JPH04134160U - リニアアクチユエータ - Google Patents

リニアアクチユエータ

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Publication number
JPH04134160U
JPH04134160U JP3949491U JP3949491U JPH04134160U JP H04134160 U JPH04134160 U JP H04134160U JP 3949491 U JP3949491 U JP 3949491U JP 3949491 U JP3949491 U JP 3949491U JP H04134160 U JPH04134160 U JP H04134160U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
screw shaft
rotor
linear actuator
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3949491U
Other languages
English (en)
Inventor
宏之 平林
Original Assignee
多摩川精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 多摩川精機株式会社 filed Critical 多摩川精機株式会社
Priority to JP3949491U priority Critical patent/JPH04134160U/ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はリニアアクチュエータに関し、特に、
ロータの回転を直線運動に直接変換し、モータとほぼ同
等の形状とすることを特徴とする。 【構成】本考案によるリニアアクチュエータは、ケーシ
ング(1)に設けられたステータ(3)と、前記ケーシング
(1)に軸受(4、5)を介して設けられ前記ステータ(3)と対
応するロータ(6)と、前記ロータ(6)の軸心に貫通して形
成されたねじ孔(8)と、前記ねじ孔(8)に螺合され前記ケ
ーシング(1)の両端部(1a、1b)を貫通して突出したスクリ
ュ軸(9)と、前記ケーシング(1)の端部(1b)に設けられた
係合体(11)と、前記スクリュ軸(9)に設けられ前記係合
体(11)と係合する回転防止ピン(12)とを備え、前記ロー
タ(6)の回転により前記スクリュ軸(9)が直線移動し、前
記回転防止ピン(12)が前記係合体(11)に沿って移動する
ように構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、ＦＡ、ロボット、工作機等のリニアアクチュエータに関し、特に、 ロータの回転を直線運動に直接変換し、モータとほぼ同等の形状とするための新 規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のリニアアクチュエータとしては種々あるが、そ の中で代表的なものについて述べると、ここでは図示していないが一般には、複 雑なギヤ構成を採用した回転直線変換機構をモータの外部に設け、ロータの回転 を直線運動に変換していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来のリニアアクチュエータは、以上のように構成されていたため、次のよう な課題が存在していた。 すなわち、モータの外部に複雑なギヤ構成からなる回転直線変換機構を用いて いたため、モータ自体の形状と回転直線変換機構の形状とを合体しなければなら ず、全体形状が極めて大形化すると共に、全体の重量も極めて重いものとなって いた。
【０００４】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ロータ の回転を直線運動に直接変換し、モータとほぼ同等の形状としたリニアアクチュ エータを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案によるリニアアクチュエータは、ケーシングに設けられたステータと、 前記ケーシングに軸受を介して設けられ前記ステータと対応するロータと、前記 ロータの軸心に貫通して形成されたねじ孔と、前記ねじ孔に螺合され前記ケーシ ングの両端部を貫通して突出したスクリュ軸と、前記ケーシングの端部に設けら れた係合体と、前記スクリュ軸に設けられ前記係合体と係合する回転防止ピンと を備えた構成である。
【０００６】
【作用】
本考案によるリニアアクチュエータにおいては、モータに通電してロータを回 転させると、ロータのねじ孔によってスクリュ軸が軸方向に送られる。この場合 、スクリュ軸も回転しようとするが、スクリュ軸に設けられた回転防止ピンが係 合体に係合しているため回転せず、この回転防止ピンはスクリュ軸と共に直線移 動を行う。 従って、このスクリュ軸に被駆動部材を接続しておくことにより、被駆動部材 を直線移動させることができる。
【０００７】
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるリニアアクチュエータの好適な実施例について 詳細に説明する。 図１から図３までは、本考案によるリニアアクチュエータを示すもので、図１ は全体構成を示す正面図、図２は図１の要部を示す断面図、図３は図１の要部を 示す拡大断面図である。
【０００８】 図において符号１で示されるものは全体形状が筒型の箱状をなすケーシングで あり、このケーシング１内には、図３で示されるようにステータコイル２を有す るステータ３が設けられている。
【０００９】 前記ケーシング１の両端部１ａ、１ｂに設けられた一対の軸受４、５にはロー タ６を有する中空状の回転軸７が回転自在に設けられており、この回転軸７の軸 心には、貫通した状態のねじ孔８が形成されている。
【００１０】 前記ねじ孔８内には、ねじ孔８と同じねじ部を有するスクリュ軸９が螺合され ており、このスクリュ軸９の一端９ａは前記端部１ａを貫通して前方に突出し、 その他端９ｂは前記端部１ｂを貫通して後方に突出している。
【００１１】 前記ケーシング１の端部１ｂには、長手のガイド溝１０を有する係合体１１が 取付ねじ１２を介して取付けられており、前記スクリュ軸９の他端９ｂに設けら れた回転防止ピン１２がこのガイド溝１０に移動自在に係合している。
【００１２】 従って、前述の構成において、モータに通電し、ステータコイル２に対して駆 動信号を印加すると、ロータ６が連続回転又はステップ回転するため、同時に回 転軸７も回転し、スクリュ軸９が矢印Ａの方向の何れかに移動する。
【００１３】 前述の状態で、前期スクリュ軸９の一端９ａが出入動作をするため、この一端 ９ａに被駆動体（図示せず）を接続しておくことにより、この一端９ａがリニア アクチュエータとしての作用を達成することができる。 なお、前記モータは、ステップモータ又はＤＣモータの何れとすることもでき る。
【００１４】
【考案の効果】
本考案によるリニアアクチュエータは、以上のように構成されているため、次 のような効果を得ることができる。 すなわち、モータのロータの回転を、ロータに設けられたねじ孔を介してスク リュ軸に伝達して直線運動に変換しているため、従来構成のようにリニア変換用 の機構部をモータ外部に設ける必要がなくなるため、モータ周りの小型化及び関 連部品の削減を行うことができ、全体構成の小型化によりユーザー側の使用自由 度が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案によるリニアアクチュエータを示す正面
図である。
【図２】図１の要部を示す断面図である。
【図３】図１の要部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
１ ケーシング １ａ 端部 １ｂ 端部 ３ ステータ ４ 軸受 ５ 軸受 ６ ロータ ８ ねじ孔 ９ スクリュ軸 １１ 係合体 １２ 回転防止ピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ケーシング(1)に設けられたステータ(3)
    と、前記ケーシング(1)に軸受(4、5)を介して設けられ前
    記ステータ(3)と対応するロータ(6)と、前記ロータ(6)
    の軸心に貫通して形成されたねじ孔(8)と、前記ねじ孔
    (8)に螺合され前記ケーシング(1)の両端部(1a、1b)を貫
    通して突出したスクリュ軸(9)と、前記ケーシング(1)の
    端部(1b)に設けられた係合体(11)と、前記スクリュ軸
    (9)に設けられ前記係合体(11)と係合する回転防止ピン
    (12)とを備え、前記ロータ(6)の回転により前記スクリ
    ュ軸(9)が直線移動し、前記回転防止ピン(12)が前記係
    合体(11)に沿って移動するように構成したことを特徴と
    するリニアアクチュエータ。
  2. 【請求項２】 前記ロータ(6)はステップ回転を行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項１記載のリニアアクチ
    ュエータ。
JP3949491U 1991-05-29 1991-05-29 リニアアクチユエータ Pending JPH04134160U (ja)

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JP3949491U JPH04134160U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 リニアアクチユエータ

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JP3949491U JPH04134160U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 リニアアクチユエータ

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JPH04134160U true JPH04134160U (ja) 1992-12-14

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ID=31920767

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JP3949491U Pending JPH04134160U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 リニアアクチユエータ

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