JP2657433B2 - ソノブイ - Google Patents

ソノブイ

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JP2657433B2
JP2657433B2 JP17886191A JP17886191A JP2657433B2 JP 2657433 B2 JP2657433 B2 JP 2657433B2 JP 17886191 A JP17886191 A JP 17886191A JP 17886191 A JP17886191 A JP 17886191A JP 2657433 B2 JP2657433 B2 JP 2657433B2
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソナーアレー及びそれ
らを水中で展開させる手段に関する。
【0002】
【従来の技術】既知のソノブイには音響センサが組み込
まれている。音響センサは水中に投下されるまでハウジ
ングに収められ、投下されたときアレーが水中の音響信
号を検出できるようにハウジングから離される。また、
ソノブイには綱を用いてアレーを係留するフロートが組
み込まれている。フロートはハウジングが綱の長さまで
降下したときアレーをハウジングから繰り出す役目をす
る。通常、締結手段が備えられており、沈降中、アレー
をハウジング内に拘束し、綱が十分延びきったときハウ
ジングの慣性力により解き放すようになっている。一旦
ハウジングから繰り出されると、アレーは重力又はスプ
リング手段により展開させられるようになっている。し
かし、この方法によるアレーの展開は目標とする展開を
完全に行うことが難しい。別のソノブイでは駆動手段を
備えて、センサアレーを積極的に展開させるようにした
ものがある。例えば、ばねモータを用いたものにおいて
は、モータをセンサ支持の回動アームに接続し、モータ
を作動させて円筒状態から外側に繰り出し星形状に展開
させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような駆
動手段を備えつけることは、ソノブイの設計を複雑に
し、かつコスト高にする。そこで、本発明の目的はソナ
ーアレーを水中で効果的に展開させる改良手段を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、上方に延び
た非展開状態から下方外側に旋回できるように中央支持
体に互いに枢着された複数のアームに装着されたソナー
アレーと、上記非展開アームを収容し、かつ前記アレー
が展開されるときに前記アームを外部に出すために軸方
向に移動する外側ハウジングから成り、前記各アームは
紐を介して上記外側ハウジングに接続され、前記ハウジ
ングの軸方向移動で積極的に該アームを半径方向の展開
状態まで該アームを移動させる本発明によって達成され
る。
【0005】好ましくは中央支持体は、係留綱を介して
フロートに接続されているほうがよい。アレーが展開す
る深さは綱の長さにより決まり、ハウジングは慣性によ
り沈み続ける。そして中央支持体とアームの下向きの動
きが係留綱により阻止されたときアームが現れる。ハウ
ジングは自由落下し、慣性力は紐を介してアームを外側
に引き出す。
【0006】アームは、非展開状態のときはハウジング
とアームとの間に生じる初期の相対運動によって解き放
される締結手段により互いに拘束されることが好まし
い。締結手段はスプリングリングの形態を採ってもよ
く、この場合、リングは開放紐によりハウジングの接続
されているピンにより解き放される。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の具体例を
説明する。図示のソノブイは外側の中空ハウジング1を
有し、その内部には折り畳まれたソナーアレーが格納さ
れている。アレーは5本の伸縮自在のアーム2で構成さ
れ、各アームはその底部が中央の中空支持体3の底部に
枢着されている。海面に浮遊するフロート部4はハウジ
ング1内で折り畳まれたアレーの上に配置され、係留綱
5を介してアレーに接続されている。係留綱は折り畳ま
れた5本のアーム2の間にコイル状に巻かれている。パ
ラシュート6はハウジングの上部を塞ぐコンテナ7内に
納められている。
【0008】航空機からソノブイが投下されると、パラ
シュートコンテナ7が自動的に開き、パラシュート6を
開傘させる。一旦ソノブイが海面に突入すると、感水ス
イッチ(図示せず)が作動して圧縮ガス容器9の炭酸ガ
スがフロート8に吹き込まれる。フロートが膨張する
と、その圧力でハウジング1の上部からパラシュートコ
ンテナ7が外れ、フロート8が海面に浮上する。一方、
アレーを収納したハウジング1は係留綱5を繰り出しな
がら沈み続ける。
【0009】係留綱5はしなやかな部分24を有し、そ
の末端はボビン11に接続されている。ボビンの外周に
はノッチ15が形成され、アーム2の上部がそのノッチ
内で閉じたスプリングリング14により拘束されてい
る。深度選択器25はナイロン製の短い繋ぎ紐26と一
組の紐10を用いてしなやかな部分24とボビン11と
の間に接続されている。予め選定された第1の深度で係
留綱5がぴんと張り、ボビン11と5本のアーム2に軸
方向上向きの力が発生し、アームが伸びる(図3参
照)。係留綱5はアレーの降下を阻止するけれども、ハ
ウジング1は惰性で降下し続けアーム2の上部をボビン
11から解き放す紐12を引っ張る。紐12はボビン1
1の外側にあるスプリングリング14の両端を互いに閉
じるピン13に接続されている。この紐12がぴんと張
ると、ピン13が外れ、スプリングリング14が開く。
これにより、アーム2の上部は開放される。
【0010】ハウジング1が沈み続けると、折り畳まれ
たアームが完全に引き出され、下方向の折れ曲がりが可
能となる。各アームと中央支持体の底部を接続している
枢軸16はアームの直立軸よりも半径方向内側に偏って
配置され、自重でアームが外側に旋回するようになって
いる。更に、各アーム2は紐17(図4)を介してハウ
ジング1の上部に接続されている。ハウジング1が深部
に達すると、紐17がぴんと張られるので、5本全部の
アームが下方外側に引き離され、半径方向に展開した状
態になる。
【0011】完全に展開した状態では、アレーが深度選
択器25と中央支持体3を接続するナイロン紐23を介
して係留綱5より吊り下げられる。信号ケーブル27は
支持体3内の電子装置20とフロート4内の無線送信機
(図示せず)に接続されている。このケーブル27は当
初係留綱5と共に支持体3内に格納され、ケーブルと係
留綱はハウジング1が水中に沈んで展開されるまで、共
に繰り出される。予め定められた深度ではケーブル27
が全て繰り出されず、紐23が支持体3内に格納された
ケーブル27に取り付けられている。しかし、アレーを
予め設定された第2の深い深度で展開させる必要がある
ときは、繋ぎ紐26が深度選択器25により切断され、
全てのケーブル27がハウジング1の降下阻止前に繰り
出され、ケーブル27と紐23がぴんと張られる。この
とき、アレーは予め設定された第1の深度の所で述べた
ように伸長し半径方向に展開する。
【0012】可撓性の材料で形成されたパネル18が、
アームの展開でぴんと張るように、隣接した一対のアー
ム2と中央支持体3の上部との間に取り付けられてい
る。これらのパネル18は展開されたアレーに衝突する
潮の流れを弱める役目をする。更に、可撓性の材料で形
成されたパネル19が、アームの展開でぴんと張り、水
平な制動羽根を形成するように、隣接した一対のアーム
2の間に取り付けられている。この制動羽根はしなやか
な係留綱とともにアレーの垂直方向の動きを減衰させ
る。
【0013】中空の中央支持体3はソノブイの電子装置
同様方位計21を収容している。音響センサは、ハイド
ロホンを各アーム2の長さ方向に沿って間隔を置いて配
置させた形態がとられ、電子装置20に接続されてい
る。ハイドロホンにより検出された音響信号は電子装置
で処理され、信号ケーブル27を介してフロート4内の
無線送信機に伝送される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み込んだソノブイの縦断面図であ
る。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】図1のソノブイを部分的に展開させた斜視図で
ある。
【図4】図1のソノブイを完全に展開させた斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 アーム 3 中央支持体 4 海面に浮上するフロート部 5 係留綱 6 パラシュート 7 コンテナ 8 フロート 9 圧縮ガス容器 10 ボビン 12,17,23 紐 13 ピン 14 スプリングリング 15 外周ノッチ 16 枢軸 18,19 パネル 20 電子装置 21 方位計 22 ハイドロホン 24 しなやかな部分 25 深度選択器 26 繋ぎ紐 27 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−122583(JP,A) 特開 昭62−55581(JP,A) 特開 昭60−157059(JP,A) 実開 平3−106477(JP,U) 特公 平4−43034(JP,B2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に延びた非展開状態から下方外側に
    旋回できるように中央支持体に互いに枢着された複数の
    アームに装着されたソナーアレーと、上記非展開アーム
    を収容し、かつ前記アレーが展開されるときに前記アー
    ムを外部に出すために軸方向に移動する外側ハウジング
    から成り、前記各アームは紐を介して上記外側ハウジン
    グに接続され、前記ハウジングの軸方向移動で積極的に
    該アームを半径方向の展開状態まで該アームを移動させ
    ることを特徴とするソノブイ。
  2. 【請求項2】 フロートと、前記中央支持体をフロート
    に接続する係留綱を有し、該綱の長さは、使用中前記中
    央支持体の下向き移動を阻止し、前記アレーが展開する
    深さを決定する請求項1記載のソノブイ。
  3. 【請求項3】 非展開状態中の前記アームを互いに保持
    する締結手段を有し、該手段は前記ハウジングとアーム
    との間の最初の相対移動により解き放される請求項1又
    は2記載のソノブイ。
  4. 【請求項4】 前記締結手段は、非展開中に前記アーム
    の上部を囲うスプリングリングと、該リングを閉じるピ
    ンと、該ピンと前記外側ハウジングとを接続する開放綱
    とを有し、前記ピンは前記ハウジングとアームとの間の
    最初の相対移動により前記リングから外れてリングを開
    かせ前記アームを開放する請求項3記載のソノブイ。
  5. 【請求項5】 前記係留綱は、しなやかな係留綱により
    構成され、使用中前記アレーの垂直移動を減衰させる請
    求項1〜4のいずれかに記載のソノブイ。
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TWI755753B (zh) * 2020-06-10 2022-02-21 崑山科技大學 具減速翼、平衡機構及防撞重力錨基座、衝擊式樁體及錨複合之錨定機構

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