JPH04134746A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH04134746A JPH04134746A JP2255183A JP25518390A JPH04134746A JP H04134746 A JPH04134746 A JP H04134746A JP 2255183 A JP2255183 A JP 2255183A JP 25518390 A JP25518390 A JP 25518390A JP H04134746 A JPH04134746 A JP H04134746A
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- signal
- heads
- recording
- magnetic tape
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 10
- 230000009467 reduction Effects 0.000 abstract description 3
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明はヘリ力ルスキーヤン方式の磁気記録再生装置
に関し、特に情報信号にトラッキング信号を多重記録し
、再生時にこのトラッキング信号の再生出力レベルに従
ってトラッキング制御を行う手段に係わるものである。
に関し、特に情報信号にトラッキング信号を多重記録し
、再生時にこのトラッキング信号の再生出力レベルに従
ってトラッキング制御を行う手段に係わるものである。
(従来の技術)
ビデオテープレコーダ(以下VTRと記す)においては
、再生ヘッドの軌跡を記録トラックに追従させる機能、
いわゆるトラッキング制御機能が設けられている。
、再生ヘッドの軌跡を記録トラックに追従させる機能、
いわゆるトラッキング制御機能が設けられている。
従来のトラッキング制御手段は、記録時に磁気テープの
長手方向のコントロールトラックにコントロール信号(
CTL)を記録し、再生時にはこのコントロール信号が
一定周波数で再生されるように磁気テープの送り速度を
制御するというCTL方式が用いられている。
長手方向のコントロールトラックにコントロール信号(
CTL)を記録し、再生時にはこのコントロール信号が
一定周波数で再生されるように磁気テープの送り速度を
制御するというCTL方式が用いられている。
一方、家庭用VTRでは、小形化が要求されており、こ
れには磁気テープカセットの小形化も当然含まれる。こ
の場合、記録時間を確保するには、さらに高密度記録を
行う必要が生じている。
れには磁気テープカセットの小形化も当然含まれる。こ
の場合、記録時間を確保するには、さらに高密度記録を
行う必要が生じている。
高密度記録を実現する場合、ヘッド走行方向(記録トラ
ックの線方向)の密度を高くする方法と、これと直交す
る方向(記録トラックの幅方向)の密度を高くする方法
とが考えられるが、前者はヘッドと磁気テープの性能に
よる短波長記録の限界により大幅な向上は期待できず、
後者の方法が有利である。
ックの線方向)の密度を高くする方法と、これと直交す
る方向(記録トラックの幅方向)の密度を高くする方法
とが考えられるが、前者はヘッドと磁気テープの性能に
よる短波長記録の限界により大幅な向上は期待できず、
後者の方法が有利である。
このことにより、トラッキング制御の精度としては、−
層高精度のものが要求されるようになり、上記したCT
L方式では困難が伴うようになっている。
層高精度のものが要求されるようになり、上記したCT
L方式では困難が伴うようになっている。
そこで、トラックピッチが20μ■、あるいは10μm
と狭い8 siV T Rでは、主信号に一定周波数の
正弦波で、隣接トラック間でその周波数が異なり、4ト
ラツク毎に同じになるパイロット信号を周波数多重記録
し、再生時に左右の隣接トラックからのパイロット信号
のクロストーク成分が等しくなるように磁気テープの送
り速度を制御する、4周波バイo−)ト方式のA T
F (AutomaticTrack Plnding
)システムが採用されている。
と狭い8 siV T Rでは、主信号に一定周波数の
正弦波で、隣接トラック間でその周波数が異なり、4ト
ラツク毎に同じになるパイロット信号を周波数多重記録
し、再生時に左右の隣接トラックからのパイロット信号
のクロストーク成分が等しくなるように磁気テープの送
り速度を制御する、4周波バイo−)ト方式のA T
F (AutomaticTrack Plnding
)システムが採用されている。
このシステムでは、トラッキングずれが生じているとき
は左右の隣接トラックからのパイロット信号の成分に差
が生じるとともに、記録されているパイロット信号の周
波数シーケンスにより、左右のどちらにトラッキングず
れが生じているが知ることができる。
は左右の隣接トラックからのパイロット信号の成分に差
が生じるとともに、記録されているパイロット信号の周
波数シーケンスにより、左右のどちらにトラッキングず
れが生じているが知ることができる。
(発明が解決しようとする課S>
4周波パイロット方式のトラッキングシステムでは、各
パイロット信号が再生時に分離可能な程度離散していな
くてはならず、そのためパイロット信号が占有する周波
数帯域が広くなる。よって、主信号記録帯域の減少を招
いたり、再生主信号およびパイロット信号のS/Nの劣
化が生じたり、あるいはパイロットシーケンス°が複雑
になるという問題がある。
パイロット信号が再生時に分離可能な程度離散していな
くてはならず、そのためパイロット信号が占有する周波
数帯域が広くなる。よって、主信号記録帯域の減少を招
いたり、再生主信号およびパイロット信号のS/Nの劣
化が生じたり、あるいはパイロットシーケンス°が複雑
になるという問題がある。
そこでこの発明は、主信号記録帯域の減少や、再生主信
号及びパイロット信号のS/Nの劣化を抑え、さらにパ
イロットシーケンスが簡略化された高精度なトラッキン
グシステムを備える磁気記録再生装置を提供することを
目的とする。
号及びパイロット信号のS/Nの劣化を抑え、さらにパ
イロットシーケンスが簡略化された高精度なトラッキン
グシステムを備える磁気記録再生装置を提供することを
目的とする。
C発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は、回転ドラムの円周上に配置された第1のヘ
ッド群であり、第1のアジマス角のギャップを有するヘ
ッドAと、これと近接して配置されアジマス角の異なる
第2のアジマス角のギャップを有するヘッドBとからな
り、かつ前記ヘッドAがヘッドBよりも略1トラックピ
ッチ分ドラム軸方向へずれた高い位置に配置された第1
のヘッド群と、 前記回転ドラムの円周上で前記第1のヘッド群とは異な
る位置に配置された第2のヘッド群であり、前記第1の
アジマス角のギャップを有するヘッドCと、これと近接
して配置され前記第2のアジマス角のギャップを有する
ヘッドDとからなり、かつ前記ヘッドCが前記ヘッドD
よりも略1トラックピッチ分ドラム軸方向へずれた低い
位置に配置された第2のヘッド群と、 前記回転ドラムの周囲に磁気テープを添接させて走行さ
せ前記磁気テープの長手方向に対して斜めに情報信号を
前記第1のヘッド群により記録し、また記録した情報信
号を前記第2のヘッド群により再生する手段と、 周波数fの信号ω1と、周波数゛fで前記信号ω1とは
位相の異なる信号ω2を発生する手段と、記録時に前記
ヘッドA、Bが前記磁気テープ上を奇数回目に走査する
ときに、前記信号ω1を前記磁気ヘッドA側の前記情報
信号に多重して記録し、前記信号ω2を前記磁気へ・ラ
ド側の情報信号に多重して記録する手段と、 前記ヘッドA、Bが前記磁気テープ上を偶数回目に走査
するときに、前記信号ω2を前記磁気ヘッドA側の前記
情報信号に多重して記録し、前記信号ω1を前記ヘッド
B側の前記情報信号に多重して記録する手段と、 再生時に前記ヘッドCSDより再生されるそれぞれの信
号より前記周波数fの信号を弁別する第1と第2の検波
手段と、 前記第1と第2の検波手段の出力を比較する比較手段と
、 前記比較手段の出力に従って前記磁気テープ上に記録さ
れた信号跡と前記ヘッドC,Dのトラッキング位相を制
御する手段とを備えるものである。
ッド群であり、第1のアジマス角のギャップを有するヘ
ッドAと、これと近接して配置されアジマス角の異なる
第2のアジマス角のギャップを有するヘッドBとからな
り、かつ前記ヘッドAがヘッドBよりも略1トラックピ
ッチ分ドラム軸方向へずれた高い位置に配置された第1
のヘッド群と、 前記回転ドラムの円周上で前記第1のヘッド群とは異な
る位置に配置された第2のヘッド群であり、前記第1の
アジマス角のギャップを有するヘッドCと、これと近接
して配置され前記第2のアジマス角のギャップを有する
ヘッドDとからなり、かつ前記ヘッドCが前記ヘッドD
よりも略1トラックピッチ分ドラム軸方向へずれた低い
位置に配置された第2のヘッド群と、 前記回転ドラムの周囲に磁気テープを添接させて走行さ
せ前記磁気テープの長手方向に対して斜めに情報信号を
前記第1のヘッド群により記録し、また記録した情報信
号を前記第2のヘッド群により再生する手段と、 周波数fの信号ω1と、周波数゛fで前記信号ω1とは
位相の異なる信号ω2を発生する手段と、記録時に前記
ヘッドA、Bが前記磁気テープ上を奇数回目に走査する
ときに、前記信号ω1を前記磁気ヘッドA側の前記情報
信号に多重して記録し、前記信号ω2を前記磁気へ・ラ
ド側の情報信号に多重して記録する手段と、 前記ヘッドA、Bが前記磁気テープ上を偶数回目に走査
するときに、前記信号ω2を前記磁気ヘッドA側の前記
情報信号に多重して記録し、前記信号ω1を前記ヘッド
B側の前記情報信号に多重して記録する手段と、 再生時に前記ヘッドCSDより再生されるそれぞれの信
号より前記周波数fの信号を弁別する第1と第2の検波
手段と、 前記第1と第2の検波手段の出力を比較する比較手段と
、 前記比較手段の出力に従って前記磁気テープ上に記録さ
れた信号跡と前記ヘッドC,Dのトラッキング位相を制
御する手段とを備えるものである。
(作用)
上記の手段により、各トラックのパイロット信号と片側
の隣接トラックのパイロット信号の位相関係を精度良く
記録することができる。これを両者分離可能な例えば1
80”の位相関係とすることで、再生時に2つのヘッド
から再生される信号より隣接トラックからのパイロット
信号のクロストーク成分を抽出することが可能となる。
の隣接トラックのパイロット信号の位相関係を精度良く
記録することができる。これを両者分離可能な例えば1
80”の位相関係とすることで、再生時に2つのヘッド
から再生される信号より隣接トラックからのパイロット
信号のクロストーク成分を抽出することが可能となる。
抽出されたクロストーク成分のレベルを比較し、これが
等しくなるような位置にテープ送り位相を制御すること
で、1周波のパイロット信号の多重記録であるためにパ
イロットシーケンスの簡略化、主信号記録帯域の減少抑
圧、再生主信号及びパイロット信号S/Nの劣化の抑圧
を実現しながら、高精度なトラッキングシステムを構成
することができる。
等しくなるような位置にテープ送り位相を制御すること
で、1周波のパイロット信号の多重記録であるためにパ
イロットシーケンスの簡略化、主信号記録帯域の減少抑
圧、再生主信号及びパイロット信号S/Nの劣化の抑圧
を実現しながら、高精度なトラッキングシステムを構成
することができる。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例であり、映像信号をデジタ
ル信号に変換して記録するデジタルVTRを例にとり説
明する。第2図は回転ドラム1とこれに設けられている
ヘッド群のアジマスと取付は位置の説明図である。
ル信号に変換して記録するデジタルVTRを例にとり説
明する。第2図は回転ドラム1とこれに設けられている
ヘッド群のアジマスと取付は位置の説明図である。
まず第2図の回転ドラム部から説明する。回転ドラム1
上には、互いにアジマス角の異なるギャップを有するヘ
ッドAとヘッドBが近接して配置されている。ヘッドA
とヘッドBとの、アジマス角は+10degと一10d
egである。ヘッドAとヘッドBは、ドラム回転方向に
対して垂直な方向へヘッド間段差Y1が設けられ、ヘッ
ドAがヘッドBに対して高い位置である。またヘッドA
とヘッドBは回転方向へヘッド間距離X1が設定されて
取付けられている。さらにヘッドAのほうがヘッドBよ
りも回転方向へ先行する位置に設けられる。
上には、互いにアジマス角の異なるギャップを有するヘ
ッドAとヘッドBが近接して配置されている。ヘッドA
とヘッドBとの、アジマス角は+10degと一10d
egである。ヘッドAとヘッドBは、ドラム回転方向に
対して垂直な方向へヘッド間段差Y1が設けられ、ヘッ
ドAがヘッドBに対して高い位置である。またヘッドA
とヘッドBは回転方向へヘッド間距離X1が設定されて
取付けられている。さらにヘッドAのほうがヘッドBよ
りも回転方向へ先行する位置に設けられる。
また、回転ドラム1には、ヘッドA%Bと180’対向
した位置に、ヘッドCとDが配置されている。ヘッドC
とDも互いにアジマス角が異なるギャップを有するもの
で、各々のアジマス角は+10degと一10degで
ある。ヘッドCとヘッドDは、ドラム回転方向に対して
垂直な方向へヘッド間段差Y2が設けられ、ヘッドDが
ヘッドCに対して高い位置である。またヘッドCとヘッ
ドDは回転方向へヘッド間距離X2が設定されて取付け
られている。さらにヘッドCのほうがヘッドDよりも回
転方向へ先行する位置に設けられる。
した位置に、ヘッドCとDが配置されている。ヘッドC
とDも互いにアジマス角が異なるギャップを有するもの
で、各々のアジマス角は+10degと一10degで
ある。ヘッドCとヘッドDは、ドラム回転方向に対して
垂直な方向へヘッド間段差Y2が設けられ、ヘッドDが
ヘッドCに対して高い位置である。またヘッドCとヘッ
ドDは回転方向へヘッド間距離X2が設定されて取付け
られている。さらにヘッドCのほうがヘッドDよりも回
転方向へ先行する位置に設けられる。
ここで、上記ヘッド間段差Y1とY2はほぼ等しく、ヘ
ッド間距離X1とX2もほぼ等しく設定されている。ヘ
ッド間距離Xi、X2の値は、後述するパイロット信号
の隣接トラック間の記録位相を180@とするため、例
えばヘッド・テープ間の相対速度をV、パイロット信号
の周波数をfとすれば、パイロット信号の記録波長λは
、(1)式で求められ、(2)式に示すようにすれば、
同一パイロット信号をヘッドAとBで記録することによ
り、形成される記録トランジスタ着く勘のパイロット信
号の位相を180’異ならせることができ、(3)式に
示すようにすれば108”位相の異なるパイロット信号
をそれぞれへ・ノドAとBで記録することにより同様に
形成される記録トラック間のパイロット信号の位相を1
80°異ならせることができる。
ッド間距離X1とX2もほぼ等しく設定されている。ヘ
ッド間距離Xi、X2の値は、後述するパイロット信号
の隣接トラック間の記録位相を180@とするため、例
えばヘッド・テープ間の相対速度をV、パイロット信号
の周波数をfとすれば、パイロット信号の記録波長λは
、(1)式で求められ、(2)式に示すようにすれば、
同一パイロット信号をヘッドAとBで記録することによ
り、形成される記録トランジスタ着く勘のパイロット信
号の位相を180’異ならせることができ、(3)式に
示すようにすれば108”位相の異なるパイロット信号
をそれぞれへ・ノドAとBで記録することにより同様に
形成される記録トラック間のパイロット信号の位相を1
80°異ならせることができる。
λ−V/f ・・・(1)X
I−X2−2nλ (n:整数)−(2)X1=X2−
(2n+1) (n :整数)・・ (3) この実施例では、(3)式を満足するへ・ノド間距離と
することにより、実現するもので第1図を参照してその
構成を説明する。
I−X2−2nλ (n:整数)−(2)X1=X2−
(2n+1) (n :整数)・・ (3) この実施例では、(3)式を満足するへ・ノド間距離と
することにより、実現するもので第1図を参照してその
構成を説明する。
映像信号は、映像信号入力端子11を介してアナログデ
ジタル(A/D)変換器12及びタイミング信号発生器
13に入力される。
ジタル(A/D)変換器12及びタイミング信号発生器
13に入力される。
タイミング発生器13は、映像信号を基準にクロックを
生成し、さらに各プロ・ンクに対するタイミング信号を
生成して供給している。一方、A/D変換器12に入力
された映像信号は、タイミング発生器13から供給され
るクロックに従ってデジタル信号に変換され、高能率符
号化回路141こ入力され、ピットリダクション処理を
受ける。これは、デジタル信号はアナログ信号に比べて
情報量が多く、単位時間あたりのテープ消費量を小さく
するために、映像信号の冗長性を利用し、伝送するデー
タ量を少なくするもので、ここでは例えば既知のDPC
Mが用いられる。
生成し、さらに各プロ・ンクに対するタイミング信号を
生成して供給している。一方、A/D変換器12に入力
された映像信号は、タイミング発生器13から供給され
るクロックに従ってデジタル信号に変換され、高能率符
号化回路141こ入力され、ピットリダクション処理を
受ける。これは、デジタル信号はアナログ信号に比べて
情報量が多く、単位時間あたりのテープ消費量を小さく
するために、映像信号の冗長性を利用し、伝送するデー
タ量を少なくするもので、ここでは例えば既知のDPC
Mが用いられる。
DPCM処理によりビットレートリダクションされた映
像信号は、訂正符号付加回路15に入力され、再生時の
誤り訂正処理のための訂正符号を付加され、インターリ
ーブ回路16に入力される。
像信号は、訂正符号付加回路15に入力され、再生時の
誤り訂正処理のための訂正符号を付加され、インターリ
ーブ回路16に入力される。
インターリーブ回路16では、再生ドロップアウト時の
誤り訂正能力向上のために、ブロック単位の並び替え処
理が行われる。さらに1フイールドの映像信号データが
、2本のトラックに分割記録できるように2系統の信号
に分けられる。インターリーブされた2系統の映像信号
データは、同期信号付加回路17に入力されて、それぞ
れ同期データが付加され、デジタル変調器18に入力さ
れる。デジタル変調器18では、直流及び低域周波数成
分を抑圧するようにデ〜りの並び替え処理が行われる。
誤り訂正能力向上のために、ブロック単位の並び替え処
理が行われる。さらに1フイールドの映像信号データが
、2本のトラックに分割記録できるように2系統の信号
に分けられる。インターリーブされた2系統の映像信号
データは、同期信号付加回路17に入力されて、それぞ
れ同期データが付加され、デジタル変調器18に入力さ
れる。デジタル変調器18では、直流及び低域周波数成
分を抑圧するようにデ〜りの並び替え処理が行われる。
これは、回転ヘッドへの伝送手段として、直流成分を伝
送しないロータリートランスを用いていることと、磁気
記録では記録信号周波数が低すぎると再生出力が低下し
てしまうこと、さらにこれより述べる低周波トラッキン
グパイロット信号ヲ主信号と周波数多重記録したときに
、再生時に主信号との相互間の妨害を抑えるために行う
ものである。
送しないロータリートランスを用いていることと、磁気
記録では記録信号周波数が低すぎると再生出力が低下し
てしまうこと、さらにこれより述べる低周波トラッキン
グパイロット信号ヲ主信号と周波数多重記録したときに
、再生時に主信号との相互間の妨害を抑えるために行う
ものである。
一方、周波数fのパイロット信号は、パイロット発生器
21から出力され、180@移相器22により位相を1
806ずらした信号と、ずらさない信号が作成される。
21から出力され、180@移相器22により位相を1
806ずらした信号と、ずらさない信号が作成される。
パイロット発生器21の出力パイロット信号は、スイッ
チ24の入力端子aとスイッチ23の入力端子aに供給
される。また180°移相器22の出力パイロット信号
は、スイッチ24の入力端子すとスイッチ23の入力端
子すに入力される。
チ24の入力端子aとスイッチ23の入力端子aに供給
される。また180°移相器22の出力パイロット信号
は、スイッチ24の入力端子すとスイッチ23の入力端
子すに入力される。
ここで、パイロット発生器21から出力されたパイロッ
ト信号の位相を0位相として信号ω1とし、180°移
相器22から出力されたパイロット信号をπ位相として
信号ω2とする。
ト信号の位相を0位相として信号ω1とし、180°移
相器22から出力されたパイロット信号をπ位相として
信号ω2とする。
スイッチ23.24てはそれぞれに供給される制御信号
の極性に従って、選択動作が行われる。
の極性に従って、選択動作が行われる。
制御信号が例えばハイレベル“H“では端子aの入力が
選択導出され、ローレベル“L″では端子すの入力が選
択導出される。この制御信号はタイミング信号発生器1
3から出力されている。
選択導出され、ローレベル“L″では端子すの入力が選
択導出される。この制御信号はタイミング信号発生器1
3から出力されている。
スイッチ23.24の出力は、加算器19.20にそれ
ぞれ入力されて記録情報に多重化される。加算器19.
20の出力はそれぞれ記録増幅器25.26を介したの
ち、ロータリートランス(図示せず)を通して対応する
ヘッド例えばヘッドAとBに供給される。
ぞれ入力されて記録情報に多重化される。加算器19.
20の出力はそれぞれ記録増幅器25.26を介したの
ち、ロータリートランス(図示せず)を通して対応する
ヘッド例えばヘッドAとBに供給される。
ここでヘッドA、Bとスイッチ23.24の関係を説明
する。スイッチ23.24を制御する各制御信号は、ヘ
ッドA、Bが磁気テープ27に当接する毎に極性反転す
る信号である。従って、スイッチ23.24は、ヘッド
A、Bが第1回目に磁気テープ27に当接する期間では
それぞれ信号ω1、ω2を加算器19.20に供給し、
第2回目に当接する期間ではそれぞれ信号ω2、ω1を
加算器19.20に供給する。
する。スイッチ23.24を制御する各制御信号は、ヘ
ッドA、Bが磁気テープ27に当接する毎に極性反転す
る信号である。従って、スイッチ23.24は、ヘッド
A、Bが第1回目に磁気テープ27に当接する期間では
それぞれ信号ω1、ω2を加算器19.20に供給し、
第2回目に当接する期間ではそれぞれ信号ω2、ω1を
加算器19.20に供給する。
第3図は、各記録増幅器25.26に入力される信号の
周波数スペクトルを説明するための図である。
周波数スペクトルを説明するための図である。
第3図(a)は、デジタル変調器18の入力信号スペク
トラムであり、ランダムなデジタルデータは、直流と低
周波数成分を持っていることを示している。前述したよ
うに回転ヘッド方式の磁気記録再生装置では、この直流
と低周波数成分の記録あるいは再生能力がないので、デ
ジタル変調器18によりデジタルデータの並び替え処理
を行い、第3図(b)に示すように直流と低周波数成分
を抑圧したスペクトラムに変換している。第3図(c)
(d)はω1、ω2のパイロット信号を多重した
ときのスペクトラムを示しており、スペクトラム上では
同一点にエネルギーが集中していることを示している。
トラムであり、ランダムなデジタルデータは、直流と低
周波数成分を持っていることを示している。前述したよ
うに回転ヘッド方式の磁気記録再生装置では、この直流
と低周波数成分の記録あるいは再生能力がないので、デ
ジタル変調器18によりデジタルデータの並び替え処理
を行い、第3図(b)に示すように直流と低周波数成分
を抑圧したスペクトラムに変換している。第3図(c)
(d)はω1、ω2のパイロット信号を多重した
ときのスペクトラムを示しており、スペクトラム上では
同一点にエネルギーが集中していることを示している。
また回転ドラム1は、入力映像信号に同期して回転して
おり、入力映像信号の1フイ一ルイド分のデータが2本
のトラックに分割して記録されるようになっており、2
ヘツドが1回トラック走査する毎に2つのトラックが同
時形成される。よって、回転ドラム1の回転周波数は、
映像信号をNTSC方式の信号とすれば映像信号のフィ
ールド周波数と同じ59.94Hzである。
おり、入力映像信号の1フイ一ルイド分のデータが2本
のトラックに分割して記録されるようになっており、2
ヘツドが1回トラック走査する毎に2つのトラックが同
時形成される。よって、回転ドラム1の回転周波数は、
映像信号をNTSC方式の信号とすれば映像信号のフィ
ールド周波数と同じ59.94Hzである。
さらに記録映像データの位相は、磁気テープ27の回転
ドラム1への巻き付は角度、はぼ180°と、磁気テー
プ27に対するヘッドの回転位相にあらかじめ合わせる
ように設定されている。
ドラム1への巻き付は角度、はぼ180°と、磁気テー
プ27に対するヘッドの回転位相にあらかじめ合わせる
ように設定されている。
また磁気テープ27は、キャプスタン28とピンチロー
ラ29により挟まれて走行駆動されるが、キャプスタン
28はキャプスタンモータ30により回転されている。
ラ29により挟まれて走行駆動されるが、キャプスタン
28はキャプスタンモータ30により回転されている。
キャプスタン27の回転速度は、キャプスタンに取付け
られている回転検出用のマグネットと固定部に取付けら
れている検出コイルからなる回転周波数検出器からのF
Cパルスを計測するればよい。FGパルスは、FGパル
ス再生回路31にて増幅及び波形整形され、キャプスタ
ンサーボ回路32に入力される。キャプスタンサーボ回
路32においては、FGパルスとタイミング信号発生器
13からのタイミング信号とが位相比較され、その周波
数誤差がキャプスタンモータ30に制御信号として供給
される。これにより磁気テープ27は、ヘッドA、Bが
1回転する間に、すなわち入力映像信号1フイールドに
つき2トラックピッチ分進むように駆動される。
られている回転検出用のマグネットと固定部に取付けら
れている検出コイルからなる回転周波数検出器からのF
Cパルスを計測するればよい。FGパルスは、FGパル
ス再生回路31にて増幅及び波形整形され、キャプスタ
ンサーボ回路32に入力される。キャプスタンサーボ回
路32においては、FGパルスとタイミング信号発生器
13からのタイミング信号とが位相比較され、その周波
数誤差がキャプスタンモータ30に制御信号として供給
される。これにより磁気テープ27は、ヘッドA、Bが
1回転する間に、すなわち入力映像信号1フイールドに
つき2トラックピッチ分進むように駆動される。
第4図は、上記のシステムの動作により磁気テープ27
に記録された記録トラックのフォーマットを示している
。
に記録された記録トラックのフォーマットを示している
。
へ〇トラックのパイロット信号は、右隣のBnトラック
のパイロット信号に対して位相関係が逆相の関係となり
、左隣のB (n−1) トラックのパイロット信号
に対して同相の関係となる。またBnトラックのパイロ
ット信号は、右隣のA (n十1) トラックのパイ
ロット信号に対して同相の関係にあり、左隣のAn ト
ラックのパイロット信号に対して逆相の関係となる。
のパイロット信号に対して位相関係が逆相の関係となり
、左隣のB (n−1) トラックのパイロット信号
に対して同相の関係となる。またBnトラックのパイロ
ット信号は、右隣のA (n十1) トラックのパイ
ロット信号に対して同相の関係にあり、左隣のAn ト
ラックのパイロット信号に対して逆相の関係となる。
次に、再生時の動作について説明する。
第5図は、再生回路ブロックを示している。再生信号は
、磁気テープ27からヘッドC,Dによりピックアップ
され、それぞれのヘッド出力は、再生増幅器41.42
に入力される。再生増幅器41.42で増幅された信号
は、等化回路43.44にそれぞれ供給されるとともに
、帯域通過フィルタ(BPF)45.46にそれぞれ供
給される。
、磁気テープ27からヘッドC,Dによりピックアップ
され、それぞれのヘッド出力は、再生増幅器41.42
に入力される。再生増幅器41.42で増幅された信号
は、等化回路43.44にそれぞれ供給されるとともに
、帯域通過フィルタ(BPF)45.46にそれぞれ供
給される。
等化回路43.44においては、再生情報が電磁変換系
の補償がなされ、デジタルデータに再生される。このデ
ジタルデータは、デジタル復調器47に入力され、また
等化回路44からのデジタルデータは、クロック再生回
路48に入力される。
の補償がなされ、デジタルデータに再生される。このデ
ジタルデータは、デジタル復調器47に入力され、また
等化回路44からのデジタルデータは、クロック再生回
路48に入力される。
クロック再生回路48においては、再生データに同期し
たクロックを位相同期ループを用いた回路により再生し
、各種タイミング信号も作成して各回路ブロックに供給
する。
たクロックを位相同期ループを用いた回路により再生し
、各種タイミング信号も作成して各回路ブロックに供給
する。
デジタル復調器47においては、記録時にデジタル変調
器18で行ったデータの並び変え処理と逆の変換を行い
、その出力をデインターリーブ回路49に供給する。デ
インターリーブ回路49では、記録時にインターリーブ
処理回路16て行ったデータの並び変え処理と逆の並び
変え処理を行い、その出力をエラー訂正回路50に供給
する。
器18で行ったデータの並び変え処理と逆の変換を行い
、その出力をデインターリーブ回路49に供給する。デ
インターリーブ回路49では、記録時にインターリーブ
処理回路16て行ったデータの並び変え処理と逆の並び
変え処理を行い、その出力をエラー訂正回路50に供給
する。
エラー訂正回路50においては、データの誤りを記録時
に付加した訂正符号に従って検出訂正をてせい行ったの
ち、その出力を復号化回路51に供給する。復号化回路
51においては、元の映像データへの変換か行われ、そ
の出力はD/A変換器52に供給される。これにより出
力端子53には再生映像信号が得られる。
に付加した訂正符号に従って検出訂正をてせい行ったの
ち、その出力を復号化回路51に供給する。復号化回路
51においては、元の映像データへの変換か行われ、そ
の出力はD/A変換器52に供給される。これにより出
力端子53には再生映像信号が得られる。
一方、帯域通過フィルタ45.46からは周波数fの成
分(パイロット信号)か抽出され、それぞれの出力は検
波器55と56に供給される。
分(パイロット信号)か抽出され、それぞれの出力は検
波器55と56に供給される。
またパイロット発生器57からは周波数fの検波信号が
出力されており、検波信号ω1はスイッチ59の一方の
入力端子に供給され、この検波信号ω1を180’移相
器58にて1806移相した検波信号ω2はスイッチ5
9の他方の入力端子に供給されている。ここでスイッチ
59は、ヘッドC,Dが磁気テープ27に当接する毎に
選択状態を交互に切換えられて、検波信号ω1、ω2を
検波器55と56に供給している(この動作については
さらに後述する)。検波器55と56からは、検波出力
が得られ、各出力は差動増幅器6゜の第1と第2入力端
子に供給される。これにより、差動増幅器60からは、
トラッキングエラー出力が得られ、この出力はキャプス
タンサーボ回路61に入力される。
出力されており、検波信号ω1はスイッチ59の一方の
入力端子に供給され、この検波信号ω1を180’移相
器58にて1806移相した検波信号ω2はスイッチ5
9の他方の入力端子に供給されている。ここでスイッチ
59は、ヘッドC,Dが磁気テープ27に当接する毎に
選択状態を交互に切換えられて、検波信号ω1、ω2を
検波器55と56に供給している(この動作については
さらに後述する)。検波器55と56からは、検波出力
が得られ、各出力は差動増幅器6゜の第1と第2入力端
子に供給される。これにより、差動増幅器60からは、
トラッキングエラー出力が得られ、この出力はキャプス
タンサーボ回路61に入力される。
キャプスタンサーボ回路61には、キャプスタン28の
回転周波数を検出するFGパルス再生回路62からのF
Gパルスも入力されており、これに基づいてキャプスタ
ンサーボ回路61は、キャプスタンモータ3oを駆動す
るための駆動電圧を作成しているが、先のエラー出カに
よりこの駆動電圧を制御している。これにより、パイロ
ット信号を媒体としたトラッキングサーボが得られる。
回転周波数を検出するFGパルス再生回路62からのF
Gパルスも入力されており、これに基づいてキャプスタ
ンサーボ回路61は、キャプスタンモータ3oを駆動す
るための駆動電圧を作成しているが、先のエラー出カに
よりこの駆動電圧を制御している。これにより、パイロ
ット信号を媒体としたトラッキングサーボが得られる。
このトラッキング動作についてさらに説明する。
第6図は、トラックパターンとトラッキングエラー出力
との関係を示している。
との関係を示している。
第6図(a)はトラックパターンとヘッドAとBにより
形成された各トラックに記録されているパイロット信号
の位相、および再生ヘッドCとDの関係を示している。
形成された各トラックに記録されているパイロット信号
の位相、および再生ヘッドCとDの関係を示している。
この状態は、ヘッドCとDのトラック幅が、トラックピ
ッチに等しい場合を示している。同図(b)と(C)は
、検波器55と56から得られる検波出力、同図(d)
は差動増幅器60から得られるトラッキングエラー出力
を示している。縦軸は、出力レベル、横軸はヘッドCと
Dのセンター位置を示す。また同図(a)において、差
動増幅器60の出力極“性が(+)のとき、ベツドに対
する磁気テープの位相は右方向に移動し、(−)のとき
は左に移動するものとする。この方向は、キャプスタン
モータ30に供給される制御電圧の変化方向を設定する
ことにより得られる。つさらに同図(b)〜(d)にお
いて、実線は検波信号をω2としたとき、破線は検波信
号をω1としたときの出力レベルである。
ッチに等しい場合を示している。同図(b)と(C)は
、検波器55と56から得られる検波出力、同図(d)
は差動増幅器60から得られるトラッキングエラー出力
を示している。縦軸は、出力レベル、横軸はヘッドCと
Dのセンター位置を示す。また同図(a)において、差
動増幅器60の出力極“性が(+)のとき、ベツドに対
する磁気テープの位相は右方向に移動し、(−)のとき
は左に移動するものとする。この方向は、キャプスタン
モータ30に供給される制御電圧の変化方向を設定する
ことにより得られる。つさらに同図(b)〜(d)にお
いて、実線は検波信号をω2としたとき、破線は検波信
号をω1としたときの出力レベルである。
今、検波信号をω2としてヘッド間のセンター位置か図
示のP1〜P5点の間は検波される信号ω2は実線で示
すように検波器55の出力が検波器56の出力よりも大
きくなり、この間は差動増幅器60の出力極性は(+)
となる。このため磁気テープの位相は右側に移動し、両
横波器出力レベルが等しくなり差動増幅器60の出力が
零になる点(Db)、即ちヘッドCがトラックA1に、
ヘッドDがトラックBOにオントラックした状態で収束
することになる。
示のP1〜P5点の間は検波される信号ω2は実線で示
すように検波器55の出力が検波器56の出力よりも大
きくなり、この間は差動増幅器60の出力極性は(+)
となる。このため磁気テープの位相は右側に移動し、両
横波器出力レベルが等しくなり差動増幅器60の出力が
零になる点(Db)、即ちヘッドCがトラックA1に、
ヘッドDがトラックBOにオントラックした状態で収束
することになる。
また、検波信号は、ヘッドが磁気テープに当接する毎に
切り換わるから、図示のP5〜P9点で検波信号がω1
であることを考えると、破線で示すように検波器55の
出力が検波器56の出力よりも大きくなり、差動増幅器
60の出力極性は同様に(+)となって磁気テープの位
相は右側に移動し、両検波器55.56の出力レベルが
等しくなり差動増幅器出力が零になる点Dc1即ちヘッ
ドCがトラックA2に、ヘッドDがトラックB1にオン
トラックした状態で収束することになる。
切り換わるから、図示のP5〜P9点で検波信号がω1
であることを考えると、破線で示すように検波器55の
出力が検波器56の出力よりも大きくなり、差動増幅器
60の出力極性は同様に(+)となって磁気テープの位
相は右側に移動し、両検波器55.56の出力レベルが
等しくなり差動増幅器出力が零になる点Dc1即ちヘッ
ドCがトラックA2に、ヘッドDがトラックB1にオン
トラックした状態で収束することになる。
但し、キャプスタンモータ30の応答特性は高くないた
めに、実際に同一トラックを走査中に収束することはな
く、上記2つの制御を交互に繰り返しながら収束してい
くこと1こ゛なる。
めに、実際に同一トラックを走査中に収束することはな
く、上記2つの制御を交互に繰り返しながら収束してい
くこと1こ゛なる。
一方、検波信号がこれとは逆の場合を考える。
検波信号をω1としてヘッド間のセンター位置がP1〜
P5の間では、検波される信号ω1は、破線で示すよう
に検波器55の出力が検波器56の出力よりも小さくな
り、この間は差動増幅器60の出力極性は(−)となる
ために磁気テープ位相は左側に移動する。これにより、
両検波器55.56の出力レベルが等しくなり差動増幅
器60の出力が零になる点(Dc)、即ちヘッドCがト
ラックA2に、ヘッドDがトラックB1にオントラック
した状態で収束することになる。
P5の間では、検波される信号ω1は、破線で示すよう
に検波器55の出力が検波器56の出力よりも小さくな
り、この間は差動増幅器60の出力極性は(−)となる
ために磁気テープ位相は左側に移動する。これにより、
両検波器55.56の出力レベルが等しくなり差動増幅
器60の出力が零になる点(Dc)、即ちヘッドCがト
ラックA2に、ヘッドDがトラックB1にオントラック
した状態で収束することになる。
同様にP5〜P9において検波信号かの2であることを
考えると、実線で示すように検波器55の出力レベルが
検波器56の出力よりも小さkなり、差動増幅器60の
出力は極性は同様に(−)となり磁気テープ27の位相
は左側に移動し、両検波器55.56出力レベルが等し
くなり差動増幅器60の出力が零になる点(Dd)、即
ちヘッドCがトラックA3に、ヘッドDがトラックB2
にオントラックした状態で収束することになる。
考えると、実線で示すように検波器55の出力レベルが
検波器56の出力よりも小さkなり、差動増幅器60の
出力は極性は同様に(−)となり磁気テープ27の位相
は左側に移動し、両検波器55.56出力レベルが等し
くなり差動増幅器60の出力が零になる点(Dd)、即
ちヘッドCがトラックA3に、ヘッドDがトラックB2
にオントラックした状態で収束することになる。
上記の実施例では、キャプスタンサーボによるトラッキ
ング制御について説明したが、検波出力を利用してトラ
ッキング得る場合、圧電素子によるバイモルフに代表さ
れる電気機械変換素子を制御する方法にも適用できる。
ング制御について説明したが、検波出力を利用してトラ
ッキング得る場合、圧電素子によるバイモルフに代表さ
れる電気機械変換素子を制御する方法にも適用できる。
この方法は、バイモルフ上にヘッドを搭載しておきヘッ
ド位置を変位させることによりトラッキングを得るので
、収束時間を短縮することができるとともに、記録トラ
ックパターンの直線性が悪い装置で記録した磁気テープ
を再生する際にも精度の高いトラッキングを得ることが
できる。
ド位置を変位させることによりトラッキングを得るので
、収束時間を短縮することができるとともに、記録トラ
ックパターンの直線性が悪い装置で記録した磁気テープ
を再生する際にも精度の高いトラッキングを得ることが
できる。
上記の実施例では、2種類のパイロット信号の位相差を
1800としたが、これは互いに十分識別可能な位相差
であればよく、90’であってもそれ以外でもよく、こ
の発明はこれに制約されるものではない。
1800としたが、これは互いに十分識別可能な位相差
であればよく、90’であってもそれ以外でもよく、こ
の発明はこれに制約されるものではない。
さらにまた、上記実施例では隣接トラック間の位相差を
ヘッド間距離できまるような構成としたが、これは例え
ば電気的にヘッド間距離を知り得る手段を有し、これに
よって適切な位相差となるように記録パイロット信号の
位相を制御してもよく、再生時も同様であり、この発明
はこれに制約されるものではない。
ヘッド間距離できまるような構成としたが、これは例え
ば電気的にヘッド間距離を知り得る手段を有し、これに
よって適切な位相差となるように記録パイロット信号の
位相を制御してもよく、再生時も同様であり、この発明
はこれに制約されるものではない。
さらにパイロット信号の多重方式を周波数多重方式で実
現したが、これは例えばデジタルデータの並び変え処理
によりその繰り返し周波数より発生するものでも、時分
割で多重する方式等でもよく、この発明はこれに限定さ
れるものではない。
現したが、これは例えばデジタルデータの並び変え処理
によりその繰り返し周波数より発生するものでも、時分
割で多重する方式等でもよく、この発明はこれに限定さ
れるものではない。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明は、主信号記録帯域の減少
や、再生主信号及びパイロット信号のS/Nの劣化を抑
え、さらにパイロットシーケンスが簡略化され、高精度
なトラッキングを得ることができる。
や、再生主信号及びパイロット信号のS/Nの劣化を抑
え、さらにパイロットシーケンスが簡略化され、高精度
なトラッキングを得ることができる。
第1図はこの発明の一実施例における記録系を示す構成
説明図、第2図は第1図の回転ドラム部のヘッド配置の
説明図、第3図は第1図の回路の各部の信号周波数特性
を説明するために示した特性図、第4図は第1図の回路
の記録動作を説明するために示したトラックパターン説
明図、第5図はこの発明の一実施例における再生系を示
す構成説明図、第6図は第5図の記録系の動作を説明す
るために示した動作説明図である。 12・・・A/D変換器、13・・・タイミング信号発
生器、14・・・高能率符号化回路、15・・・訂正符
号付加回路、16・・・インターリーブ処理回路、17
・・・同期付加回路、18・・・デジタル変調器、19
.20・・・加算器、21.57・・・パイロット発生
器、22.58・・・180″′移相器、23.24.
59・・・スイッチ、25.26・・・記録増幅器、2
7・・・磁気テープ、28・・・キャプスタン、29・
・・ピンチローラ、30・・・キャプスタンモータ、3
1.62・・・FGパルス再生回路、32.61・・・
キャプスタンサーボ回路、41.42・・・再生増幅器
、43.44・・・等化回路、45.56・・・帯域通
過フィルタ、47・・・デジタル復調器、48・・・ク
ロック再生回路、49・・・デインターリーブ回路、5
0・・・エラー訂正回路、51・・・復号化回路、52
・・D/A変換器、55.56・・−検波器、60・・
・差動増幅器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (a) 8邸教 (b) 、C (C) (d) 第 図
説明図、第2図は第1図の回転ドラム部のヘッド配置の
説明図、第3図は第1図の回路の各部の信号周波数特性
を説明するために示した特性図、第4図は第1図の回路
の記録動作を説明するために示したトラックパターン説
明図、第5図はこの発明の一実施例における再生系を示
す構成説明図、第6図は第5図の記録系の動作を説明す
るために示した動作説明図である。 12・・・A/D変換器、13・・・タイミング信号発
生器、14・・・高能率符号化回路、15・・・訂正符
号付加回路、16・・・インターリーブ処理回路、17
・・・同期付加回路、18・・・デジタル変調器、19
.20・・・加算器、21.57・・・パイロット発生
器、22.58・・・180″′移相器、23.24.
59・・・スイッチ、25.26・・・記録増幅器、2
7・・・磁気テープ、28・・・キャプスタン、29・
・・ピンチローラ、30・・・キャプスタンモータ、3
1.62・・・FGパルス再生回路、32.61・・・
キャプスタンサーボ回路、41.42・・・再生増幅器
、43.44・・・等化回路、45.56・・・帯域通
過フィルタ、47・・・デジタル復調器、48・・・ク
ロック再生回路、49・・・デインターリーブ回路、5
0・・・エラー訂正回路、51・・・復号化回路、52
・・D/A変換器、55.56・・−検波器、60・・
・差動増幅器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (a) 8邸教 (b) 、C (C) (d) 第 図
Claims (3)
- (1)回転ドラムの円周上に配置された第1のヘッド群
であり、第1のアジマス角のギャップを有するヘッドA
と、これと近接して配置されアジマス角の異なる第2の
アジマス角のギャップを有するヘッドBとからなり、か
つ前記ヘッドAがヘッドBよりも略1トラックピッチ分
ドラム軸方向へずれた高い位置に配置された第1のヘッ
ド群と、前記回転ドラムの円周上で前記第1のヘッド群
とは異なる位置に配置された第2のヘッド群であり、前
記第1のアジマス角のギャップを有するヘッドCと、こ
れと近接して配置され前記第2のアジマス角のギャップ
を有するヘッドDとからなり、かつ前記ヘッドCが前記
ヘッドDよりも略1トラックピッチ分ドラム軸方向へず
れた低い位置に配置された第2のヘッド群と、 前記回転ドラムの周囲に磁気テープを添接させて走行さ
せ前記磁気テープの長手方向に対して斜めに情報信号を
前記第1のヘッド群により記録し、また記録した情報信
号を前記第2のヘッド群により再生する手段と、 周波数fの信号ω1と、周波数fで前記信号ω1とは位
相の異なる信号ω2を発生する手段と、記録時に前記ヘ
ッドA、Bが前記磁気テープ上を奇数回目に走査すると
きに、前記信号ω1を前記磁気ヘッドA側の前記情報信
号に多重して記録し、前記信号ω2を前記磁気ヘッド側
の情報信号に多重して記録する手段と、 前記ヘッドA、Bが前記磁気テープ上を偶数回目に走査
するときに、前記信号ω2を前記磁気ヘッドA側の前記
情報信号に多重して記録し、前記信号ω1を前記ヘッド
B側の前記情報信号に多重して記録する手段と、 再生時に前記ヘッドC、Dより再生されるそれぞれの信
号より前記周波数fの信号を弁別する第1と第2の検波
手段と、 前記第1と第2の検波手段の出力を比較する比較手段と
、 前記比較手段の出力に従って前記磁気テープ上に記録さ
れた信号跡と前記ヘッドC、Dのトラッキング位相を制
御する手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生
装置。 - (2)前記トラッキング位相を制御する手段は、前記比
較手段の出力に従って前記磁気テープの走行を制御する
キャプスタンサーボ手段であることを特徴とする請求項
第1項記載の磁気記録再生装置。 - (3)前記トラッキング位相を制御する手段は、ヘッド
C、Dが搭載された電気機械変換素子を有し、この前記
電気機械変換素子を前記比較手段の出力により制御する
手段を備えたことを特徴とする請求項第1項記載の磁気
記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255183A JPH04134746A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255183A JPH04134746A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134746A true JPH04134746A (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=17275191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2255183A Pending JPH04134746A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04134746A (ja) |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP2255183A patent/JPH04134746A/ja active Pending
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