JPS582112B2 - フネノキユウメイソウチ - Google Patents

フネノキユウメイソウチ

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JPS582112B2
JPS582112B2 JP50049057A JP4905775A JPS582112B2 JP S582112 B2 JPS582112 B2 JP S582112B2 JP 50049057 A JP50049057 A JP 50049057A JP 4905775 A JP4905775 A JP 4905775A JP S582112 B2 JPS582112 B2 JP S582112B2
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JP
Japan
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buoy
ship
mooring cable
life
bowline
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JP50049057A
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JPS5110599A (en
Inventor
ウイリアム・ヨーク・ヒツグス
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Intercontinental Marine Ltd
Original Assignee
Intercontinental Marine Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5110599A publication Critical patent/JPS5110599A/ja
Publication of JPS582112B2 publication Critical patent/JPS582112B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C7/00Salvaging of disabled, stranded, or sunken vessels; Salvaging of vessel parts or furnishings, e.g. of safes; Salvaging of other underwater objects
    • B63C7/26Means for indicating the location of underwater objects, e.g. sunken vessels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、船用の救命装置、特に1970年8月18日
付のカナダ国特許第849,286号と1975年3月
11日付のカナダ国特許第964, 126号に記載の
発明の改良に関する。
カナダ国特許第849,286号の発明の特徴は、ブイ
を係留するのに難破船が用いられ、またブイから救命装
置まで達するもやい綱が設けられていることである。
カナダ国特許第964,126号の発明の特徴は、係留
ケーブルを担持するリールの回転に対し遅れ効果をもた
らして、係留ケーブルが遠く繰り出さないようにする羽
根車を設けていることである。
これらの発明は、船が沈没する場合に船から離れて浮動
するように船に担持させるのに適当なブイに関し、前記
ブイはブイを沈没する船から自由に浮き上らせるのに十
分な浮力を有する本体と、最初にブイに担持された係留
ケーブルとして作用するのに十分な強度の係留ケーブル
を含み、該係留ケーブルはブイに連結され、かつ船が沈
没した後に浮動するブイと船との連結を維持するように
船に連結される。
この型式のブイは、以下に“前記の型式のもの″として
引用する。
前記特許に記載のブイは、ブイが水面に浮く時に自動的
に遭難信号を発する灯火標識と無線標識の両方を含む。
また、前記特許の重要な特徴は、浮きもやい綱の使用で
あり、この浮きもやい綱はブイの大きさに比べてかなり
長く、かつ通常ブイに格納されているが、ブイが船から
離れる時に自動的に解き放されて水面上にたゞよい、船
から離れた救命ボート、救命いかだのような浮き装置を
つなぎ止める装置になる。
この方法で保持された浮き装置は、沈没船の付近で整列
状態を保ち、そして前記標識により容易に所在づけられ
る。
この配置は、浮き装置が転覆の危険を最小にするように
風と海に対して船首を正面に向けたま5でいる別の利点
を提供する。
前記特許に記載のブイは、一方で次のような欠点を有す
る。
即ち、浮きもやい綱の一端がブイ本体に直接に連結され
ているため、浮きもやい綱の他端に連結された救命ボー
ト、救命いかだのような浮き装置とブイとの間に荒天な
どの際に急激な引きが作用して、浮き装置またはブイを
損傷させたり、浮きもやい綱を切断させるなどの危険が
潜在的に存在する。
本発明の目的は前記特許に記載のブイの前記欠点を除去
した救命ブイを提供することがある。
本発明は、ブイを特に小型船舶での使用に適するように
前記特許に記載のブイを変更するものである。
このため、ブイの形状は、以下に述べるようにブイが小
型船舶の索具をひっかけたリせず、また小型船舶の甲板
上の取付部から容易には移動しないようにされている。
また、ブイは水中で引かれる場合に相当な抵抗があり、
この傾向は以下に述べるように特にリングを設けられで
いると顕著である。
したがって、浮き装置により引かれても、ブイは容易に
は位置を変えることがないので、沈没船との間の距離を
概ね一定に保つことができる。
また、浮き装置が衝撃的な引きを作用させる際には、も
やい綱の一端がリングを介して係留ケーブルの適所に連
結しているので、前記の衝撃的な引きは係留ケーブルを
たわませる。
したがって、もやい綱がブイに直接に連結されている場
合とは対照的に、衝撃的な引きはブイに対して緩衝的に
作用し、もやい綱の切断、ブイや浮き装置の損傷の可能
性を減らす。
本発明の一局面によれば、前記型式の救命ブイにおいて
、ブイは全対的に平らな底部と該底部がブイの最も広巾
の部分となるように該底部から内方の上方に彎曲した側
部とを有し、ブイ内の部品の重量分布は、ブイが通常底
部を最下にして、かつほぼ水平にして浮ぶようにされ、
かつ通常はブイに格能されて船から解き放し可能なもや
い綱を備え、該もやい綱は救命ボートまたは救命いかだ
をつなぎ止めるのに十分な強度を有し、該もやい綱の一
端が底部の外方リム、即ち外側縁の内方においてブイの
底部に連結される。
好ましくは、もやい綱の一端はブイの底部の中央位置に
連結される。
前記形状のブイは、特にブイの内方彎曲側部がシートお
よび小型船舶の甲板のまわりを連続的に動く他の作業ロ
ープを捕捉することはなくなるので、ヨットおよび全て
の小さい船の甲板における使用に適する。
また、この形状であると、ブイは、船が傾くときに、ま
たは小さい船が揺れるときに、甲板を洗う波の作用によ
り甲板上の据付位置から容易に変位しなくなる。
ブイは、好適には全体的に半球形状である。
ブイは船の甲板を流れる波に対しては流線形であるが、
ブイが該もやい綱により救命ポートを保持して水中で作
動する時に、前記の配置は、ブイが水中を通って引張ら
れるのに対して十分な抵抗を示すのを確実にする。
これは、外方リム、即ち外方縁の内方においでブイの底
部に、好適にはその中心付近にもやい綱を連結させると
、ブイがもやい綱にかゝる引張力の方向から少し傾斜し
、ブイの底部が水中を通る運動の方向に対して傾斜し、
該運動に抗するようになる。
それにも拘らず、該配置は、ブイがブイの頂部から上方
へ延びるアンテナの作用を重大に干渉する程十分に傾斜
しないような配置である。
本明細書に使用する用語“もやい綱”は、小型船舶また
はヨットが通常積載する小型ボートまたはいかだに適当
な綱の意味である。
本発明の別な局面によれば、前記型式であって、かつ通
常なブイに格納されて船から解き放し可能なもやい綱を
備える救命ブイにおいては、もやい綱の一端は係留ケー
ブルを取囲むリングに連結され、もやい綱がその格納位
置から解き放された後に、もやい綱は該リングによりブ
イに対して適所に保持される。
好適には、浮き装置は、船が沈没した時に該リングをブ
イの近くに支持するように配置されている。
該リングは、代替的にブイの下面に取付けた浮力材料の
パンドに組込んでもよく、パンドがもやい綱から作用さ
れる張力の影響でブイから離れる場合、浮力材料が該リ
ングを支持する。
この場合、リングは係留ケーブルの展開中に索導器とし
て作動する。
この構成により、もやい綱がブイに作用させる応力は最
小になる。
好適には、もやい網は囲い内に通常格納され、風雨およ
び損傷から保護される。
本発明の別な局面によれは、前記型式であって、かつ通
常はブイ内に格納されて船から解き放されるもやい綱を
有する救命ブイにおいては、もやい綱はブイの底部とブ
イの支持体との間の囲い空間内に格納され、該空間の側
部はブイの側部から下方に延びる外方リム、即ちスカー
トにより囲まれ、もやい綱は救命ボートまたは救命いか
だをつなぎ止めるのに十分な強度がある。
本発明を添付図面を参照して実施例について詳細に説明
する。
第1図と第2図に示すブイは、耐火性成形ガラス繊維補
強プラスチックで作られた外部ケーシング11を有する
ブイ本体10を有し、前記外部ケーシングはたとえ穴が
あいたり、または別なふうに損傷したとしても浮力を与
えるような独立気泡合成樹脂材料12の充填物により形
成した浮き装置を包囲する。
本体10は、概ね平らな底部と該底部がブイ本体の最も
幅の広い部分になるように該底部から内方の上方へ彎曲
する側部とを有する半球形状である。
本体は、その頂部に平らな部分18を有し、該頂部は、
中央が15で凹み、以下に詳しく説明する灯火標識と無
線送信器を収容する。
また、本体の底部は、中央が16で凹み、以下に述べる
ケーブル・リールを収容する。
ブイの頂部付近における本体の側部は、ブイのまわりに
隔置された一連のアイフツク17を備え、該アイフツク
はブイが水面にある時に生存者がつかむのに適当なアー
ムループを提供するループ状のポリプロピレン綱17a
を保持する。
本体の底部は、ケーシング11の周辺から下方へ延びる
一体の短い外方リム、即ちスカート20を備える。
第2図に示すように、該スカートは、取付けパンド22
の上側の平らな支持表面と共同して、ブイの底部の下に
狭い囲み空間を提供するように配置される。
取付けパツド22は、船の彎曲甲板上に置かれるように
彎曲した下部表面を有する。
4個のブロック24がパツド22上に離隔して設けられ
、ブイを適所に位置づけ、かつもやい綱および灯火用の
格納空間を提供するようにスカート20の内面と向かい
あって位置する。
4個のアイボルト26がスカート20の外方にパツド2
2の外側縁に離隔して設けられて2本のコード27の端
を保持し、該コードはアイフツク17に固定され、該ブ
イをパツド22上の適所に保持し、該パンド自体は通常
甲板にしっかりと固定される。
コード27は、船が急運に沈むと、ブイがコードを切っ
て水面に留まるように約4.54kg(10ポンド)の
予試験張力で切れるような予試験済の綱である。
コードは、ブイの形状が風または甲板を洗う波のような
力により持ち上げられるのを阻止しているので、ブイが
風または甲板を洗う波により移動するのを妨ぐのに十分
な強度を有する。
凹み16は、第1図の側面図と第2図の断面図に示すケ
ーブル・リール30を収容する。
リールはアルミニウムで形成され、係留ケーブル34を
担持する中央の円筒状シャフト部分と牛径方向端部フラ
ンジ31とを有し、該リールは両端の端部プレートを貫
通して突出するシャフト上に取り付けられ、該突出端部
は凹み16の端部壁に取付けた軸受32により支持され
る。
軸受32はナイロンまたはテフロン(ポリテトラフルオ
口エチレンの商標)で作られた割り軸受であり、少なく
とも一方の軸受の下部半分は取付け部材により支持され
、該取付け部材はそれに作用するねじ込みプラグにより
動かすことができ、リールスピンドルに対して2個の軸
受手体を一緒に押し付け、該スピンドルの自由回転を阻
止する。
軸受圧力は係留ケーブル34に約2.27kg(5ポン
ド)の張力に等しい制動力を与えるように調整される。
リールは、長さ914.4m(3,000ft)、直径
0.20cm(5/64inch)、最小切断強さ36
3.2kg(800ポンド)の係留ケーブル34を担持
する。
該ケーブルの内方端はリールに取付けられ、外方端はス
カート20の下方のパツド22の溝を通り、パツド22
の外方端縁にしつかり固定されたアイボルト35にばね
スナップフックにより固定されて、パッドから容易に連
結が外されるようにされる。
リールは、十分に自由に回転し得るので、船が沈没する
と、ブイは水面に留まることができ、それでもリールか
ら繰り出されるケーブル34により船に結び付けられて
いる。
引用したカナダ国特許第849,286号と同第964
,126号のブイのように、該ブイの重要な特徴は、ブ
イに連結され、通常は格納位置に保持、され、ブイが船
から離れる時に該格納位置から解き放されて、水面に流
れ出るもやい綱を提供することである。
説明のように、これにより、ブイが救命いかだ、または
他の浮き装置の係留個所として働き、またこれらの救命
いかだ等がブイから離れるのを妨止し、そしてこのよう
な浮き装置を荒天候状態でも保持して該装置の転覆の危
険を減少させる。
本発明のブイに用いたもやい綱は、長さ7。
62m(25ft)で、直径1.27cm(0.5in
ch)のポリプロピレン綱40であり、その外方端にル
ープを有し、第3図に示すように通常はブイの底部の下
にまとめられ、2.27kg(5ポンド)の張力で切れ
るように予試験された何本かのコード40aによりブイ
上に保持されている。
もやい綱はブイとパツド22との間の空間に収容され、
浮力があり、また救命ボートや救命いかだをつなぎ止め
るのに十分な強度がある。
開き綱41は、パツド22により支持されたアイフツク
41aに連結された外方端を有し、内方端はループに形
成されもやい綱40の後方にある全ての切断コード40
aの周囲を通る。
もやい綱格納配置は、第4図に示すものと同じであり、
第4図は別な実施例を示すが、もやい綱が同じ方法で格
納されている。
開き綱は、ブイの設置個所により上に船の最高の索具の
高さよりも大きくなるように選んだ長さに切断され、そ
の中間の長さ部分(外方端部分と内方端部分との間)は
パツド22とブイ底部との間に格納される。
この配置は、ブイが船から離れた後に船が沈むにつれて
開き綱がその全長まで引き出され、また開き綱の全長が
引き出された時にもやい綱を解き放すようにコード40
aを切断するようにしたものである。
もやい綱の遅延展開は、もやい綱が船の索具ともつれる
のを妨止する。
ブイは、ブイを設置する時に適当な長さに切断できる標
準長さ22.86m(75ft)の開き綱と一緒に販売
される。
もやい綱40の内方端は、リール付近の個所でケーブル
34を取巻くステンレス鋼のリング42に連結される。
該リング42は、係留ケーブル34が通過する孔を有す
る浮きパッド43により支持され、該パツド43はブイ
とパツド22との間の空間に収容される。
該浮きパツド43の浮力は、ブイが船から離れた後にブ
イの近くにリング42を保持するような浮力であり、係
留ケーブル34はリング42と浮きパツド43を通って
自由に動く。
したがって、作動中のもやい綱40は係留ケーブル34
により有効に係留され、該係留ケーブルによりもやい綱
はブイの底部の中央位置に連結され、ブイ自体は非常に
軽い構造体で作られ、もやい綱の強い張力によりいかな
る損傷を受ける危険性もない。
もやい綱が使用される際にブイの部品に接触する見込み
のあるもやい綱の内方端部分は、耐損耗性のステンレス
のワイヤケーブル40bにより構成される。
もやい綱40の一端は組み継ぎされて十分な強さのルー
プ44を提供し、このループは第4図に示す物品45に
類似する水中灯を保持し、この水中灯はもやい綱の外方
端の位置を見つけるのを助ける。
ブイは、また自動的に作動して遭難信号を発信し、かつ
生存者の位置を知らせる信号装置を含む。
かくして、ブイ本体の平らな頂部表面18は、凹み15
内に収容された電子式キャニスタ102を支持する下部
取付プレート101の外側縁を受け止める。
航空機の衝突防止に使用されるような高強度キセノン型
のストロボ灯105を支持する上部プレート103が、
プレート101と一体にされている。
キャニスタとストロボ灯は、透明合成樹脂の円蓋106
によって被われ、該円蓋は円蓋またはキャニスタへの水
の侵入を妨止するためにケーシング11に対し密封され
ている。
ストロボ灯105は、最高強度10,764,000メ
ートル・キャンドル(1,000,000フート・キャ
ンドル)で毎分当り10閃光を生じさせるキャニスタ1
02内の固体駆動回路に接続される。
フレネルレンズの使用によりストロボ灯の範囲は、通常
状態で24.14km(15マイル)と40.23km
(25マイル)との間である。
電子式キャニスタ102は、またブイ本体の上方側部の
凹部から上方さ延びるアンテナ108に接続された無線
送信器を含む。
作動する時、送信器は国際法規で承認された遭難および
ホーミング信号を提供する。
アンテナ用の凹みは、ブイがまだ船上にある時に、無線
の試験または緊急時に作動させるのに使用するスイッチ
109を含む。
ストロボ灯と無線送信器1よ、下方の凹み16の両側部
の中心においてブイ本体10の内部に取付けた2個の蓄
電池111により付勢される。
適当な蓄電池はエバーレディ(商標)A520の6ボル
ト蓄電池である。
これらの蓄電池はブイの底部の中央に配置されてブイを
平衡に安定させ、ブイ全体の重量分布はブイの底部が最
下になり、ブイが水平に浮くようなものである。
ストロボ灯とキャニスタ102内の送信器用の駆動回路
は、第2図の点線で示す磁気スイッチ115を介して蓄
電池111に接続される。
該磁気スイッチは、一方の側面がブイ本体の底部に近く
配置され、ブイ本体内に完全に密封される。
スイッチ115は、1個のブロック24の頂部に固定し
た電気メッキした薄鋼板24′の磁気効果により開放状
態に保持されるように配置される。
該スイッチは、ブイがパツド22から離れる際に閉じ状
態に動くようにばね付勢され、閉じ状態においてスイッ
チはストロボ灯駆動回路と送信器を蓄電池111に接続
させる。
第2図から認められるように、ブイ自体、ブロック24
とボルト26を具備したパツド22、係留ケーブル34
とアイボルト35、もやい網40と関連部品は、単にパ
ツド22を甲板に取付けることにより,ボートの甲板に
極めて容易に設置しつるユニットとして一緒に販売する
ことができる。
作動において、スイッチ109はブイの定期保守点検の
ために使用され、また船が故障して救助を必要とし、ま
たは動力源の損傷で無線が作用しない場合に無線送信器
を作動させるのに使用され、また船が沈没する場合、電
子機器はブイが進水する前に作動させてもよい。
船が遭難した場合、ブイはコード27の切断、破断、ま
たは解き放しにより容易に゜進水し、ブイは容易に持ち
上げられ、かつ船の側部を越えて進水するのに十分なほ
ど軽い。
船が急に沈没した場合、ブイの侵水または部分的侵入が
コード27を切断してブイを船から離し、船が沈没する
につれてブイを水面上に留める。
ブイが開き綱41の長さに相当する距離だけ船から離れ
ると、コード40aが切断してもやい綱40を解き放し
、該もやい綱は波の作用により展開し、そしてブイの風
下の方へ流れ出て浮ぶ。
浮きパツド43はブイの近くにリング42を保持する。
もやい綱のループ44は、船から離れて浮かんだ救命い
かだ、小船などに好都合な係留個所を提供する。
浮き装置は、種々な長さのもやい綱で前記ループにつな
ぎ止められ、または相互間の衝突を回避するために互い
に前後してつなぎ止めてもよい。
例えば、遊泳者は浮き装置の一片のもやい綱を前記ルー
プ44につなぎ止め、第2の浮き装置の一片のもやい綱
を前記第1の浮き装置につなぎ止め、次に第3の浮き装
置の一片のもやい綱を第2の浮き装置につなぎ止めても
よい。
暴風状態では、救命いかだおよび他の船を揺動ずるブイ
につなぎ止めるよりは浮動するもやい綱につなぎ止める
方が遥かに容易である。
遊泳者は、浮き装置を利用できない場合には、もやい網
をつかんで一時的支持のためにブイ上のアームループ1
7に手を伸ばすことができる。
パツド22からブイを分離すると、磁気スイッチ115
が閉じて無線送信器とストロボ灯105の両方を付勢し
、遭難信号とホーミング信号の発信を開始する。
かくして、もやい綱に連結された救命いかだ等に乗って
いるか、またはブイにしがみついている生存者は間もな
く捜し出され、かつ散在する生存者を探し出すのが長く
遅れることがない。
ブイは係留ケーブル34により船に係留されたままであ
るので、救命いかだは荒天状態でも保持され、転覆した
り、洋上または荒れ果てた海岸に流されるのが妨止され
る。
救助後、ブイは沈没船の位置を指示して急速な沈没船引
き揚げ、難波船標識および汚染防止を助ける。
浮きパツド43により支持され、かつ係留ケーブル34
を取囲むリング42を介してもやい綱をブイに連結する
方法は、ブイに直接過度の応力を課することなくもやい
綱40を適切に係留させるものである。
水平方向の引張力が係留ケーブル34に作用するもやい
綱40によりブイ10に加えられると、結果として生じ
るブイの水中における側方運動は該ブイを少し傾斜させ
るので、ブイはこのような側方運動に抗するように方向
づけられ、かくしてブイ10は、もやい綱40がブイの
側部の一方に取り付けられた場合よりも一層しつかりと
もやい綱を保持する。
この理由は、もやい綱40からの引張りに対する抵抗力
が傾斜したブイ10により生じるからである。
また、急激な強い引張力がもやい綱40にかゝると、リ
ング42は、係留ケーブル34の懸垂線によって係留ケ
ーブル34を直接に引張り、ブイにはぐいつと引張る大
きい加速力を作用させないので、前記の配置はもやい綱
をクッションをもたして保持する。
第3図と第4図に示すブイは、全体的に前記したものと
同じであり、そして対応する部品を指示するのに同じ参
照番号を用いる。
第1のブイに比較した第3図と第4図に示すブイの一つ
の相違点は、ストロボ灯105と無線送信器の両方を作
動させる蓄電池が電子的キャニスタ102に収容される
小型蓄電池であることである。
凹み16のまわりのブイの底部の内方に取付けた金属プ
レート113により適当なバラストが提供される。
前記の磁気スイッチの代りに、パツド22に取付けた開
き綱により操作される機械的スイッチを使用してもよい
また、アンテナ108と試験スイッチ109は、透明合
成樹脂の円蓋106の側部の凹み内に取付けられる。
この配置では、無線送信器、ストロボ灯、蓄電池、アン
テナおよびスイッチは、全てが保守のために取外しでき
る単一構成要素にまとめられる。
この第二実施例のもう一つの相違点は、係留ケーブルに
ゆるくとめる代りにもやい綱40の内方端を保持するリ
ング42は、発泡プラスチック材料のパッド200の頂
部に埋め込まれることであり、該パンドはリング42の
孔に対応する中心孔を有し、ブイの底部に軽く固定して
凹み16をまたぐ。
ブイが船から離れると、パッド200は、天候状態がか
なり穏やかである限りフイに取り付けられたまゝであり
、適所に固定されたリング42は係留ケーブルがリール
を離れるにつれて、係留ケーブルに対し索導器を提供す
る。
もやい綱が厳しい天候状態で強い応力を受けると、パッ
ド200は底部を損傷することなくブイの底部から破断
して離れ、該リングはパツド200によってブイの底部
付近に支持されたままで、もやい綱に加わる力は第一の
実施例と同じように係留ケーブルを介してブイに伝達さ
れる。
ここに説明したブイは、また外部ケーシング内にレーダ
ー反射材料を組み込んで所在の捜索を助けるようにして
もよい。
前記の割り軸受装置により提供されるリールの摩擦ブレ
ーキは、ブイが浮いている水を攪拌することによって制
動を生じさせるケーブル・リールのフランジ上の羽根で
補助するか、または該羽根で置き換えてもよい。
ケーブル・リールを使用する代りに、ケーブルは、ブイ
の底部の凹み内に軸線を垂直にして取付けた静止スプー
ル上に保持してもよく、該スプールはその内方のコアか
ら係留ケーブルを繰り出すように配置され、ひもの分野
で周知のものと同じものである。
また、綱ケーブルがこの係留ケーブルにとって好ましい
が、ナイロンまたはポリプロピレン製ケーブルを使用し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はブイの側立面図、第2図は特別な取付具上に取
付けたブイを示し、第1図の線2−2による断面図、第
3図はブイの第二の実施例の断面図、および第4図は第
3図のブイの下面の図を示す。 10……ブイ本体、11……外部ケーシング、12……
平らな部分、15,16……凹み、17……アイフツク
、20……スカート(外方リム)、22……取付パッド
、21……コード、30……ケーブル・リール、32…
…軸受、34……係留ケーブル、40……もやい綱、4
1……開き綱、42……リング、43……浮きパッド、
、101……下部取付プレート、102……電子的キャ
ニスタ、103……上部プレート、105……ストロボ
灯、106……透明合成樹脂の円蓋、108……アンテ
ナ、109……スイッチ、111……蓄電池、115…
…磁気スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 船が沈没する際に船から離れるように船に担持され
    るのに適した救命ブイであって、船が沈没する際に船か
    ら離れて浮き上がるのに十分な浮力を有し、最初は該ブ
    イに担持され、かつ自由外方端を船に取り付け可能にし
    、かつ内方端を該ブイに連結された係留ケーブルを含み
    、通常は該ブイに積み込まれ、かつ該ブイと共に船から
    離脱可能なもやい綱が設置され、該もやい綱はそれに救
    命ボートをつなぎ止めるのに十分な強度を有し、これに
    より船が沈没すると該ブイは船から離れ、かつ船が沈没
    している間水面上に留まり、該係留ケーブルが該ブイと
    船との間の連結を保持し、かつ該もやい綱が水面上に漂
    って救命ボートに取付けを提供するように、該係留ケー
    ブルを繰り出すような救命ブイにおいて、前記ブイが外
    方リムにより囲まれた概ね平らな底部と、該底部が該ブ
    イの最も広い副部分であり、かつ該ブイ本体の全高さが
    該底部の最大巾よりかなり小さいように該底部から内方
    の上方へ連続的に彎曲した側部とを有し、該ブイ内の部
    品の重量分布は該ブイが通常その底部を最下にし、かつ
    ほぼ水平にして浮ぶようなものであり、前記もやい綱4
    0の一端が該底部の外方リムの内方に位置するリングに
    連結され、前記リングは前記係留ケーブルを取り囲み、 それにより該もやい綱がその収納位置から離れた後に該
    係留ケーブルに対し適所に保持されることを特徴とする
    救命ブイ。 2 特許請求の範囲第1項に記載の救命ブイにおいて、
    さらに船が沈没した時に前記リングを該ブイに近接させ
    て支持するように配置されて該ブイ本体から独立した浮
    力装置を含むことを特徴とする救命ブイ。 3 特許請求の範囲第1項に記載の救命ブイにおいて、
    さらに前記リングを組み込み、かつ前記ブイの下面に取
    り付けられた浮力材料のパッドを含むことを特徴とする
    救命ブイ。
JP50049057A 1974-04-22 1975-04-22 フネノキユウメイソウチ Expired JPS582112B2 (ja)

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GB1751674A GB1469485A (en) 1974-04-22 1974-04-22 Life saving equipment for a marine vessel

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JPS5110599A JPS5110599A (en) 1976-01-28
JPS582112B2 true JPS582112B2 (ja) 1983-01-14

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JP (1) JPS582112B2 (ja)
CA (1) CA1016418A (ja)
GB (1) GB1469485A (ja)
SE (1) SE421894B (ja)

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SE7504603L (sv) 1975-10-23
CA1016418A (en) 1977-08-30
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GB1469485A (en) 1977-04-06

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