JPH04132525U - テンキーユニツトの防水構造 - Google Patents

テンキーユニツトの防水構造

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JPH04132525U
JPH04132525U JP3857691U JP3857691U JPH04132525U JP H04132525 U JPH04132525 U JP H04132525U JP 3857691 U JP3857691 U JP 3857691U JP 3857691 U JP3857691 U JP 3857691U JP H04132525 U JPH04132525 U JP H04132525U
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JP
Japan
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mounting plate
numeric keypad
piece
waterproof packing
hole
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Withdrawn
Application number
JP3857691U
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Inventor
悦司 荒谷
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】壁面取付け時における、雨水の内部浸入を防止
したテンキーユニットの防水構造を提供するにある。 【構成】取付板8はテンキー本体9を埋め込み穴13に
収納させた状態で壁面Xに固定する。スイッチブロック
7はテンキー本体9の前面側に配置するとともにテンキ
ー本体9内の回路と接続する。押さえ板22はスイッチ
ブロック7を押さえるようにテンキー本体9の周片23
で囲まれた空間内に嵌め込む。防水パッキン5は凹所2
4内にテンキー本体9の当接片21と周片23とからな
るテンキー本体9の周縁突出部を収納するようにして取
付板8の前面に配置する。カバー1は防水パッキン5の
前面に配置して、防水パッキン5を取付板8とで挟み込
むようして取付板8に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テンキーユニットの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドアホン等に付設する壁面取付けのテンキーユニットには図3に示すような構 成のものが従来あった。 この従来のテンキーユニットは中央に開口窓6を開口し、前方(表面)側へ膨 出させた周縁を有する合成樹脂製カバー1と、このカバー1の後部(裏部)周縁 に突設した突起2を嵌合する溝3を周辺に形成し、中央に窓孔4を開口した防水 パッキン5と、テンキーを配設したスイッチブロック7と、金属製の取付板8と 、信号処理回路等を内蔵したテンキー本体9とから構成される。テンキー本体9 は取付板8の裏面に固定ビス10で固定され、コネクタ部11を取付板8に穿設 さている開口12より取付板8の前面(表面)側に臨ましている。スイッチブロ ック7は取付板8の前面側に配置され、スイッチブロック7から導出したフレキ シブルプリント基板12の先端の接続コネクタを上記コネクタ部11に接続して テンキー本体9側回路と電気的に接続している。
【0003】 而してテンキーユニットを壁面Xに取付ける場合には、まず壁面Xの埋め込み 穴13に図4に示すように配置した状態で取付板8に穿設している長孔14に前 側から挿通して取付けビス15で壁面Xに固定する。この状態で取付板8の前側 に配置されたスイッチブロック7の操作面が防水パッキン5の窓孔4と、カバー 1の開口窓6を介して外側に臨むように防水パッキン5とカバー1とを重ねて配 置し、カバー1のビス挿通孔16、防水パッキン5のビス挿通孔17を介して挿 通した固定ビス18を取付板8の螺子孔19に螺入締結してカバー1及び防水パ ッキン5を固定する。この際スイッチブロック7の周縁が防水パッキン5の窓孔 4の周縁部と、取付板8とで挟着される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで壁面Xに図示するように凹凸があると壁面Xを伝わったきた雨水のよ うなが防水パッキン5と壁面Xとの隙間を通り、取付板8へ伝うため、従来例の ような構造では取付板8と、壁面Xとの固定に使用する長孔14より水が浸入し 、結果スイッチブロック7側まで入り、スイッチブロック7が水によって腐食し たり、テンキー内部へ浸水するいう問題があった。
【0005】 本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは壁面 取付け時における、雨水の内部浸入を防止したテンキーユニットの防水構造を提 供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案は、中央に孔を開口し、壁面に取り付け る取付板と、上記取付板の孔に前面側から嵌め込んで、前側周縁から取付板と平 行するように外方へ延設した当接片を上記取付板表面に当接させて上記取付板に 固定するとともに、上記当接片の先端を前方へ略直角方向に延設して周片を形成 したテンキー本体と、上記周片に囲まれたテンキー本体の前面側に配置するスイ ッチブロックと、上記周片に囲まれた空間内に配置され上記スイッチブロックの 前面周辺を押さえる枠状の押さえ板と、中央に窓孔を設けるとともに、上記当接 片と上記周片とで形成される上記テンキー本体の周縁突出部を裏面開口から嵌め 込み、上記当接片の外面及び上記押さえ板の枠片前面に内面を密着する凹所を上 記窓孔の後開口部に形成した防水パッキンと、中央に上記防水パッキの窓孔と、 上記押さえ板の中央開口とを介してスイッチブロックの表面を臨ます開口窓を設 け、上記防水パッキンを介して上記取付板に固定するカバーとからなり、上記防 水パッキンの凹所の後部開口部位には取付板に密着させる凸部を設け、この密着 部位より外側の取付板の位置には取付板を壁面に取付ける取付けビス挿通用の孔 を設けたものである。
【0007】
【作用】 而して本考案によれば、取付ける壁面に凸凹があって、壁面に沿うように雨水 のような水が浸入し、更に取付板を壁面に取付ける際に用いる取付けビス挿通用 の孔から防水パッキンと取付板との間に浸入しても、防水パッキンの凸部と取付 板との密着部位、周片と防水パッキンの凹所の内面との密着部位、更に防水パッ キンの窓孔の開口周縁近傍の凹所の内面と押さえ板との密着部位とでスイッチブ ロックの後部側への浸入を防止することができるのである。
【0008】
【実施例】
以下本考案を実施例により説明する。 図1は本実施例の要部の断面図を示しており、本実施例では、金属製取付板8 の中央に孔20を開口し、この孔20の前側から箱状の金属製テンキー本体9を 嵌合し、表面開口側の周縁に取付板8と平行するように形成した当接片21を孔 20の開口周辺の取付板8の前面に当接し、この当接片21を固定ビス28で取 付板8に締結固定して、取付板8とテンキー本体9とを一体的なブロックとして いる。
【0009】 板状のスイッチブロック7はテンキー本体9の当接片21の前面と押さえ板2 2とで周縁が挟み込まれるようにして固定される。 当接片21の先端は表方向に略直角に延設して周片23を形成し、この周片2 3で囲まれるテンキー本体9の前面側空間に押さえ板22とスイッチブロック7 とを配設収納する空間としている。
【0010】 押さえ板22は枠状に形成したもので、枠片でスイッチブロック7の周辺を押 さえ、中央の開口25にスイッチブロック7の前面を臨ますようになっている。 防水パッキン5は従来例に比べて厚肉に形成し、スイッチブロック7の前面を 臨ます窓孔4の後開口部には上記当接片21と周片23とからなるテンキー本体 9の周縁突出部を収納する凹所24を形成しており、この凹所24は内面を周片 23の外面及び押さえ板2の枠片の前面に密着させる。凹部4の後部開口部には 、取付板8の前面に密着させる凸部26を形成している。
【0011】 而して壁面Xに取付ける場合には、先ずテンキー本体9の後部を埋め込み穴1 3に収納させた状態で、取付板8を従来例の長孔17と同様に設けた取付けビス 挿通用の長孔(図示せず)に挿通した取付ビス(図示せず)で壁面Xに固定する 。 この固定後スイッチブロック7をテンキー本体9の前面側に配置するとともに テンキー本体9内の回路と接続する。このスイッチブロック7を押さえるように テンキー本体9の周片23で囲まれた空間内に押さえ板22を嵌め込む。この状 態で防水パッキン5を、上記凹所24内にテンキー本体9の当接片21と周片2 3とからなるテンキー本体9の周縁突出部を収納するようにして取付板8の前面 に配置し、更に防水パッキン5の前面にカバー1を配置し、防水パッキン5を取 付板8とで挟み込むようにして合成樹脂製のカバー1を従来例と同様に固定ビス (図示せず)で防水パッキン5とともに固定する。
【0012】 この固定により防水パッキン5の凹所4の内面が図示するようにテンキー本体 9の当接片21の外面と、押さえ板22の前面とに密着する。また凹所4の後開 口部の凸部26が取付板8前面に密着する。 ここでカバー1の後部周縁には従来例の突起2と同様に突起(図示せず)を設 け、この突起を防水パッキン5の周縁に従来例の溝3と同様に形成している溝( 図示せず)に嵌め、カバー1の後部周辺の防水を図っている。
【0013】 また取付板8を壁面Xに取り付ける際、取付ビスを挿通する取付板8の長孔の 穿設位置は上記凸部26と取付板8の密着位置よりも外側に位置させているのは 勿論である。 このように構成することにより、取付ける壁面Xに凸凹があって、壁面Xに沿 うように雨水が浸入し、更に取付板8の長孔から防水パッキン5と取付板8との 間に浸入しても、防水パッキン5の凸部26と取付板8との密着部位A、周片2 3と防水パッキン5の凹所4の内面との密着部位B、更に防水パッキン5の窓孔 4の開口周縁近傍の凹所4の内面と押さえ板22との密着部位Cとでスイッチブ ロック7の後部側への浸入を防止することができるのである。
【0014】 尚テンキー等に用いられるプリント基板Pに実装するタクトスイッチ等のスイ ッチSWをケース40内に収納して充填材41を充填する場合、図2に示すよう にスイッチSWの外郭部上面につば40を設け、充填材41の這い上がりをつば 40の下面42で防ぐと、スイッチSW内に機構部への浸入の防止が図れる。こ のつば40の大きさを選択すれば、流動性の高い充填材41の使用も可能となり 、使用スイッチの制限を少なくすることができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成してあるので、取付ける壁面に凸凹があって、壁 面に沿うように水が浸入し、更に取付板を壁面に取付ける際に用いる取付けビス 挿通用の孔から防水パッキンと取付板との間に浸入しても、防水パッキンの凸部 と取付板との密着部位、周片と防水パッキンの凹所の内面との密着部位、更に防 水パッキンの窓孔の開口周縁近傍の凹所の内面と押さえ板との密着部位とでスイ ッチブロックの後部側への浸入を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部断面図である。
【図2】スイッチのポッテング対応の説明図である。
【図3】従来例の一部破断省略した分解斜視図である。
【図4】従来例の主要部の断面図である。
【符号の説明】
1 カバー 5 防水パッキン 7 スイッチブロック 8 取付板 9 テンキー本体 13 埋め込み穴 21 当接片 22 押さえ板 23 周片 24 凹所 X 壁面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央に孔を開口し、壁面に取り付ける取付
    板と、上記取付板の孔に前面側から嵌め込んで、前側周
    縁から取付板と平行するように外方へ延設した当接片を
    上記取付板表面に当接させて上記取付板に固定するとと
    もに、上記当接片の先端を前方へ略直角方向に延設して
    周片を形成したテンキー本体と、上記周片に囲まれたテ
    ンキー本体の前面側に配置するスイッチブロックと、上
    記周片に囲まれた空間内に配置され上記スイッチブロッ
    クの前面周辺を押さえる枠状の押さえ板と、中央に窓孔
    を設けるとともに、上記当接片と上記周片とで形成され
    る上記テンキー本体の周縁突出部を裏面開口から嵌め込
    み、上記当接片の外面及び上記押さえ板の枠片前面に内
    面を密着する凹所を上記窓孔の後開口部に形成した防水
    パッキンと、中央に上記防水パッキの窓孔と、上記押さ
    え板の中央開口とを介してスイッチブロックの表面を臨
    ます開口窓を設け、上記防水パッキンを介して上記取付
    板に固定するカバーとからなり、上記防水パッキンの凹
    所の後部開口部位には取付板に密着させる凸部を設け、
    この密着部位より外側の取付板の位置には取付板を壁面
    に取付ける取付けビス挿通用の孔を設けたことを特徴と
    するテンキーユニットの防水構造。
JP3857691U 1991-05-28 1991-05-28 テンキーユニツトの防水構造 Withdrawn JPH04132525U (ja)

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