JPH04130253A - X線分光検出部構造 - Google Patents

X線分光検出部構造

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JPH04130253A
JPH04130253A JP2252947A JP25294790A JPH04130253A JP H04130253 A JPH04130253 A JP H04130253A JP 2252947 A JP2252947 A JP 2252947A JP 25294790 A JP25294790 A JP 25294790A JP H04130253 A JPH04130253 A JP H04130253A
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JP
Japan
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spectroscopic
detecting
detector
parts
crystal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2252947A
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English (en)
Inventor
Naomasa Niwa
丹羽 直昌
Tadashi Yamada
直史 山田
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、蛍光X線分析装置や電子線マイクロアナライ
ザ等において、試料から発生する特性X線もしくは蛍光
X線を分光して検出する分光検出部の構造に関する。
(ロ)従来の技術 蛍光X線分析装置は、第4図に示すように、試料台21
と、この試料台21上の試料Sに励起X線を照射するX
線管22と、試料Sから放射される蛍光X線を受ける分
光検出部23とを備え、分光検出部23は、分光結晶2
4と、検出器25とで構成されている。分光検出部23
において、分光結晶24は、試料Sからの蛍光X線を分
光して目的の元素のX線を選別し、検出器25は、分光
結晶24で選別されたX線を検出する。
励起X線のスペクトルが固定される装置では、一つの分
光検出部23で単一の元素が測定されるのであって、試
料台21の周りには、第5図に示すように、このような
分光検出部23が多数、放射状に配置され、これら分光
検出部23.・・・により同時に多元素が測定される。
ところで、従来装置の分光検出部23では、プレートや
アームにより分光結晶24や検出器25が所要の位置に
支持されている。その構造を第6図および第7図に示す
従来の分光検出部23には、2枚一対のプレー)26.
27があり、各プレート26.27の内側にそれぞれホ
ルダ28.29を介して分光結晶24もしくは検出器2
5が取り付けられている。これらプレート26.27は
、図示省略したアームにより支持されている。30,3
1はガイドである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記の各分光検出部23において、分光結晶24や検出
器25は、それ自体大きなスペースを占有するものでは
なく、またその支持高さも、分光検出部23毎に異なる
高さに設定しうるのであるが、従来の分光検出部23で
は、分光結晶24や検出器25の両側にプレート26.
27があり、これらプレート26.27が上下方向にも
大きく広がっているので、このプレート26.27の一
部が隣合う分光検出部23との間で、引っ掛かる等の干
渉が生じるおそれがあり、各分光検出部23毎に上下に
大きなスペースを確保する必要がある。
そのため、試料台21の周りには、平面的に見て、全く
重なりのない状態で分光検出部23を配置しなければな
らず、分光検出部23の配置数が少数に限定され、同時
に測定しうる元素の数を増やすことができない。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって
、分光結晶と検出器との支持機構を簡略化して、その所
要スペースを必要最少限に縮小し、試料台の周りに多数
の分光検出部を配置しうるようにすることを課題とする
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上記の課題を達成するために、試料からのX
線を受ける分光結晶と、この分光結晶で分光されたX線
を検出する検出器とを含むX線分光検出部の構造であっ
て、検出領域の上下に配設された一対の支持板と、これ
ら支持板間に上下に張設された線状体とを備え、線状体
は、分光結晶および検出器のそれぞれに複数本が対応し
、分光結晶および検出器は、それぞれ対応する複数本の
線状体の中途部に取付部材を介して傾斜自在に取り付け
られている構成とした。
(ホ)作用 上記の構成において、分光結晶や検出器の支持部材であ
る線状体は、平面的に見て、はとんどスペースをとらず
、線状体そのものが、隣合う分光検出部との間で引っ掛
かり等の干渉を生じることがない。
また、各分光検出部の分光結晶や検出器は、その支持高
さ位置でそれぞれの大きさに応じたスペースを占有する
だけで、その上下には空間的に余裕があり、ここに隣合
う分光検出部の分光結晶や検出器を位置させることで、
平面的に見ると、分光結晶もしくはその取付部材どうし
が一部重なり合うような狭い配置ピッチで、多数の分光
検出部の配置が可能になる。
(へ)実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例に係り、第1図
はX線分光検出部全体の縦断側面図、第2図はその要部
の拡大側面図、第3図は第2図の平面図である。
これらの図に示すように、この実施例のX線分光検出部
は、分光結晶lと、検出器2と、上下−対の支持板3.
4と、線状体5..5..5a、5.(5と総称)とを
含む。
支持板3,4は、円盤状で、X線検出領域の上下に配設
されている。
線状体5は、分光結晶1および検出器2を支持するため
のもので、一対の支持板3.4間に上下方向に張設され
ている。この例では、線状体5は細い金属棒で構成され
、その線状体5が各分光検出部毎に4本ずつ、試料位置
を中心とする半径線上に一列に配列されている。図面に
は、一つの分光検出部の対応する4本の線状体5..5
1,5..54の組を示しているが、このような線状体
5I、5宜。
5、.5.の組は、試料位置を中心に放射状に多数設け
られる。
一つの分光検出部に含まれる4本の線状体515..5
1.54のうち、試料寄りの2本5..5.が分光結晶
lに対応し、これら2本の線状体5..5゜の中途部に
は、クランプ6およびホルダ7を介して分光結晶lが支
持されている。クランプ6は線状体5に嵌着するもので
あり、ホルダ7にはクランプ6が傾斜自在に枢着されて
いる。また、外周側の2本53+ 54は検出器2に対
応し、これら2本の線状体53+ 5 、には、前記と
同様のクランプ8およびホルダ9を介して検出器2が支
持されている。
分光結晶lおよび検出器2にそれぞれ対応する2本の線
状体5、.5 、(5、、5、)のうち、一方の線状体
5+(54)は、上下に位置調節可能で、この−方の線
状体5.(54)の上下位置を変えることで、分光結晶
1もしくは検出器2の傾斜姿勢が変化するようになって
いる。前記一方の線状体5.(54)は、上下の支持板
3.4に対して回転しないが上下動可能で、一端に雄ね
じ部5aがあり、この雄ねじ部5aに雌ねじ体lOが螺
合し、雌ねじ体10は、ウオームギア11およびウオー
ムホイール12のような伝動手段により回転駆動される
上記の構成において、各分光検出部を構成する分光結晶
1と検出器2とは、対応する線状体5の中途部にクラン
プ6.8およびホルダ7.9を介して取り付けられる。
この場合、分光検出部に対応する線状体5I、5、.5
3.5.の組は、試料位置の周りに比較的狭いピッチで
設けられているから、今仮に、分光結晶1や検出器2を
同じ高さ位置に取り付けたとすると、隣合う分光検出部
の間で、分光結晶1やそのホルダ7が引っ掛かる等の干
渉が生じることになる。
しかしながら、分光結晶1や検出器2は、その取付高さ
位置でその自体の大きさに応じたスペースを占有するだ
けで、その上下には空間的に余裕がある。そこで、隣合
う分光検出部との間では、分光結晶lおよび検出器2の
取付高さが異なった高さに設定され、分光結晶1等の高
さ位置が上下に振り分けられる。
これで、分光結晶1や検出器2の上方もしくは下方に、
隣合う分光検出部の分光結晶lや検出器2が位置するこ
とになって、その間に引っ掛かり等の干渉もなく、平面
的に見ると、隣合う分光結晶lやそのホルダ2等が上下
に一部重なり合った形で配置されることになる。
各分光検出部の分光結晶1および検出器2の支持高さが
決まると、次には、分光結晶lや検出器2に対応する線
状体5のうち、可動の線状体5.。
54を上下に動かすことで、分光結晶lや検出器2の傾
斜角度が調整される。
なお、図示の実施例では、金属棒からなる線状体5を示
したが、線状体としてはワイヤも使用可能で、その場合
は、プーリやドラムによりワイヤを巻き上げ巻き戻して
その上下位置を調整するようにすればよい。
(ト)発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、各分光検出部を構
成する分光結晶や検出器の支持位置の上下に空間的な余
裕ができるから、ここに隣合う分光検出部の分光結晶や
検出器を位置させることができ、これによって、平面的
に見ると、分光結晶やその取付部材どうしが一部重なり
合うような狭い配置ピッチで、多数の分光検出部を試料
の周りに配置することができ、これによって、同時に測
定しうる元素数を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例に係り、第1図
はX線分光検出部全体の縦断側面図、第2図はその要部
の拡大側面図、第3図は第2図の平面図である。 第4図は蛍光X線分析装置の概略側面図、第5図はその
横断平面図、第6図は従来の分光検出部の側面図、第7
図はその平面図である。 ■・・・分光結晶、2・・・検出器、3.4・・・支持
板、5 (5、、5、、5、、5、)−・・線状体、6
 、8 ・・・クランプ、7.9・・・ホルダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料からのX線を受ける分光結晶と、この分光結
    晶で分光されたX線を検出する検出器とを含むX線分光
    検出部の構造であって、 検出領域の上下に配設された一対の支持板と、これら支
    持板間に上下に張設された線状体とを備え、 線状体は、分光結晶および検出器のそれぞれに複数本が
    対応し、 分光結晶および検出器は、それぞれ対応する複数本の線
    状体の中途部に取付部材を介して傾斜自在に取り付けら
    れている、 ことを特徴とするX線分光検出部構造。
JP2252947A 1990-09-21 1990-09-21 X線分光検出部構造 Pending JPH04130253A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2252947A JPH04130253A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 X線分光検出部構造

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JP2252947A JPH04130253A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 X線分光検出部構造

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JPH04130253A true JPH04130253A (ja) 1992-05-01

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ID=17244375

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2252947A Pending JPH04130253A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 X線分光検出部構造

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JP (1) JPH04130253A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190125656A (ko) * 2018-04-30 2019-11-07 주식회사 쎄크 엑스레이 검사장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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