JPH04131416A - 除塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、下水道における水路中に浮遊する塵芥を捕
捉して自動的に除去する除塵機に関する。

［従来の技術］ 従来より、除塵装置は除塵機を複数台横一列にならべ、
それらで掻き揚げられた塵芥をベルトコンベア上に排出
して１次の工程に移送するものであった。そしてその除
塵機は、第３図に示すように、水路中にスクリーン１１
を傾斜して配置し、その上流側に、上部スプロケット１
２と下部スプロケット１３を回動自在に配設し、該両ス
プロケット１２．１３に、複数のレーキ１４を装着した
無端チェン１５を張架する。そして無端チェン１５を矢
印Ｃ方向に回動させることで、スクリーン１１に捕捉さ
れた塵芥をレーキ１４でスクリーン１１に沿って掻き揚
げ、ベルトコンベア１６上に排出するものである。

［発明が解決しようとする問題点コ しかし、従来の除塵装置においては、その除塵機のスク
リーンが傾斜し、塵芥の移送を除塵機外に設けたベルト
コンベアで行なっていたため、次のような問題点があっ
た。

・床上に突出するケーシングの高さが高くなり、メンテ
ナンスが床上のみからでは行なえなくなる。

・ベルトコンベアでは完全な防臭が行なえず、又塵芥に
付着したスラリーの飛散が発生して周囲を汚してしまう
。

・ベルトコンベアであるため、レーキからの塵芥の搬出
は機械的手段に頼らざるを得す、それが除塵機の故障の
大半を占めていた。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、水路中にスクリーンを設置し、このスクリー
ンの上流側に複数のレーキを装着した無端チェンを上部
駆動スプロケットに向動自在に巻き廻した除塵機を複数
台横一列に配列し、前記複数台の除塵機を各々の上部駆
動スプロケットの下に配置した流水トラフで連結し、 流水トラフの下流端近傍に破砕機を配置し、前記破砕機
の下流側にジェットポンプを配置して、破砕された塵芥
と水を共に次工程に移送することを特徴とする除塵装置
であり、その中の除塵機はスクリーンを略垂直に設置し
、上部駆動スプロケットに懸架した無端チェンは、半円
形をした下部折り返し部を含む略Ｕ字型のガイドレール
でガイドし、上部駆動スプロケットの真下に流水トラフ
を配設し、上部駆動スプロケットに対して流水トラフと
反対側に水噴射ノズルを配設し、レーキで掻き揚げた塵
芥は水噴射ノズルの噴射水で集水トラフ中に洗い落して
、除塵機外に排出することを特徴とするものである。

［実施例コ 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の実施例の概略配置図、第２図は本発明
の除塵機の側面断面図である。図中１は水路で、その水
路１を横断するように複数台の除塵機２を設置する。そ
して各々の除塵機２を流水トラフ３で連結し、流水トラ
フ３の下流側に破砕機４を配置し、更にその下流にジェ
ットポンプ５を配置する。

次に除塵機の詳細について説明する。水路１中にスクリ
ーン１０を流路に対して垂直に配置する。

スクリーン１０の上流側にはカイトレール１１をスクリ
ーン１０に沿って配置し、ガイドレール１１は最下部が
半円形の折り返し部１　］、　ａと垂直な直線部１１ｂ
とからなるＵ字形をしている。水路上の床面上にはスク
リーン１ｏの延長上にケーシング１２を配置し、ケーシ
ング１２内には上部駆動スプロケット１３を回動自在に
配設し、それは電動機（図示略）によって駆動される。

上部駆動スプロケット１３には無端チェン１４を巻き掛
け、無端チェン１４はガイドレール１１にガイドされて
回動するようにする。

無端チェン１４にはレーキ１５を複数個取り付けて２無
端チエン１４の回動とともにスクリーン１０と係合して
昇降するようにする。

上部駆動スプロケット１３の下には流水トラフ３を配設
し、この流水トラフ３はケーシング１２の側面を貫通し
て、第１図に示すように複数台の除塵機を連結する。

ケーシング１２の上部内側には水噴射ノズル１６を各々
が上部駆動スプロケット１３の略中心を向くように３列
配置する。

次に上記構成の作用について説明する。

スクリーン１ｏに捕捉された塵芥はレーキ１５によって
掻き揚げられ、レーキ１５とともに上部駆動スプロケッ
ト１３まで達する。レーキ１５が上部駆動スプロケット
１３によって反転され始めると、レーキ１５の爪１５ａ
の上面（この面に塵芥が乗っている）は上部駆動スプロ
ケット１３の中心方向に向かって傾斜する。そこへ水噴
射ノズル１６からの噴射水が当って、塵芥は流水トラフ
３中へ洗い落される。

流水トラフ３は複数台の除塵機２からの塵芥を集めて、
前記した水噴射ノズル１６からの噴射水とともに下流へ
流し、流水トラフ３の下流側に設置された破砕機４で小
片に破砕する。この破砕機４はすべてのものを破砕する
必要はなく、その次に配置されているジェットポンプ５
で吸引できない大きさの、例えば木片等を破砕すればよ
い。破砕機４で破砕された塵芥はジェットポンプ５で水
とともに吸引されて、次の工程へ移送される。

［発明の効果］ 本発明は上記構成としたから、床上に突出するケーシン
グの高さが小さくなり、メンテナンスを行いやすく、ま
たレーキからの塵芥の排出は水噴射で行なうため、機械
的な故障が少ない除塵機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の概略配置図、第２図は本発明
の除塵機の側面断面図、第３図は従来例の側面断面図で
ある。 １；水路、２；除塵機、３；流水トラフ、４；破砕機、
５；ジェットポンプ。 １０；スクリーン、１１；ガイトレール、１２；ケーシ
ング、１３；上部駆動スプロケット１４；無端チェン、
１５；レーキ、 １６；水噴射ノズル ／−一＼ 算 図 第　１　図 ］１α

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）水路中にスクリーンを設置し、このスクリーンの上
   流側に複数のレーキを装着した無端チェンを上部駆動ス
   プロケットに回動自在に巻き廻した除塵機を複数台横一
   列に配列し、 前記複数台の除塵機を各々の上部駆動スプロケットの下
   に配置した流水トラフで連結し、流水トラフの下流端近
   傍に破砕機を配置し、前記破砕機の下流側にジェットポ
   ンプを配置して、破砕された塵芥と水を共に次工程に移
   送することを特徴とする除塵機 ２）請求項第１項記載の除塵装置であって 除塵機は、 スクリーンを略垂直に設置し、 上部駆動スプロケットに懸架した無端チェンは、半円形
   をした下部折り返し部を含む略Ｕ字型のガイドレールで
   ガイドし、 上部駆動スプロケットの真下に流水トラフを配設し、上
   部駆動スプロケットに対して流水トラフと反対側に水噴
   射ノズルを配設し、 レーキで掻き揚げた塵芥は水噴射ノズルの噴射水で集水
   トラフ中に洗い落して、除塵機外に排出することを特徴
   とする除塵装置。