JPH04132375U - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷媒状態検出器を備えた空調装置において、
配管内の冷媒状態を正確に検出し、常に冷媒が適正充填
か否かを判定できるようにする。 【構成】 ステップ1で冷媒流路内に設けられた圧力ス
イッチ21からの検出信号を読込み、ステップ2でこの
圧力スイッチ21からの検出信号が閉成か否かを判定
し、「YES」のときに、ステップ3およびステップ4
の冷媒センサ9からの検出電圧Vによる冷媒状態判定処
理を行なう。これにより、冷媒充填時の誤報知を防止
し、正確な冷媒の適正充填量を知ることができる。
配管内の冷媒状態を正確に検出し、常に冷媒が適正充填
か否かを判定できるようにする。 【構成】 ステップ1で冷媒流路内に設けられた圧力ス
イッチ21からの検出信号を読込み、ステップ2でこの
圧力スイッチ21からの検出信号が閉成か否かを判定
し、「YES」のときに、ステップ3およびステップ4
の冷媒センサ9からの検出電圧Vによる冷媒状態判定処
理を行なう。これにより、冷媒充填時の誤報知を防止
し、正確な冷媒の適正充填量を知ることができる。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車等に好適に用いられる空調装置に関し、特に、流路中
の冷媒状態を検出する冷媒状態検出器を備えた空調装置に関する。
【0002】
一般に、自動車,住宅等には冷房装置,暖房装置等の空調装置が装備され、室
内に暖気または冷気を供給するようになっている。
【0003】
ここで、図5ないし図8に従来技術による空調装置として自動車用の冷房装置
を例に挙げて示す。
【0004】
図中、1は冷房サイクルを示し、該冷房サイクル1はアンモニア,フレオンガ
ス等の冷媒Fが循環する循環流路を形成した配管2と、該配管2の途中に冷媒F
の循環方向(図中、矢示A方向)に沿って順次設けられたコンプレッサ3,凝縮
器4および蒸発器5とから構成され、該蒸発器5はその吸熱面が運転室(図示せ
ず)内へと臨むようになっている。
【0005】
一方、コンプレッサ3は駆動源としてのエンジンに電磁クラッチ(いずれも図
示せず)を介して接続され、エンジンの回転で駆動されるようになっている。
【0006】
そして、冷媒Fはコンプレッサ3によって圧縮された後、凝縮器4,蒸発器5
を通る間に、順次、高圧気体→高圧液体→低圧気体と相転移すると共に、該蒸発
器5においては液体から気体に相転移するときに、運転室内から熱を奪って該運
転室内を冷房するようになっている。
【0007】
6は凝縮器4と蒸発器5との間に位置して配管2の途中に設けられ、液体状態
となった冷媒Fを一時的に蓄えるレシーバタンクを示し、該レシーバタンク6に
は覗窓6Aが設けられ、該覗窓6Aより冷媒Fの液化状況を目視できるようにし
ている。
【0008】
ここで、該レシーバタンク6は図6に示す如く配管2の一部をなす導入管2A
と導出管2Bとに接続され、その内部には除湿剤7が配設されている。そして、
該レシーバタンク6は凝縮器4からの気液混合状態となった冷媒Fを導入管2A
を介して導入し、この冷媒F中の水分を除湿剤7で除湿しつつ、液体(液相)状
態の冷媒Fを導出管2Bから後述の膨張弁8側に向けて矢示A方向に流通させる
ようになっている。
【0009】
8はレシーバタンク6と蒸発器5との間に位置して配管2の途中に設けられた
膨張弁で、該膨張弁8は減圧弁等によって構成され、レシーバタンク6から液相
状態となって導出されてくる冷媒Fを所定圧まで減圧させて矢示A方向に流通さ
せる。そして、該膨張弁8で減圧された冷媒Fは蒸発器5内を流通する間に蒸発
し、気相状態となってコンプレッサ3により再び圧縮される。
【0010】
9は光学式の冷媒状態検出器としての冷媒センサを示し、該冷媒センサ9は図
6に示す如く、レシーバタンク6と膨張弁8との間に位置して配管2の導出管2
Bの途中に設けられ、内部に冷媒Fの流通する冷媒流路が導出管2Bの一部をな
すように形成されたケーシング(図示せず)と、該ケーシングに設けられ、導出
管2Bを径方向から挟むように対向して配設された発光素子9A,受光素子9B
から構成され、該発光素子9Aからの光を受光素子9Bが受光することにより、
導出管2B内を矢示A方向に流通する冷媒Fの状態に応じた検出信号としての検
出電圧Vを図7に示す如く出力するようになっている。
【0011】
そして、該発光素子9Aおよび受光素子9Bは後述する制御回路10に接続さ
れている。
【0012】
10は冷媒の適正充填時に報知ランプ11を点灯させる判定処理手段としての
制御回路を示し、該制御回路10は運転室(図示せず)内に設けられ、入力側が
冷媒センサ9に接続され、出力側が報知ランプ11に接続されている。そして、
該制御回路10は配管2内の冷媒Fが適正な充填量になると、冷媒センサ9から
の検出電圧Vが基準値としての所定電圧Vi よりも高くなるから、これに基づい
て報知ランプ11を点灯させ、配管2内の冷媒Fが適正充填量になっていること
を作業者等に報知するようになっている。
【0013】
このように構成される従来技術では、例えば自動車に冷房サイクル1を実装し
た段階で、潤滑油を含むフレオンガス等の冷媒Fを配管2内に充填し、図示しな
いエアコンスイッチを投入することによってコンプレッサ3を駆動し、冷房サイ
クル1を稼動させる。これにより、コンプレッサ3は配管2内の冷媒Fを圧縮し
つつ、矢示A方向に流通させる。
【0014】
そして、この冷媒Fは凝縮器4内を流通する間に凝縮されて気液混合状態にな
り、レシーバタンク6内で気液分離され、液相状態の冷媒Fが膨張弁8を介して
蒸発器5内に流通し、この蒸発器5内で蒸発(気化)する間に運転室内の熱を奪
いつつ、運転室内を冷房し、気相状態となって再びコンプレッサ3により圧縮さ
れる。
【0015】
ここで、冷媒センサ9の各素子9A,9Bは導出管2B内を矢示A方向に流通
する冷媒Fが通常は液相状態となるレシーバタンク6と膨張弁8との間に配設さ
れ、発光素子9Aからの光を受光素子9Bが冷媒Fを介して受光することにより
、導出管2B内を矢示A方向に流れる冷媒Fの状態に応じた検出電圧Vを運転室
内の制御回路10に出力する。
【0016】
そして、配管2内等に充填された冷媒Fが適正な充填量に達しているときには
、導出管2B内を流れる冷媒Fが完全に液相状態となり、発光素子9Aからの光
は導出管2B内の冷媒Fを透過し、受光素子9Bで高い受光量をもって受光され
るから、冷媒センサ9からの検出電圧Vは図7に示す所定電圧Vi よりも高レベ
ルとなり、制御回路10は冷媒センサ9からの検出電圧Vに基づき、運転室内に
設けられた報知ランプ11を点灯させ、作業者等に適正充填時を知らせるもので
ある。
【0017】
また、冷媒充填時に冷媒Fが適正充填に達していないとき、または配管2内の
冷媒Fが外部に漏洩したりして冷媒不足となったときには、導出管2B内を流通
する冷媒Fが気液混合状態となって気泡が発生し、発光素子9Aからの光が気泡
によって遮断され、受光素子9Bの受光量が低下するから、冷媒センサ9からの
検出電圧Vが所定電圧Vi よりも低下する。これによって、制御回路10は前記
報知ランプ11を消灯させ、未だに適正充填になっていないこと、または冷媒洩
れ等により冷媒不足となっていることを運転者および作業者に知らせることがで
きる。
【0018】
ところで、上述した従来技術では、冷媒Fの充填時には、コンプレッサ3を作
動させる前に、冷房サイクル1内を真空状態にし、その後に、例えば200g程
度の冷媒Fを予備充填してから、コンプレッサ3を駆動させつつ、適正充填量に
達するまで冷媒Fを充填するようにしている。しかし、周囲温度が低い寒冷地等
で冷媒充填を行なう場合には、予備充填時に充填される冷媒Fが低温の影響等で
、例えば50g程度まで少なくなることがあるため、コンプレッサ3を駆動させ
てその後の充填作業を行なうときに、予備充填により配管2内に充填された冷媒
Fは気相状態のまま気液混合状態(気泡が発生する状態)とはならず、冷媒セン
サ9の発光素子9Aからの光は気相状態の冷媒Fを透過して受光素子9Bの受光
量が高くなってしまい、図8に示す特性線Xの如く充填開始時に一時的に検出電
圧Vが所定電圧Vi よりも高くなり、報知ランプ11を点灯させ、冷媒センサ9
は冷媒Fが適正充填量に達していると誤判定してしまうという問題がある。
【0019】
本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本考案は寒冷地等の
低温条件下で空調装置に冷媒充填を行う場合にも、冷媒の適正充填時を正確に検
出できるようにした空調装置を提供することを目的とする。
【0020】
上述した従来技術の課題を解決するために、本考案が採用する構成の特徴は、
流路の途中に設けられ、該流路中の冷媒による圧力を検出する圧力センサと、該
圧力センサからの信号に基づき冷媒による圧力が所定圧力よりも高くなったとき
に冷媒状態検出器の検出動作を開始する冷媒状態検出許可手段とを備えたことに
ある。
【0021】
上記構成により、ある程度所定量に近い冷媒が配管内に充填されたことを配管
内の圧力が高くなったことにより圧力センサで検知でき、冷媒状態検出器の検出
動作を開始させることができる。
【0022】
以下、本考案の実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。なお、実施例で
は前述した従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0023】
図中、21は配管2の膨張弁8と冷媒センサ9との間に取付けられた圧力セン
サとしての圧力スイッチを示し、該圧力スイッチ21は図2に示す如く、後述す
るケーシング22,継手部23,ピストン24およびダイヤフラム26等から構
成されている。
【0024】
22はケーシングを示し、該ケーシング22は例えば非導電性の合成樹脂材料
から有底筒状に形成され、後述する調圧ばね29を収容するばね室22Aと、該
ばね室22Aの上側に形成され、ピストン24が摺動可能に挿入されるシリンダ
室22Bと、該シリンダ室22Bの上端側にはピストン24を抜止めする環状の
抜止部22Cとが形成されている。
【0025】
23は前記ケーシング22の開口部と配管2とをつなぐ継手部を示し、該継手
部23は略円錐の筒状に形成され、一方は配管2に穿設された圧力スイッチ取付
穴2Cに、他方は前記ケーシング22の開口部に取付けられ、ケーシング22を
配管2に接続するようになっている。
【0026】
24は前記ケーシング22のシリンダ室22B内に摺動可能に挿通して設けら
れたピストンを示し、該ピストン24は先端側に設けられた小径の突出部24A
が前記抜止部22Cより上向きに突出している。
【0027】
25,25は前記ケーシング22の軸方向にそれぞれ離間して設けられた電極
を示し、該各電極25は略L字状に形成され、長尺の部分は後述する制御回路3
0に図示しないコネクタおよびリード線を介して接続する導出部25Aとなって
ケーシング22の下側に突出し、短尺な部分は接点部25Bとなり、該接点部2
5Bはそれぞれ向き合うようにして抜止部22C上に突出するように貼着されて
いる。
【0028】
26はダイヤフラムを示し、該ダイヤフラム26は気密性を有する例えばゴム
膜等の可撓性材料によって円形に形成され、該ダイヤフラム26の外周側は固定
部26Aとなり、該固定部26Aをケーシング22の開口部と継手部23との間
に挟み込むことにより、該ダイヤフラム26はケーシング22に固定されている
。27は前記ダイヤフラム26の中央に貼着された円形のダイヤフラム受、28
は該ダイヤフラム受27とピストン24の突出部24Aとの間に挟持して設けら
れた接点板を示し、該接点板28は金属板により形成され、ピストン24が下側
に移動することにより前記各電極25の接点部25Bに当接し、各電極25を電
気的に接続する。
【0029】
29は、ケーシング22のばね室22A内に設けられた調圧ばねを示し、該調
圧ばね29はピストン24を下側から予め設定された押圧力でダイヤフラム26
側に付勢し、配管2内の冷媒Fが気液混合状態となる最小の圧力(以後、所定圧
Piという)、例えば4〜5Kg/cm2 となった時に、ピストン24が下方に
移動するのを許容するようになっている。
【0030】
このように構成される圧力スイッチ21は、配管2内の冷媒Fによる圧力Pが
所定圧Piを越えたときにダイヤフラム26が調圧ばね29に抗して下側に変位
し、各電極25を接点板28によって閉成するようになっており、該圧力スイッ
チ21の閉成,開成状態の信号により、配管2内の圧力Pが所定圧Piに比して
高いか否か判定することができる。
【0031】
次に、30は配管2内の冷媒Fの充填状態を検出する判定処理手段としての制
御回路を示し、該制御回路30は図3に示す如く、冷媒状態検出許可手段として
の処理回路31と、各種のスイッチ,センサ類との入出力を行う入出力制御回路
32と、記憶回路33とから大略構成され、制御回路30の入力側には冷媒セン
サ9と圧力スイッチ21およびエアコンスイッチ34が接続され、出力側には報
知ランプ11が接続されている。
【0032】
ここで、制御回路30はRAM,ROM,CPU等から構成されるマイクロコ
ンピュータ(図示せず)からなり、図4に示すプログラムが格納されている。一
方、前記記憶回路33内には冷媒センサ9からの検出電圧Vに基づいて冷媒Fの
充填量を判定するための所定電圧Vi等が格納されている。
【0033】
本実施例は上述の如き構成を有するもので、空調装置としての基本的作動につ
いては従来技術によるものと格別差異はない。
【0034】
次に、冷房サイクル1への冷媒充填時における制御回路30の判定処理につい
て図4に基づき説明する。
【0035】
まず、制御回路30内の処理回路31はエアコンスイッチ34のON動作によ
って処理動作がスタートし、ステップ1で圧力スイッチ21からの信号を読込み
、ステップ2に移行する。
【0036】
ステップ2では圧力スイッチ21が閉成されているか否かを判定し、「YES
」と判定されたときには配管2内の冷媒Fによる圧力Pは所定圧Pi以上になっ
ているから、ステップ3に移り、冷媒センサ9からの検出電圧Vを読込み、ステ
ップ4に移る。ステップ4では、従来技術で説明したものと同様の手順により冷
媒センサ9からの検出電圧Vと所定電圧Vi とを比較して、冷媒Fが適正量充填
された時点で報知ランプ11を点灯し、適正充填時を報知する。
【0037】
一方、ステップ2で「NO」と判定されたときはステップ1に戻り、ステップ
1以降の処理を繰り返す。
【0038】
以上述べた通り、本実施例では冷房サイクル1の流路を構成する配管2の膨張
弁8と冷媒センサ9の間に、冷媒Fが所定圧Piとなったときに閉成する圧力ス
イッチ21を設け、該圧力スイッチ21からの信号が閉成状態のとき、冷媒セン
サ9の検出電圧Vにより冷媒状態の検出動作を開始させる制御回路30を設けた
から、例えば周囲温度が低い寒冷地等で冷房サイクル1に冷媒充填を行なう場合
、予備充填時に充填される冷媒Fが少なく、コンプレッサ3を駆動させても、駆
動時初期には冷媒Fが気相状態であるから、配管2内の圧力Pは所定圧Piより
も低く、圧力スイッチ21は開成状態となり、制御回路30は冷媒センサ9から
の検出電圧Vによる冷媒状態判定処理を中止している。
【0039】
一方、配管2内の圧力Pが所定圧Piを越えたときは、充填された冷媒Fが気
泡を発生し易い気液混合状態となり、圧力スイッチ21は閉成して制御回路30
が冷媒センサ9の検出電圧Vによる冷媒状態判定処理を開始する。
【0040】
そして、制御回路30は冷媒充填時間の経過と共に冷媒状態検出器9からの検
出電圧Vが所定電圧Viよりも高くなった時点を冷媒Fの適正充填時と判定し、
報知ランプ11を点灯して報知する。
【0041】
従って、従来技術で述べたように配管2内の冷媒Fが不足して完全な気相状態
となり、冷媒センサ9の検出電圧Vが図8の特性線Xに示す如く、充填開始時に
一時的に所定電圧Vi を越えることがあっても、適正充填時であると誤って報知
するのを防止することができる。
【0042】
なお、制御回路30をマイクロコンピュータ等によりソフト回路によって構成
し、実施例の図4に示す制御処理プログラムのうちステップ1およびステップ2
は冷媒状態検出許可手段の具体例であるが、本考案はこれに限らず、たとえば機
械的なハード回路で構成してもよい。
【0043】
また、実施例では、圧力センサとして図2に示すダイヤフラム式圧力スイッチ
を例示したが、本考案は他の形式の圧力スイッチ、例えば抵抗線歪センサ、半導
体圧力センサ等を用いてもよいものである。
【0044】
一方、報知手段は報知ランプ11に限るものではなく、音声合成装置,ブザー
等を用いてもよく、圧力スイッチ21に換えて圧力センサを用いてもよいことは
勿論である。
【0045】
さらに、前記実施例では冷媒センサ9に光学式の冷媒センサを用いた場合を例
に挙げて説明したが本考案はこれに限らず自己発熱型の温度センサを冷媒センサ
に用いることも可能である。
【0046】
以上詳述した通り、本考案によれば流路の途中に設けられ、該流路中の冷媒に
よる圧力を検出する圧力センサと、該圧力センサからの信号に基づき冷媒による
圧力が所定圧力よりも高くなったときに冷媒状態検出器の検出動作を開始する冷
媒状態検出許可手段とを設けたから、流路内の圧力が所定圧に達していないとき
には、冷媒状態検出器による冷媒状態判定処理を中止する。
【0047】
一方、流路内の圧力が所定圧に達したときには、冷媒状態検出許可手段は冷媒
状態検出器からの検出信号に基づいて冷媒の充填量が適正であるか否かを判定す
ることができる。
【0048】
従って、冷媒が極端に不足しているときに、冷媒が適正充填であると判定され
る誤判定を確実に防止し、冷媒の適正充填時を正確に判定することができる。
【図1】本考案の実施例による冷房装置を示す回路図で
ある。
ある。
【図2】図1中の圧力スイッチを示す縦断面図である。
【図3】制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】冷媒状態検出許可および判定処理を示す流れ図
である。
である。
【図5】従来技術による冷房装置の回路図である。
【図6】レシーバタンク等を示す説明図である。
【図7】冷媒センサからの検出電圧を示す特性線図であ
る。
る。
【図8】寒冷地での冷媒充填作業時における冷媒センサ
からの検出電圧を示す特性線図である。
からの検出電圧を示す特性線図である。
1 冷房サイクル
2 配管
3 コンプレッサ
4 凝縮器
5 蒸発器
9 冷媒センサ(冷媒状態検出器)
21 圧力スイッチ(圧力センサ)
30 制御回路(判定処理手段)
F 冷媒
Claims (1)
- 【請求項1】 冷媒が循環する流路と、該流路を形成す
る配管の途中にそれぞれ設けられた凝縮器および蒸発器
と、該凝縮器と蒸発器との間に位置して前記配管の途中
に設けられ、該配管内の冷媒を圧縮するコンプレッサ
と、該コンプレッサによって圧縮された冷媒が液相状態
となる前記流路途中に設けられた冷媒状態検出器と、該
冷媒状態検出器からの検出信号に基づき前記配管内に充
填された冷媒が適正な充填状態にあるか否かを判定する
判定処理手段とからなる空調装置において、前記流路の
途中に設けられ、該流路中の冷媒による圧力を検出する
圧力センサと、該圧力センサからの信号に基づき冷媒に
よる圧力が所定圧力よりも高くなったときに前記冷媒状
態検出器の検出動作を開始する冷媒状態検出許可手段と
を備えたことを特徴とする空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4593491U JPH04132375U (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4593491U JPH04132375U (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132375U true JPH04132375U (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=31925646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4593491U Pending JPH04132375U (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132375U (ja) |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP4593491U patent/JPH04132375U/ja active Pending
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