JPH04135356A - ドアホン子器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、騒音対策機能が付加されたドアホン子器に関
する。

（従来の技術〕 第３図は、ドアホン子器１と親機装置２の外観を示す図
であり、一般に、ドアホン子器１は家屋の玄関先に設置
され、親機装置２は家屋内の居間等に設置され、ドアホ
ン子器１と親機装置２は電線路Ｗ、、Ｗ２で接続される
。

ドアホン子器１は少なくとも送話器に相当するマイクＭ
１と受話器に相当するスピーカーＲ１を備えると共に、
来訪者が住人に対して来訪したことを知らせるための押
釦スイッチ８１等を備えている。また、親機装Ｗ２ば少
なくとも送話器に相当するマイクＭ２と受話器に相当す
るスピーカーＲ２を備えると共に、来訪者が住人に対し
て来訪したことを知らせるためドアポン子器１の押釦ス
イッチＳ１を押したとき報知音を鳴動する音響部０、や
、高級な親機装置２になると家屋内の防災防犯等のセキ
ュリティー機能をも備えている。

従って、来訪者がドアホン子器１の押釦スイッチＳ１を
押すと、１機装置２の音啓部０２は住人に対して来訪者
があることの報知音を鳴動する。

報知音で来訪者があることを知った住人は、親機装置２
のハンドセラｌ−３を取ってハンドセラ１−３のマイク
Ｍ２およびスピーカーＲ２を介して玄関先の来訪者に話
しかけることができ、来訪者はドアホン子器１のマイク
Ｍ、およびスピーカーＲ１を介して住人に話しかけるこ
とかできる。

第２図は従来のドアポン子器１および親機装置２の通話
回路の要部を示す回路ブロック図であり、ドアホン子器
１は電線路接続端子Ｔ１と電線路接続アース端子Ｔ３を
有し、また、親機装置２は電線路接続端子Ｔ２と電線路
接続アース端子Ｔ４を有している。ドアホン子器１の電
線路接続端子Ｔ１と親機装置２の電線路接続端子Ｔ２は
電線路Ｗｌを介して接続され、ドアホン子器ｌの電線路
接続アース端子Ｔ３と親機装置２の電線路接続アース９
セ；子Ｔ４は電線路Ｗ２を介して接続されている。

ドアホン子器ｌの内部回路では、マイクＭ１の出力は送
話増幅回路Ｅ１に接続され、送話増幅回路Ｅ１の出力は
略５ＭＨｚの周波数で音信号を変調する変調回路Ｆ１に
接続され、変調回路Ｆ１の出力は電線路接続端子Ｔ、に
接続される。また、スピーカーＲ１は受話増幅回路Ａ１
の出力と接続され、受話増幅回路Ａ１は復調回路Ｂ１の
出力と接続され、復調回路Ｂ＋４よ略６ＭＨｚを中心周
波数とした帯域フィルタ回路ＣＩの出力と接続され、帯
域フィルタ回路Ｃ１の入力は電線路接続端子Ｔ１に接続
される。

親機装置２の内部回路では、マイクＭ２の出力は送話増
幅回路Ｅ２に接続され、送話増幅回路Ｅ２の出力は略６
ＭＨｚの周波数で音信号を変調する変調回路Ｆ２に接続
され、変調回路Ｆ２の出力は電線路接続端子Ｔ２に接続
される。また、スピーカーＲ２は受話増幅回路Ａ２の出
力と接続され、受話増幅回路Ａ２は復調回路Ｂ２の出力
と接続され、復調回路Ｂ２は略５ＭＨ２を中心周波数と
した帯域フィルタ回路Ｃ２の出力と接続され、帯域フィ
ルタ回路Ｃ２の入力は電線路接続端子Ｔ２に接続される
。

従って、従来のドアホン子器ｌと親機装置２の通話は次
のように行われる。

来訪者の音声は、ドアポン子器１周囲の騒音と共にマイ
クＭ１からピックアップされ音信号として送話増幅回路
Ｅ１へ出力される。送話増幅回路Ｅ１からの増幅された
音信号は、略５ＭＨｚの周波数で音信号を変調する変調
回路Ｆ１で変調され電線路接続端子Ｔ１へ出力される。

従って、電線路Ｗ、を介して接続された親機装置２の電
線路接続端子Ｔ２には、略５ＭＨｚの周波数で音信号を
変調する変調回路Ｆ１で変調された変調信号が入力され
、帯域フィルタ回路Ｃ２の入力となる。帯域フィルタ回
１ｔＰｒ　Ｃ２は略５ＭＪ（ｚを中心周波数としている
ので、帯域フィルタロ路ｃ２はドアホン子器１のマイク
Ｍ、からピックアップされた音信号を変調した変調回路
Ｆ、の出力のみ弁別して復調回路Ｂ２に出力する。復調
回路Ｂ２はドアホン子器１のマイクＭ、からピックアン
プされた音信号に復調して受話増幅回路Ａ２に出力し、
受話増幅回路Ａ２はスピーカーＲ２を駆動する。そして
、住人はスピーカーＲ２から来訪者の音声を聴くことが
できる。

一方、住人の音声はマイクＭ２からピックアップされ音
信号として送話増幅回路Ｅ２へ出力される。送話増幅回
路Ｅ２からの増幅された音信号は、略６ＭＨｚの周波数
で音信号を変調する変調回路Ｆ２で変調され電線路接続
端子Ｔ２へ出力される従って、電線路Ｗ１を介して接続
されたドアホン子器１の電線路接続端＋１゛１には、略
６Ｍ）（ｚの周波数で音信号を変調する変調回路Ｆ２で
変調された変調信号が入力され、帯域フィルタ回路ＣＩ
の入力となる。帯域フィルタ回路Ｃ１は略６ＭＨｚを中
心周波数としているので、帯域フィルタ回路Ｃ５は親機
装置２のマイクＭ２からピックアップされた音信号を変
調した変調回路Ｆ２の出力のみ弁別して復調回路Ｂ１に
出力する。復調回路Ｂは親機装置２のマイクＭ２からピ
ックアップされた音信号に復調して受話増幅回路Ａ１に
出力し、受話増幅回路Ａ１ばスピーカーＲ５を駆動する
。

このようにして、来訪者はスピーカーＲ１から住人の音
声を聴くことができる。

以上のようにして、来訪者と住人が通話できるのである
。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、玄関先が道路と而していている等して、ドア
ホン子器ｌの周囲の騒音が大きい場合は、住人が来訪者
の音声を聴き取りにくい。しかし、ドアホン子器のマイ
クＭ、の感度及び送話増幅回路Ｅ１の増幅率は固定され
ていると共に、親機装置２にはドアポン子器のマイクＭ
、がピックアンプした音を２段階に音量調整してスピー
カーＲ２を駆動できる音Ｎ調整部（図示セず）を有する
のみで、最も聴き取り易い音量に細かく調整できない。

また、細かく調整できる音量調整部があったとしても、
時々刻々と変化するドアポン子器１の周囲の騒音に応じ
て親機装置２の音量調整部を時々刻々と最適音量に住人
が手で調整するのは煩わしいと言う問題点があった。

本発明は、上記の問題点を改善するために成されたもの
で、その目的とするところは、時々刻々と変化するドア
ホン子器の周囲の騒音に応じて、住人が手で時々刻々と
最適音量に親機装置の音量調整部を調整することなしに
、住人が来訪者の音声を最適の音量で聴き取ることので
きるドアホン子器を提供する事にある。

（課題を解決するだめの手段〕 本発明は上記の問題点を解決するため、少なくとも、送
話器と該送話器からの音信号を増幅する送話増幅回路と
、受話器と該受話器を駆動する受話増幅回路とを備え、
親機装置と電線路を介して接続して親機装置との相互間
で通話のできるドアホン子器において、前記送話増幅回
路に該送話増幅回路の増幅率を制御する増幅率制御入力
部を設けると共に、前記送話器からの音信号の音声と騒
音のレベル比に応じて出力をする騒音レベル検知回路を
設け、該騒音レベル検知回路の出力を前記増幅率制御人
力部へ接続し、前記受話器からの音信号の音声と騒音の
レヘル比が小さいとき前記増幅率を高めることを特徴と
する。

（作用］ 上記のように構成したことにより、ドアホン子器の受話
器からピックアップされた来訪者の音声と「アホン子器
周囲の騒音との比が小さいとき、送話増幅回路の増幅率
が高まるので、前記ドアポン子器の受話器からピックア
ップされた音が、親機装置から大きな音量となって出力
されるのである。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

第１図は、本発明に係るドアホン子器１の通話回路の要
部を示す回路ブロック図（但し、親機装置２の通話回路
は従来例と同様であるので詳しく図示することは省略し
ている）であり、従来例と異なる構成は次の点である。

つまり、送話増幅回路Ｅ１に自分自身の増幅率を制御す
る増幅率制御入力部４を設けたこと、及び、ドアホン子
器１のマイクＭ１からピックアンプされた音のうち来訪
者の音声Ｓとドアホン子器■の周囲の騒音Ｎとの音量比
（Ｓ／Ｎ比と言う）に応じて出力をする騒音レベル検知
回路り、を設けたこと、並びに、マイクＭ１の出力を騒
音レベル検知回路Ｄ１に接続すると共に騒音レベル検知
回路り、の出力を増幅率制御入力部４に接続することに
よって、マイクＭ１からピンクアップされた音のＳ／Ｎ
比が小さいとぎ、送話増幅回路Ｅの増幅率が高められる
ことである。

従って、玄関先に来訪者が来訪して、ドアポン子器１と
親機装置２の間で来訪者と住人が通話するとき、玄関先
が道路と面しており自動車等の騒音が大きければ、マイ
クＭ１からピックアップされた音のＳ／Ｎ比が小さいこ
とを、騒音レベル検知回路り、が検知してＳ／Ｎ比に応
じた出力を増幅率制御入力部４に入力し送話増幅回路Ｅ
、の増幅率を高める。であるから、マイクＭ１がらピン
クアップされた音信号は、Ｓ／Ｎ比が大きい場合よりは
高い増幅率で送話増幅回路Ｅ１により増幅されて変調回
路Ｆ１に入力される。

従って（この後の変調回路Ｆ、の出力が、親機装置２の
スピーカーＲ２から、マイクＭｌがピックアップした音
として出力される経路及び動作は従来例で説明したのと
同様であるので省略する〕、住人は親機装置２のスピー
カーＲ２がら、Ｓ／Ｎ比が大きい場合よりは大きな音量
で、マイクＭからピンクアンプした音を聴くことができ
るのである。

一方、玄関先が静かで騒音がなげれば、マイクＭ、から
ピックアップされた音のＳ／Ｎ比が大きいことを、騒音
レベル検知回路り、が検知してＳ／Ｎ比に応じた出力を
増幅率制御入力部４に入力し送話増幅回路Ｅ１の増幅率
を低める。であるから、マイクＭ、からピックアンプさ
れた音信号は、Ｓ／Ｎ比が小さい場合よりは低い増幅率
で送話増幅回路Ｅ、により増幅されて変調回路Ｆ、に入
力される。そして、住人は親機装置２のスピーカーＲ２
から、Ｓ／Ｎ比が小さい場合よりは小さな音量で、マイ
クＭ１からピックアップした音を聴くことができるので
ある。

ちなみに、Ｓ／Ｎ比が大きい場合は騒音が無く静かなの
であるから、住人は親機装置２のスピーカーＲ２から小
さな音量で、マイクＭ１からピックアップされた音を聴
いても、来訪者の話を聴き取れるのである。

〔発明の効果］ 本発明のドアホン半蓋は上記のように構成されているの
で、時々刻々と変化するドアボン子器の周囲の騒音に応
じて、住人が手で時々刻々と最適音量に親機装置の音量
調整部を調整することなしに、住人が来訪者の音声を最
適の音量で聴き取ることのできるドアホン半蓋を提供で
きると言う効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るドアホン半蓋の一実施例を示す通
話回路の要部を示す回路ブロック図、第２図は従来のド
アホン半蓋及び親機装置の通話回路の要部を示す回路ブ
ロック図、第３図はドアホン半蓋及び親機装置の正面図
である。 ■−ドアポン半蓋、２−親機装置、４−増幅率制御入力
部、Ａ１−受話増幅回路、Ｄ、−騒音レベル検知回路、
Ｅ、−送話増幅回路、Ｍ器、Ｒ，−受話器、Ｗ、、Ｗ、
−電線路。 送話

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも、送話器と該送話器からの音信号を増
   幅する送話増幅回路と、受話器と該受話器を駆動する受
   話増幅回路とを備え、親機装置と電線路を介して接続し
   て親機装置との相互間で通話のできるドアホン子器にお
   いて、前記送話増幅回路に該送話増幅回路の増幅率を制
   御する増幅率制御入力部を設けると共に、前記送話器か
   らの音信号の音声と騒音のレベル比に応じて出力をする
   騒音レベル検知回路を設け、該騒音レベル検知回路の出
   力を前記増幅率制御入力部へ接続し、前記受話器からの
   音信号の音声と騒音のレベル比が小さいとき前記増幅率
   を高めることを特徴とするドアホン子器。