JPH04132896U - 海中探査ブイの着水離脱構造 - Google Patents
海中探査ブイの着水離脱構造Info
- Publication number
- JPH04132896U JPH04132896U JP3951491U JP3951491U JPH04132896U JP H04132896 U JPH04132896 U JP H04132896U JP 3951491 U JP3951491 U JP 3951491U JP 3951491 U JP3951491 U JP 3951491U JP H04132896 U JPH04132896 U JP H04132896U
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- JP
- Japan
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- exterior cylinder
- underwater
- plate
- parachute housing
- parachute
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- Pending
Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】下部を海中探査ブイの水中部6に引掛けた後、
水中部6及び浮上部5の外周に合うようにたたみ込んだ
2分割外装円筒2の上部にパラシュートハウジング1を
かぶせ、パラシュートハウジング1の内側に取付けた4
枚羽根状の板ばねで製作したプレート3の端部には2分
割外装円筒2の穴2aに挿入され、2分割外装円筒2を
固定するつめ3aを有し、海中探査ブイが海面着水後フ
ロート4が展張すると、プレート3の中央が盛上がり、
プレート3のつめ3aが2分割外装円筒2から外れると
共にパラシュートハウジング1が2分割外装円筒2の外
まで押し下げられ、2分割外装円筒2が分離し、離脱す
る。 【効果】フロートの展張力のみでパラシュートハウジン
グ及びプレートが分離するため、2分割外装円筒を確実
に離脱することができ、部品点数削減及び信頼性向上が
はかれる。
水中部6及び浮上部5の外周に合うようにたたみ込んだ
2分割外装円筒2の上部にパラシュートハウジング1を
かぶせ、パラシュートハウジング1の内側に取付けた4
枚羽根状の板ばねで製作したプレート3の端部には2分
割外装円筒2の穴2aに挿入され、2分割外装円筒2を
固定するつめ3aを有し、海中探査ブイが海面着水後フ
ロート4が展張すると、プレート3の中央が盛上がり、
プレート3のつめ3aが2分割外装円筒2から外れると
共にパラシュートハウジング1が2分割外装円筒2の外
まで押し下げられ、2分割外装円筒2が分離し、離脱す
る。 【効果】フロートの展張力のみでパラシュートハウジン
グ及びプレートが分離するため、2分割外装円筒を確実
に離脱することができ、部品点数削減及び信頼性向上が
はかれる。
Description
【0001】
本考案は海中探査ブイに関し、特に着水時のフロート展張力により外装円筒が
2分割となる着水離脱構造に関する。
【0002】
従来、この種の着水離脱構造は、図3に示すように外装円筒の底部に取付けら
れており、水中部6を保護する外装円筒14と水中部6を保持するクッション1
5、スプリング16、ボディレリーズ17、スプリングリーフ18及びインパク
トプレート19を有し、スプリングワイヤー20で支持している受圧板構造のも
のがある。
【0003】
通常は外装円筒14の内部に収納した水中部6をささえる底板の役をしている
が、海面に着水した時の水撃によってインパクトプレート19を押すことにより
スプリングワイヤー20が外れ、スプリングリーフ18のばね力によりインパク
トプレート19およびスプリングリーフ18が飛び出し、スプリングリーフ18
のつめが外装円筒14から外れる。すると押えが無くなったボディレリーズ17
、スプリング16及びクッション15が落下し、水中部6が離脱する。
【0004】
一方、外装円筒を2分割に分離させる構造としては、図4に示すようなものと
なっており、2分割外装円筒12とパラシュートハウジング11を接続している
プレート13とフロート4及びパラシュート7から構成され、フロート4の展張
力によってプレート13が曲がり、パラシュートハウジング11からつめが外れ
外へ押し出される。その後、水中部6が自重で沈降する沈降力と水面上にとどま
っていようとするパラシュート7の沈降力に対する抵抗によりパラシュートハウ
ジング11が外れ、2分割外装円筒12が分離する構造となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の着水離脱構造は、受圧板構造の場合、部品点数が多くスプリン
グ類を使用しているため組立に塾度を要すること、および部品寸法,形状,ばね
性等のばらつきにより離脱性に対する信頼性が低い等の問題があった。また、外
装円筒の2分割構造においては、水中部が自重で沈降する沈降力と水面上にとど
まっていようとするパラシュートの沈降力に対する抵抗により、パラシュートハ
ウジングが外れ2分割外装円筒が離脱するため、離脱時間が遅れ、最悪の場合に
はフロートが先に展張してしまいパラシュートハウジングが外れなくなり、2分
割外装円筒が分離・離脱しなくなるという欠点があった。
【0006】
本考案の海中探査ブイの着水離脱構造は、水中部の上に浮上部とフロートとを
有し、下部を前記水中部の下端に引掛け且つ前記水中部及び前記浮上部の外周に
合うようにたたみ込んだ2分割外装円筒とを有してなる海中探査ブイにおいて、
前記2分割外装円筒の最上端周囲に設けられた複数個の穴と、前記2分割外装円
筒の上部にかぶせた円筒状のパラシュートハウジングと、弾性板材で放射型の羽
根状に形成されて前記パラシュートハウジングの内側に一体に取付けられ且つ前
記羽根状の端部に設けたつめが前記穴に係合して前記2分割外装円筒を固定する
プレートとを具備してなり、海中探査ブイが海面に着水して前記フロートが展張
するに伴い前記プレートの中央部が盛り上り、前記つめが前記穴から外れるとと
もに前記パラシュートハウジングが前記2分割外装円筒の外まで押上げられて前
記2分割外装円筒が分離し離脱するように構成したものである。
【0007】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【0008】
図1は本考案の一実施例を示し、同図(a)は全体の断面図、同図(b)は本
実施例に用いるプレートの平面図、図2は本実施例の状態を示し、同図(a)は
収納状態の斜視図、同図(b)は分離・離脱状態の斜視図である。
【0009】
本実施例は水中部6の上に浮上部5とフロート4とを有し、下部を水中部6の
下端に引掛け且つ水中部6及び浮上部5の外周に合うようにたたみ込んだ2分割
外装円筒2と、この2分割外装円筒2の最上端周囲に設けられた4個の穴2aと
、2分割外装円筒2の上部にかぶせた円筒状のパラシュートハウジング1と、板
ばねで4枚の放射型の羽根状に形成されてパラシュートハウジング1の内側に一
体に取付けられ且つ羽根状の端部に設けたつめ3aが穴2aに係合して2分割外
装円筒2を固定するプレート3とを有してなる。
【0010】
即ち、プレート3を4枚羽根状の板ばねで製作し、その端部は2分割外装円筒
2の穴2aに挿入され、2分割外装円筒2を係合固定する4個所のつめ3aを有
すると共に、パラシュートハウジング1にスポット溶接又はリベット等で固定さ
れている。又、プレート3の中央部はプレート3が曲がりやすいように切欠きを
入れてある。
【0011】
このような本実施例によれば、海中探査ブイが着水しフロート4が展張すると
、プレート3の中央部にフロート4の展張力が働き、プレート3の中央部が盛り
上がり、つめ3aが2分割外装円筒2から外れ、パラシュートハウジング1とプ
レート3が同時に押し上げられ、パラシュートハウジング1で固定されていた2
分割外装円筒2が解放され、分離すると水中部6は落下し、浮上部5は浮上し離
脱が完了する。
【0012】
以上説明したように本考案は、フロート展張力により外装円筒が2分割し浮上
部と水中部が離脱するため、従来の受圧板構造と比較すると部品点数が削減し、
信頼性が向上する。また従来の2分割離脱構造と比較すると、フロートの展張力
のみでパラシュートハウジング及びプレートが分離するため、確実に離脱できる
という効果がある。
【図1】本考案の一実施例を示し、同図(a)は全体の
断面図、同図(b)は本実施例に用いるプレートの平面
図である。
断面図、同図(b)は本実施例に用いるプレートの平面
図である。
【図2】本実施例の状態を示し、同図(a)は収納状態
の斜視図、同図(b)は分離・離脱状態の斜視図であ
る。
の斜視図、同図(b)は分離・離脱状態の斜視図であ
る。
【図3】従来構造の一例を示す分解斜視図である。
【図4】従来構造の他の例を示す分解斜視図である。
1,11 パラシュートハウジング
2,12 2分割外装円筒
3,13 プレート
4 フロート
5 浮上部
6 水中部
7 パラシュート
14 外装円筒
15 クッション
16 スプリング
17 ボディレリーズ
18 スプリングリーフ
19 インパクトプレート
20 スプリングワイヤー
2a 穴
3a つめ
Claims (1)
- 【請求項1】 水中部の上に浮上部とフロートとを有
し、下部を前記水中部の下端に引掛け且つ前記水中部及
び前記浮上部の外周に合うようにたたみ込んだ2分割外
装円筒とを有してなる海中探査ブイにおいて、前記2分
割外装円筒の最上端周囲に設けられた複数個の穴と、前
記2分割外装円筒の上部にかぶせた円筒状のパラシュー
トハウジングと、弾性板材で放射型の羽根状に形成され
て前記パラシュートハウジングの内側に一体に取付けら
れ且つ前記羽根状の端部に設けたつめが前記穴に係合し
て前記2分割外装円筒を固定するプレートとを具備して
なり、海中探査ブイが海面に着水して前記フロートが展
張するに伴い前記プレートの中央部が盛り上り、前記つ
めが前記穴から外れるとともに前記パラシュートハウジ
ングが前記2分割外装円筒の外まで押上げられて前記2
分割外装円筒が分離し離脱するように構成したことを特
徴とする海中探査ブイの着水離脱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3951491U JPH04132896U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 海中探査ブイの着水離脱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3951491U JPH04132896U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 海中探査ブイの着水離脱構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132896U true JPH04132896U (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=31920785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3951491U Pending JPH04132896U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 海中探査ブイの着水離脱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132896U (ja) |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3951491U patent/JPH04132896U/ja active Pending
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