JPH04255623A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
- Publication number
- JPH04255623A JPH04255623A JP3803591A JP3803591A JPH04255623A JP H04255623 A JPH04255623 A JP H04255623A JP 3803591 A JP3803591 A JP 3803591A JP 3803591 A JP3803591 A JP 3803591A JP H04255623 A JPH04255623 A JP H04255623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shielding plate
- deformation
- shut out
- circuit breaker
- arc extinguishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 abstract 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
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- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、配線用遮断器や漏電
遮断器などの回路遮断器に関し、詳しくは消弧室を閉塞
する遮蔽板に関する。
遮断器などの回路遮断器に関し、詳しくは消弧室を閉塞
する遮蔽板に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の回路遮断器においては、モール
ド樹脂のケースとカバーとからなる外箱内に電流開閉部
を納め、この電流開閉部にはこれを囲むように消弧室を
配置しているが、この消弧室の遮断ガス排出側は常時は
可撓性の遮蔽板で閉塞しておき、大電流遮断時には遮蔽
板を湾曲変形させて発生した遮断ガスを排出するように
している。この遮蔽板は遮断ガス圧を適度に高めて消弧
を促す圧力弁として働くとともに、電流開閉部への外部
からの異物の侵入を防止する役目をしている。
ド樹脂のケースとカバーとからなる外箱内に電流開閉部
を納め、この電流開閉部にはこれを囲むように消弧室を
配置しているが、この消弧室の遮断ガス排出側は常時は
可撓性の遮蔽板で閉塞しておき、大電流遮断時には遮蔽
板を湾曲変形させて発生した遮断ガスを排出するように
している。この遮蔽板は遮断ガス圧を適度に高めて消弧
を促す圧力弁として働くとともに、電流開閉部への外部
からの異物の侵入を防止する役目をしている。
【０００３】図４〜図６は従来構成を示すもので、図４
は回路遮断器の消弧室部分の縦断面図、図５はその部分
正面図、図６の（Ａ）は図４における消弧室の側面図、
（Ｂ）はその背面図である。図において、１はモールド
樹脂のケース、２は同じくカバーで、電源側端子板を兼
ねた固定接触子３とこれに接離する図示しない可動接触
子とからなる電流開閉部を囲んで消弧室４が配置されて
いる。
は回路遮断器の消弧室部分の縦断面図、図５はその部分
正面図、図６の（Ａ）は図４における消弧室の側面図、
（Ｂ）はその背面図である。図において、１はモールド
樹脂のケース、２は同じくカバーで、電源側端子板を兼
ねた固定接触子３とこれに接離する図示しない可動接触
子とからなる電流開閉部を囲んで消弧室４が配置されて
いる。
【０００４】消弧室４は絶縁物からなる左右の側壁５の
間に磁性板からなる複数枚のグリッド６が適宜の間隔で
重ねられたものであるが、更に図示の場合は遮断ガスの
放出側（図の左側）に多数の排気孔７を有する排気バリ
ヤ８が側板５と一体に設けられ、かつその下端から排気
孔７を閉塞する遮蔽板９が折り返し形成されている。１
０は固定接点、１１は端子ねじ、１２は端子ねじ１１で
固定接触子３に締め付けられた外部導体である。ここで
、電流遮断時に可動接触子が固定接触子３から開離する
と、両接触子間のアークに加熱されて消弧室４内に発生
した高温高圧の遮断ガスは、排気孔７を通り遮蔽板９を
図４に２点鎖線で示すように湾曲させて外部に噴出する
。
間に磁性板からなる複数枚のグリッド６が適宜の間隔で
重ねられたものであるが、更に図示の場合は遮断ガスの
放出側（図の左側）に多数の排気孔７を有する排気バリ
ヤ８が側板５と一体に設けられ、かつその下端から排気
孔７を閉塞する遮蔽板９が折り返し形成されている。１
０は固定接点、１１は端子ねじ、１２は端子ねじ１１で
固定接触子３に締め付けられた外部導体である。ここで
、電流遮断時に可動接触子が固定接触子３から開離する
と、両接触子間のアークに加熱されて消弧室４内に発生
した高温高圧の遮断ガスは、排気孔７を通り遮蔽板９を
図４に２点鎖線で示すように湾曲させて外部に噴出する
。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような回路遮断器
において、従来は遮断ガスの排出時に湾曲する遮蔽板９
に、その変形量を制限する手段が設けられていない。そ
のため、大電流遮断時に遮蔽板９が過度に湾曲して永久
変形が生じ、元の形状に戻らないことがあった。この発
明は、遮蔽板が永久変形する危険を防止した回路遮断器
を提供することを目的とするものである。
において、従来は遮断ガスの排出時に湾曲する遮蔽板９
に、その変形量を制限する手段が設けられていない。そ
のため、大電流遮断時に遮蔽板９が過度に湾曲して永久
変形が生じ、元の形状に戻らないことがあった。この発
明は、遮蔽板が永久変形する危険を防止した回路遮断器
を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、外箱のカバーに遮蔽板の変形量を規制
するストッパ部を設け、かつこのストッパ部に遮断ガス
の排気溝を形成するものとする。その際、遮蔽板を消弧
室の側板と別体として構成し、この遮蔽板をケース底部
の溝に差し込んで取り付けることにより遮蔽板の交換が
簡単になる。
に、この発明は、外箱のカバーに遮蔽板の変形量を規制
するストッパ部を設け、かつこのストッパ部に遮断ガス
の排気溝を形成するものとする。その際、遮蔽板を消弧
室の側板と別体として構成し、この遮蔽板をケース底部
の溝に差し込んで取り付けることにより遮蔽板の交換が
簡単になる。
【０００７】
【作用】大電流遮断時に遮蔽板が大きく変形しようとし
てもストッパ部に当たって変形量が制限されるので永久
変形が生じることがない。また、ストッパ部には遮断ガ
スの排気溝が形成されているので、このストッパ部で遮
断ガスの排出が妨げられることはない。遮蔽板を消弧室
の側板と別体として構成し、この遮蔽板をケース底部の
溝に差し込んで取り付ければ、遮蔽板が劣化した際にも
容易に差し替えて交換することができる。
てもストッパ部に当たって変形量が制限されるので永久
変形が生じることがない。また、ストッパ部には遮断ガ
スの排気溝が形成されているので、このストッパ部で遮
断ガスの排出が妨げられることはない。遮蔽板を消弧室
の側板と別体として構成し、この遮蔽板をケース底部の
溝に差し込んで取り付ければ、遮蔽板が劣化した際にも
容易に差し替えて交換することができる。
【０００８】
【実施例】以下、図１〜図３に基づいてこの発明の実施
例を説明する。ここで、図１は回路遮断器の消弧室部分
の縦断面図、図２はその部分正面図、図３の（Ａ）は図
１における消弧室の側面図、（Ｂ）はその背面図である
。なお、従来例と対応する部分には同一の符号を用いる
ものとする。図において、左右の側板５に複数枚のグリ
ッド６が支持された消弧室４は図の左側の遮断ガス放出
側が開放されており、その部分は別体の遮蔽板９で閉塞
されている。
例を説明する。ここで、図１は回路遮断器の消弧室部分
の縦断面図、図２はその部分正面図、図３の（Ａ）は図
１における消弧室の側面図、（Ｂ）はその背面図である
。なお、従来例と対応する部分には同一の符号を用いる
ものとする。図において、左右の側板５に複数枚のグリ
ッド６が支持された消弧室４は図の左側の遮断ガス放出
側が開放されており、その部分は別体の遮蔽板９で閉塞
されている。
【０００９】遮蔽板９は図３に示すように可撓性の絶縁
材からなる方形の板材で、下部に差込み脚９ａが門形に
形成され、図１及び図２に示すようにケース１の差込み
溝１ａに固定接触子３を跨いで差し込まれて固定されて
いる。遮蔽板９の前方に適宜の距離でストッパ部１３が
カバー２と一体に設けられ、かつその中央部には遮断ガ
スを通す排気溝１４が形成されている。１５は可動接触
子、１６は可動接点である。
材からなる方形の板材で、下部に差込み脚９ａが門形に
形成され、図１及び図２に示すようにケース１の差込み
溝１ａに固定接触子３を跨いで差し込まれて固定されて
いる。遮蔽板９の前方に適宜の距離でストッパ部１３が
カバー２と一体に設けられ、かつその中央部には遮断ガ
スを通す排気溝１４が形成されている。１５は可動接触
子、１６は可動接点である。
【００１０】可動接触子１６が開離し、固定接点１０と
可動接点１６との間に発生したアーク１７により消弧室
４内に遮断ガスが発生すると、遮蔽板９は図１に示すよ
うに湾曲変形しこれを逃がす。この遮断ガスは排気溝１
４を通って矢印で示すように外部に放出される。その際
、遮蔽板９は上端部がストッパ部１４に当接するため変
形量が制限され、大電流遮断時でも過度の湾曲により永
久変形が残ってしまう危険がない。また、遮蔽板９は消
弧室４の側板５と別体として構成され、単なる差込みで
ケース１に固定されているので、遮断ガスにより損傷を
受けた場合にも簡単に交換することができる。
可動接点１６との間に発生したアーク１７により消弧室
４内に遮断ガスが発生すると、遮蔽板９は図１に示すよ
うに湾曲変形しこれを逃がす。この遮断ガスは排気溝１
４を通って矢印で示すように外部に放出される。その際
、遮蔽板９は上端部がストッパ部１４に当接するため変
形量が制限され、大電流遮断時でも過度の湾曲により永
久変形が残ってしまう危険がない。また、遮蔽板９は消
弧室４の側板５と別体として構成され、単なる差込みで
ケース１に固定されているので、遮断ガスにより損傷を
受けた場合にも簡単に交換することができる。
【００１１】
【発明の効果】この発明によれば、遮断ガスによる遮蔽
板の変形が制限され永久変形が残る心配がないので回路
遮断器の寿命信頼性が向上する。また、遮蔽板が損傷し
た場合にも交換が簡単である。
板の変形が制限され永久変形が残る心配がないので回路
遮断器の寿命信頼性が向上する。また、遮蔽板が損傷し
た場合にも交換が簡単である。
【図１】この発明の実施例を示す回路遮断器の消弧室部
分の縦断面図である。
分の縦断面図である。
【図２】図１の部分正面図である。
【図３】（Ａ）は図１における消弧室の側面図、（Ｂ）
はその背面図である。
はその背面図である。
【図４】従来例の回路遮断器の消弧室部分の縦断面図で
ある。
ある。
【図５】図４の部分正面図である。
【図６】（Ａ）は図１における消弧室の側面図、（Ｂ）
はその背面図である。
はその背面図である。
１ ケース
１ａ 溝
２ カバー
３ 固定接触子
４ 消弧室
９ 遮蔽板
１３ ストッパ部
１４ 排気溝
１５ 可動接触子
Claims (2)
- 【請求項１】ケースとカバーとからなる外箱内に電流開
閉部が納められ、この電流開閉部を囲んで消弧室が配置
されるとともに、この消弧室の遮断ガス排出側は常時は
可撓性の遮蔽板で閉塞された回路遮断器において、カバ
ーに遮蔽板の変形量を規制するストッパ部を設け、かつ
このストッパ部に遮断ガスの排気溝を形成したことを特
徴とする回路遮断器。 - 【請求項２】遮蔽板を消弧室の側板と別体として構成し
、この遮蔽板をケース底部の溝に差し込んで取り付けた
ことを特徴とする回路遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3803591A JPH04255623A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3803591A JPH04255623A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 回路遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04255623A true JPH04255623A (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=12514293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3803591A Pending JPH04255623A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04255623A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2421119A (en) * | 2004-12-08 | 2006-06-14 | Hess Trading Sr Spol S R O | Extinguishing chamber of a circuit chamber |
| EP1722384A3 (de) * | 2005-05-13 | 2007-06-27 | ABB PATENT GmbH | Elektrisches Installationsgerät mit Lichtbogen-Vorkammerraum, Vorkammerplatten und strombegrenzender Lichtbogenlöscheinrichtung |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3803591A patent/JPH04255623A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2421119A (en) * | 2004-12-08 | 2006-06-14 | Hess Trading Sr Spol S R O | Extinguishing chamber of a circuit chamber |
| GB2421119B (en) * | 2004-12-08 | 2009-02-04 | Hess Trading Sr Spol S R O | Extinguishing chamber of a circuit breaker |
| EP1722384A3 (de) * | 2005-05-13 | 2007-06-27 | ABB PATENT GmbH | Elektrisches Installationsgerät mit Lichtbogen-Vorkammerraum, Vorkammerplatten und strombegrenzender Lichtbogenlöscheinrichtung |
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