JPH0333600Y2 - - Google Patents

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JPH0333600Y2
JPH0333600Y2 JP3826785U JP3826785U JPH0333600Y2 JP H0333600 Y2 JPH0333600 Y2 JP H0333600Y2 JP 3826785 U JP3826785 U JP 3826785U JP 3826785 U JP3826785 U JP 3826785U JP H0333600 Y2 JPH0333600 Y2 JP H0333600Y2
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parachute
cylinder
sensor
sensor body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パラシユートを収納したパラシユー
トケースと、ガス発生装置を備えた浮力源として
のフロートとセンサ本体とを収納した円筒筐体と
を分離可能に結合板で結合したセンサ装置に関す
るもので、特に海洋センサ等に用いられる円筒筐
体内の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のセンサ装置(以下海洋センサという)と
して実願昭56−100224号(実開昭58−6695号公
報)に示されるものがある。以下に図面を参照し
てその説明を行なう。
第6図は従来例を示す収納状態の側断面図、第
7図は結合板の斜視図、第8図は第6図における
a部拡大側面図である。
第6図、第7図および第8図において、1はパ
ラシユート、2はパラシユート1を折畳んで収納
しているパラシユートケース、3は円筒(円筒筐
体)、4は円筒3とパラシユートケース2との結
合および分離機能を有する結合板であり、この結
合板4は第7図に示すように一対の小判穴4aが
形成されており、その個所より曲折しやすくなつ
ている。そして、結合板4は二点鎖線の曲折した
状態から実線で示す平らな状態となつて、円筒3
とパラシユートケース2とを結合している。すな
わち、第8図に示すようにパラシユートケース2
の内側からパラシユートケース2の角穴2aおよ
び円筒3の角穴3aに結合板4の端部が係合する
ようにセツトされている。5は円筒3内に収容さ
れたセンサ本体、6は円筒3の上方部に折畳まれ
て収容されたフロートであり、ガス発生装置7に
よつて展張され、センサ本体5の浮力源となる。
8はセンサ本体5とフロート6の組立て体の間に
配置された板バネであり、円筒3の長さとセンサ
本体5およびフロート6との組立て長さの誤差を
吸収し、センサ本体5とフロート6が円筒3内で
ガタ付くのを防止するものである。この板バネ8
はセンサ本体5とフロート6を互に外方に押圧し
ているが、その配置のためにすき間δが設けられ
ている。9は円筒3の底部に配置されたおもりで
ある。
次に、前記構成による海洋センサの動作を説明
する。第9図の着水状態の側面図を加えて行な
う。
まず、海洋センサは航空機から投下される。投
下から着水まではパラシユート1の開傘によつ
て、安定した姿勢で落下する。
海洋センサが着水すると、第9図に示すように
ガス発生装置7が作動し、フロート6にガスが送
られる。フロート6はガスによつて膨張し、この
フロート6の圧力によつて結合板4は第7図の二
点鎖線で示すように変形される。
したがつて、結合板4の端部はパラシユートケ
ース2の角穴2aおよび円筒3の角穴3aから抜
出ることとなり、パラシユートケース2と円筒3
の結合は解除される。
円筒3は、おもり9の重量によつて沈降し、パ
ラシユートケース2はフロート6の膨張によつて
はね上げられ各々分離する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記したような従来の構造で
は、板バネ8を必要とするために、その実装空間
としてのすき間δが必要となり、その分円筒3内
の実装効率が低下する問題があつた。
また、板バネ8を用いた構造では、着水による
衝撃や航空機搭載中の振動および落下時に加わる
加速度等がセンサ本体5とフロート6とでは異な
るために動作の低下を招く問題もあつた。
本考案は、前記したような問題点を解決するた
めのものであり、センサ本体5とフロート6を当
接させて一方に押圧して移動を防止する手段を部
品の外周に配置することによつて、実装効率を向
上させると共に、着水による衝撃力を緩和し分離
動作の信頼性を向上することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記した目的を達成するために本考案は、部分
的に湾曲させて弾性をもたせたリング状の波形座
金を用い、 ガス発生装置を備えた浮力源としてのフロート
の基部に飛出し防止用のリングを介して前記波形
座金を取付け、 このフロートとセンサ本体とを収納用円筒筐体
に収納し、 この収納用円筒筐体とパラシユートを収納した
パラシユートケースとを変形可能な結合板で分離
可能に結合し、パラシユートケースの端部で波形
座金をフロートの基部に押圧するようにしたもの
である。
〔作用〕
前記した手段によれば、飛出し防止用のリング
を介した波形リングをフロートの基部に取付け、
センサ本体と共に円筒に収納し、この円筒とパラ
シユートを収納したパラシユートケースとを結合
板によつて結合し、パラシユートケースの端部で
波形座金をフロートの基部へと押圧することによ
つて、波形座金のバネ性を利用してフロートとセ
ンサ本体を一方に押圧し、そのガタ付きを防止す
るのである。
すなわち、本考案ではフロートとセンサ本体と
の間にバネ性部材を配置するのではなくフロート
の外周に配置したのである。
そして、航空機から投下されるとパラシユート
が開傘し海洋センサは着水する。次に、ガス発生
装置によつてガスがフロートに送出されフロート
は膨張する。
このフロートの膨張によつて、結合板が押圧さ
れ変形し、円筒とパラシユートケースとの結合を
解除するのである。この時、波形座金は、そのバ
ネ性により飛上がろうとするがリングを介してフ
ロートに取付けられているので、飛上がりは防止
され、膨張時のフロートには支障をきたさない。
〔実施例〕
以下に図面を参照して本考案の第1および第2
の実施例を説明する。
第1図は第1の実施例を示す収納状態の側断面
図、第2図は波形座金の斜視図、第3図は第1図
におけるb部分の拡大側面図、第4図は着水時の
側面図である。
第1図,第2図,第3図および第4図におい
て、1はパラシユート,2はパラシユートケー
ス,3は円筒筐体(以下円筒という。),4は結合
および解除機能を有する結合板,5はセンサ本
体,6はフロート,7はガス発生装置,9はおも
りであり、これ等は前記従来例と同様なので同一
符号で示した。
10は着水時の衝撃の緩和と組立時の寸法誤差
吸収用のバネ性を有した波形座金であり、第2図
に示すように湾曲部10aによつて波形を形成し
ている。この波形座金10は分離動作時に踊つて
膨張時のフロート6にひつかからないように摩擦
用ゴムリング11を介してフロート6の基部に配
置され、パラシユートケース2で固定されてい
る。したがつて、波形座金10はフロート6とセ
ンサ本体5を一方に押圧し、そのガタ付きを防止
しているのである。
また、摩擦用ゴムリング11の内径はフロート
6の基部の外径と同じで、外径は波形座金10の
内径より大きめに形成されている。したがつて、
波形座金10は摩擦用ゴムリング11を弾性変形
させてセツトされている。これによつて、波形座
金10とパラシユートケース2およびフロート6
との偏心が吸収され、組立が容易になると共に組
立精度も高いものとなり、分離動作が円滑に行な
われるのである。
このように構成される海洋センサを航空機から
投下すると、従来と同様に着水まではパラシユー
ト1によつて安定姿勢で落下し、着水すると第4
図に示すようにガス発生装置7によつてフロート
6が膨張される。このフロート6の膨張によつて
結合板4を変形させてパラシユートケース2と円
筒3を分離するのである。
一方、円筒3はおもり9によつて沈降し、パラ
シユートケース2はフロート6の膨張によつて
各々分離する。
前記した分離動作は波形座金10の緩衝作用お
よび波形座金10と摩擦用ゴムリング11による
高精度な組立によつて円滑に行なわれる。また、
波形座金10は自身のもつている弾性エネルギに
よつて飛上ろうとするが摩擦用ゴムリング11と
の摩擦力により飛上りを防止され、フロート6に
対する安全が確保されている。
次に、第2の実施例を説明する。
第5図は第2の実施例を示す要部側断面図であ
り、パラシユートケース2,円筒3,結合板4,
フロート6および波形座金10は前記第1の実施
例と同様である。
12はフロート6の基部に取付けたつば付きリ
ングであり、このつば付きリング12を介して波
形座金10をフロート6の基部に取付けている。
すなわち、分離時に飛上がろうとする波形座金
10がつば付きリング12のつばに当接すること
で飛上がりが防止されるのである。
このようにつば付きリング12を用いても前記
第1の実施例と同様の作用および効果を得ること
ができる。
なお、つば付きリング12の材質としてはゴム
金属やプラスチツク等が使用可能である。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように本考案では、バネ
性を持たせた波形座金をフロートの基部に装着
し、このフロートとセンサ本体とを円筒に収納
し、この円筒とパラシユートケースとを分離可能
に結合し、パラシユートケースの端部で前記波形
座金をフロートの基部に押圧することによつて、
波形座金のバネ性を利用してフロートとセンサ本
体とを一方に押圧して、そのガダ付きを防止した
ので次のような効果がある。
従来は、バネ性部材をフロートとセンサ本体と
の間に配置していたために、その収容スペースが
必要となり、円筒の実装密度を低下させていた
が、前記したような波形座金をフロートの外周に
配置する構成としたので円筒の実装密度を高くす
ることができた。
また、振動および衝撃に対してフロートおよび
センサ共に同じ加速度が加わる構成なので、設計
が容易となり装置動作の信頼性も向上できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す側断面
図、第2図はその波形座金の斜視図、第3図は第
1図b部の拡大側面図、第4図は第1の実施例の
着水時の側面図、第5図は第2の実施例を示す要
部側断面図、第6図は従来例を示す側断面図、第
7図は結合板の斜視図、第8図は第6図における
a部の拡大側面図、第9図は従来例による着水時
の側面図である。 2……パラシユートケース、3……収納用円筒
筐体(円筒)、4……結合板、5……センサ本体、
6……フロート、7……ガス発生装置、10……
波形座金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パラシユートを収納したパラシユートケース
    と、ガス発生装置を備えた浮力源としてのフロー
    トとセンサ本体とを収納した円筒筐体とを分離可
    能に結合板で結合したセンサ装置において、 バネ性を持たせた波形座金をフロートの基部に
    配置し、前記パラシユートケースと前記円筒筐体
    との結合によつてパラシユートケースが前記フロ
    ートの基部に押圧するように装着したことを特徴
    とするセンサ装置。
JP3826785U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0333600Y2 (ja)

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JP3826785U JPH0333600Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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JP3826785U JPH0333600Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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JPS61154199U JPS61154199U (ja) 1986-09-24
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