JPH04131844U - 回路遮断器等の消孤室構造 - Google Patents

回路遮断器等の消孤室構造

Info

Publication number
JPH04131844U
JPH04131844U JP12832990U JP12832990U JPH04131844U JP H04131844 U JPH04131844 U JP H04131844U JP 12832990 U JP12832990 U JP 12832990U JP 12832990 U JP12832990 U JP 12832990U JP H04131844 U JPH04131844 U JP H04131844U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
arc
conductor
section
arc extinguishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12832990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH089877Y2 (ja
Inventor
富永 成和
宮崎 浩造
船越 茂
茂 相原
日岡 正純
哲男 古本
Original Assignee
テンパ−ル工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テンパ−ル工業株式会社 filed Critical テンパ−ル工業株式会社
Priority to JP12832990U priority Critical patent/JPH089877Y2/ja
Publication of JPH04131844U publication Critical patent/JPH04131844U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH089877Y2 publication Critical patent/JPH089877Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Breakers (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Breakers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の属する技術分野] 本件の考案は基台とカバーよりなる器体内部に
接点と接点開閉機構部を有し、接点開離によって
発生するアークを消孤する消孤装置を備える回路
遮断器等の消孤室構造に関する。
[従来の技術] 従来この種の回路遮断器等には、器体内部を消
孤室と機構室に仕切る仕切り板、アークガスを器
体外部に排出する排気孔から常時は塵埃が内部に
侵入することを防止し、アークガスが器体内部に
発生した時はその圧力により弾性変形しガスを速
やかに外部に排出する弾性弁、接点間に発生した
アークが固定導体に転移することを防止する固定
絶縁板等を備えたものがあった。
[従来技術の問題点] しかし、それらは別個の部品として構成されて
いたため、組み立て作業や部品管理が煩雑となっ
ていた。
[目的 手段 及び 作用] 本件考案は上記の部品を一体的に構成して組み
立て作業や部品管理の簡素化を目的としたもので
ある。
[実施例の説明] 以下に図面を用いて実施例を説明する。
第1図及び第2図は本件考案の実施例の図であ
る。
図において、1は基台、2はカバーで、図示し
ないネジ等により締め付け固定されて、器体を構
成する。3は固定導体、4は固定導体の器体外部
側に取り付けられた外部導体接続用の端子、5は
固定導体3の切り起こし部3’に固着された固定
接点、6は可動導体7に固着された可動接点であ
る。
なお、可動導体7は図示しない器体内部に配され
た機構部に連結されて接点5、6を開閉する。
100は、消孤壁110、110間に磁性消孤
板120を保持する消孤装置であるが、特にこの
構造にこだわるものではない。
200は、仕切り板部210、固定絶縁部23
0、排気弁部220を一体に形成した略コの字状
絶縁物で、板状絶縁物を打ち抜いて折り曲げるか、 絶縁性樹脂にて成形加工してつくる。
仕切り板部210は、器体内部をアークが発生
消孤する消孤室と、機構部を設置する機構部室と
に仕切り、消孤室で発生したアークが機構部側に
漏れることをできるだけ防止する機能を有し、遮
蔽部212、可動導体7を機構部室から消孤室内
へ導入する溝211、張り出し部213、肩部2
14よりなる。
固定絶縁部230は、接点5、6間に発生した
アークが不要に固定導体に転移して、消孤性能が
落ちることを防ぐ機能を有し、被覆部231、接
点露出用の溝232よりなる。なお、図に示した
例では溝232から固定接点5と固定導体の切り
起こし部3’が、可動接点側に露出されているが、 切り起こし部を形成せず、溝部232は穴として
接点5のみを露出してもよく、また切り起こし部
はそのままとして200は樹脂成形により切り起
こし部3’をも被覆するような形状とし、接点5
のみが露出するようにしてもよい。更に接点と導
体のアーク走行部が露出するようにしてもよい。
排気弁部220は固定部221と弾性弁部22
2よりなり、弾性弁部222は、常時は第1図の
如く消孤室と器体外部の通路を塞いでいるが、消
孤室内で接点間にアークが発生し内圧が上がると
222’の如く弾性変形して口を開き、アークガ
スを器体外に排出する機能を有する。223は固
定部221に連なる張り出し部で肩部224を有
する。
上述の略コの字状絶縁物200は、まず基台の
凹部11に固定導体3を載置した後、固定導体の
上から略コの字状絶縁物の張り出し部213、2
23を基台溝部12、13に挿入してかぶせ、更
に消孤装置100をその上から載せて消孤装置を
基台とカバーで保持固定する。この図の例では、 略コの字状絶縁物は消孤装置の掛け止め片111、 112により肩部214、224を押さえて固定
しているが、カバーにより肩部214、224を
押さえてもよい。
なお300は、排気小孔302を備える排気板
で、必要であれば図の位置に排気弁220ととも
に基台溝12に挿入して固定する。
[効果] 以上のような略コの字状絶縁物を用いた消孤室
の構造は、従来の仕切り板と固定導体の絶縁板と
排気弁を個別の部品として構成するより、部品数
が少なくて済み、部品管理や組み立てが簡単で済
むという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図……本件考案実施例の組み立て断面図、 第2図……同上 分解組み立て図。 1……基台、2……カバー、3……固定導体、 5……固定接点、6……可動接点、7……可動導
体、100……消弧装置、200……略コの字状
絶縁物、210……仕切り板部、220……排気
弁部、230……固定絶縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基台とカバーよりなる器体内部に、固定導体に
    固着された固定接点と、 可動導体に固着された可動接点、 可動導体と機械的に結合して接点を開閉する機
    構部、 前記接点が開離して発生するアークを消弧する
    消弧装置を有する回路遮断器等において、 器体内部を消弧装置を設置する消弧室と機構部
    を設置する機構室に仕切る仕切り板部と、 消弧室にて発生したアークガスを器体外部に排
    出する排気孔を塞ぐ弾性弁部と、 少なくとも固定接点を露出し固定導体の一部を
    背部に隠す絶縁部とを略コの字状に一体的に形成
    し、カバーもしくは消弧装置で基台に保持固定し
    たことを特徴とする回路遮断器等の消弧室構造。
JP12832990U 1990-11-29 1990-11-29 回路遮断器等の消孤室構造 Expired - Lifetime JPH089877Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12832990U JPH089877Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 回路遮断器等の消孤室構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12832990U JPH089877Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 回路遮断器等の消孤室構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04131844U true JPH04131844U (ja) 1992-12-04
JPH089877Y2 JPH089877Y2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=31931096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12832990U Expired - Lifetime JPH089877Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 回路遮断器等の消孤室構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH089877Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012248357A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 回路遮断器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012248357A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 回路遮断器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH089877Y2 (ja) 1996-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES296549U (es) Un disyuntor de circuito electrico
US6211759B1 (en) Ionized gas deflector for a molded case circuit breaker
JPS59181439A (ja) 回路しや断器
KR860002846A (ko) 내부 개스 팽창 및 배출 시스템을 가진 회로차단기
US5548258A (en) Circuit breaker with insulation device
KR100693704B1 (ko) 회로차단기의 방진구조
CA2383028A1 (en) Circuit interrupter with improved terminal shield and shield cover
JPH04131844U (ja) 回路遮断器等の消孤室構造
KR900008573A (ko) 회로 차단기
JP3843675B2 (ja) 多極開閉器の端子ユニット
CN220753260U (zh) 开关的静触头组件
MY100889A (en) Isolator switch with interlock
JPH0142282Y2 (ja)
CN220753245U (zh) 一种开关的静触头组件
EP0127336A3 (en) Electrical protective circuit breaker having an exhaust passage for the arc gas
JPH0629873Y2 (ja) 回路しや断器
JPS6029791Y2 (ja) 回路しや断器
JPS6328497Y2 (ja)
JPH0754911Y2 (ja) 回路遮断器等の防塵排気構造
JPH0973854A (ja) 漏電遮断器
JPH03110728A (ja) 密封型カバー付リーフスイッチ
JP2000106076A (ja) 回路遮断器
JPH0125401Y2 (ja)
JPH1069847A (ja) 回路遮断器
JPH04255623A (ja) 回路遮断器