JPH04131540U - 軽車輌の安全灯 - Google Patents

軽車輌の安全灯

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JPH04131540U
JPH04131540U JP3937891U JP3937891U JPH04131540U JP H04131540 U JPH04131540 U JP H04131540U JP 3937891 U JP3937891 U JP 3937891U JP 3937891 U JP3937891 U JP 3937891U JP H04131540 U JPH04131540 U JP H04131540U
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JP
Japan
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light
safety
support plate
bicycle
present
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Pending
Application number
JP3937891U
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English (en)
Inventor
浩一 嘉代
貞昌 宮下
洋 大川
修一 山谷
健一 山田
Original Assignee
日本精機株式会社
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Publication date
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Publication of JPH04131540U publication Critical patent/JPH04131540U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自転車等の軽車輌の走行の安全性を確保し、
意匠にも新規な安全灯を提供する。 【構成】 自転車1のフレーム2の一部を透明筒体4に
より構成し、この筒体4内にEL素子7を挿入してフレ
ーム2に取り付け固定する。また前記EL素子4を発電
機16と配線コード13により接続する。そして夜間等の走
行の際に、発電機16からの電気をEL素子7に供給する
と、EL素子7が発光して透明筒体4全体が発光状態で
視認される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自転車、三輪車等の軽車輌の安全灯に関し、特にフレーム、ハンドル 、かごまたは泥除け部材等の構成部品自体が発光する安全灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
軽車輌例えば自転車には夜間の安全走行のために安全灯が備えられ、前部のヘ ッドライトは、前方にある障害物を発見するための照明としての役割と、他の交 通に対して接近を知らせる役目とを有し、後部に設けたテールランプは、後方か らの発見を容易にし、接近してくる第3者に注意を促す役目を有している。また 、これら電球等の発光によるものの他に、フレーム、ハンドル、かごまたは泥除 け部材等に反射器を設けたり反射テープを張り付けることにより、これらに反射 する光によって第3者からの確認を容易にし、自動車等の車輌に比べて小さく視 認しにくい軽車輌の夜間の安全走行を図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記ヘッドライト、テールランプには従来光源として電球等が用いられている が、このような点発光状態で前方を灯火するヘッドライトでは自転車の前方から 見た場合の視認性には優れているが、側面から見た場合、角度によりその光線が 著しく見にくいものとなる。このため自転車がヘッドライトを灯火して走行して いてもその側面方向位置からでは発見が遅れるという問題が生じる。このため自 転車の側面に電球等を設けて側面からの視認性の向上を図ることが考えられるが 、実際上電球の取付け位置および形状等に課題が残り、さらに多数の電球を用い ることは発電機等を電源とする自転車ではその使用電力が制約を受けるという問 題がある。一方、反射器あるいは反射テープを用いる場合はこのような制約は受 けないものの、自発光型のものと異なり外部光線を受けた時しか反射しないため 、接近した車輌等からの発見が遅れ、また、光源を持たない歩行者等からでは容 易に確認できないという問題があった。
【0004】 そこで本考案は自転車等の軽車輌の走行の安全性を確保し、意匠にも新規な安 全灯を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は自転車等の軽車輌の構成部品を透光性材料からなる筒体で形成し、こ の筒体内に発光体を設けたものである。
【0006】
【作用】
上記構成によって、発光体からの光線が中空な透光性材料からなる筒体を透過 して自転車等の軽車輌の構成部品自体が発光する。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図4は本考案 の第1実施例を示し、1は例えばスポーツタイプの自転車であり、この自転車1 のフレーム2の一部を安全灯3により構成しており、この安全灯3は合成樹脂等 の透光性材料からなる透明筒体4内にこの筒体4とほぼ同じ長さを有する透明な 支持板5が挿入され、この支持板5の両面にそれぞれ両面テープ6により発光体 たるEL素子7を取り付け固定し、このEL素子7は支持板5とほぼ同幅を有し ている。8は前記支持板5の一側に設けられ定電圧回路を構成する回路基板であ って、この回路基板8には昇圧トランス9及び電気部品10が実装されるとともに 、前記EL素子7とその板状リード11に半田付された接続コード12を介して電気 的に接続されている。また回路基板8には配線コード13の一端が接続され、この 配線コード13の他端はキャップ14と接続部材15とを挿通して自転車1の前輪側に 装着した発電機16に接続される。またこの発電機16には周知のヘッドライト16A が接続されている。前記キャップ14の内側には縦溝14Aが形成され、この縦溝14 Aに前記支持板5の端部を挿着するとともに該キャップ14を筒体4の両端にそれ ぞれ嵌入している。前記接続部材15は前記筒体4の両側に取り付けられ、この接 続部材15に形成された取付溝15Aにフレーム2に設けた取付片2Aを挿入すると ともに、これら接続部材15と取付片2Aとをボルト,ナット等の締着部材17によ って締着して、前記安全灯1がフレーム2に一体に取り付けられる。また、ハン ドル18の一部を透光性材料で形成し、この内部にEL素子を挿入して安全灯を構 成したり、泥除け部材19を透光性材料で形成し、この内部にEL素子を挿入して 安全灯を構成したりすることもできる。そして、夜間等の走行の際に、発電機16 からの電気をEL素子7に供給すると、EL素子7が発光してこの発光が透明筒 体4を通して視認される。
【0008】 このように本実施例においては自転車の構成部品であるフレーム2を中空な透 光性材料で形成し、この透明に形成した透明筒体4内に発光体であるEL素子7 を設けたものであるから、フレーム2の一部である透明筒体4内でEL素子7が 発光し、この発光状態が透明筒体4を透過して視認され夜間走行の安全性を高め ることができる。またフレーム2の一部を構成する透明筒体4全体が発光するも のであるから、広い面積の発光状態が得られ意匠的にも優れた効果が得られると ともに、従来死角となりやすかった自転車1の側面方向からの視認性が大幅に向 上する。さらにまた、実施例上の効果として、発光体にEL素子7を用いること により、電球等と異なり少ない消費電力によって広い面積の面発光状態が得られ るとともに、各種発光色のEL素子を使用することにより所望色の発光状態が得 られる。また、支持板5の両側面にEL素子6,6を設けているから、自転車1 の両側方から発光する安全灯3を確認することができる。
【0009】 図5及び図7は本考案の第2実施例を示し、この例では透光性材料からなる断 面長方形形状の中空角型筒体4A内に一枚のEL素子7を挿入した安全灯3Aを 自転車1のかご20の前面に設け、前記筒体20の外周に紫外線カットフィルター2
1 を接着等によって設けている。また、この紫外線カットフィルター21の代わり
に 図示しないスモークフィルムあるいはハーフミラーフィルムを用いることもでき 、またフィルム21は図7に示すように筒体4の内面側に設けたり、直接EL素子 7の表面に設けてもよい。
【0010】 このように上記実施例においては、紫外線カットフィルター21によりEL素子 7が受ける紫外線をカットするように構成したものであるから、紫外線によるE L素子7の変色等の劣化及び透明な筒体4Aの変色を防止し、安全灯3Aは長期 間安定した発光状態で使用することが可能となる。また、紫外線カットフィルタ ー21を設ける代わりに、筒体4Aを紫外線吸収剤を混入した材料から形成したり 、筒体4Aに紫外線吸収剤を混合した塗料を吹き付け、印刷あるいは塗布したり して紫外線をカットするようにしてもよい。
【0011】 図8は本考案の第3実施例を示し、この例ではEL素子7の板状リード11に透 孔11Aを穿設し、支持板5に接続用導電ネジ22が挿通する透孔23を穿設しており 、また各板状リード11と電気的に接続される導電性金属片24を設け、この金属片 24に図示しない透孔を穿設し、さらに接続コード12の端部にはリング状の端子部 25が設けられている。そして支持板5の一側面からネジ22を、金属片24、端子部 25、板状リード11、支持板5、他面側の板状リード11、金属片24に挿通しナット 22Aと螺着して、支持板5両面のEL素子7を回路基板8と電気的に接続してい る。
【0012】 このように上記実施例においては、導電ネジ22を支持板5に挿通してこの導電 性ネジ22と両EL素子7の板状リード11とを電気的に接続するとともにネジ22を 接続コード12と接続することにより、ネジ22の螺合という簡単な作業で支持板5 両面のEL素子7と配線コード12との電気的な接続が可能となり、接続作業性の 向上が図れ、また、例えば半田付のように作業条件等により接続不良を起こす虞 のない確実な接続構造が得られる。また、図示しないハトメを前記支持板の透孔 に挿通した後、このハトメを加締めて両EL素子の板状リードと配線コードとを 電気的に接続するようにしてもよい。
【0013】 図9は本考案の第4実施例を示し、この例では支持板5の長手方向両側にそれ ぞれ挿入溝26を形成し、この挿入溝26間にEL素子26をスライド挿入するものを 示し、この実施例によれば両面テープ等を用いるこなく支持板5にEL素子7を 簡単に取付けることができ、また、前記両面テープの粘着性の低下によりEL素 子7が脱落等の位置ずれを防ぐことができ、さらにEL素子7の長手方向両側か ら前記両面テープが視認され美観を損なうという問題を解消することができる。
【0014】 図10は本考案の第4実施例を示し、この例では支持板5の両面にEL素子7を 重ね合わせた状態で、これらを断面コ字型の挾着部材27により一体に固定したも のを示し、この実施例においても第4実施例と同様にEL素子7を支持板5に簡 単かつ確実に取付けることができる。
【0015】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能である。例えば実施例では自転車を用いて説明を行 ったが、本考案の安全灯は三輪車、リヤカー等の軽車輌にも用いることが可能で あり、発光体も各種タイプのものが適用可能である。さらに安全灯の大きさ、形 状、寸法などは適宜選定すればよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案は自転車等の軽車輌の構成部品を透光性材料からなる筒体で形成し、こ の筒体内に発光体を設けたものであり、軽車輌の走行の安全性を確保し、意匠に も新規なの安全灯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す安全灯を備えた自転
車の側面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す要部の分解斜視図で
ある。
【図3】本考案の第1実施例を示す安全灯の要部の断面
図である。
【図4】本考案の第1実施例を示す安全灯の断面図であ
る。
【図5】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例を示す安全灯の断面図であ
る。
【図7】本考案の第2実施例を示す安全灯の断面図であ
る。
【図8】本考案の第3実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図9】本考案の第4実施例を示す安全灯の断面図であ
る。
【図10】本考案の第5実施例を示す安全灯の要部の断
面図である。
【符号の説明】
1 自転車 2 フレーム(構成部品) 3,3A 安全灯 4,4A 透明筒体 7 EL素子(発光体) 18 ハンドル(構成部品) 19 泥除け部材(構成部品) 20 かご(構成部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山谷 修一 新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本 精機株式会社内 (72)考案者 山田 健一 新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本 精機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車等の軽車輌の構成部品を透光性材
    料からなる筒体で形成し、この筒体内に発光体を設けた
    ことを特徴とする軽車輌の安全灯。
JP3937891U 1991-05-29 1991-05-29 軽車輌の安全灯 Pending JPH04131540U (ja)

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JP3937891U JPH04131540U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 軽車輌の安全灯

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021522098A (ja) * 2018-04-17 2021-08-30 バンムーフ・ベスローテン・フエンノートシャップVanmoof B.V. 光システムを有する自転車、自転車カセット、および方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021522098A (ja) * 2018-04-17 2021-08-30 バンムーフ・ベスローテン・フエンノートシャップVanmoof B.V. 光システムを有する自転車、自転車カセット、および方法
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