメモリ15−6a。
15−6b、15−6cへの記憶が行なわれる。
一方、第6図に示すレーザ光源9bからのレーザ光の検
出はロボット本体14の速度をv(m/s)という一定
値とし、−Yb方向に平行に走行しているものとする。
このような状態のとき、いま説明を簡略化するため、τ
1にて位置測定が行なわれたばかりとすれば、第7図の
時刻τ、Iに位置P、にてレーザ光検出器17bがそれ
ぞれレーザ光源9bからのレーザ光を検出すると、第4
図のレーザ光検出器17b、17cはクロックカウンタ
21b、21cのカウントを終了させる。
クロックカウンタ21b、21cのカウントが終了する
と、クロック数を演算処理部15−4b15−4cに伝
達してから待機する。一方、クロック数を受取った演算
処理部15−4b、154cではこれらに比例する角度
(π/ 2− e b、)(π/2−8.、J)を求め
てから、余角e、6゜e□、を得て、理想的角度ψ、1
.ψbetと比較し、その差1ψ>1 eb、l、1ψ
bc1−θ、。、1が許容値以下ならば、そのまま時刻
tb3まて待機する。
しかし、差か許容値以上の場合にはエンコーダ25の走
行距離とe、、、e、。6を含めた大小関係から速度■
が指令値通りでなかったためか、曲がったためかか判断
され、演算処理部15−4b15−4cから走行制御装
置22にその差を小さくすへく指令を与えて走行誤差の
解消をするたけてなく、計測制御装置18のシステム回
路181にも伝達する。このシステム回路18−1では
計算サブルーチンを呼出してl−2+に−K。
・・・・ 1に対するメモリ15−6b、15−6cの
データを補正計算して再ストアする。
さて、時刻tbになると位置灯8bか点灯し、計測制御
装置18内のクロックカウンタ18−5からシステム回
路18−1にそのときの時刻が伝達される。すると、こ
のシステム回路18−1では演算処理部15−4b、1
5−4cにクロックカウンタ17b、17cをリセット
すべき指令を8して、クロックカウンタ17b、17c
をオフする。続いて、t5.からtb4の間にレーザ光
源9bからレーザ光か−xb方向に向けて静止放出され
、もしこの時間にレーザ光検出器17bが連続受光し、
且つ移動方向が−xb方向に沿っていればそのレーザ光
をガイドとして走行する。時刻t、4ではレーザ光源9
aが点灯する。ここで、システム回路18−1に空き時
間があれば計算サブルーチンが実行される。時刻t、1
ではレーザ光源9aが点灯されるので、計測制御袋fi
!18と、旋回角度制御装置20a、20cと、消灯時
刻検出器16 a +  16 cと、レーザ光検出器
17a17cについて時刻t、と同しことが行なわれる
続いてレーザ光源9aが−Ya方向に向けて静止放出さ
れるので、レーザ検8器17cで連続受光し、移動方向
が−Yaに沿っていればその方向に走行する。時刻ia
2になると、位置灯8aか消灯し、レーザ光源9aから
のレーザ光が旋回を始める。したがって、計測制御装置
18と、消灯時刻検出器16a、16c、レーザ光検出
器17a。
1000旋回制御装置20a、20c、クロックカウン
タ21a 21C等に時刻tb2と同しことが行なわれ
る。さらに、周期Tを単位とする計測間隔カウンタkが
1つ増される。時刻t、2からt、3の間は時刻tb2
からtb、と同じことがロボット本体の0面と8面での
計測および制御が行なわれる。
さて、計算サブルーチンは絶えずロボット本体14が移
動する中で行なわれ、レーザ光源9a。
9bからのレーザ光を違った場所で受光することを考慮
して次の方向計測時刻τ、。1まての走行に関する目標
値を定めるた約に行なわれる。その計算結果は方向C1
定器15a、15b、15cに所属するメモリ15−6
a、15−6b、15−6Cにストアされる。これらの
目標値はレーザ光こよる計測周期T近くてに回繰返され
る角度ψφに関するものと、次の方向計測時刻τ43.
における1回たけの角θと距Mrに関するものがある。
ロボット本体14か速度v(m/s)て第6図にのよう
に−Yb方向と逆向きに平行に進む時刻をτ、とすると
、ここでは1つ前の方向計測時刻τ。−τ、−KT (
K≧1)における方向測定器15a、15b、15cの
測定値を使い、距離がKvTだけ進行方向に進んだ位置
から見た角度e、、e、、e、c、e、e、eおよび距
離r。
rb +  ra++  rb+、KvTが目標値とし
て計算され、分散ストアされたものが使われる。
次に時刻τ、てはロボッ本体14がV(τ、1τ1)た
け進行方向に進んだ位置P、からレーザ光検出器17b
かレーザ光源9bからのレーザ光を見た理想的な角度ψ
、1が目標値とされる。さらに、これに先立ち位置灯8
bの消灯時刻を検出するため、時刻t、2、における消
灯時刻検出器16b  16cの予想角φ、1.φbc
lはロボット本体14がv(tbz+−τ、)だけ進ん
だ位置で設定される。レーザ光検出器17cでは■(t
 w+−τ1)進んだ位置P、5における理想的な角度
ψ。、1が時刻τl+elての目標値とされる。
時刻がT/2ずれたj*21+  τ、e1.τ、につ
いても同様にも目標値が定められる。当然のことなから
Pゎ、P、、、P、、P、cに関連してこれらの位置か
ら基重訂1a、lbへの距離も計算される。
これらの時刻τ。の計測値て作られた目標値の組は1−
2−に、  3−に、・・・・・・、0,1だけ生じる
また時刻τ1の位置P(τ、)およびP、、P、、。
p、  p、eはすべてエンコーダ25が計測した走行
距離について速度Vと設定時間差の積vKT。
■ (τ、−τ。−kT)、v(τbcl −τ。
kT)、・・・・・という目標値と比較され、誤差が許
容値より大きければ、演算処理部15−4a。
15−4b、15−4cから走行制御装置22に誤差を
なくすべく補正指令が出される。
磁気方位センサ19は第11図に示すようにホール素子
またはCo系等の零磁歪材のアモルファス磁性体のよう
な磁界の方向によって起電力や出力電圧が変わる方向性
磁界センサ19’−1と磁気抵抗素子センサ19−2、
マイクロプロセッサ等からなる計測処理部19−3で構
成されている。
計測処理部19−3は計測制御装置18のMPUシステ
ム回路18−1にインターフェース18−2を介して接
続されている。磁気抵抗素子センサ19−2は磁界の方
向に無関係に磁界の強さHを計測する。一方、磁界セン
サ19−1は第11図では説明の簡略化のため4個の例
を示しているが、6個以上並べられる場合が多く、通常
は中央に4個積層される。
磁界センサ19−1内の矢印は正の最大感度方向を示し
、磁界センサ19−1の負方向は0点に対して対称の磁
界検出特性を持つ。先端にNを持つ矢印は地磁気水平方
向成分の北極方向を示し、磁界センサ19−1の1番が
計測した磁界の大きさをHl、これが地磁気N極となす
角をe、とすれば、(5)式が成立する。
HニーHcosθ1.θ+ −cos −’ (H: 
/H)i冒1,2.3.4.・・・ ・・・ (5) したがって、磁気抵抗素子センサ19−2で地磁気水平
方向成分の大きさHを、方向性磁界センサ19−1で設
定された方向に対する成分H1を計測し、計測処理部1
9−3で(5)式の演算をしてeIを求めれば、地磁気
水平方向成分のN極方向に対するロボット本体14の進
行方向となす角度をθ8として、予め設定された最大感
度方向とロボット本体14の進行方向のなす角度をe。
とすれば、el−e、が最も多く接近しているものを選
ぶ。このeMは光が届く場所の基準線りとなす角度eの
代りに使うことができる。しかも、磁気方位センサ19
は内部に機械的に動く部分がないので、ロボットの振動
等の影響を受けることがなく、計測処理部19−3での
演算処理時間だけ待たされるだけなので、計測時間が短
時間で済む。
このように本実施例では床面清掃ロボットの作業場所の
適宜の箇所に設置された2個の基重訂1a、1bにより
外部に任意に設定できる基準線りを設けてこれを計算基
準とし、しかも2個の基重訂1a、lbの一方のレーザ
光の旋回方向を時計回り、他方のレーザ光の旋回方向を
反時計回りにしてロボット本体14がどちらかに片寄っ
た位置にあっても常にどちらかの側でレーザ光を検出す
るまでの所要時間、例えばτ、、τb21が長くなるよ
うにしている。その上、方向計測時刻を適当な小さい周
期としてその中にさらに小さい周期によりレーザ光によ
る計測時刻を設定できるようにしたものである。したが
って、従来のようにロボットにジャイロを内蔵している
ものとは異なり、走行時間に応じて誤差が累積すること
がなく、基重訂1から光が届く範囲であれば周囲に反射
があってもその影響を受けることなく本装置だけで床面
清掃ロボットを目標とする方向および位置に走行制御す
ることができる。
また、基重訂1の光が届かない場所ではその場所に入っ
たことが予測計測時刻とそれに対応する計測項目の関係
で直ちに検出され、ロボット本体に積載されたガスレー
トジャイロ26、または時間的、位置的な磁気変動のな
い所では磁気方位センサ19のいずれかに切替えて方向
検出と、エンコーダ25による走行距離計測だけで一時
的に走行しても光計測の場合とほぼ同精度に近い精度を
得ることができる。
なお、上記実施例では2個の基重訂を設置する場合につ
いて述べたが、半径が10m位いの円、またはこれに準
する正方形のような作業場所ではその中央に1個の基重
訂を設置すると共に、この基重訂にレーザ光の各旋回区
間に対応する数の受光器13をそれぞれ設け、且つロボ
ット本体14の側面には基重訂1の位置灯8aから放射
される光を受光器13に向けて反射するミラーを取付け
てレーザ光の旋回範囲の変更を伝達するようにすれば、
床面清掃ロボットを目標とする方向および位置に走行制
御することができる。
また、上記実施例において、作業場所周辺に10%以下
の反射物しかない場合には反射のだめの光路長の増加に
よる光の減衰と反射率による減衰から反射光の光束が急
激に小さくなり、多くは反射のため入射角度が変るので
、反射の影響を無視することができるようになる。この
ような場合には第4図の消灯時刻検出器16の筒形のフ
ードおよびレーザ光検比器17のフードを旋回するため
のモータ23,24を除去することかできる。
次に本発明の他の実施例を説明する。
第12図は光が届かない場所で使用される磁気方位セン
サの他の構成例を示すものである。第12図に示す磁気
方位センサ27は、方向性磁界センサ27−1および磁
気抵抗センサ27−3のそれぞれの検出信号を交流骨を
除去するフィルタ27−1を通して信号処理回路27−
4に与え、その出力信号を計測処理部27−5に与える
ようにしたものである。
地磁気の水平方向成分を計測対象とし、地磁気の直流成
分が99%以上でその大きさが0.3〜0.40eであ
るから、フィルタ27−1を信号処理回路27−3の入
力段に設けて計測量の中から直流分のみを抽出するよう
にしている。一方、ロボット本体14の作業場所から遠
く離れていない所に電気機械器具があって運転されてい
てもオン、オフ動作によって直流分と見なされる成分の
変化のない場合も多い。このような場合、最初にロボッ
ト本体14の計測制御装置18の入8力装置18−6に
作業場所の情報を入力する時点で光が届かないと予想さ
れる場所のコーナを構成する点の座標値を入力しておき
、この近辺の光が届(場所の作業時に光か届かない環境
に隣接する場所の直流磁気成分とロボット本体14の進
行方向のなす角度θ3の地図を狭い間隔の計測点を連ね
て方位センサ27内のメモリ27−6にストアしておく
このようにしておけば、地磁気に電気機会器具から出る
定常的な直流磁気成分か重畳されて磁界か場所によって
違っていても、磁界は連続的に変化するものであるから
、光か届かない場所の直流磁気成分はその周辺の計測さ
れた直流磁気成分と連続的につなかって変化している。
そこで、光の届かない場所で作業をする時にはメモリ2
7−6にストアされている直流磁気成分の角度e kl
の地図を使い、しかもeMを計測しながら連続してメモ
リ27−6のeMの地図を書替えればよい。この場合、
光が届かない場所は狭いので、計測処理部27−5で計
測したθ2か隣接場所の変動の傾向から大きく離れてい
るかどうかを調べることができるので、設定された走行
方向とロボット本体14の走行方向との誤差を精度良く
見積もって計測制御装置18へ伝達し、計測処理部27
−5から適切な指示を走行制御装置22に出すことがで
きる。
口発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、作業場所内の適宜の
箇所を基準位置にして基準灯を設置し、この基準灯から
方向を示す光と計測時刻を設定するためのレーザ光を発
生させ、作業ロボットでこれらの光を受けて基準位置と
作業ロボ・ソトの現在位置との距離および方向等を一定
時間毎に計測し、これらの相互関係から位置座標、方向
等の誤差を判別すると共に正しい走行を続けるに必要な
データを作成して作業ロボットの位置および方向を補正
するようにしたので、従来のようにロボッにジャイロを
内蔵したものとは異なり、走行時間に応じて誤差か累積
することがなく、基準灯から光が届く範囲であれば作業
ロボットを目標とする方向および位置に走行させること
ができる安価な作業ロボットの走行補正幹弁装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による作業ロボットの走行補正−装置の
一実施例における基準灯の側面図、第2図はこの基準灯
の制御装置を示すブロック図、第3図は同実施例におけ
る計測制御部を搭載した床面清掃ロボットを上面および
側面から見た構成図、第4図は同実施例における計測制
御部の構成説明図、第5図は同じく計測制御装置のブロ
ック図、第6図は同実施例の作用を説明するための図、
第7図は同じく基準灯の光の点灯、消灯とロボット側の
計測時点のタイミング図、第8図は同実施例における基
準灯の制御プロクラムを示すフローチャート図、第9図
は同じく一対の基準灯のレーザ光の旋回仕方と床面清掃
ロボットの位置関係の説明図、第10図は同実施例にお
ける床面清掃ロボット内の計測制御部の制御プログラム
を示すフローチャート図、第11図は第4図の計測制御
部の磁気方位センサの構成例を示すブロック図、第12
図は第11図とは異なる磁気方位センサの構成例を示す
ブロック図である。 1・・・基準灯、3・・・制御装置、3−1・・・MP
Uシステム回路、3−2・・・クロックカウンタ、3−
3・・・クロック発生器、3−4・・・メモリ、3−5
・・・入出力装置、3−6・・・インターフェース、3
−7・・・ランプドライバ、3−8・・・レーザ光ドラ
イバ、3−9・・・モータドライバ、4・・・ミラー5
・・旋回用モータ、8・・・位置灯、9・・レーザ光源
、13・・・受光器、14・・・ロボット本体、15・
・・位置灯の方向測定器、16−=消灯時刻検出器、1
7・・・レーザ光検出器、18・・・計測制御装置、1
8−1・・・MPUシステム回路、18−2・・・イン
ターフェース、18−3・・・メモリ、18−4・・・
クロック発生器、1 B −5−・クロックカウンタ、
18−6・・・入出力装置、19・・・磁気方位センサ
、20・・旋回角度測定用制御装置、21・・・クロッ
クカウンタ、22・・・走行制御装置、25・・・エン
コーダ、26・・・ガスレートジャイロ。 第1図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図 Z 第 図 15d’ Qゝ17d 第 図 −Y 第 (b) 図 Y 第 1゜ 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 上部に位置を表示する位置灯とその下方にレーザ光を放
    出すると共にこのレーザ光を旋回可能な光学系を介して
    所定方向に反射するレーザ発生器とを備えた少なくとも
    1個の基準灯を作業場所の適宜箇所に定められた基準位
    置に一時的に設置し、前記作業場所を走行移動する作業
    ロボットの進行方向前面および両側面に位置灯からの光
    の入射角度を測定する方向測定器、位置灯の消灯時刻検
    出器およびレーザ光検出器をそれぞれ配設すると共に、
    これら各測定器および検出器の出力信号をもとに方向お
    よび位置を計測する計測制御部を設ける構成とし、 前記基準灯は前記位置灯を一定周期で消灯させる消灯制
    御手段と、この消灯制御手段により位置灯が消灯すると
    前記レーザ発生器からレーザ光を発生させると共に前記
    光学系を前記作業ロボットの存在する象限に合わせて予
    め設定された角度だけ旋回制御するレーザ光制御手段と
    、このレーザ光制御手段により前記光学系の旋回が停止
    すると前記位置灯を点灯制御する点灯制御手段とを備え
    、前記計測制御部は前記各方向測定器で測定された位置
    灯からの光の入射角度をもとに前記基準灯までの距離お
    よび進行方向を算出する演算手段と、この演算手段によ
    り求められた距離および進行方向をもとに次の方向測定
    期間での速度、計測時刻、位置、受光角度および進行方
    向を予測し、これを目標値として設定する設定手段と、
    前記消灯時刻検出器により前記位置灯の消灯時刻が検出
    されると始動し、前記レーザ光検出器により前記レーザ
    発生器からのレーザ光が検出されると停止するクロック
    カウンタと、このクロックカウンタが停止するとその時
    のクロック数から走行方向に関する角度を算出する角度
    演算手段とを備え、 この角度演算手段により求められた角度と前記設定手段
    により設定された目標値を比較して前記作業ロボットを
    走行補正することを特徴とする作業ロボットの走行補正
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102218736A (zh) * 2010-04-14 2011-10-19 株式会社神户制钢所 工业用机器人的手臂的基准位置定位方法及工业用机器人

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102218736A (zh) * 2010-04-14 2011-10-19 株式会社神户制钢所 工业用机器人的手臂的基准位置定位方法及工业用机器人

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